2006年09月03日

感じるままに、地球とともに。

目の前には、水平線まで果てしなく続く海が広がっている。
水平線まで、一体どれくらいあるのだろう。
そんな疑問を頭に浮かべつつ、しばらく目を閉じてみる。呼吸を整える。ゆっくり、深呼吸を一つ。そして、頭のなかで、イメージしてみる。

遥か遠くで起きる風。その風が海を揺らし、徐々に形を整えながら、この海岸まで辿り着くのだ。形整ったその波たちは規則正しい。そう、まるで地球の鼓動のように。
一見、呼吸は規則的、全てが同じかのようにも思われるが、そうではない。ある一定周期のなかで4~5回、その呼吸は大きさを増す。

目を開ける。もう一度、深呼吸を一つ。意識の全ては、この波、この地球と一体化することにのみ集中させる。目の前に来る一つのうねりが、いつの間にか水平線を見えなくしてしまっている。

上体を倒し、今度は全身をサーフボードと一体化させる。肩を回し、パドリングを始める。一度、ちらっと後ろを振り返る。うねりはさらに大きさを増している。波は、自身がブレイクする直前、前面部分に斜面を作り出す。そう、波と一体化できるポイントはそこにある。まだ形となっていないその部分がどこでできるかを頭でイメージしつつ、その動く斜面のスピードに合わせるよう、手のひらで水をしっかりと捉えパドリングを加速させる。

パドリングで加速したスピードは、波の斜面も手伝ってさらに勢いを増す。最後に、上半身を板に押し付け、板の角度を斜面に合わせる。自分が波と同じスピードになり、斜面を降りていくのを感じる。そう、このとき、波と一体化するのだ。
板に立つ。最初にブレイクした部分から、あるときは左に、またあるときは右に、波がどんどん続いて出来上がってくるのがわかる。あとは波との共演だ。波の斜面が出来てくるのにワクワクしながら、その斜面とひとときの至福のときを過ごすのだ。

Welcome to the earth & wave!!

posted by athok |23:06 | サーフィン | コメント(2) | トラックバック(0)
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