2008年05月24日

軟弱サッカーファンのテレビの見方(個人的趣味です)

はい、こちらライトなサッカーファンでございます。

このブログの管理人は、もとより壊れているのか、ちょっと最近壊れ気味なのか、脱線したくてたまらない衝動に駆られているんですね。

サッカー番組をはしごしているうちに、やっぱり「女性」が気になって仕方がないのですね。そりゃ、硬派な番組も大いにウェルカムなのですぞ。男だけの討論会みたいのも結構見たいとは思います。でもね、「番組の華」たる女性がいるのもいいじゃないですか。

女性アシスタントや女性アナウンサーに焦点を当ててサッカー番組を観ると言う、よこしまな観方と言うのもありなんでは・・・(おまえ単なる女好き、と言う声が聞こえる)。

そうですね、数ある番組の中で一番認知度が高いのは「スパサカ」ことTBSの「スーパーサッカー」でしょうね。
この番組のアシスタントは、ディレクターの好みなのか、番組のカラーのせいなのか、みんな「優等生タイプ」が多いですね。初代の三井ゆりは、今や野口五郎の嫁はんですが、もともと「可もなく不可もなく」と言うような無難なタイプで、笑顔で取りあえず乗り切れる感じでした。「スパサカ」では二代目に当る白石美帆も、見事なくらい「優等生タイプ」で、しゃべりはかなり拙いものがありましたが、こちらも笑顔で何とか乗り切っていましたな。で、今の三代目が加藤美央ちゃんなんですが、まあ、本当に若いのね、って言う感じですか?まだ、ピチピチした(五輪代表の話ではないですぞ)感じがあって、すごく素直そう。ディレクターの無理難題も「ハイ」って引き受けそうで、その点はちょっと素直過ぎるのが物足りないと感じてしまう次第ですぞ。まあ、外見的には一番綺麗な感じはしますが、ただまだいかんせん若いので、「陰影」が無くって笑っていればかわいいのう、で済んでしまう程度の綺麗さと言うか・・・やっぱり無難な感じなのは番組の趣旨でもあるのでしょう。まだ、あどけなさが残る若さは、管理人としてはあまり好みではありませんのよ。

「やべっちFC」の前田アナですが、この人はもとガングロ女子高生だったのではないかと思われるような皮膚の色をしておりますな。それ以前にカミカミなのがアナウンサーとしては、「ちょっとたのんマスよ」的な感じになってしまいますな。一応東京のキー局のアナウンサー、もうちょっとスムーズなしゃべりをお願いします。この部分はちょっと減点ポイントですぞ。多分結構年齢的には中堅どころのはずなのですが、まだまだ若手アナウンサーと変わらないようなそのアナウンス技術では、管理人は納得いたしません。ちなみに外見的にもタイプではありません。あしからず。

地上波の放送はやっぱり大衆性を意識しているようなので、サッカーの知識なども結構あやふやでも流していっていますね。アシスタントと言えど、勉強はして欲しいのですぞ。

話はスカパーのほうに参ります。

「EUROPIAN KINGS」つまりチャンピオンズリーグのダイジェストで、うじきつよし氏のとなりに座っているのがamie嬢。まだ大学入りたてのお若い身ながら、笑顔はとってもチャーミング。ハーフの為せる技なのでしょうか。細かいチェックをしてしまうと、机の下から伸びるお身足はなかなか長くて、スタイルもいいんでしょうなあ。amie嬢は勉強熱心で、これからが期待が持てますし、もともと賢いお嬢さんなので、管理人的にはとっても大歓迎、なのですぞ。何でも、オーディションの時点で、ACミランの試合を観て印象に残った選手に「セードルフ」を上げたあたり、最初から目の付け所がいいのですよ。スジがいいので期待度大でございます。

「Jリーグアフターゲームショー」スカパーでやっているJリーグのダイジェスト番組ですな。ここで光っているのが日々野真理嬢。こちらはうって変わって「アダルト」な雰囲気たっぷり。「大人の女性」でございます。みればすぐ分かる通り、「才色兼備」のタイプでございます。「外見もそこそこイケてるけど、仕事も出来るのよ」と言う感じで、「無能人間」である管理人としてはこうした「有能なタイプ」の女性にめっぽう弱いと言う「ツボ」があります。そうですね、えらそうな事を言うと、「秘書にいたら最高」みたいな女性は管理人は大好きなのです。日々野真理嬢にももっと頑張ってもらいたいものですぞ。

「欧州サッカープレビュー番組 ef Zone」の山岡由依嬢。こちらはまだアシスタントとしては駆け出しと言う感じですが、25歳と言う非常によろしい頃合いの年齢、そして「たおやかな」感じの外見、かなりピントが合っているのですぞ。とにかく、いい頃合いの歳なのに、笑顔がすごく綺麗。笑顔でごまかされると言うより、笑顔に釘付けにされるタイプなんですな。山岡由依嬢、将来性にかなり期待ですぞ。

管理人の独断と偏見で思いつく女性はこの辺まで。やっぱり女性目当てでサッカー番組を観るわけではないので。でも、結構いい「をんな」が揃っているように思うのですが、管理人は採点が甘いのでしょうか。このエントリーを読まれた方々は、サッカー関連の美しい女性を紹介して下さいませ。ただし現役選手は除きますぞ。あちらは戦っている姿そのものが美しいのですから。

posted by ball_no_think |07:58 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2008年05月01日

