2008年03月10日
ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~
土曜日の試合のことですが、「終わったこと」と言わず、お付き合い下さいませ。 ピクシーことストイコビッチ監督が初めての公式戦を戦いました。クラブの英雄の帰還を待ち望んでいたのは私だけではないようで、あの交通の便の悪いTOYOTAスタジアムに26,000人を超える人が集まったのです。瑞穂では収容できない人数ですよ。すごい期待の高さがうかがえます。 さて、名古屋対京都戦。京都の方は、センターフォワードが田原ではなく西野だったのですが、パウリーニョと柳沢をサイドに配する3トップ。3トップといってもワイドに攻める感じではなく、3人センターフォワードがいるようなイメージ。4バックだったのですが、渡邊大剛はここにはいったようです。名古屋の方は戦前の予想通り4-4-2。予想外といえば、右サイドバックが青山隼ではなく竹内だったこと。前線はヨンセンと玉田でした。 まず感じたこと。この前の記事で書いた横浜Fマリノス対レッズがJトップレベルの試合ということが出来るならば、この試合はJの平均レベル、いやもしかしたらもう少し下のレベルの試合だったかもしれません。個々の選手の技術レベルがやや落ちるのは優勝候補のチームとそうでないチームの違いでしょうか。 序盤、試合が落ち着かない間に京都にPKが与えられました。名古屋にとってはアクシデント的な失点でした。しかしその後のゲームは名古屋が支配。京都は名前だけを見れば相当の選手が揃っているのですが、まだチームとして出来上がるには時間がかかるのでしょうか。佐藤勇人の消えっぷりが日本代表クラスとは思えないくらいの消えっぷりでした。京都は、最終ラインに入ると思われていたシジクレイがボランチの位置に入り、名古屋の攻撃を防ぎにきます。前半は基本的に京都は防戦一方。私はここまでの展開は予想していませんでした。もう少し京都は強いと踏んでいたのですが。 名古屋の方は、中盤の4人がフラットに並びながらも流動的に動いてチャンスメークをします。センターは中村と山口の二人だったのですが、中村が攻撃的な選手ということで、山口がもっぱらバランスを取る側に回っていた印象です。名古屋の攻撃は、とにかくサイドアタック。サイドバックが両方攻め上がる場面も多々あり、中央の守備が心配になる場面もありましたが、それほど押し込んでいたということ。また、玉田のコンディションはかなり良いようで、京都のディフェンダーを一対一では簡単に抜き去る場面もありました。 前半を終えて0-1。しかし京都の加藤監督の采配はかなり疑問が残ります。後半頭から西野を下げてディフェンダーの角田を入れたのです。前半押し込まれていたから守備を強化したといえばそうなのですが、それなら渡邊や平島が最初から最終ラインに入っていたことの方が疑問です。角田を最初から最終ラインに入れるべきだと思うのですが・・・あと、森岡は使えないという判断なのでしょうか? 後半は島って早々の時間に、右サイドの竹内のクロスからヨンセンが頭で決めて1-1の同点。相変わらず名古屋の支配が続いているのに、ここで加藤監督はポストプレーヤーの田原を投入。どうも京都は監督の采配がかなり疑問です。シーズンの最後まで監督をやっているかどうか心配です。 京都はロングボールからのカウンター主体の攻撃。名古屋は中盤のセンターがかなりハードワークさせられる戦術なので、途中から中村に代えて藤田を投入。やはりプレーメークはうまいですね。 名古屋は徹底したサイド攻撃。しかし点が入りません。点が入ってもおかしくない場面は結構あったので、今後に期待しましょう。結局1-1のドロー。京都は精一杯のドローという感じでした。正直、これほど京都が苦戦するとは思いませんでした。やはり昇格チームということは補強を豪華に行ったくらいでは補えないのですね。 名古屋がポジションチェンジを多用した攻撃をしたことで守備のバランスが崩れてしまった京都。J1ではかなり厳しい戦いになりそうです。京都を降格争いから外している人も多かったと思いますが、この試合を観る限り、間違いなく降格争いに参入しそうです。とにかく、中盤が作れません。中盤にボールの収まりどころが無いので、中盤を省略したサッカーになっています。これではJ1で戦っていくには苦しいと思います。名古屋の方もちょっと上位進出するにはまだまだと言う試合展開でした。センターハーフに大型の選手がいないとちょっと今のスタイルのサッカーでは攻めの迫力が出ないと思います。もしくはプレーメークの出来る気の利いた選手が必要です。
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posted by ball_no_think |05:13 |
地域活性化のためのJリーグ |
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ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~
コメント投稿者ID :
序盤で点を取って逃げ切りたいので攻撃的なSBを用意。
→先制点とって後半へ。
→後半は守備固め。逃げ切りへ。
→追いつかれて流れ悪し、FW投入で流れ変えたい
だと思うのですが・・・?!
