2008年05月28日
コートジボアール戦、パラグアイ戦とそれなりに結果を出した日本代表ですが、「日本化」と言う点でも着実に進んでいるように感じます。
「日本化」と言うビジョンは前オシム監督のものですが、継続されているビジョンのはずです。
言葉自体の定義づけが人によって異なるので、「日本化」の意味する所が、「日本人の特性を生かして世界に勝てるサッカー」と言うすごく大層なものに考えている人も多いようですが、単に「日本人らしいサッカー」と考えれば、今の日本代表の姿はとても納得がいくものです。
コートジボアール戦、パラグアイ戦をみて思った事は、「Jリーグに似ている」と言うことです。代表チームのサッカーとして、その国のリーグの「最大公約数」的なサッカーが繰り広げられる事はある意味当たり前なのかと。海外でプレーしている選手がさほど多くない現状で、多数の選手が共有できるイメージと言えば、やはりJリーグの水準のものだと思います。問題は、ここからどう膨らましていくかと言う事ですね。一番イメージを膨らませてくれるのは海外でプレーしている選手のアイディアでしょう。俊輔、松井、長谷部は確かに「違う」感じを見せてくれたと思います。
あとは、選手がどう普段のプレーで成長していくかだと思います。その点で若い選手を積極的に起用している岡田監督のやり方は将来も見据えた妥当なものだと思います。
あとは、海外でプレーする選手が増えて欲しいですね。確実に新しい発想を得る事ができ、それが代表に還元されるからです。招集を見送った稲本や中田浩二が入れば、また違ったエッセンスを観る事ができると思います。
日本代表チームのサッカーが「Jリーグの最大公約数」的になる事は世界的にみても当然の事だと思います。ですので、Jリーグにもっといろいろなサッカーが生まれてくると日本代表の可能性も膨らんでくるとおもいます。個性豊かなサッカーがJリーグで生まれてくる事が、日本代表の強化にもつながると思っています。
W杯予選まであと少ししかありませんが、海外でプレーする選手がもっと強く影響を与えてくれるようになると、より強い日本代表が観られると期待しましょう。
posted by ball_no_think |11:11 |
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2008年05月19日
今シーズンもほとんどのリーグで優勝が決まってきました。
プレミアシップ:マンチェスター・ユナイテッド
セリエA:インテル
リーガ・エスパニョーラ:レアル・マドリー
ブンデスリーガ:バイエルン・ミュンヘン
リーグ1:リヨン
盤石のチームばかり。勝手当然と言われる所が優勝していますね。まあ、こういう「順当な年」と言うのも必要でしょう。ファンとしてはあまり面白い、と言うかワクワク感が無いのですが。
しかしミランがCL出場権を逃したのは痛いですね。
で、すごく興味があるのは、来シーズンのバルサはどうなるかということなんです。まあ、ロナウジーニョははっきり言ってどうでもよくって、デコがどこに行くか、なんです。デコの行き先は、モウリーニョと一致する可能性も高く、そのチームは要注目なんですぞ。私は常々、デコはバロンドールにふさわしい選手と思っておりましたが、バルサではその活躍はできませんでした。新天地での活躍を祈っております。
posted by ball_no_think |21:47 |
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2008年05月09日
アンカー。守備的MFでも特に守備的な役割を担い、ディフェンスラインからのボールの引き出しや、中盤の守備のカバーリング、ディフェンスラインの前でのチェックと、今アンカーに求められるのは大変多い要素になります。
岡田監督が、「代えの効かない選手」としてあげている鈴木啓太の体調が思わしくないのです。アンカーとして惜しみない運動量を誇り、精神的にもファイトできる鈴木啓太は確かに代えの効かない選手です。
でも、このようなことがあるから、控えは用意しておかねばなりません。
しかし、今のJリーグ、アンカーのポジションをやっている人は多いが、日本代表に適した年齢で、鈴木啓太の控えとなれるような能力を持った選手、と言うと答えに窮するのが事実。
センターハーフといった感じの選手が多くて、守備において働き回る、いわば「日本のマケレレ」みたいなタイプというのがすごく希少なのです。
まさに「帯に短したすきに長し」。例えば阿部勇樹。ディフェンス力は確かですが、闘志をチームに伝えるタイプではないです。また、このポジションで最近プレーしていないのも気になります。今野泰幸。ちょっと攻め上がりが多過ぎて、バイタルエリアを開けがちなのが気になります。これは「海外組」(あんまり好きな言い方ではありませんが)の稲本にも当てはまると思います。
献身的なプレーこそが求められているのですが、こういう「いぶし銀」タイプのプレーをするのは各チームベテランの仕事になっており、伊東輝悦や明神智和といった所なら安定していて任せられると思うのですが。
今の日本代表にはちょっと適任者が見当たらないのですね。五輪代表なら、本田拓也、菊池光将、青山敏弘など将来性を買える素材はいるのですが。このポジションも、結構外国人が多く、シジクレイ、ホベルト、金南一などが存在感を放っています。
条件としては、
1.献身的な運動量で守備を支える。
2.バイタルエリアのカバーがきちんと出来、リスクマネージメント力が高い。
3.精神的にもファイトできる選手。チームに精神的なものをもたらせられる選手。
「代えの効かない」と言われるだけのことはあります。個人的には明神の代表復帰もあったりして、と思ったりします。
とにかく、アンカー募集!