エンゲルス監督に対する、ほんのちょっとの憂慮

エンゲルス監督、太っ腹

エンゲルス監督には、少し「大丈夫かな」と感じさせる部分があります。レッズサポの方、怒らないで下さいね。

私は、「祖母力」と言う元ジェフ千葉のGMだった祖母井氏の本を読んで、いろいろなことが分かりました。

ジェフが欧州路線を走るきっかけとなったのは、祖母井氏のGM就任がきっかけであったこと。

ベルデニック監督を連れて来る際、直に見に行って学生時代とは違う姿に納得して招聘したこと。

そして、これは誰もが知っている話ですが、オシム監督就任のいきさつ。

で、オジェック前レッズ監督とエンゲルス現レッズ監督の話も出てくるのです。

引用して抜粋します。
「オジェックは、上からものを言うタイプの指導者だった」
この辺はレッズサポーターで内情に詳しい人ならご存じの事ではないでしょうか。どうやら選手を頭ごなしに叱りつけたりするタイプのようです。当然レッズでうまく行かないはずです。レッズの選手は選手としても人間としても「個」の強い選手が集まっており、そこでこうしたタイプの指導者が受けるはずもありません。

で、エンゲルスです。前任者と対照的なタイプのようですね。選手の自主性を促すというか、もともと日本で高校生を指導していたことから来る経験則なのかもしれません。祖母井氏はジェフではこうだったと記述しています。概略の引用です。
「エンゲルスは選手を大事にする指導者だった。しかし、そのために不必要な休暇を与えたりすることもしばしばあった」
ジェフ時代のエンゲルスの指導ぶりを見て、祖母井氏が自ら解任の決断をしたそうです。

オジェックはおそらく締めつけが厳しかったのでしょう。それで選手の反発をかってしまったのでしょう。エンゲルスはその逆を行こうとしています。それが、行き過ぎれば「選手の怠慢」のタネにもなりかねません。

レッズに関しては、選手関係の構成にちょっと気になる点があります。生え抜きとは言え、山田暢久はキャプテンにはあまり適していないように見えるのです。これは個性だから仕方ありません。山田が出場しない場合、闘莉王がキャプテンマークを巻いているようですが、彼のリーダーシップに他の選手が付いていけるかどうか、彼だけが突っ走ってしまわないか心配になるのです。ここは調整型で、リーダーシップも発揮できる、阿部勇樹や鈴木啓太がチームキャプテン、及びゲームキャプテンとしても適任なのではないか、と思うのです。

レッズは首位に立ちました。しかし戦い方はまだ不安定な所があります。もしかしたら、首位に立つのが早過ぎた、と言う感が無きにしもあらずです。京都を率いている時思ったことですが、エンゲルスが率いるチームは、時として「ずるずる」行きやすい傾向があるということです。エンゲルスの「選手歓待作戦」が吉の方にでれば良いのですが・・・

posted by ball_no_think |17:20 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(16) | トラックバック(0)
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2008年04月30日

名古屋の減速は食い止められるか〜名古屋対川崎戦

ご存知の通り、名古屋は連敗です。もう苦しくなってきたのですか。

う〜ん、サポとしては快進撃のあとの連敗は堪えます。

ストイコビッチ監督は、疲労を考慮してかスタメンを4人変更。いつもとは違うメンバーで臨みました。

右サイドバックに大分から移籍してきた三木。センターバックの吉田の所に増川。センターハーフの吉村に代えて山口。サイドハーフの小川に代えて深井。

結果としては、疲労していることを露呈するゲームとなった上に、これまでのスタメン組と控えとの間に戦術理解度の差があることが浮き彫りになってしまいました。

三木は本来センターバックの選手。ここに入っていた竹内の本職はセンターバックですが、果敢にオーバーラップをするという姿勢があったのに対し、三木は自重気味。得意のサイド攻撃につながりませんでした。後半途中から、適性が無いと見たストイコビッチ監督は、三木をセンターに配し、センターバックで攻め上がりの得意なバヤリツァを右サイドバックにして、オーバーラップさせてチャンスを作っていました。この辺の采配の的確さは救いに感じられます。

増川ですが、ちょっとセンターバックとしては落ち着きが少な過ぎますね。吉田が19歳とは思えないゆったりしたタイプで落ち着きを感じさせる分、対照的に見えてしまいました。もっとも、増川もバヤリツァもストッパータイプのため、増川がやりづらかったとも想像できますが。バヤリツァはしばしば中盤の位置まで上がっていってしまい、そのクセはそろそろ研究されてきました。カバーリングに長けた選手と組んだ方が良さそうです。

山口ですが、これまでは吉村が疲労した時の代わりとして働いていたのですが、試合の流れに乗れませんでした。彼のポジションは、中村直志が攻撃に出ている分の守備が役目なのですが、この日は全体的に守備陣が落ち着きが無く、プレスもかわされてしまっていたので、彼の所ではどうすることも出来なかったと解釈しています。

深井ですが、もう少しアグレッシブな姿勢がほしかった。小川が今季ブレイクしているのはその思い切りの良さ。私は本来この選手は能力の高いドリブラー&シューターだと思っているので、もっと期待しています。出来れば単独突破して欲しい。

名古屋は序盤の快走で、かなり研究されてきたように思います。また疲労も蓄積しているようです。ストイコビッチ監督のサッカーは運動量が多いですからね。この日のスタメンで、代わりに出た選手はもっと監督のサッカーを理解する必要がありますね。ちょっとナイーブな所が出てしまいました。若い選手ではないのだから、もうちょっとこなれたプレーを観たかったですね。

