2009年06月08日

開拓者の道

今日は、5月30日に行われた田臥勇太選手の会見ネタを。

その前夜にリリースが来て、「日本代表選手に関する記者会見」なんて書いてあるから、なんじゃい? って思ってたら、ササッとスポナビ本編に「田臥、代表辞退」って出てたんで、

なんで、今?

って正直思いました。

だって、10日から「東アジア選手権」ですよ。

JAPANの田臥選手が見られると思っていた人も多いでしょう。

なのに、今、行かなきゃいけんの?


で、会見に出てみると、6月11日、12日の2日間で行われる、NBAのダラス・マーベリックスのミニキャンプに参加するとのこと。

ただ、これは田臥選手自身も驚きだったみたいです。

これまで彼が経験してきたサマーリーグのキャンプっていうのは、だいたい6月下旬くらいだったみたいで、今回、田臥選手が参加するのは、その前の段階の「ミニキャンプ」なんです。

彼も初体験のキャンプ。

じゃあ、今じゃなくても、って思ったんだけど、会見を聞いていると、そんな甘い世界じゃないってことがよくわかりました。

「誰もがもらえるチャンスじゃない。そのチャンスをもらえたんです」

そう、ミニキャンプだとか、サマーリーグだとかって、ついこっちは簡単に思いがちだけど、そこに立つことが、まずは簡単じゃない。

そりゃ、世界中のバスケットマンがそこを目指しているわけだから、ちょっとやそっとの選手じゃ、門前払いの前の前なんだろうね。

そのチャンスをもらえたことは、田臥選手にとって大きな意味を持っていたってことなんです。

会見の中で何度「チャンス」という言葉が出てきたか。

次に進む保証など何1つないのに、もしかしたらその2日間で終わる可能性だってあるのに、それで日本代表の座を蹴って、田臥選手はその「チャンス」に賭けることにしたわけです。

なぜか?

「NBAは僕の目標です。今も(昔も)変わらない目標です」

そうか、ほかならぬ自分自身の人生の中で、その自分が描く夢のために彼は「チャンス」を逃したくなかったってことなんだな。

そういった男の夢を語るってシーンを見たら、こっちまで熱くなるし、応援したくなります。

「先のことは考えていません。目の前のことを1つ1つクリアしていかないといけない。どれだけ厳しい世界なのか、それは僕が一番わかっている。1つ1つクリアしていかなきゃいけないんです」

1つ1つクリアしていった先に、NBAという夢の舞台があるんですな。


今朝のファイナルGAME2を見る限りでは、相当険しい道だと思うけど、田臥選手には少しでも高いところに登ってほしいですね。

で、それに続く日本人が出てきてほしい。

会見に同席したリンク栃木ブレックスの山谷拓志代表が

「日本代表のチーム編成は困難になるけど、こういうこと(海外に挑戦すること)が増えることが、ある意味で望ましい」

って言っていました。

世界に出ることで、日本ではわからなかったことを体験でき、それを日本代表に昇華できれば、それほどいいことはない。


WBCで日本が連覇したことだって、イチロー選手や松坂大輔選手などがメジャーに行ってというけど、それだって野茂英雄さんがアメリカに行ったことが始まりだし、

サッカーの日本代表がワールドカップ出場を決めたけど、それだって、中村俊輔選手などがクローズアップされるけど、その前に中田英寿さんや三浦和良選手、もっといえば奥寺康彦さんがヨーロッパに渡ったことが大きかったはず。

どんなスポーツでも開拓者ってのがいるわけで、今回、田臥選手の日本代表の姿は見れなくても、それが日本のためになるのなら…彼がその開拓者になってくれるのなら、バスケット界にとって、けっしてネガティブな話ではないと思う。

開拓者の道は、ちょっとしたチャンスから始まるのかもしれない。

そんなふうに感じました。


田臥選手はこうも言っています。

「日本代表で、日本のために戦いたい気持ちは変わらない」

小牧では見れなくても、2016年の東京オリンピック(?)…田臥勇太、35歳か…で見られるかも。

もちろんそれ以外にもね。



さぁ、日本代表の選手たちよ(生意気な書きっぷりで、すいません)。

田臥選手に言った

「8月のアジア選手権に出られるようにしておく」

といった言葉を、明後日からの大会で見せてくださいよ。


ということで、本日も――
ご愛読感謝、Good Day & PEACE!


田臥勇太、記者会見


posted by DECO |17:52 | 日本代表 | コメント(4) | トラックバック(0)
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nnnn

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ん~、自分はちょっと違う意見ですね。
田臥には、すごくがんばってもらいたいし、応援もしている。
けど、代表を途中で投げ出していくというのは、好きではないですね。協会も最初っからそれを見越して呼んでいるとは思いますが、代表の重みということで言うと、軽々しく扱っているように思いますね。
そうおもっていなかったとしたら、最初っから代表に来るなよと。

サッカーや、野球とはまた違うと思うんです。
チームでレギュラーが決まっている、中村俊輔、イチローとはまた違うし、リーグと代表の重みは、リーグのほうが重いというバスケ。

また、田臥は代表では中心選手だし、それなりの戦術、他選手との連携など、作られてきたし時間をかけてきた。
それを、「大事な用ができたから、俺抜けるわ!その件は、監督と前から決まってたし~」って、他の選手、落とされた奴はどう思うかな?田臥をそう思う人は、ほとんどいないと思うけど、そう思わないといけないものだと、代表はいけないと思うんです。それが正常。

けど、人気を取りたいのかわからないけど、そうはさせないのか協会・・・。強引にいった、川村卓也はとめられなかったけど、だったら竹内も行かせてやればいいのに、それは強引に止めた。・・・。

NBAにたとえいけたとしても、日本バスケにとっては、どんどん悪い方向へ行ってしまうと自分は思ってしまいました。

posted by y | 2009-06-08 22:45

yさんへ。

コメント投稿者ID :

コメント、ありがとうございます。

なるほど、そういう意見もありでしょう。

ただ、どっちが正しいか、間違いかはこれからの日本のバスケットを見ていくしかないですよね。

少なくともボクは前向きに見たいと思っています。

たとえ、どんなに裏切られたとしてもね。

って、最初、田臥選手がアメリカに行くって聞いた時は否定的でしたが…(苦笑)。

ボクの文章力のなさか、田臥選手の熱意がうまく伝わらなかったのかなぁ~

猛省です...m(_ _)m

でも、貴重な意見をありがとうございました。

posted by DECO | 2009-06-09 00:58

DECOさんへ

コメント投稿者ID :

そのとおりですね。前向きに見ていくしかないですね。
bj選手も代表になれそうでスモンね。

あと、文章力はありましたよ!自分が勝手なことを書いただけっすから。楽しんで読ませていましたよ。

田臥選手と、協会のやり取りに不信感があっただけです。

これからも、楽しみにしています。

posted by y | 2009-06-10 00:33

yさんへ…其の弐

コメント投稿者ID :

コメント、ありがとうございます。

不信感…ファンにそういう感情を与えるのはよくないッスね!

協会も頑張れ! ってことで(笑)

これからもよろしくお願いします♪

posted by DECO | 2009-06-10 15:06

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