posted by ball_no_think |18:16 |
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2008年05月03日
五輪代表、くじ運がいいのか悪いのか、「死のグループ」に入ってしまいましたね。
ナイジェリア、すごいのが出て来そうだなあ。このカテゴリーではコンスタントに強い国だし。
アメリカ、ナショナルチームだと結構強いチーム作ってくるんですよね。南米と欧州をミックスしたような感じのサッカーしてきます。まあ、メキシコと似ているといった方が早いかもしれないけれど、こちらはアングロサクソン系の選手も多く、体格のいい選手も結構いるって所ですね。
オランダのこのカテゴリーの強さはもう言わずもがな。マカーイも出てくるって言うし、リバプールでやってるバベルもいるし、マドゥロもいるし。
日本がこのまま正直に戦っても、中央の攻撃が弱過ぎてグループリーグを勝ち抜くのは厳しい感じがします。
そこで、ちょっとギャンブルな提案。
「ノンストップサッカー」を掲げるということは、かなりの運動量は覚悟しているということ。絶対的なストライカーがいないことだし、「0トップ」で臨んでみては、と思ったのです。
分かってます、あれはトッティありきのシステムだということは。で、トッティ役をやれそうな選手を探してみるに、ちょっと任せてみたい選手が・・・
本田圭佑です。
彼はサイドのプレーヤーということですが、サイドはまあ安田も含め本田ほど強力ではないにしろ代えが効くと思います。本田圭佑は、クイックネスに多少問題がありますが、それを理由にサイドにおいて、守備ばっかりするようになってしまったら、それこそ「宝の持ち腐れ」です。当りにも強いし、本人のメンタリティー的にも結構期待できる。彼に前のほうで体を張ってもらって、他の全員が走り込む、なんてことを考えていかないと、グループリーグで一つも勝てない、と言う自体も充分考えられます。
分かってます、突拍子もないことを言っていることは。でも、そのくらい思い切ったことをやらないと、今の状態では希望が無いというのも事実ではないですか?