玉田、ヨンセンにボールが入らない展開では得点が入らないのも仕方ない所。ベテランの藤田が後半交代で入りましたが、こういう時は彼のようなベテランに頼りたい所ですね。中盤ならどこでもいい仕事はすると思うので。

連敗したということで、週末のゲームは苦しくなりそうです。だからといって、基礎造りが必要なこのチームにあって、ストイコビッチ監督が容易にやり方を変えるとも思えません。選手のアグレッシブなメンタリティー、ここが勝負どころだと思います。

川崎は本来の力が出て来たという感じですね。ようやくのお目覚めというか。ルーキーの菊池がメドが立っているので、中村憲剛が司令塔として好パスをたくさん配給していました。やはり代表の中心選手は違うなと。今後の川崎は快進撃が期待できます。

名古屋は連戦なのが辛い所です。インターバルが本当は欲しい所なのですが。選手間でのミーティングなどがあるといい方に事が運んでいきそうです。そこに期待します。

posted by ball_no_think |08:44 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年04月20日

瑞穂に行ってきました〜名古屋対千葉戦

いや〜、今日の瑞穂は12214人の入場者数だったようですね。私もその一人でした。

何だかユル〜イ観戦報告をしたいと思います。

午後1時のキックオフということで、みなさんお昼ご飯を持ち込みつつの観戦でした。私はバックスタンドの当日券を買い、ちょうどピッチを真横から見るアングルで観戦していました。

両チームのサポーターのコールがひとしきりあり、選手入場。

グランパスはいつものメンバーです。ジェフは下村が出場停止。キーパーも岡本で立石ではありませんでした。私は、単に午後1時キックオフ、と言うのが試合終了時間を考えると観戦に都合が付いたので瑞穂に行ったのですが、その様なテキトーな動機で観戦に行くと、結構痛い目に遭います。

試合開始。両チーム、蹴りあいでボールが収まりません。グランパスはいつものサイド攻撃をしようとしますが、パスがつながらず、なかなか得意の形に持っていけません。

しかし、そうこうしているうちに徐々にボール支配は名古屋のペースに。ペナルティエリア内で、突破を図った小川が倒されPKに。小川はもう完全にブレイクしたといっていいでしょうね。ヨンセンがあっさり決めて先制。あとでリプレイをビジョンで見たら、結構危なかった。ヨンセンにこれから蹴らせて良いものか、ちょっと不安。

痛い目に遭ったのはここから。ジェフに押し込まれ、コーナーから巻に思い切りよくシュートを打たれ失点。さらに、立て続けにシュートを打たれ、伊藤に決められました。

その後は前半は膠着状態。グランパスはポゼッション出来ない状態が続きます。

前半終了。

さて、ユル〜イ観戦者である私は、腹ごしらえなども兼ねて、メインスタンド方面へ行き、売店を眺めていました。前半の終わり方からすると、しばらくはスコアが動かないだろうと思い、また、自分みたいなテキトーサポーターが訪れた日には得てして負け試合になるものだという覚悟もあり、焼きそばなどをパクつきながらハーフタイムが終わり後半が始まりました。

ここで、瑞穂の状況について。スタジアムの「食」の状況はあまりいいとは申せません。独自の「スタジアムグルメ」と呼べるようなものはあまり無く、名物グルメらしきものはありません。普通にフランクフルトやポップコーン、弁当類は焼きそばやおにぎりセットなど当たり前のものが多く、スタジアム内で売られていて値段が高くなっている割には、売店の状況はいいとは言えません。

さて、C.C.レモンを飲みながら、観戦に戻ろうかという所でアナウンスが聞こえてきました。グランパスの選手交代。中盤の吉村に代えて早くもスーパーサブになりつつある杉本を投入。ストイコビッチ監督、点を獲りにきました。

さて、バックスタンドのチケットを持ちつつも、バックスタンドの今日の日差しはきつくて、結構観戦に疲れるので、ジェフ側ゴール裏スタンドの上の方から見る事にしました。高い所からみると、やはり全体が見渡せて試合の流れがよく分かります。後半は、監督の檄が効いたのか、明らかにグランパスペース。ボールをポゼッション出来るようになり、サイドチェンジも頻繁に行えるようになり、ハーフコートマッチ状態に。

やがてジェフゴール前でサイドに振り回して、ゴール前のヨンセンにボールが渡って、日本人ではあり得ない高い足の角度からのシュートが決まり同点。やはりヨンセン、足が長い。あの高さをノートラップで打っちゃうんだから。

さらに攻勢は続き、カウンターでマギヌンのロングパスを玉田が受けゴール前へ突進。完全に数的優位となって、最終的には杉本が「ごっつぁん」ゴール。瑞穂が沸き返りました。

私の様な不届き者が観戦したにも関わらず、逆転できるなんて、グランパスは今年は希望が持てます。昔は先制されたらもう意気消沈で逆転できるようなメンタリティーは望むべくも無かったですからね。

その後もストイコビッチ監督は、マギヌンに代えて深井、玉田に代えて山口と着実に手を打って、試合を「クローズ」させに入っていきます。後半はそれほど危ないシーンも無く無事勝利。3-2。気持ちよくスタジアムをあとに出来ました。

課題:試合の入り方が少し不用心だったかも。序盤にペースをつかむための工夫が何か必要かもしれません。

収穫:それまでの状況がどのようであれ、しっかり押し込める時間帯があったこと。そこで点を獲ることが出来た事。また、逆転できるようなメンタリティーを持つことが出来るようになったこと。こんな所でしょうか。

posted by ball_no_think |00:25 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年04月07日

