競馬は世界中で行われている

今秋はA.オブライエンがGⅠを何勝するかに注目しよう

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 現在、調教師による年間GⅠ最多勝の世界記録を持っているのは、2009年に68歳で他界した北米の殿堂入り調教師R.フランケル師で、2003年に師の管理馬が齎したその勝利数は25。その記録を今年は、いや今年も、今年こそは追い抜こうとする者が居る。そう、それが世界最大規模を誇る馬産集団の1つ、クールモアグループの専属調教師A.オブライエン師だ。

 フランケル師が2003年に25勝した当時、それまでの23勝という記録を持っていたのが実はオブライエン師で、同師は2001年にその記録を打ち立て、更には2008年にも同じく23勝。それが自身の最多記録となっており、昨年はその記録に迫るも、BCターフの Highland Reel で打ち止めとなって、残念ながら22勝に終わった。いや、22勝で「残念」というのも可笑しな話なんだけど、そういう次元の陣営ということだ。

 さて、肝腎の今年である。オブライエン師が現在までに積み重ねてきたGⅠ勝利数は14。とりあえず列記してみると・・・

英2000ギニー(Churchill) 英1000ギニー(Winter) 愛2000ギニー(Churchill) 愛1000ギニー(Winter) コロネーションC(Highland Reel) 英ダービー(Wings Of Eagles) プリンスオブウェールズS(Highland Reel) コモンウェルスC(Caravaggio) コロネーションS(Winter) 愛ダービー(Capri) ファルマスS(Roly Poly) ロートシルト賞(Roly Poly) ナッソーS(Winter) フィーニクスS(Sioux Nation)

以上。即ち、残りのシーズンで12勝すればフランケル師を上回って、14年ぶりに世界記録ホルダーへと返り咲くことになる。

 では、今年はあと幾つのGⅠが残されているのか。全世界規模となると私なんかではとても把握出来ないので、どうしても知りたいなら「世界の合ちゃん」にでも問い合わせ頂くとして、とりあえずはヨーロッパ。オブライエン師が主戦場とするイギリスとアイルランドには、それぞれ12レースと5レース、フランスには12レースで、合計29レース。尚、ドイツとイタリアにも幾つかあるにはあるけど、そこへは多分行かないから割愛。

 あとは北米とオーストラリアと東アジア。東アジアと言っても日本には来ないだろうから、香港と言っても良いかな。北米に関しては、ダートは厳しいとして、対象となるのはブリーダーズカップの前哨戦と本番。多く見積もっても10レースくらい?いや、そんなに無いか。オーストラリアはメルボルンCとコックスプレート、加えてそれらに伴う前哨戦。でも、コックスプレート路線には Winx が居るだろうからきついかな。香港に至っては、香港ヴァーズくらいしか狙ってこないだろうから、厳選1レースだ。

 という訳で、諸々含めると、恐らく35~40レースくらい。無論、天下のバリードイルと言えども、その全てに有力馬を送り込むことは出来ないだろうから、実質的なチャンスはもっと少ない。具体的な皮算用は難しいし、面倒だからしないけど、ふんわりとした想定をするならば、Caravaggio の失速でスプリント路線は厳しく、マイルと10ハロン路線は Winter と Churchill の使いどころ次第。牝馬路線を Roly Poly に預けられるなら少し楽を出来る。個人的には、ブリーダーズカップを含めて2歳戦でどれだけ稼げるかと、北米でコツコツ上積み出来るかが鍵になると思う。まずは来週に迫ったアイリッシュ・チャンピオンズウィークエンド。ここで5つの内、最低3つは獲りたい。今年は取り零しちゃいけないよ、Order Of St George 君。

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