posted by ball_no_think |07:09 |
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2008年04月25日
2つの日本代表の合宿が行われました。
両方とも、新たな戦力の発掘が行われた模様です。
ただ、ここまでのいきさつが違いますが。
フル代表の方は、オシム監督から岡田監督に代わって、岡田監督の「色」を出すための新戦力の発掘でもありますし、岡田監督が若い戦力を呼んだのは、「世界基準」をにらんでのことだと思います。世界では、10代や20代前半の代表選手は当たり前。もちろん彼らが主力ではありませんが、この世代からフル代表の経験を積むことは後々に生きてきます。
そういう意味では、岡田監督は継続的強化の必要性をよく感じ取っているなあと思いました。戦術的には、「日本化する」と言うオシムさんから岡田さんに代わっても変わらない大根本が、どうなっているのかよく分かりませんが、きっとその点も考えられていると思います。
五輪代表の方は、選手選考にすごく時間を掛けている印象です。招集した人数がすごく多いですね。反町監督は、五輪代表を一つのチームとしてみるのではなく、フル代表へ上げていくためのカテゴリーと考えているのではないかと思います。
その考え方でいいと思います。五輪代表が成績を求められるのは事実ですし、サッカー先進国に比べて、日本という国におけるオリンピックのプライオリティーの高さを考えれば、少しでも高い成績を狙うのは当然かもしれません。しかし、あくまで国の代表の目的は、W杯でいい成績を残すことです。
ここで、オーバーエイジ枠の問題が出てきます。どうも今回のオリンピックでは、オランダもマカーイを出してくるようですし、ブラジルもカカーが意欲を見せていますし、「本気で勝ちに来ている」所も結構ある様で、今までとは少し様相が変わってきています。「日本も」となるのでしょうが、手薄なポジションにフル代表で活躍するような選手を持ってくることが果たしていいのかどうか、私はちょっと疑問に思っています。
確かにいい成績は残してもらいたいです。ただ、オーバーエイジ枠に予想される選手というのが、日本代表でも不動の主力の選手であれば、その選手は日本代表に専念させるべきではないでしょうか。理想的には、戦力的に大きな戦力になり、且つフル代表であまり呼ばれていない選手、と言うのが私の考えです。
ただ、そういう選手はなかなかいません。そこで考えるのが、「継続的強化の必要性」です。先程書いた通り、反町監督のこれまでの選手選考はフル代表につながるような選考が多いです。そこで、オーバーエイジ枠には、23歳以下という基準に惜しくも満たなかった力のある選手、と言うのを呼んで欲しいと個人的に思うのです。
例えば、前回のアテネ五輪では、オーバーエイジ枠にはフル代表にも選出されている選手が選ばれました。しかし、23歳以下という基準があり、4年に1回しか行われないオリンピックには、年齢の関係上五輪代表に入りにくい年の選手というのがあります。つまり、オリンピック開催時に20歳で、その時点では戦力として五輪代表に選ばれず、かといって次回の五輪代表には選ばれることの無い選手です。前回で言えば、ここに意外と戦力が眠っていることが分かっています。ジーコ監督時代に活躍した大黒、現日本代表にも復帰した玉田、今では日本代表の中心的存在の中村憲剛などです。
つまり、オリンピック開催時に、24,5歳で、ギリギリ五輪代表に入れなかったけれども、フル代表からはまだお呼びがかかっていない、と言う選手にチャンスを与えて欲しいのです。こういう選手に真剣勝負の国際経験を積ませることで、フル代表の層の厚さを作って欲しいと思うのです。私の個人的意見ですが、皆さんの意見を聞かせて下さい。
posted by ball_no_think |05:43 |
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2008年04月20日
岡田監督が招集した日本代表候補のメンバーに、少なからずそこそこ年のいった、中堅からベテランと呼ばれる人まで入っているのには、訳があると思いました。
能力重視で考えれば、オシムさんの目は狂い無いはずであり、その選手を引き続き招集していれば、選手選考に大きな間違いは無いはずです。
ただ、日本人でもある岡田監督は、「チーム」としての日本代表の構成を考えているような気がします。この「チーム」としての日本代表の構成、と言うのは、カリスマ性があったオシムさんの場合、選手が監督の下で分裂したり、監督と意見が衝突したりという危険性は無いように思われました。しかしカリスマ性の無い岡田監督ではそうもいきません。あのジーコ監督の下ですら、W杯の際には「サブ組」が完全にチームの和を乱していたということはもう既に知られている事実です。