魅惑的なヴェルディ

東京ヴェルディが・・・

シーズン始まって当初は、「らしからぬ」忍耐強い戦いをしていたので、これじゃあ「禁欲サッカーだなあ」なんて思って観ていたのですが、ご存知の通り状況は一変。「出戻り」フッキのチームに与える効果は絶大でした。

昨日の神戸戦、まあ大久保の一発レッドはいろいろ問題になるだろうけれど、ヴェルディが試合を支配したことに異論は無いでしょう。

とにかく、ディエゴが伸び伸びとプレーしている。これもフッキのおかげ。前線にタメができて、全体が押し上げることが可能になり、また守勢になればフッキを起点にカウンターができるようになりました。


して、メンバーを眺めてみると、なかなか「ヴェルディらしい」感じがぷんぷんしてくるのです。

守備陣が渋い。「玄人」が揃っているという感じ。「なにげに巧み」な土屋、「やっぱりうまい」服部、「なにげにやらしい」福西、「移籍してもすぐポジション奪取」土肥、と何か「濃い」メンツが揃っておりまする。前線も、ディエゴ、河野、フッキ、レアンドロ、とこちらも濃い。

守備陣が濃いのは、高齢化と関係あるかもしれませんが、若手の攻撃の選手にとって、「老獪な」この守備陣は結構イヤらしいでしょう。

攻撃陣は河野を含めるとおもしろいです。ディエゴ、フッキ、河野と左利き三人トライアングルを組む形になり、左利きならではの「イメージの共有」が感じられるシーンが昨日の試合でも散見されました。レアンドロも含めて、動きが流動的になり、より即興的になったので、日本らしくない(外国人ばかりだから当たり前か)攻撃が展開されていました。

好感度は低めなのですが、やらしさは満点。ヴェルディが面白くなってきました。

posted by ball_no_think |11:09 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(4) | トラックバック(1)
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2008年04月05日

憔悴のエンゲルス、安堵のストイコビッチ〜磐田対浦和戦、名古屋対横浜FM戦

2試合まとめて振り返ってしまいます。

まずは磐田対浦和戦。

磐田はいつものメンバーとは少し違って、ボランチに犬塚、左アウトサイドに成岡、トップ下に上田という布陣を組んできました。上田と成岡の位置が逆かと思ったのですが、試合が始まると事前の予想通りでした。

浦和は、エンゲルスのスクランブル体制です。つまり闘莉王ボランチ作戦。3バックにはここのところ坪井に代わって起用されている堤が入り、鈴木啓太の復帰で注目されたトップ下は梅崎が起用され、またとうとう待望の2トップ、高原とエジミウソンが組まれ、山田がベンチという布陣になりました。

浦和は指摘されているように、ケガのポンテを除くとパサーが不在のため、前線へボールを供給する選手がいないため、取りあえず総合的に何でもできる闘莉王をボランチにおいて、配給役としています。

試合開始まもなく、右サイドで粘った磐田の駒野がコーナー付近からクロス、これにニアで合わせたのが新外国人のジウシーニョ。ボールは狭い間を抜けてゴールに吸い込まれていきました。何となく浦和のアンラッキーさを象徴しているかのようで、うまく回らないチームにありがちな失点と感じました。

その後は均衡した展開。前半が終了し、後半になっても浦和は一向に磐田を押し込めません。原因は、パスがみな足元足元へつないでいること。スペースへのパスが無いのです。浦和の選手は技術は高いはずなのですが、安全な選択肢を選んでしまいがちで、仕掛けのパスが全くみられませんでした。

後半途中、左サイドの相馬に代えて山田がイン。平川が右から左にサイドを変えます。スペースを使う意識に乏しい中で、単独突破ができそうな相馬が精彩を欠いたので、外したのは正解だと思います。

しかし、それでもまだ点が入りそうな危険な場面がありません。業を煮やしたエンゲルス監督は、高原と梅崎をアウト、細貝と永井を入れました。細貝はボランチで、闘莉王をトップ下にあげるというスクランブル体制です。

この場面になって、ベンチやサポーターの空気を察したのでしょうか、阿部がポジションをどんどん飛び出した動きを連発します。それが実って、左サイドから平川が入れたクロスに、ゴール前まで走り切った阿部が右足を振り抜いてゴール。1--1となります。

もうこうなると形というものにこだわってられない浦和。もともとカウンター型のチームですが、懸命にゴールを目指してサイドが踏ん張ります。永井が入ったことで中盤の流れが良くなったと思います。

そうなった所で、左サイドからの折り返しを、ゴール前になだれ込んでいた闘莉王が豪快なヘッドでゴール。あとはご自慢の守備で逃げ切りました。

結論から言うと、高原は機能するのにしばらく時間がかかるということです。エジミウソンの方がまだトップとしては機能します。磐田のDFかがはなかなか見どころのある選手ですが、高原を完封していました。高原は浦和でのプレーにおいて、その位置がはっきりしません。中盤に中途半端に下がってきて攻撃の流れを止めたりするのは、パサー不在と関係あるのでしょうが、ポンテが戻ってくるまで高原はベンチの方が良さそうです。それか、永井のように中盤と絡めるプレースタイルに高原が意識を変えるか。もともとハンブルガーやフランクフルトでやっていた時は、中盤とうまく絡んでいたので、そういうプレーもできるのですが、今はトップという位置にこだわってしまって、それが浦和の中で空回りしています。

