2007年11月08日

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

今日はイタリアとの対決。
結果は3-0とストレート、セット毎にも20点に届くことのない完敗だった。

内容を振り返ると、点差以上の絶望よりも、むしろ希望を感じるように思う。
イタリアの攻撃は、先日のタイに比べると、攻撃が単調に感じた。
それでも、高さや早さ、そして強さで点差をつけられてしまったが、一本で決められたのは少なかったのではないか。
リベロの佐野のポジションに入る速さ、球際の強さは光る。
リベロを中心として、イタリアの強打を拾っていた場面が印象に残る。
出だしから冷静に集中したプレーを続けていた日本は悪くは無かった。
むしろ、自分達のできることをやっていたといっても良い。
相手のスパイクを何度も拾い、強烈なサービスもきちっとセッターに返すことが多い。
ブロックされたボールもネット際、なかなか落とさない。

しかし・・・しかしである。
守備は合格点以上の出来だったと思う。
拾って拾って、チャンスボールが来た・・・誰が決める?
そう、決める選手、決められるプレーがないのである。
想像以上の高さ、そして予想以上にレシーブが良かったイタリアに徐々に点差を離されていく日本。

試合を見ていて、僕はあるチームと似ていると感じた。
そう、それは少し前のサッカー日本代表である。
守備はいい。
最後の最後に相手に得点を渡さない守備。
だが、それからは?
得点力不足に悩まされたサッカー日本代表と日本女子バレー。
赤いユニフォームと青いユニフォーム。
色は対象だが、まったくダブっているように見える。

サーブレシーブの乱れなどで、セッターにボールがうまく返せなかった時など、どうしてもレフトやバックアタックでまともに勝負に行くしかない。
まともに勝負に行くと、やはりブロックやワンタッチでなかなか得点できない。
スピードやタイミングをずらす攻撃が今まで以上に必要なのだろう。
センターの杉山が一人気を吐いていた。
速攻にブロック。
特に、第2セット中盤、高橋のサーブで崩し、杉山のブロックで8連続得点は体が震えるような興奮があった。
やはり、粘り負けをせずに、ねちこく責めることが必要だろう。
根負けだけは絶対しない。

強いチームと戦うことで、如実に表れてしまった力の差。
これが、強豪国との現在の差なのであろうか。
少し前のサッカー日本代表と日本女子バレー。
似たように攻撃不足だが、ひとつ違うことがある。
最後まで戦おうとする気持ちが見えたことだ。
サッカー代表にないというわけではないが、それでも画面を通して伝わってくるものがある。
杉山、高橋が盛り上げるために声をかけているが、チーム全体で、特に不調の時にチームを勢いづける声やプレーが見たいものである。

最後に感じたことだが、今日は5試合戦ってはじめての完敗。
勝っているときは感じなかったが、負けていると感じること。
それは、会場にいるファンの声援だ。
DJ(案内役)の声に従っての応援になれてしまうと、日本が押されているとき、タイムアウトのとき、本当に声援が必要なときに、自ら声を出して声援するようなことが少なかったように思う。
不利なときほど声援が必要なのだが。。。

また、3セット後半では、控え選手を使い、試合に慣れさせることや、レギュラー陣の休みに使ってもよかったのでは・・・などと考えてしまった。
ホームでの戦いなので、それもしづらいのだろう。

強豪とあたっての完敗。
痛い1敗だが、やるべきことが明確となった試合でもあったと思う。
今後はますます強豪とあたることになるが、勝敗はもちろん、気持ちを出した戦う大和撫子集団に注目したい。
がんばれ、ニッポン!

posted by ballgame |00:01 | バレーボール | コメント(18) | トラックバック(2)
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日本イタリアに敗れる(>_<) 力の差痛感(*_*; 【スポーツマン・スポーツウーマン 体に良いことはじめよう!!】

やはりイタリアは強かったと思います。残念ながら力の差を痛感しました[:悲しい:] ただ、まだ後の試合があるので、しっかりと頑張って欲しいと思いますが、ここまでの試合(放送)を観て、感じたことなんですが・・ よく言われているジャニーズの歌は必要なのか? というところで・・  昨日の番組にしてもアナウンサーの喋りを聞いていると、つい先日のボクシング亀田(大)の世界戦を思い出します。 今回のバレーは、対イタリア戦(外国)ということもありますが、あそこまで力の差があるにもかかわらず・・ アナウンサー(解説者も含め)...

2007-11-08 05:51 | 続きを読む
WC前半5戦終了時点順位 【Y.G.net】

1 イタリア 5勝 2 アメリカ 5勝 3 ブラジル 4勝1敗 4 セルビア 4勝1敗 5 キューバ 3勝2敗 6 日本 3勝2敗 7 ポーランド 2勝3敗 8 韓国 2勝3敗 9 ドミニカ 1勝4敗 10 ペルー 1勝4敗 11 タイ 5敗 12 ケニア 5敗   現在首位のイタリアは確かに強い。この間、イタリアと韓国の試合を会場で見ても感じたし、昨日の日本戦を見ても感じたが、破壊力は今大会No.1ではないだろうか。どこからでも決められて、攻撃のバリエーションも多彩。レセプションに若干難はあるが...

