僕の中の大投手 諭

知られざる2013年ドラフト候補たち

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以前、2013年ドラフト候補を一番人気ではなく二番か三番辺りのいわば本命馬に対する対抗馬的な選手に注目してみるという内容の記事(2013年ドラフトを対抗に集中してみる参照)をあげました。

今回はそれよりも掘り下げて、ドラフト特集をしている雑誌やスポーツ新聞等に現時点では名前すらほとんどあがっていない&もしくはあがっていてもコメント一言で済まされている、という感じに注目度が低いものの、あと数カ月もしたら急速にドラフト有力候補として台頭することがもしかしてあるかもしれないと個人的に思っている選手、いわば隠し玉的な選手を紹介したいと思います。


もしこれから紹介する選手が台頭して世間的に急に注目を集めてきたのならば、俺はあいつのことおまえらより前から注目していたぜ(ドヤ)、という気分がもしかして味わえるかもしれません。

ちなみに紹介する選手は大学野球選手オンリーですが、ここはそもそも大学野球中心ブログ(あれ?看板はプロ野球の日本ハ…)なのでそういうものだと思っていただければ幸いです。




三浦大和(東京国際大)右投右打 内野手(※登録上は。試合ではほとんど外野を務めている)

三浦大和
三浦大和は、秋田西高において打撃で中軸を担いながら最速143km投手のいわゆる投打二刀流でしたが、東京国際大進学後は投手としてうまくいかなかったようで野手に専念しています。 ちなみに小学時代は打撃の中核も務める投手で、中学時代は野手中心の出場だったそうです。 つまり彼は 投打二刀流    ↓ 制球難などで投手失格とされる    ↓ 野手一刀に専念    ↓ 監督が投手を勧める    ↓ 投打二刀流    ↓ だからぁ~制球がぁ~ …というサイクルを繰り返してきた野球人生なんですね。 三浦が投手に何度も挑戦している&させられているのは彼の強肩があまりに魅力的だからでしょう、実際彼の外野からの遠投を目撃した時は私も痺れました。 彼はまたなかなかの俊足でもあり、更に打球にも非常に力強さを感じられ、彼が所属する東京新大学リーグの他の選手とは身体能力等でちょっとちがうなー、というものを感じさせてくれます。 打撃・野手としての魅力もあるだけに野手と投手を行ったり来たりになってしまうわけで、なまじ身体能力に優れているだけに起用法で監督泣かせな選手ですねー。 大学で野手としてスタメン定着後は経験不足からか淡泊な打撃が目立ったり、守備や走塁で単純なミスをしたりと粗さがみられましたが、徐々に成長を見せて昨シーズンの終盤では外野の定位置をしっかり守りつつ打撃でも中軸打者を堂々と務めるまでになりました。 2013年シーズンはさらなるブレイクを期待したいところです。 対馬和樹(九州共立大)右投右打 捕手
対馬和樹
対馬和樹は、甲子園優勝実績を持つ北海道駒大苫小牧高で2年春から早くも正捕手となり、高校卒業後は大学野球屈指の強豪である九州共立大で1年時から正捕手を務めて今に至るというまさにエリート捕手で、強豪校・名門校でスタメン捕手を長く続けている=捕手に一番必要とされる“経験”が豊富であるといえ、もちろんキャッチングなどにも優れ、チームメイトにして2013年ドラフトの目玉選手の一人大瀬良大地からも信頼の厚い女房役です。 身体は大柄でありながら俊足で、かつなかなかの肩と高い身体能力を持ち、スイングやインパクトにも力強さを感じられ彼が所属する福岡六大学リーグにおいては打点王のタイトルも獲るなど強打者であり、全国大会でも藤岡貴裕(現千葉ロッテ、対馬との対戦時は東洋大)や小川泰弘(東京ヤクルトドラフト2位、対馬との対戦時は創価大)ら対馬より上級生でかつプロからドラフト上位指名を受けるような強力なエースの投球に対して力負けするどころか逆に長打をはじき返すなど、攻守に渡って優れた捕手です。 対馬はいくつかのドラフト雑誌に(隅っこですが)紹介が載る選手なので今記事の趣旨からは少しずれているかもしれませんが、それでもあえて名をあげたのは彼の実力からいってもう少し騒がれてもいい人材だと個人的に思っているからです。 今年のドラフト候補は珍しく捕手豊作の年であるがゆえに彼の印象が薄れてしまっているのでしょうか? 例えばすぐ近傍にある九州六大学リーグにて、強肩強打でキャプテンシーにも優れ日本代表経験もある梅野隆太郎(福岡大)という対馬以上に注目されている捕手がいますし陰に隠れちゃったかなぁ…確かに肩の強さとか打撃の安定性とかは梅野の方が上だけど(ちょっっ、ここ対馬をフォローする流れ!!)。 鍵政祥太(札幌大)右投右打 投手
鍵政祥太
鍵政祥太は、北海道の北海学園札幌高より札幌大に進学した投手で、身長が高校3年時で何と191cm! 現在は193cm(札幌学生リーグのパンフレットより)らしく、そのあまりの長身のため札幌円山球場で札大の試合を観に行ったら彼の顔を知らなくともすぐ見つけられるかくれんぼは苦手なタイプ。 一昨年ぐらいまでは、私は彼のことを正直背が高いだけの地方選手程度にしか認識しておらず、出番にしてもリリーフ中心など実績もそれほど大きくはありませんでしたが、2012年秋シーズンに一気に札大の、というよりリーグ全体のエースとしてブレイク。 それまでリーグトップ投手と認識されていた道都大の佐藤峻一(オリックスドラフト2位)を抑えて同リーグの最優秀投手賞を受賞しました。 大学野球の強豪校・有力選手が集中する関東地区の各大学リーグでさえもめったに見られないほどの長身。 それを存分に生かした角度のある速球には球速以上に威力を感じさせ、変化球を含めた各球種の制球力もなかなかに優れた好素材。 今のところはリーグ内では敵無しって感じですが2013年シーズンは全国にもその姿を見せてほしいところです。つまり札大打線頑張ってね(おい)。 以上に上げた三人に共通しているのは全員身長が180cmを超える大柄な体で強い身体能力が魅力、というところですね。この手の選手は伸びしろを感じさせることから、少しのブレイクだけでプロスカウトやマスコミの目に付きやすい傾向があります。 ま、そういう安易なスカウティングのせいで過去に何人もの選手がプロでは成功せずに終わっている現実もあり大きな体だけで評価が高くなる傾向が果たして妥当なのか?という議論もありますが、それの是非はともかく彼ら三選手が急にドラフト有力候補(対馬に限っては既にそれなりの有力候補ですが)に上がってくる可能性は微小なりともあると思います。 とはいえあくまで彼らは昨年までは冷静に見てドラフトの目玉になれるというほどの選手では決してないので、彼らがとくに今年のブレイクを果たせなければ普通に大学卒業後静かに硬式野球引退となるかもしれませんが。 対馬についてはまぁ、今年のプロ入りが果たせなくとも社会人とかで硬式野球を続けられるランクの選手だとは思いますが、三浦と鍵政は今のところは正直微妙(暴)。