エンゲルス監督は何とか勝ちを拾ったという所でしょう。確かに磐田のほうは勝つ要素は少なかったものの、浦和にも改善すべき点がかなりみられました。スペースの使い方が、どうもチーム内の意識統一ができていないようです。攻めのビジョンも見えてこない。結局、阿部とか闘莉王といった、「エキストラアタッカー」に頼っているという状態です。このままでは、しばらく苦戦が続きそうです。



次は名古屋対横浜FM戦。

名古屋はいつものメンバー。横浜も開幕から変わらないオーダーです。序盤から両チーム、ゴール前へ迫る場面が何度となくあり、スリリングな試合が展開されます。現在上位チーム同士らしい、緊迫感のある試合展開でした。

横浜はロペスが中心となってパス回しが展開し、山瀬が突破を仕掛けるという所なのですが、名古屋守備陣が何とかこらえます。名古屋の方は、相変わらずの切り替えの攻守の切り替えからサイド攻撃というストイコビッチ監督のスタイルで戦おうとしましたが、両サイドの強い横浜に対しなかなか有効な攻撃にはなりません。

しかし、玉田は切れていますね。今ならドリブルに入ったら必ず二人は相手に出来ます。

先取点は前半半ば。名古屋で左サイドバックとしてブレイク寸前の阿部から、左サイド深くへバックスピンのかかったパス。これに売り出し中のMF小川が追いついて、田中隼磨をかわし、ゴール前へ低いライナー性のクロス。これをマークを一瞬外したヨンセンが決めて、1-0。

このまま後半に。しかし後半になると、中盤をロペス中心にゾーンを上げてきた横浜に一方的に攻められます。山瀬の位置も高くなり、センターハーフの中村、吉村が位置を下げてしまい、ますます防戦一方。ここで、ストイコビッチ監督は吉村に代えて山口を投入。これは疲労対策でもありますし、吉村と山口は監督の中では併用していく考えのようです。

しかしペースは変わらず。大島のシュートがバーに当る幸運もあり、得点は入らず。運動量の落ちたマギヌンに変わり、前線を活性化させる意味で杉本を投入。玉田を位置を下げて、ヨンセンのワントップに近い形に。これでも押し込まれるので、さらにヨンセンを下げて、DFの増川を入れて5バックに近い形に。これは監督のインタビューで後で判ったのですが、田中隼磨を警戒して、阿部をマンマークで付かせるためであって、4バックで戦うスタイルは変えていないとのことでした。

ゴール前の絶好球を山瀬がシュートしてクロスバー直撃。さらには大島のヘッドがゴールを教習した所を楢崎が見事なフィスティング。ストイコビッチ監督、序盤からこんなに運を使っていいものでしょうか。

その大島のシュートを防いだ直後、ロペスのキープしたボールを奪い、カウンター。まさにこのためにいた杉本が単独で抜け出し、田中隼磨の追撃を振り切って、ゴール前でも落ち着いてGKをかわしてゴール。

ストイコビッチ監督お得意のガッツポーズが出ました。

名古屋はこれで2-0にして、試合に幕を下ろしました。試合内容はかなり圧倒されて、シュート数は名古屋9本、横浜17本という数字でも明らかです。しかし、監督の選手交代が理に適っていて、横浜のゴールが決まらなかったこともあって連勝がつながりました。名古屋はスタイルを維持しつつも、しぶとく勝ちをものにできて、この経験は次につながっていくと思います。

横浜はあらためて強い、と言う印象でした。引き続き優勝を狙っていくチームだと思います。名古屋はそこに食い下がれればいいかな、と。浦和はポンテ待ちですね。高原の問題は頭が痛い所です。磐田も前田待ちかなと。前線で起点に成れる人がいません。

試合後の杉本のサポーターに対するアジテーションが印象的で、この選手はサポーターに支持されるなと思った試合後でした。

posted by ball_no_think |18:54 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年03月30日

切り札はダニーロ〜鹿島対横浜FM戦

開幕から連勝でスタートした好調のチーム同士の対戦。

さすがにレベルが高いと思いました。雨、風というコンディションの中でも、ボールコントロールがしっかりできるのはJ1でもあと数チームくらい。

開幕からのメンバーをいじらずに使ってきましたが、序盤は静かな立ち上がり。
先制はマルキーニョスがやや強引目に打ったシュートをマリノスGK榎本がファンブルして鹿島が決めました。
しかし、マルキーニョスという選手、いろいろなチームを日本でも渡り歩いていますが、本当に価値のある選手になってきましたね。運動量が豊富で、前線で攻撃を作ることができ、フィニッシュの能力もある、タイプは違いますが、その価値の大きさはかつて同じ鹿島でプレーした、ビスマルクにも匹敵すると思います。

マリノスの反撃は、後半になってから。開幕戦と同じく、小宮山が左サイドから切れ込んで、シュートを打ちました。バウンドがよく、スリッピーなグラウンドも手伝って曽ヶ端の横をボールが抜けていきました。

膠着状態になって、ダニーロ投入。

オリヴェイラ監督のいつもの采配です。

昨年までは、これでリズムがおかしくなることが多かったので、この采配があると、「こりゃちょっと鹿島やっかいなことになるぞ」と思っていたのですが、今シーズンダニーロはフィットしてきました。

ダニーロの特徴はそのリズムの変化です。基本的にリズム感が日本の選手と全く合わないのですな。それが、本人の努力の結果、何とか日本の選手に合わせるようにパスを通すようになり、独特のリズムが返って相手チームを混乱に陥れるような効果を生み出しています。