posted by 加藤監督の采配の自分なりの解析 | 2008-03-10 08:38
加藤監督の采配
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>加藤監督の采配の自分なりの解析さんへ
加藤監督としてはそうでしょうね。でも、前半の押し込まれ具合から考えて、0-1で守って逃げ切れると思っている所が甘いと思います。守備固めをするなら、後半の75分くらいからでないと。
守備固めで逃げ切りに入ったというには、後半頭からというのが理解できませんし、むしろあわてて守備の選手を投入したという見方の方が妥当ではないでしょうか。追いつかれてからも、開幕戦、J1昇格1戦目ということであれば、アウェーでもありますし引き分け狙いでも十分だったと思います。そこで守備の選手を削ると言うあたりが、監督としての選手交代のセンスが無いと感じるのです。
ポストプレーヤーの西野を先発で使って、先取点を取ったら守備固め、までは分かるんですが、点を獲りにいく時に、また同じポストプレーヤーの田原を投入するのでは、ディフェンスからするとやりやすいはずなんです。あそこでアタッカーを入れるなら、徳重のようなドリブラーを入れるのが妥当だったと思います。そういう所で、疑問点が多いのが加藤監督の采配でした。
posted by ball_no_think | 2008-03-11 10:31
ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~
コメント投稿者ID :
名古屋はなぜ大型のCHが必要なのでしょうか?
シュート、ラストパスの精度UPと、マギヌンがフィットすればと感じるのですが?
前半の戦い方(後半はスタミナ切れのようでした)が継続できれば、横浜や浦和、大阪とも遜色ないように感じましたが、なぜ上位進出は難しいのでしょうか?
posted by ラガーマン | 2008-03-11 12:45
ラガーマンさんへ
コメント投稿者ID :
大型のCHが必要な理由。
サイドハーフが突破型の選手でないため、サイド攻撃するにも、サイドからヨンセンめがけてクロス、と言う一番単純で効果的な攻撃をするのが、人材的に難しいんです。マギヌンもクロサーではなく、パサーですし。小川は楽しみな選手ですが、昔の岡山のように、サイドから切れ込んで得点を奪うタイプ。
ヨンセンにクロス、と言うパターンが、サイドバックからのものになると、サイドバックの攻撃参加が不可欠となります。その時に、中央の守備力が無いとカウンターを食らって即失点ということになりかねません。簡単に言うと、三人目のセンターバックに成れる選手がいれば、サイドバックがどんどん攻め上がれるということです。しかし、開幕戦をみた感じ、攻撃には不安が無いですが、相手が強いチームの場合、守備は不安要素ですね。速攻を食らった時の守備の人数が少なくなってしまうんです、今の攻撃方法だと。
「前半の戦い方(後半はスタミナ切れのようでした)が継続できれば、横浜や浦和、大阪とも遜色ないように感じました」相手が京都だからですよ。J1に定着しているチームと対戦してからの様子を見てみましょう。
posted by ball_no_think | 2008-03-12 16:48
ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~
コメント投稿者ID :
三人目のセンターバックについて
阿部と竹内がいます。
両サイドバックがともにあがることはまずありえないと思います。右の竹内が上がればバランスを取って阿部は残ります。その逆もしかりです。
竹内はもともとセンターバック。阿部も昨季はストッパーをやっており、守備力には定評があります。
仮に青山が順調に来てスタメンを確保していたとしても、彼は守備専ボランチでありU-20では、ストッパーもやっています。
三人目のセンターバックというよりも、サイドバックが上がった時のカバーリングを的確にこなせるボランチが必要なのではないでしょうか?
posted by ラガーマン | 2008-03-12 18:49
ストイコビッチ新監督の初采配~名古屋対京都戦~
コメント投稿者ID :
バルサで言うところのヤヤが欲しい訳ですよね?
凸的な金がいなくなったので高い位置でのストッパー効果が無くなって、ボランチ的選手には負担増ですね。イエローも必要なときがある。
そのうちセンターバックあたりから誰かコンバートされるんじゃないですか?
posted by たとえば増川 | 2008-03-14 00:48
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