つまり、今回の代表候補の選考には、「能力」と言うものさしはありますが、実際呼んでみて、その選手がどれだけチームに貢献するか、特に精神面でどのようなことが出来る選手かをチェックする意図があると思います。「戦える集団」にするには、監督の力だけではいかんともしがたいものがあります。トルシエですら、大会の直前に中山と秋田をメンバーに入れて、そうしたバランスに気を配っていました。
例えば、32歳の寺田は、年齢からいけば本大会のことを考えれば適当かどうか分かりかねますが、苦労人でもある彼は、ベンチで素晴らしい貢献をする可能性を秘めています。「黄金世代」と同期でありながら、あまり日の当る所を歩いてこなかった中村直志の選出も似たような意味があると思います。
本当の戦力というのは、ベンチ組も含めて、チーム全体のムードも含めて、チームに貢献できる人を言うのでしょう。そこの発掘には、合宿という期間は貴重ですし、岡田監督の意図はそこにかなり凝縮されているのではないでしょうか。
代表候補のメンバーが発表されて、「自分流でやる」発言が出て、どのようなサッカーをするかに興味が絞られているように思いますが、私の見方は、「チーム日本」を構成する上での人間性をよく鑑みた上での、日本代表と言うチームのフィロソフィーの確立です。岡田監督が好んで使う言葉である「ロイヤリティー(忠誠心の意味)」(日本代表に対するもの)の有る無しを監督初めスタッフがよく観察する合宿になりそうな気がします。
posted by ball_no_think |18:54 |
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2008年04月18日
日本代表候補メンバーが発表されました。ACLに臨むガンバと鹿島からは選ばれていません。
GK:
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
都築龍太(浦和)
川島永嗣(川崎)
DF:
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜FM)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
栗原勇蔵(横浜FM)
徳永悠平(FC東京)
長友佑都(FC東京)
MF:
中村直志(名古屋)
羽生直剛(FC東京)
西紀寛(磐田)
中村憲剛(川崎)
鈴木啓太(浦和)
山瀬功治(横浜FM)
茂原岳人(柏)
今野泰幸(FC東京)
山岸智(川崎)
香川真司(C大阪)
FW:
永井雄一郎(浦和)
高原直泰(浦和)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
高松大樹(大分)
大久保嘉人(神戸)
まず、GKについて。岡田監督は、「今までの3人に対して刺激を与えるため」と言う主旨のコメントをしていますが、それなら都築でなくても良かったのではと思ってしまいます。実際、同レベルのGKは各チームにおり刺激を与えるならば、もっと若い世代の選手を選んで欲しかったです。
DFは、寺田が初招集。年齢のことは選手のコンディション次第では関係ないと思います。センターバックというポジションで言えば、本大会に34歳になっていても十分できると思います。年齢がどうこうと言うより、選手個人個人の問題だと思います。
「岡田色」を出してきたのでしょうか、栗原と徳永が選ばれています。センターバックに関しては、見極めたい所なのでしょう。徳永に関してはよく分かりません。サイドバックでも、左をこなせる長友は分かるのですが、こだわる理由は監督のみぞ知る、と言う所でしょう。
MFは驚きの名前もありますね。香川はむしろあまり驚きではありませんでした。この辺でフル代表の水に慣れておくというのも経験になりますし、内田、安田といった所を選んできた岡田監督なら十分にあり得ることでした。
いい意味での驚きは、中村直志と茂原です。中村直志は代表候補に選ばれるクオリティのプレーをしてはいましたが、使いどころが難しいように思います。ハードワーク出来る選手なので、中盤ならどこでも、と言う感じでしょうか。茂原に関しては、そのセンスの高さは知る人ぞ知るという感じでしたが、どういう使い方をするかどうかが興味深いです。
西も含めて、アウトサイドでもインサイドでも使える選手を選んでいると思いますので、フォーメーションありきでの選出ではないことは分かります。合宿をやっていく中で、最適のフォーメーションを探っていく、またオプションを見つけていく、と言う感じなのでしょう。
FWでは、永井が久しぶりに選ばれました。この所の活躍を見れば当然という感じがしますね。管理人推薦の選手なので、活躍して欲しいです。
それにしても、茂原が選ばれるとは思ってもいませんでした。大木コーチとのつながりもあるのかもしれませんが、こういう個性の強い選手を生かすことが出来れば、岡田監督の株も少しは上がるのではないでしょうか。
しかし、全体的にみて、サッカーの方向性が見えて来ません。このメンバーとガンバと鹿島のメンバーを加えて、クラブチームのような戦術練習をするつもりなんでしょうか。合宿は、一種の実験場になるのでしょうか。
「日本化」と言うキーワードを残して、オシムさんのチームは解体されたという印象です。これがプラスに働くことを願っています。