もともとあの名門サンパウロFCで「10番」を背負っていた選手。このままダメ外国人で帰るわけがありません。今日の試合でも、日本人選手とはちょっと違ったタイミングでパスを通していました。

決勝点はそのダニーロ。左からのクロスがこぼれた所を左足を一閃。スペースの無い所でしたが、キーパーの股間をきちんと抜くコントロールショットでした。

何だか、ちょっと緩いリズムにも見えるダニーロ。日本のテンポには決して合いません。しかし、日本人が4拍子を刻んでいる所で、3拍子を奏でるようなそのプレーは、何かを超越したものを感じます。もともとパス・ドリブルなどのテクニックは折り紙付きですから、これからもリズムを変えたい時に「切り札」として登場して活躍すること間違いないでしょう。

ちょっと、ダニーロに熱視線になってしまっている最近です。ああいうリズムの違う選手が居るとおもしろいんですよ。

posted by ball_no_think |18:55 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2008年03月19日

J1、第2節終えて~優勝候補たちのつまづき~

まだ、2試合しかしていないのに、な~にが分析だ、と言われるかもしれませんが、こうも対照的な結果が出ていると、傾向やら問題点やらが浮かび出てくるものです。

優勝候補と目されているチームに苦戦が目立ち、そうでないチームの好調ぶり。

ここでは、優勝候補とされているチームの不調の原因を追究してまいりたいと思います。

まずは浦和レッズ。

監督が変わってしまったので、どうなるか分かりません。
と言うのが正直な所ですが、ナビスコでどのような布陣を敷いてくるかが注目の的です。
浦和サポから聞こえてくる所では、
「4バック導入」
「3トップ」
などがありますが、多分その様な思い切ったことをしてはこないと思います。エンゲルスはもう外国人とは思えないほど、「日本的に、事を穏便に」運ぶような性格の人ですから、レッズのベースとなる守備の部分にはメスを入れないと思うんですね。で、日本代表で高原がいない状況で、3トップをやろうにも人がいないですし。仮に、CF エジミウソン 右 田中or永井 左 梅崎 と言う3トップを並べてみても、MFがいません。それにこの布陣で、4バックでも3バックでもフォワードの後ろが空き過ぎて有効な攻撃が出来ないと思います。あとに記述する、川崎フロンターレと同じ状態が出来上がってしまうので、やっぱり3-5-2かなと。

レッズに必要なのは、グランパス戦で一回見せた細貝のような、フリーランニング。前の方の選手はいい選手を揃えているのだから、後ろから走り込まないと攻撃の厚みが出ないと思います。あとはサイドの選手のインサイドへの走り込み。サイドを突破しても、クロスを上げる標的になる選手が昨年のワシントンのように「別格に強い」選手ではないので、中央からの攻撃をもっと増やした方が良いように思います。フォワードがサイドに開くこともあるでしょうし、ポジションがもっと流動的にならないと今の攻撃のメンバーではなかなか相手を崩せないでしょう。

一番効果的なのは、「補強」なのですが、レッズのマネーをもってしてもタイミング的にそれは無理です。あとは焦らないことですね。グランパス戦でみられた光景ですが、アウトサイドが上がりきってしまって、「4トップ」のようになってしまっていることがありました。あれでは攻めるスペースを消してしまっているようなものです。上手く攻撃できない苛立ちから気持ちが前へ行ってしまっているのでしょうが、攻撃はあくまでスペースがあって出来るもの。サイドは走れる選手が揃っているので、じっくり守ってからカウンターを狙っていけば、まもなく勝てるようになるのではないかと思います。


次は川崎フロンターレ。

看板の3トップが機能しません。試合をみて感じたことですが、強力な3トップという攻撃の「第1波」が来た後の「第2波」が来ないのです。フォワードの後ろが時間的にも空間的にも空き過ぎ。フォワードにパスを出せる選手が中村憲剛しかいない中で、ボランチの位置にいる中村とフォワードとの間に入る選手がいません。フッキにしろジュニーニョにしろ鄭大世にしろ個人の能力には疑いがありませんが、単発の攻撃に終わっています。本当は、ゴール前でもつれてくれれば、後ろから山岸が駆けつけてフォローが出来るのですが、そこまで粘り強くゴール前で粘れるタイプのフォワード陣ではありません。

私が見たニュースの中では、どうやら3-5-2に戻すようですが、それで間違いないと思います。神戸戦で、終了間際に大橋が点を取ったことでも明らかなように、後ろからの援護射撃が必要なのです。中盤の人数が少ないと守備面でも中村憲剛の負担が大きくなり、今度は守備が崩壊するという悪循環に陥っていますから、昨年までのやり方を踏襲することで復活すると思います。ナビスコで新人や若手を使いながら昨年のやり方を思い出すことによって、強さが戻ってくると思います。必要なのは「強さ」ではなく「バランス」だった様です。


そしてガンバ大阪。

個人的には一番重症ではないかと思っています。と言うのは、西野監督というのは結構頑固な人で、ポジションを動かしたりフォーメーションを変えたりということは自分の持っている考えの外ではやらない人で、つまり周りの意見をよく聞くタイプではないのですね。それゆえ悪循環に陥ると、出口を見つけるのに苦労するというタイプなので、心配です。

