2007年11月07日

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

ドラフト制度について、来年からは一括開催になることが正式に承認された。
しかし、肝心の中身についてはまだ決まってない。
ウェーバー制度を主張する8球団と希望を反映させようとする4球団が対立しているそうだ。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/11/07/18.html

対立している球団は巨人、広島、ソフトバンク、阪神。
広島はどうも巨人に引っ張られているとしか考えられない。
それ以外の3球団については、人気球団なので、希望枠?を残したほうがいいという考えだろう。

まったく・・・ため息しか出ない。
3年前のストライキは、もう過去の話。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
制度を適度に修正し、対応させることに関しては、企業も含め、日本の得意とすることである。
ほとぼりが冷めたころ・・・という考えが丸見えのような気がするのだが、どうなのだろう。
現在のオーナー達が、歴史に名を残すチャンスでもあると思うのだが。

修正はいい。
ただ、あまりに修正すると、古い皮袋もいつかは破れる。
新しい酒を入れても、落ちて割れるだけだ。
いまさらながらのこの議論は、ストライキで誓ったこと、ファンを裏切ることになるのではないか。
日本人は熱しやすく、冷めやすい。
かといえ、徐々に増えつつある(そう感じる)ファン達は、またため息をつくしかないのだろうか。

希望枠といっても、使えるのはほんの一握り。
それ以外は使えない。
たしかに、一般企業への就職も、実力を持った人がより内定をもらうこととなる。
その点からすれば、思い切りオーナーサイドに立てば、わからなくもないのだが・・・。

果たして、プロに行くような素晴らしい野球の技術を持った選手は、「○○球団に入りたい」がために野球をやっているのだろうか?
それとも「プロに入り、高いレベルで試してみたい」と思っているのだろうか?
おそらく、後者の方がより多くの選手が持っている気持ちではないか。
「プロに行きたい」→「○○球団で働きたい」という順番だと思う。
希望枠がある限り、特定の球団でやってみたいという気持ちが出るのは仕方がない。
もし、ウェーバー制度になったら・・・。

今年の高校生ドラフトは1位指名された実力ある選手は、みな好感を持てた。
希望球団はあったことだろう。
東北出身である筆者は、仙台育英の佐藤投手は楽天に行って欲しかったし、本人も熱望していたはずだ。
あの熱い涙、思い通りにならないやるせなさ。
その気持ちより、自分の力を高い次元で試してみたいという気持ちのほうが勝っているはずだ。
それ以外の選手も、「12球団どこでもOK」という気持ちのよさが出ていた。
勿論、希望制度がないのだから仕方がないというところがあるのだろうが。。。
これからもそういう希望は出るであろうが、それでも今年の高校生ドラフトで選ばれた選手達のすがすがしさがまぶしく感じる。
それを見て思う。
やはり、希望枠は必要か、と。

希望枠を撤廃するには、FAと絡んで大規模な制度改革が必要だろう。
ストライキ後は、「時間がないので・・・」とすぐの制度改革を拒んでいた記憶があるが、もう時間は言い訳にならない。
裏金が心配なら、球団の収支や在籍する選手の年俸もすべて公開にするのはどうか。
あまり詳しくなくて恐縮だが、Jリーグより不透明な点は多いはずだ。
いわんや、MLBと比べるとだ。
見えないところから、カビは生えてくる。
なら、すべて日のあたる場所へ持っていけばいいように思う。
球団の収支が見えれば、新規球団を持とうという気概のある人々が参入しやすくなるメリットもあると思うのだが。
「この位の収支ならば・・・」ということで、ファン同士が集まってチームを持つことも・・・という夢のような話に、ついにやりとしてしまう。
一口馬主のように、金額も馬鹿にならず、簡単にはいかないであろうが(笑)

ドラフトでも「どうしても○○球団へ行きたい」という選手がいたら、NBAのようにトレードで球団と交渉するという手もある。
100点満点の制度は、どうしても生まれない。
いろいろ功罪は出てきてしまうが、日のあたる場所でやっている限り、不正は生まれにくくなり、ファンにとってもわかりやすい。
どうしても、ファンの目で見てしまっているので、経営するオーナーや選手にとっては、痛みを生じることになるだろうが。。。

ここ何年かで、大都市よりも地元密着の球団の元気がいい。
画一的な時代ではない。
それぞれが、自分の考えを持ち、動く時代だ。
大球団の、そして誰かのいいなりで動く時代はそろそろ終わりにしませんか?

posted by ballgame |22:34 | プロ野球 | コメント(6) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

希望枠とか、反対派です。

ただ希望枠で入ってもろくに活躍できない選手もいるし、
逆にドラフト下位指名の選手が活躍するほうが、
この球団のスカウトすごいな!って思ったりもする。

完全ウェーバー制が理想的だと思うのですが、
今のままの『NPB』という組織のままでは駄目だろうね。
MLBが全ていいとは思いませんが、
せめてあの程度の組織にはならなければ・・・
Jリーグの時みたいに、誰か強力な個性を持った人物が出てきて、
読売追放!位の改革をしてほしいもんだ。
(実際には読売さんはいなくなっては駄目ですが)

ところで根来はいつまでコミッショナーでいるの?
あいつを早くやめさせろよ。

posted by かんだうの | 2007-11-07 23:35

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

今年のように1巡目指名は競合した場合くじ引きがいいですね~。
見てて楽しいし!
運も実力のうちといいますし、一番公平でいいとおもいますね。

posted by スターネス | 2007-11-07 23:56

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

あつさわすれる

posted by んrw@f9hj | 2007-11-08 00:22

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

希望枠に賛成です。
入りたい球団に入れなくて、入団しない選手(元木や福留のような)が出ればその球団は一年を無駄にするから。
ウエーバーやくじをするならば交渉される権は一生に一度(1チーム?)。しかも翌日のトレードあり(江川のような)しなければ・・・
そうすればドラフトの翌日、日ハム〇〇と巨人の上原トレードなんてあって面白いかも?

posted by V | 2007-11-08 00:24

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

プロに入れるレベルの選手は希望がありますよ。
入るか入れないか微妙な選手ほど12球団って言う。
プロに入れればなんて奴は意識の低い奴

松坂だって希望があったからね
上昇志向の高い人ほど、選びたがるよ

posted by 下柳 | 2007-11-08 07:45

喉元過ぎれば・・・(ドラフト制度)

かんだうのさん
コメントありがとうございます。
ドラフト下位の活躍こそ・・・の意見、激しく同意します。
これぞプロ!ってところですよね?
コミッショナーについては・・・わかりません(笑)
野球界のためを本当に考える人に就任してほしいところです。

スターネスさん
コメントありがとうございます。
ファンからの心理とすると、やはり公平さが一番出ると思いますね~。

んrw@f9hjさん
コメントありがとうございます。
言葉足らずのところ、フォローありがとうございます(笑)

Vさん
コメントありがとうございます。
希望枠をなくすとなると、やはりFA、トレードなど全体として見直す必要がありますよね。
NBAではよくドラフト当日にトレードなんてことがあります。
日本でそこまでドライにやれるかどうか・・・微妙ですかね?

下柳さん
コメントありがとうございます。
阪神の投手から・・・とぎょっとしてしまいました(笑)
上昇志向のある選手は下柳さんのいうとおりでしょう。
小さいころから野球をしていれば、やはりどうしても「活躍してみたい球団」はありますから!
適切な意見ありがとうございます。

これからもブログ&コメントよろしくお願いします。

posted by ballgame | 2007-11-09 00:38

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