2010年02月27日

相手チームへのマナー

只今、第11回Wリーグのファイナル真っ最中です。

25日に、長野県松本市で行われた第1戦は――

○ JOMO 62-59 トヨタ ●

今日、群馬県前橋市で行われた第2戦は――

○ JOMO 83-66 トヨタ ●


JOMOが2年連続16回目の優勝に王手をかけました。

と、ここでそのレポートを書くわけにはまいりません。
今回は「バスケットボール・マガジン・クリニック」5月号で、それを執筆させてもらうことになっておりますので…
小生のレポートを読みたい方は、3月25日にご購入のほどを...m(_ _)m



とはいえ、1つだけ。
といっても、試合の内容とは違います。

今日の第2戦で、こんなことがありました。
JOMOが【81-64】でリードしている場面。
第4クウォーターの残り59秒です。
トヨタの池田選手が得点をして、64点目が入ったときに、JOMOがタイムアウトを取ったわけです。
狙いは、作戦を伝えるというより、選手交代にあったのだと思います。
実際に本田選手が吉田選手と変わりましたし。

でも、トヨタの丁ヘッドコーチとしては、大量リードしているのにタイムアウトを取るとは何事だ? と試合後、JOMOの内海ヘッドコーチに詰め寄っていたんです。
それもかなり激昂して。
内海ヘッドコーチも少し熱くなっていたかな…遠目だったのと、選手が立っていて、詳しくは見えませんでしたが。

記者会見の席で、丁ヘッドコーチは「言うことではないかもしれないけど…」と前置きをして、上記のことを話したわけです。
そして

「大差で勝っていて、しかも1分を切っているのにタイムアウトを取るのは、相手チームへのマナーに反する。(若手に、たとえ1分でも)練習の意味で指示を出したのかもしれないけど、そんなことは韓国では絶対にありえない」

と言っていました。

韓国では、と書くと、「ここな日本だよ」と反論する方もいらっしゃるかもしれませんが、そういうことではありません。
アメリカの大リーグでも、大量リードのときに、送りバントとか、盗塁とかすると、イチローであっても、確か報復行為を受けたはず。

相手チームへのマナー

これは、日本ではあまり論じられないことですよね。
もちろん内海ヘッドコーチには内海ヘッドコーチの言い分もあろうかと思います。

ただ、今回のそれを目の当たりにして、国際的なスポーツであるバスケットボールですから、そういった相手チームに対するマナーみたいなものも広めていくことが大事なのかなと。
丁ヘッドコーチが怒ったからそういうのではなく、今、バンクーバー五輪をやっていますが、バスケットがオリンピックなどの国際舞台で戦っていくためには、必要なことなのかな、と。

小生も初めて見聞きした光景だったので、当初は少し面喰いましたが、丁ヘッドコーチの話を聞いて得心しました。

もし世界のバスケットの「マナー」について知っている方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。
ちょっと知りたくなりました。

…丁ヘッドコーチに、ファイナルが終わったら、一度、聞いてみるかな。


ということで、本日も――
ご愛読感謝、Good Day & PEACE!

posted by Deco |19:37 | WJBL | コメント(11) | トラックバック(0)
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相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : NID00002651

三上さん

 いつも楽しいコメントありがとうございます。

残り2分を切った時にもTO取ってますし

マナー違反と思います。

(勝負が決した時のTOは時間が止まった感じで辛いですよ!

武士の情け!取るなと先輩指導者から厳しく躾けられました)

 ところでファイナル第3戦、地上波も衛星も生中継が無く

有料のケーブルTVのみではバスケの将来は??ですね。

posted by IMAZON | 2010-02-28 09:01

IMAZONさんへ

コメント投稿者ID : ba-sketch0911

コメント、ありがとうございます。

そうですか、先輩指導者の方からそう教わっているんですね…
日本にもちゃんと「マナー」があったんですね。
安心しました。

テレビについては…確かにそうですが、今はバンクーバー五輪中ですからね。
ライブは厳しいでしょうね。
それにしても、録画でもやってほしかった。
ちなみに今日の第3戦は、SKY-Aで生中継するみたいですよ。
NHK-BSは3月2日に録画放送だそうです。

posted by Deco | 2010-02-28 10:00

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : NID00002904

コーチのタイムアウトとは少しずれますが、数年前に田臥選手のブログにあった記事を思い出したので、紹介します。

http://blog.tabuseyuta.com/2007/07/post_b826.html

バスケットボールは相手チームがあってのゲームなので、「相手へのリスペクト」というのは必要だと思います。

posted by basbas | 2010-03-02 18:08

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : OOH00002954

タイムアウト、田臥選手のしてしまったシュートの他には、イージーシュートを止めるためなどのハードファウルがあったと思います。野球では盗塁とかバントとか、ホームラン後のバットを投げる事とかいろいろ出てきますね。

バスケットボールも野球も近年までフットボールのように男性のためのスポーツとして考えられていたせいか、このような騎士道、紳士道的な不文律があるのかもしれません。死者に砂をかけるような行為だと私は聞きました。

勝敗に対する価値や意義にも違いがあるような気がします。

posted by ディグレゴリオ | 2010-03-03 01:57

コメント返し

コメント投稿者ID : ba-sketch0911

★dustyさん

コメント、ありがとうございます。

田臥選手のブログ、読みました。
「相手へのリスペクト」か…日本ではなかなか教わらないことですね。
もちろん「相手に敬意を払え」とは言われますが、最後の場面での所作というか、そういうのは聞いたことが、小生はありません。
…下に続く。