2007-11-08 23:03 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

正直今日の試合を観て日本は世界のトップには行けないと思いました。たしかにイタリアと日本は似ている部分があります。それほど背も高くないしデータを活用し組織的にバレーをする。しかし、同じようなことが日本より平均身長が4cm高いイタリアにやられたら日本はその上には行けません。しかも身体能力から観てもイタリアチームの方が完全に上。その結果、身長以上に高さに差が出ているような気がしました。
バレーに携わるものとして、日本には頑張ってもらいたい。しかし、五輪に連続出場出来なくてもいいから、奇跡とか期待せずに五輪で本当にメダルが獲れる強いチームをつくって欲しいと心から願うばかりです。

posted by アディ | 2007-11-08 00:41

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

僕は先日の日本対タイのタイと日本対イタリアの日本がカブります。技術や粘りで頑張っても結局は高さやパワーでやられてしまうという。将来的に日本が五輪で3位以内に入る事はもうないと思います。

posted by tak | 2007-11-08 02:49

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

 まさにサッカー日本代表の状況に似ていますね。コンビネーションが完璧だとは言いませんが、これから先は個人の能力をいかに高めるかがポイントになる気がします。逆に言うと個人能力が上がらない限りこれ以上は望めないということですね。誰とは言いませんが、もっと体を絞れそうな選手はいますし、基礎体力の向上はすべての選手に共通の課題だと思います。
 ただ、日本の一般社会では女性が背が高いだけでも敬遠しがちですし、ましてやパワーを求められません。それどころか、かよわい女性を望む傾向があることは、将来一女性として一般社会に戻る女性スポーツ選手にとっての悲劇かもしれませんね。彼女たちも普通の女性であることに変わりはないんですから。

posted by あじさい | 2007-11-08 04:02

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

高さ、パワーの違いは、いか仕方ない。さて、どうしたら対抗できるのか、試合前から感じていたことは、日本のサーブ力とブロックに活路をと思っていました。サーブで、相手の陣営をいかに崩せるか、単純な攻撃に対して、あとはワンタッチ
ブロックに掛ける以外に勝ち目はなかった。レシーブ力のある日本の特長を生かせず残念。速攻力
はあっても、まだまだパワーでは劣る。第2セットの8連続得点が、まさに証明している通り、
いかにサーブで陣営を崩すかに、掛かっている。
今後に期待したい、がんばれ日本!

posted by 遠田 征太朗 | 2007-11-08 08:33

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

アジア選手権に優勝したことで柳本監督が勘違いされたのではないでしょうか?
今の日本に必要なのはコンビネーションもさることながら高さだと思います。アジアでは通用しても世界では通用しない事を今回身を持って理解されたのではないでしょうか。それ以上に前回のオリンピックで惨敗した監督を継続しなくてはいけないバレー協会もだらしないですよね。竹下、高橋に固執する監督の意図がわかりません。相手が研究してきているのに何故挑戦者の日本が毎回スタメンが一緒なのがわかりません。強豪はすべてが高さです、高さには高さで対抗しないといつまでたっても世界でメダルは取れないと思いますが・・
サッカー等ではこういった状況になった場合監督の更迭があるものですが、バレー業界はどうなのでしょうか?
早めに監督を変えないと北京にはいけないかもしれません。女子バレーファンなのでがっかりです。

posted by ウイッシュ | 2007-11-08 09:10

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

3セット目は、庄司も確かに第1戦で得点できなかったこともあり、良かったかなとは思いますが、荒木に替えて経験のある多治見でも良かったんじゃないかと見てて思ったんですが・・・内容的に悪い試合じゃなかったけど、負けても悔しい気持ちになるほどでなかったけど、あの試合運びからして力の差があることは感じていたし、あんなときこそ、控えの選手を使っても良かったんじゃないかと思います。

posted by ウララ | 2007-11-08 09:39

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

無能なサッカー評論家って、すぐに競技の課題を社会や世情と結びつけるんだよねえw

posted by あぢさい | 2007-11-08 10:05

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

 管理人さんお邪魔します。ちょっとブログを汚しますが、許してください。

 >あぢさいさん
自分の意見を言わない人に批評される覚えはありませんね。他人のふんどしで相撲を取るって知ってるかなぁ?
 

posted by あじさい | 2007-11-08 10:48

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

イタリアの攻撃が単調? まぁ確かにアクロバティックでないのはサッカーも同じだけど、コートをいっぱいに使った崩しやアタックのメリハリなんかはそのままイタリアの形なわけでしょ。
私的には守備も絶望的だなぁ。拾う事が守備じゃないわけで、拾う事がままならない以上に如何に思い通り攻撃させないかがさっぱり見えてこない…
希望がみえる部分があるとしたら調子の悪い大山を使わない…つまりそれほどギャンブルをしてないことくらいかな(悲)