岡田監督は、自分の色を出す、と言っているのだから、もっと今回の選出に関していろいろ説明をするべきではないでしょうか。どのような形にしろ、もう少し説明責任を果たして欲しいと思います。
posted by ball_no_think |11:41 |
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2008年04月05日
バーレーン戦で内容も無く負けて以来、バッシングが止まらない岡田監督。
しかし、よくよく考えてみると、代表監督というのは非難されてなんぼ、と言うか、いつも悪く言われてしまう因果な職業なのですね。
代表監督というだけで、その国のサッカーの希望を一身に担う存在になるせいで、期待値というのは自然と誰でも自分の国の代表に対しては高いものですから、それに見合うものを打ち出すことは容易ではありませんから、自然と不満の矛先が向くのですね。
そういえば、日本のサッカーの歴史の方が異常だったと思います。
明治維新の頃よろしく、外国人教師に「右にならへ」状態になって、その中身を吟味することも無く受け容れてきたように思います。
もちろん適切な批判もありましたが、おおむね外国人監督に対して、特にマスコミは甘かったのではありませんか。仮にも代表監督なのですから、どんどんバッシングしてOK。その重圧に負けるような人ではこの職業は務まりません。
オシムさんは間違いなく優秀な監督ですが、その「語録」の深さやサッカーの斬新さに、批判する声の方が「フリーズ」していた感があります。本来、期待値が高ければ、アジアカップ4位というのはもっとバッシングされていいものではなかったではないでしょうか。「内容があった」と言う声もあると思いますが、あの時点でのオシムサッカーは最後のフィニッシュにはまだ手を付けていないという感じで、ネットではそこらあたりの理解がある方面もありましたが、しがないマスコミはもっと批判をして当然だったと思います。
どうも外国人相手だと批判の矛先が鈍る、どうもこれは「日本人病」ですね。
しかし、監督が日本人である岡田監督になって、批判の声もしっかり挙がるようになってきたといえます。これが正常な状態なのだと思います。期待される代表監督が、さらなる期待や批判のためにバッシングされる、これがごく普通のことであると思います。
もちろん、サッカー協会は任命した責任を取って、代表監督を守らねばなりません。トゥルシエの時は、この構図が逆転して、「守らない協会、賛同するサポーター」と言う事になって、おかしなことになっていました。
岡田監督はタフな人ですから、ガンガン批判していって問題無いと思います。もちろん物理的な手段に及んではいけませんが。ただ、前任者との比較はあまり良くないと思います。「尊敬」に近い賛同の声を得ていたオシム監督のあとを受けるのは、誰だって損な役回りを引き受けることになり、イヤなはずです。そこをあえて引き受けた人に、前任者との比較でものを語るのは「病魔」に倒れてしまったオシム監督の事情を考えればナンセンスだと思います。全てが「オシム監督だったら」と言う仮定になってしまい、それは現実には成立しないことだからです。オシム体制が続いていたとして、どうなっていたかは判らないことなのですから。
posted by ball_no_think |09:17 |
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2008年03月31日
バーレーン戦の結果を受けて、ネット上を中心に血祭りに上げられている岡田監督。どうやら、多くの人はバーレーン相手に内容でも結果でも負けたことが納得がいかないようです。
内容で負けているとは決して思いません。どっちもどっちの内容でした。ただ、その内容というのが、バーレーン主導のものであったことが多くの代表サポの反感を買った所でしょう。まあ、負ければ監督は叩かれます。仕方ありません。
ただ、選手の方が勘違いして欲しくないと思います。もうオシム監督は戻ってこないのです。
「オシム監督の頃は・・・」
と言い出す選手がいたら、岡田監督はその選手を即刻切るべきです。東アジア選手権では、監督の采配よりも選手の覇気の無さの方が(特に韓国戦)目立ったのではないでしょうか。今回の試合でも、蹴り合いになった時に泥臭いことをガンガンできなかったのは日本の選手の方で、私はどうも日本の選手が「ひ弱」に見えてしまうのです。ここに中山雅史選手のような選手がいたら・・・と思ってしまうのです。
ここで、今までオシム監督以降代表に呼ばれていない選手で、勝手に推薦したい選手を紹介したいと思います。
まずは小笠原。これは多くの人の賛同がいただけると思います。ボール奪取力もイタリアに行って上がりましたし、ビジョンをもって攻撃を仕切ることのできる数少ない選手です。遠藤とかぶる所もありますが、中央の守備やディフェンスとの連携で、小笠原の方がより後ろのポジションで使えると思います。リスクを承知で、ワンボランチで彼を使ってみるのもおもしろいと思います。鈴木はいい選手ですが、彼をボランチで使っている限り、日本代表の攻撃力の格段のアップは無いと思うのです。中村憲剛もいいですが、より腰の強い小笠原にアンカーの位置を託してみるというのも、彼の卓越した戦術眼からすれば一考の余地はあると思います。