★ディグレグリオさん

コメント、ありがとうございます。

上のdustyさんのコメント返しの続きですが、田臥選手が書いているとおり、日本では「最後まで全力で戦う」のがいいこととされていますよね。
そのとおりではありますが、それとタイムアウト、もしくは田臥選手の最後のシュートは違うような気がします。
特に田臥選手のシュートは、文面から察するに、要は自分のスタッツを残したいという個人的なこと。
プロですし、NBAを目指していた(今もか?)ときなので、スタッツは大事だと思いますが、大量リードで勝った試合のスタッツを、プロチームは評価するのかな?
そんな感じがしました。

ともあれ、残り時間と点数を考えて行動を起こすということが、バスケットにおいて非常に大切なマナーだと、今回のタイムアウト事件(?)を通して感じました。

こういうことは広めていくべきでしょうね。

posted by Deco | 2010-03-03 12:06

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : ym3sn

自分もNBAを見ていてなぜ最後までシュートに行かないんだろう?と思っていましたが、それまでの必死の戦いを見ていて思いました。
それは、バスケを知っているから。
日本はまだバスケを知らないから、残りの点差と時間の関係から勝てる見込みがあるかどうかなんだと。
確かに、日本もそういうことは知っているけど、歴史が浅いのでそれが絶望なのかわずかな希望があるのかの差がわからないんだと思います。

日本は、相手と戦っているのではなく、相手を無視していることがあるのかもしれません。自分との戦いといわれますが、相手を無視しての好意は、侮辱なのですね。

しかし、日本のトップ選手、トップのコーチがそれをやるとは、つくづく日本の未来はくらいですね(--;

posted by y | 2010-03-06 07:40

yさんへ

コメント投稿者ID : ba-sketch0911

コメント、ありがとうございます。

「相手の存在を無視しての行為は屈辱」…そのとおりですね。

ただ、「日本の未来はくらい」に関しては、どうでしょう?
まぁ、明るい! と「!」マーク付きで言えないのが残念ですが(苦笑)、今回の一件で、小生自身、これまた恥ずかしいのですが、「相手へのマナー」ということを知りました。
もしかしたら彼も知らなかったのでは? と擁護したくもなります。
プロ野球にしろ、サッカーにしろ、日本でテレビ中継が多いスポーツでも、そういった「相手に対するマナー」のことって言わないですからね。

田臥選手のブログにもありましたが、最後まで一生懸命に戦うのが、相手への敬意だと思う国ですから。
やはり点差によってしていいことと、悪いことが浸透していないんでしょうね。
擁護する一方で、世界レベルの試合を経験しているコーチなので、それくらいは知っておいてほしいとも思いますが…
知っていてやったのなら、OUTです!

これを機にトップからミニに至るまで、そういうことが浸透してくれれば、と思います。
「くらい」というより、ある意味で「ひかり」なのかなと。

posted by Deco | 2010-03-06 13:42

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : NID00003424

初めてコメントでお邪魔します!
記憶が定かでないのですが、世界選手権か何かでUSA代表のコーチKが試合が決まっている状況でタイムアウトを取り、対戦相手スペイン代表のヘッドコーチが怒ったことを覚えています!もし、どなたかその時の状況を覚えていたら教えてもらえますか?

posted by NBA | 2010-03-07 01:14

NBAさんへ

コメント投稿者ID : ba-sketch0911

コメント、ありがとうございます。

すいません、小生は覚えてないです…そのシーン。

でも、あのコーチKがそんなことをしたのか…そりゃ、スペインも怒るでしょ。

NBAさん同様、小生もそのシーンを覚えている方をお待ちしております。
よろしくお願いします...m(_ _)m

posted by Deco | 2010-03-07 17:49

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : OOH00020879

 今更ながらコメントさせていただきます。
バスケットの世界、どうしてもアメリカにならえという風潮があるのは仕方ないように感じます、、、、が交際大会でのマナー、そのその国々でのマナーは理解したうえで違っていてもかまわないと私は感じます。
母国では考えられないけれど他国では当たり前。その逆もありで。大量リードされたうえにTOとられたのならこちらも同じように若手に経験積ませるなりいつもと違ったフォーメーションとるなりHCにはそれなりの冷静さがあっても良いのでは、、
 ここ数年でリスペクトという言葉をよく聞くようになりましたが、ほぼ負けが決まった自分たちがこれ以上傷つかないように相手に要求するリスペクトは私は好きではありませんし必要ないと感じます。
 人と人。国と国。自分たちが今どこにいるのかを確認したうえでの主張が必要だと思います。
 今の日本代表選手が大差で負けたうえTOとられても選手たち怒らないと思います。もっと強くなればいいと答えるのではないでしょうか?トムは激怒するかも知れませんが、、、、
 
 他国にならえ、アメリカにならえ。やっぱりなじめないです。JBLでのブーイングもね。

 長文失礼しました。

posted by 茜空 lazy | 2010-11-25 21:37

相手チームへのマナー

コメント投稿者ID : OOH00020879

それと、、、

ご存じかも知れませんが岡田選手のブログです。
 

http://yusukeokada.seesaa.net/article/65207334.html#more

posted by 茜空 lazy | 2010-11-25 21:58

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