posted by bluse | 2007-11-08 11:01

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

あじさいさん
高橋?アウト?
高橋は肉体改造であの体系になったでしょう。重いスパイクを打つ為と聞きましたが。
成田もマッチョです。
2人とも昔はやせてました。

posted by ひまわり | 2007-11-08 11:01

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

バレーは無知なので誰か教えていただければと思います。何故バレーのWカップはいつも日本で開催されるのですか?聞けばオリンピック予選も兼ねているとのこと。であれば、日本以外はすべてアウェーゲームになるので不公平だと思います。それでも負ける日本はオリンピックに出場したとしても結果は分かっているのでは?
ただ単にバレー自体が世界的マイナー競技で、日本しかスポンサーがつかないためだけなのか、それとも何か他に理由があるものか教えていただきたいです。

posted by ぴっぽ | 2007-11-08 12:46

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

なぜ監督の力量が問われないのかが不思議でならない。マスコミにのり評論家的なコメントと根性論しか吐けない時代錯誤の大阪のおっさんに頼り金を掛けて日本に試合を持ってくることしかできないバレーボール協会のお粗末さに亀田親子に頼るボクシングを重ねるのは変か?
力のある選手を潰し、責任を転嫁しのうのうとメディアに乗ってカメラの前で大げさにガッツポーズを取るしかできない「監督」しか居ないのであれば日本のバレーに将来はない。

posted by Sam's Club | 2007-11-08 17:44

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

イタリアの高さに対処しきれませんでした。セルビア戦も基本的には同じであったように思います。第一にサーブとブロック、レシーブフォーメーションの徹底、第二にサーブカットと速攻の精度でゲームを有利にすすめるほかない。竹下選手と高橋選手の身長がどうしても日本の限界となってしまった印象。この二人をメンタル的な部分を含め、中心としてチームを作った以上このハンデ(課題)は、監督もはじめから判っていたと思います。佐野選手をはじめとしたスパイクに対するレシーブ力は優秀だと思います。しっかりと守備を固め効果的に控え選手を登用することがポイントと考えます。

posted by K'S | 2007-11-08 19:59

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

たくさんのコメントありがとうございます。

やはり僕以上にバレーに詳しい方々で、コメントで、今後のバレーの見方に参考になる意見ばかりでした。
本当にありがとうございます。

スポーツ好き、特に熱く見てくださっている方がコメントしていただいていると思います。
非常にうれしいことです。

ただ、熱くなりすぎて揚げ足を取ったり非難するばかりで不快に感じることが無いように・・・したいものですね。
応援する気持ちは変わらないですから。
筆者のブログでも、再反省したいところです。

これからもブログ&コメントよろしくお願いします。

posted by ballgame | 2007-11-09 00:42

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

ballgameさんのおっしゃる通りですね!一生懸命に応援したり、熱い気持ちがあるのは一緒なんですよね! イタリア戦、TV観戦だったのですが、かなり足も動いていてサーブカット自体は好調だったと思います。ブロックフォローやレシーブなんかも他の試合に比べても良い位でしたよね? ただ…もう、イタリア強い!本当に強い!!ブロックの得点自体は少なかったですが、特に杉山なんて何回も止めてましたからね。杉山は凄かったですよ、ブロック!ただ、イタリアのフォローがその上をいって凄くて、ブロックしても拾いますから。敵ながら、素晴らしいな~と思います。 私は大ファンとして、ずっと応援していきたいと思います!一時期、本当に弱かった男子も、この前、フランスに勝ってましたよね!あれは号泣でした。そうやって、少しづつジリジリと強くなるんですよね!

posted by めぐしん | 2007-11-09 15:07

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

めぐしんさん
コメントありがとうございます。
イタリア戦の出来は他と比べてもよかったと思いますが、悲しいかな現状の力の差を痛感した試合でした。。。

一生懸命応援することでなにか伝わるのかな・・・なんて思ったりしますが、くさすぎですよね(笑)

これからもブログよろしくお願いします。

posted by ballgame | 2007-11-10 00:47

北海道3連勝おめでとぉ~♪

さすがにTV観戦でしたので、手に汗して応援してても実際には終ってるんですけど…、その理性を吹き飛ばしてくれました。ポーランド戦、会場で応援できた人達が羨ましいですぅ。TVでもちょっとウルッときた位ですから、会場だったら号(┳◇┳)泣ですね…。 会場で応援した時は、一生懸命応援して少しでも選手に力を送りたい!!って思って声を張り上げてましたよ! この前、SHINが「観てくれて応援してくれてる人達に何か感じてもらえたら凄く嬉しい」って言ってました。スポーツは色んな見方があると思うけど、『感動を与えてくれるもの』として観てる人も沢山いると思うから、そんな人達の気持ちがSHINに届いたらいいのに…って思いました。

posted by めぐしん | 2007-11-12 13:37

女子バレー第5戦(絶望、そして希望)

めぐしんさん

毎度コメントありがとうございます。
確かに、放送中に試合は終わってますが(笑)それは考えなくても、いい試合だったですね。
今大会の日本のベストな試合(ポーランド戦)を見ることができなかった僕って・・・。
感動だけではないし、体動かしたいとかいろいろなことを感じさせる選手だと思いますよ、高橋は!

またコメントよろしくお願いします。

posted by ballgame | 2007-11-13 00:42

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