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この記事へのコメントコメント一覧

知られざる2013年ドラフト候補たち

>>フリッカーさん

いつもコメントどうもです!

三浦が投げている姿は私は見たことないです。噂では大学進学後、割と早い時期に投手失格とされたらしいのですが…


対馬兄、いましたねー!しかも対広陵戦を現地観戦していたとはすごいですね!!

北海道の高校野球ファンの間でも駒苫の復活を願う声は多いらしいですが今年のセンバツは落ちたんでしたっけ?夏に期待ですね。

知られざる2013年ドラフト候補たち

>>yyさん

いつもコメントどうもです!

鍵政はパンフレットを見ると体重は83kgとあります。

球速は、鍵政の出ていた試合を見に行ったとき円山球場はスピードガン表示を出さなかったので現在の球速はわかりませんが、高校時代は最速138kmだったそうです。

フォークを投げていた印象はあまり無かったのですが、スライダーかカットか割合速そうに見えて小さく変化するような変化球で大累(巨人ドラフト2位)を詰まらせて簡単にゴロアウトにとっていた記憶はありますね。

知られざる2013年ドラフト候補たち

隠し玉選手を見つけるのは楽しいですよね。私も試合観戦時についついやってしまいます。
三浦は大学進学後は野手一本なんでしょうか。確か東京国際大には野村収投手コーチがいらしたはずなので、元プロの目から見て少しでも可能性があるなら投手に専念させているかな、と勝手に想像してるんですが。野手への転向は早ければ早いほど良いと思うので、高校時代速球派投手→大学で野手転向という同じ道で成功した、たとえば村田修一や青木宣親の後を追ってみてほしいですね。どうせなら目標はでっかく。
土地柄、どうしても梅野の陰に隠れがちな対馬ですが、なかなかの好捕手ですね。川満・大瀬良というレベルの高い投手の球を受け続けた経験は貴重だと思います。対馬の名前を聞くと私は、駒大苫小牧で投手だったお兄さんのことも思い出します。2007年夏の大会初戦、相手は野村&土生(現広島)や小林(現日本生命)のいる広陵相手に繰り広げた好ゲーム。先発だった左腕・片山の後を受けて登板した対馬投手の重い速球が印象的です。(ちなみに私、現地で生観戦してました)
あれを最後に、駒大苫小牧は甲子園から遠ざかってるんですよね。またあの元気なブラバン応援、ぜひとも甲子園球場で観たいなー。

知られざる2013年ドラフト候補たち

こんちは。昨年フムフムさんのこのような記事を読んでいた時は『北海道のリーグでしょ』『北海道出身だからでしょ』と侮っていたのですが蓋を開けたらびっくりの状態だったので今回は真面目に読みました。大卒の外野手は少し厳しいと思います。また対馬選手は多分どっかから引っかかると思いますが、日ハムにはいらないので興味なし。興味があるのは鍵政選手です。193センチだけでもすごいですが、写真で見る限り肩幅もすごい!体重100キロ超えているのでは。球速はどのくらい出るのでしょうか?これで角度のあるフォークが投げれたら抑え間違いないんでは(ベイ佐々木みたい)是非とって欲しい選手です。

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心に残ったヒロインは飯山プロ初本塁打時の「打ったら走るのが基本ですから」
ちなみに好きなヒロインはマクロスFのシェリル・ノーム(Fつながり?)

でも一番美人なのはアルト姫(笑)
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(10月23日現在)

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