僕の中の大投手 諭

割りきって頑張って

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この前ですね、都市対抗野球の北海道地区最終予選を土日の2日間にかけて見られるな~と計画していたんですよ、そしたらその2日間両方とも雨が降ってしまいましてねぇ…うまいこといかんものです。 この影響もあって、北海道地区の出場枠を勝ち取ったJR北海道硬式野球クラブ(グラウンドは恵庭市にあるけれど札幌市代表のチーム)の試合を今季1試合も見ていないのです。 近所のチームだから“見ようと思えばいつでも見られる”という考え方は本当にイカンですよ、私過去数え切れないほどこれで痛い目にあっているのにまたやってしまいましてね。
来月から開催の社会人野球第88回都市対抗野球大会。 組合せ・日程が発表されたのでトーナメント表を眺めていたら、このブログで今年に注目しているチームのひとつ、三菱日立パワーシステムズ(神奈川県横浜市代表、以下MHPS)が西の強豪・日本生命と初戦で当たるようで、悪いことにその日は私ちょうど用事がある日で観に行けないのです。 その日はなまじ休日なだけに余計に悔しいですね、ここでもうまいこといかんものです。 ところでそのMHPSですが、都市対抗名物“補強選手”について大学時代より私が気に入っていた選手、左澤優を選んでおり、これは嬉しかったですね。


左澤優、元チームのJX-ENEOS(グラウンドは川崎市にあるけれど横浜市代表のチーム)において、今季ルーキーながらここまでリリーフで公式戦登板がチームトップであり、公式戦先発登板は一度も無かったにもかかわらずイニング数もチームで上位にあると完全に左の中継ぎポジションへ定着を果たしています。 数字的にも(時折荒れるマウンドもありますが)四死球が少ない割に奪三振の多い成績と、安定したピッチングが伺える内容。

左澤優


更に彼は都市対抗予選におけるMHPSとの直接対決において、この試合先発したエース柏原史陽が7回にMHPSの鶴田翔士より同点ホームランを浴び、更に後続の久保皓史にもツーベースヒットを被弾するなどでランナー満塁のピンチをつくったまま降板。その上打席にはMHPSの至宝佐々木勉が入っているという無茶苦茶ハードな場面でマウンドに送られますが、その佐々木を空振り三振にきってとり華麗にピンチを脱出。 その後もナイスピッチングを続けて、結局3回1/3を投げて1四死球5奪三振で失点ゼロと完璧なリリーフを披露してMHPSとの都市対抗出場を賭けた熱戦を演出する立役者となり、また、このときの投球がMHPS首脳陣に好評で補強選手につながった可能性は大いにあると思います。
今季はなかなか投打のかみ合わない試合も多いJX-ENEOSにおいて、新人ながら安定感あふれるリリーフとして奮闘している左澤。 本人的には自身初の都市対抗出場が自軍ユニフォームでないというのはなかなか複雑なところかもしれませんが、この機会に出来る限り経験を積んで自チームにフィードバックすればよいと割りきって頑張ってほしいところです。

個人的に私が好きな選手ということもありますが、MHPSにとってこの左澤の補強は良い選択だと思っています。 現在MHPSは豊富な投手陣の駒を揃えており、とくに先発投手は大野亨輔奥村政稔の右のダブルエースに加えて、三小田章人や大ベテラン・亀川裕之の両左腕もいると非常に充実しています。 他所の先発投手を補強してきて先発に使うかリリーフに転用するのか迷うよりかは、左澤のような投手をリリーフとしてのみ計算した方が戦略的にスッキリしていいし、先発に比べてリリーフ投手ならば何人いても過剰となることはそんなにないですからね。
そういう考え方もあって、先発型右腕の齋藤俊介(JX-ENEOS)も補強していることに関しては、私ちょっとどうかな?と感じましたが。 齋藤は力のある投手ですから先発でもリリーフでもやろうと思えばどちらも出来るでしょうが、基本的に粘投型で、ある程度長いイニングを投げ、最初から自分で試合を組み立ててこそ真価を発揮する典型的な先発タイプだと私は評価しています。先述したとおり今のMHPSは先発投手の頭数が揃っているので、こういうタイプはあまり必要ではないんじゃないかと…
これが先発タイプは先発タイプでもチームを超えた存在感の大エース(現役投手でいえば三菱広島の鮫さまとか、トヨタの佐竹神とか、三菱神戸高砂の守安重工とかその辺りの人たち)であるのなら、タイプがどうとか補強ポイントがどうとか理屈抜きに問答無用で補強選手に選ばれるでしょうし、私も疑問は一切抱きません。 ですが齋藤はそこまでの存在ではないですし、そもそも、今季の彼あまり調子良くないんですよね。
昨季に続いて今季も柏原とともにENEOSの先発二枚看板としてチームトップの先発機会を得ているのですが、同時に先発KOも多く、今のところ昨年ほどの安定感が感じられません。 MHPS首脳陣がどうしても先発役を欲しかった、というのならシンプルに齋藤より成績は上回っている柏原を選択すれば良かったんじゃないですかね?先発専任の齋藤に対して柏原は少しながらリリーフもやっておりますし速球で力押し出来るタイプでもありますし、リリーフ転用を考える意味でも柏原の方が有利な気がします。 齋藤は地力の高い投手で補強選手として悪くは無いのですが、それより他にもっと良い選択肢があったのでは?という気がしてならず、個人的によくわからないのです。
MHPS3人目の補強選手・若林晃弘(JX-ENEOS)にも似たような感じを受けましたね。 彼も齋藤と同じく大活躍した昨年に比べて今季は低調気味。 もちろん彼も高い能力を持った選手であり(例えば今季の彼は公式戦で安打は少なく苦しんでいる感があるのですが、その少ない安打のほとんどが二塁打である辺り高いセンスを感じさせます)補強選手として悪くはないのですが、受け入れ側のMHPSの野手陣が投手陣以上に駒が揃っているというかむしろ飽和状態ですので、そこへわざわざ若林を加えるという選択がよくわからんのです。 自前の選手であれば選手間の競争を促すため、刺激を与えるための当て馬というか噛ませ犬というかそういうやや後ろ向きな役目を与えることもあるでしょうが、補強選手は試合で使ってやらなければいけない礼儀というか義務というか暗黙の了解というかそういうものがありますから、その点でも若林よりもっと良い選択があったのでは?と思えて仕方のない私なのです。

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