次に新井場。懸案の左サイドバックですね。現在好調を維持しているというのもありますが、小宮山と比べて経験値を買います。小宮山もいい選手ですが、新井場は大きなサイドチェンジに対応できるのと、スケールの大きさが魅力です。セットプレー要員としても身長の高さからいって使えるメドが立ちます。
さらに永井雄一郎。セカンドトップとしても適性がありますし、攻撃的中盤としての汎用性に優れています。どこからでも仕掛けられるドリブルは魅力。また意外に知られていませんが、フィニッシュは非常に正確で、キックの技術が非常に高いのでシャドーとしてのフィニッシュ力に期待がかかります。岡田監督は3トップも採用する可能性がありますから、彼などはウイングの適性があるといえるでしょう。
続いて那須。これは異論もあると思います。ただ、彼がマリノス時代の秘蔵っ子だったということではなく、純粋にセンターバックとしての能力で買っています。ラインを統率できる能力が高いと思います。高さでは飛び抜けていないものの、最終ラインの安定感をもたらす存在として、その明るいパーソナリティとともに大きな可能性を持っていると思います。ラインでの駆け引きに長けている所が特徴。ポスト中澤とまではいいませんが、闘莉王と組むセンターバックの候補として考慮の余地があると思います。
さらに市川。右サイドバックは候補がいっぱいいるのですが、フルバックを任せられる選手となると絞られてきます。ランニングの質、量ともに卓越していますし、昨シーズン見せていたようなペナルティエリア右隅からのミドルなども魅力です。センターバックのカバーリングという面でも、身長の高さを考えて、加地、駒野より優っている部分もあります。
まだまだこんな選手がいる、と言うコメントお待ちしております。
posted by ball_no_think |20:31 |
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2008年03月26日
世の中では、「平山」「平山」と言っておりますが、私としては物事をこれほど中途半端にする男に多くを望むのは間違っていると思います。
思えば、国見高校時代から「怪物」と言われ、飛び級で世代が上の代表に選ばれていたものの、一旦は筑波大学に進学し、休学してオランダに渡り、ホームシック(本当か?)が原因で日本に帰ってきて、筑波を退学してFC東京にプロ入りし、今筑波大学への復学をしている(まだ出来ていない?)とのこと。
やることに一貫性が無いです。辛抱強くないのだと思います。それは個人の性格だと思いますが、きっちり腰を据えてトレーニングしたことがどれほどあるのか疑問に思ってしまうのです。それなのに、マスコミはかつての「怪物」のイメージで平山のニュースになると大きく報道し、一挙手一投足が話題になる、これは結果を出していない選手に対しておかしいと思いませんか?
話がそれてしまいましたが、この度五輪代表のアンゴラ戦に招集された豊田陽平選手は、期待度大です。身長は185cmと平山に代わるポストプレーヤーとしてはインパクトが小さいですが、ゴール前での強引さはあります。
星稜高校出身で、今オランダで奮闘している本田圭佑の1年先輩に当たります。本田曰く、
「豊田先輩は、本当に背筋とかめっちゃ強くて、すごいんですよ」
とのこと。あの本田がストライカーとして一目置く存在が、この豊田陽平です。
もともとは名古屋に所属していましたが、名古屋では出番が無くレンタルで山形へ。昨期の成績はJ2で29試合出場、6ゴールとそれほどインパクトは無いですが、単にポストプレーヤーというだけでなく、よく走る選手でもあり、ゴールに対して貪欲な姿勢がうかがえます。少なくとも、存在感があり、相手ディフェンダーからすれば「イヤな感じ」がするタイプの選手です。
今五輪代表はストライカー不足に悩んでいますが、その中でも一番悩ましいのは「ゴール前の威圧感」ではないでしょうか。前線から守備をする、ボールを受けに走るといったフォワードに必要なプレーが出来る選手はいますが、ゴールに迫力をもって迫る、と言ったタイプの選手に苦慮しているように見えます。森島などはなかなかいいものを持っていると思いますが、とにかくこのタイプが少な過ぎるのです。その点、豊田はこのタイプではないでしょうか。アンゴラ戦のメンバーを見ても、フィジカルに優れたタイプは彼しか選ばれていない所をみても、期待されているのだと思います。
このタイミングで、しかもブランクを経ても招集されたからには、おそらくアンゴラ戦ではスタメンで使われると思います。請うご期待です。
posted by ball_no_think |02:22 |
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