磐田戦をみて思ったことは、まずバレーのシュートが驚くくらいに入らないこと。これは解決の方法が適当なものが見つかりません。単純に、メンバーから外してみた方が良いのではないでしょうか。次にルーカスの使い方について。2トップの一人として使うと、本人がポストをやった方がいいのかシャドーをやった方がいいのか分からなくなってしまうようです。監督はルーカスに求めるものを明確にした方がいいと思います。器用な選手なので。磐田戦では、後半ルーカスをトップ下のポジションに移していい攻撃の時間帯を作っていました。この時はバレーがシュートミスをしまくったのですが。ただ、明神のワンボランチにすると、遠藤がどうしても後ろのエリアで仕事をすることが多くなり、二川の攻撃への絡みもあまり有効な感じがありませんでした。また、ルーカスをダイヤモンド型の中盤で使うと、4バックが現在加地が離脱していることと、センターバックの一人が新加入の選手ということで、守備に不安感があります。磐田戦ではそこで結局「ゴン」中山隊長に、メモリアルゴールをプレゼントしてしまいました。

ガンバが得意としているパスサッカーを展開しようとするなら、ルーカスはやはりフォワードで使った方がいいでしょう。得点を獲ることに専念させた方がいいと思います。それもポストプレーとか丁寧なサポートの動きなどを求めずに、ゴール前での仕事に集中させた方がいいと思います。中盤にいくらでもボールを出せる人はいるのですから。フォワードのもう一人は播戸で決定。バレーはしばらくはスーパーサブとして途中出場で慣らし運転させてからスタメンに戻した方がいいでしょう。そのくらい今のバレーは当たっていません。

心配なのは、西野監督がルーカスの役割をしっかりと定めているかということ。それが決まっていないと、攻撃陣がまとまりません。器用なルーカスにいろいろな仕事をさせてバリエーションを持たせたいのでしょうが、むしろそのことでルーカスのプレーに迷いが出るように思います。ただ、監督というのはいろいろなバリエーションを持とうと考えてしまうもの。そこで決断力をもって選択肢を減らすことが出来るかどうかが、ルーカスを始めとした攻撃陣をうまく動かせるかどうかに影響すると思います。


優勝候補と言われるチームの中、鹿島だけが順調にきていますね。選手層の厚い横浜FMも優勝戦線に加わってくるとは思うのですが。名古屋は今は勢いがありますが、「新鮮味」が無くなって来た時点で今の運動量を維持できるかどうかが疑問点です。神戸は選手は揃っていますが、やっているサッカーが「勝ち切る」様な強さのあるサッカーをしているようには見えません。まだ強い所と当たっていないというのもありますが。

強いチームが力を十分に発揮できていないとリーグ全体にも影響するので(活性化しない方向に行ってしまう)、ナビスコなどを調整に使って、第3節には復活して戻ってきて欲しいものです。

posted by ball_no_think |13:59 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(11) | トラックバック(0)
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2008年03月17日

名古屋の素晴らしい試合とオジェック解任

まあ、既報の通りのことなんですが、振り返らせていただきます。

Jリーグ。第2節。浦和対名古屋戦。

ストイコビッチ監督になって、名古屋は「走るチーム」になりました。フリーランニングが以前に比べて圧倒的に多いです。それも適切。サイドに起点を作って、サイドバックとの絡みでサイド攻撃を推し進めています。サイドで数的優位を作るようにもっていっているので、有効なサイド攻撃が出来ています。また、サイドで時間を作ることが出来るようになり、センターハーフがゴール前へ進入していって枚数を増やすことも出来ています。センターハーフもよく走るようになりました。

個々の選手で言えば、出色はマギヌン。サイドハーフとして、ゲームメークをしています。ドリブルで仕掛ける時もあれば、タメを作るために中央に展開したり、サイドチェンジも織り交ぜて、攻めのリズムを作っています。また、中村もかなりこの試合では奮闘しました。センターハーフとして、セカンドボールの奪取に努め、相手ゴール前への再三の進入をし、展開のパスも出していくというような、フラットな4人のハーフのセンターとしては合格点のプレーを見せてくれました。中村がこのプレーの質を続けるようであれば、かなり名古屋の戦力アップにつながると思います。

また、今まで決定機を何度もつかみながら逃していた小川が、何とか得点という結果を出せたのは良かったです。自信につながるといいですね。若い最終ラインは頑張りました。前半は特に名古屋ペースであったこともあり、危ない場面は少なかったですね。後半浦和が高原にかえて永井を投入して、永井が若干中盤的な動きをするようになって、浦和のペースになりかけましたが、最終ラインはもたつきながらも無失点に抑えることが出来ました。もちろんキーパー楢崎の好守がなければ危なかった所ですが、19歳の吉田を始め将来が楽しみです。

浦和は昨年と違うチームのようになってしまいました。

オジェック監督解任ということになりました。試合後、サポーターがブーイングをしていたのは、必ずしも監督に向けてだけではなく、選手に向けてでもあったと思うのですが。

仮に、ヨンセンが浦和にいたらなあ、と考えてしまいました。昨季のワシントンの役割をヨンセンならこなすことが出来たと思いますし、もともと守備型のチームである浦和の場合、ロングボールを当てる所があるとずいぶん攻撃が楽になるのになあ、と思ってしまいました。

そのオジェック監督解任、エンゲルスコーチ監督就任ですが、選手はこれで発奮するでしょうが、これで劇的に変わるとも思えません。ポンテ不在、ワシントン不在の影響はまだまだ大きいと思います。攻撃的に今のチームを変えるとしても、中盤にプレーメーカーやパサーが居ない今の状況ではフォワードにいい球が入らない感じがします。また、サイドにもいいボールが供給されるようには思えません。長谷部、小野と移籍を認めてしまったフロントの責任もあるように思います。攻撃的な中盤の選手が今浦和に誰がいるでしょうか。思い浮かぶのは移籍してきた梅崎くらいです。フォワードは層が厚いですが、タイプが似通っているのが痛い所です。この選手層で勝つためには、ポンテが帰ってくるまでは、堅守速攻のスタイルしかないと思います。中盤で組み立てることが出来ないので、前方のスペースにフォワードを走らせるようなサッカーにならざるを得ないでしょう。あとはシュートがきちんとはいるかどうか。まだ2戦しかしていませんが、ノーゴールです。守備は安定しているのですが、勝つサッカーになるまでにはしばらくかかりそうです。

posted by ball_no_think |13:04 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年03月10日

ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~

土曜日の試合のことですが、「終わったこと」と言わず、お付き合い下さいませ。
ピクシーことストイコビッチ監督が初めての公式戦を戦いました。クラブの英雄の帰還を待ち望んでいたのは私だけではないようで、あの交通の便の悪いTOYOTAスタジアムに26,000人を超える人が集まったのです。瑞穂では収容できない人数ですよ。すごい期待の高さがうかがえます。

さて、名古屋対京都戦。京都の方は、センターフォワードが田原ではなく西野だったのですが、パウリーニョと柳沢をサイドに配する3トップ。3トップといってもワイドに攻める感じではなく、3人センターフォワードがいるようなイメージ。4バックだったのですが、渡邊大剛はここにはいったようです。名古屋の方は戦前の予想通り4-4-2。予想外といえば、右サイドバックが青山隼ではなく竹内だったこと。前線はヨンセンと玉田でした。

まず感じたこと。この前の記事で書いた横浜Fマリノス対レッズがJトップレベルの試合ということが出来るならば、この試合はJの平均レベル、いやもしかしたらもう少し下のレベルの試合だったかもしれません。個々の選手の技術レベルがやや落ちるのは優勝候補のチームとそうでないチームの違いでしょうか。

序盤、試合が落ち着かない間に京都にPKが与えられました。名古屋にとってはアクシデント的な失点でした。しかしその後のゲームは名古屋が支配。京都は名前だけを見れば相当の選手が揃っているのですが、まだチームとして出来上がるには時間がかかるのでしょうか。佐藤勇人の消えっぷりが日本代表クラスとは思えないくらいの消えっぷりでした。京都は、最終ラインに入ると思われていたシジクレイがボランチの位置に入り、名古屋の攻撃を防ぎにきます。前半は基本的に京都は防戦一方。私はここまでの展開は予想していませんでした。もう少し京都は強いと踏んでいたのですが。

名古屋の方は、中盤の4人がフラットに並びながらも流動的に動いてチャンスメークをします。センターは中村と山口の二人だったのですが、中村が攻撃的な選手ということで、山口がもっぱらバランスを取る側に回っていた印象です。名古屋の攻撃は、とにかくサイドアタック。サイドバックが両方攻め上がる場面も多々あり、中央の守備が心配になる場面もありましたが、それほど押し込んでいたということ。また、玉田のコンディションはかなり良いようで、京都のディフェンダーを一対一では簡単に抜き去る場面もありました。

前半を終えて0-1。しかし京都の加藤監督の采配はかなり疑問が残ります。後半頭から西野を下げてディフェンダーの角田を入れたのです。前半押し込まれていたから守備を強化したといえばそうなのですが、それなら渡邊や平島が最初から最終ラインに入っていたことの方が疑問です。角田を最初から最終ラインに入れるべきだと思うのですが・・・あと、森岡は使えないという判断なのでしょうか?

後半は島って早々の時間に、右サイドの竹内のクロスからヨンセンが頭で決めて1-1の同点。相変わらず名古屋の支配が続いているのに、ここで加藤監督はポストプレーヤーの田原を投入。どうも京都は監督の采配がかなり疑問です。シーズンの最後まで監督をやっているかどうか心配です。

京都はロングボールからのカウンター主体の攻撃。名古屋は中盤のセンターがかなりハードワークさせられる戦術なので、途中から中村に代えて藤田を投入。やはりプレーメークはうまいですね。

名古屋は徹底したサイド攻撃。しかし点が入りません。点が入ってもおかしくない場面は結構あったので、今後に期待しましょう。結局1-1のドロー。京都は精一杯のドローという感じでした。正直、これほど京都が苦戦するとは思いませんでした。やはり昇格チームということは補強を豪華に行ったくらいでは補えないのですね。

名古屋がポジションチェンジを多用した攻撃をしたことで守備のバランスが崩れてしまった京都。J1ではかなり厳しい戦いになりそうです。京都を降格争いから外している人も多かったと思いますが、この試合を観る限り、間違いなく降格争いに参入しそうです。とにかく、中盤が作れません。中盤にボールの収まりどころが無いので、中盤を省略したサッカーになっています。これではJ1で戦っていくには苦しいと思います。名古屋の方もちょっと上位進出するにはまだまだと言う試合展開でした。センターハーフに大型の選手がいないとちょっと今のスタイルのサッカーでは攻めの迫力が出ないと思います。もしくはプレーメークの出来る気の利いた選手が必要です。

posted by ball_no_think |05:13 | 地域活性化のためのJリーグ | コメント(6) | トラックバック(0)
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