2007年09月03日

協会に感じること

高野監督のコメント

「規制はしないが、言いたいことを言い、やりたいことをやるのではなく、よく選手と話し合いながら考えていく必要がある」

なぜ、すぐに”規制”という言葉を使いたがるのか理解に苦しみます。

ここでは、細かいことではなく陸上だけでなく、一般的な協会に関して普段感じていることを書きます。

1) 協会の役目の一つとして、対外交渉があると思います。ここで重要なのはルール改正や規定に対する影響力。例えば、F1レース、ジャンプ競技、シンクロなどではルール改正が成績に直結します。そこで協会の世界でのステータスやネゴシエーションが大変重要となるはずです。果たして、そういう人材って日本にどれくらいいるものなのでしょうか(自分で英語の渡り合える人)?
 ちょっとレベルは違いますが、2004年のアジアカップ ヨルダン戦のPK戦で、宮本主将が主審に自ら英語で抗議をして反対側のゴールに替えさせたような交渉力が今後大変重要だと考えます。

2) 選手の待遇は容易に改善できるのでは?陸連がどうかは知りませんが。あの体格が大きいバレーボールの選手が飛行機はエコノミーでの移動だったり、145点の歴史的大敗を喫した1995年ラグビーワールドカップでは、選手は開催地の南アフリカまでエコノミーで、協会役員は全員ゴルフバック持参でビジネスだったりと話題にはことかかないですね。

3) 縦社会や学閥の廃止も必要でしょう。これが一番やっかいな問題かもしれませんが、小泉元首相や川淵サッカー協会会長のようにトップダウンで改革を進められる人が出てくることがまず重要でしょう。次の段階では、選手としての実績ではなく、マーケティング的な動きができるリーダーの存在も必要となってくると考えます。

posted by 沢村大和 |14:27 | 番外編 | コメント(6) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:協会に感じること

その通りです。
教育大、都の西北の風をプンプン感じます。
高野さんがコーチをやるのはわかるけど、他の種目のコーチや役員は相変わらすという感じですね。

posted by TAKA by NU | 2007-09-03 21:52

Re:協会に感じること

mediaの規制が、必要だと思う。
今回の放映についても、いたずらにあおるように思う視聴率UPが、目的だと思うが、ひどすぎる。
予選落ちする選手に対してやたら、メダルに挑むと言うように過大にあおるような事は、逆効果の気がしますがいかがですか。
こうした放映局のやりかたが、結局だめにしてしまう。10年前の男子バレーボールの二の舞になる。
もっとmedia規制の必要を痛感しています。

posted by | 2007-09-04 00:01

Re:協会に感じること

スポーツの協会、団体には文部科学省の天下りがわんさか
いると聞きます。
そんな彼等が役員だ!と厚遇を受け、肝心の選手達が苦汁を飲まされるのは非常に悲しい。
今回の世界陸上も役員の数の多いこと!
そしてズラズラと政治家や官僚の名前。
先日、スポーツ省創設の案が出ていましたが、うれしい反面、また役人達にスポーツが喰い物にされるのかと思うとため息が出ます。

posted by なな | 2007-09-04 01:30

Re:協会に感じること

日本陸上競技協会

日本の陸上選手に何をさせたいのか。
儲かりたいの?
いい記録を出したいの?
メダルを取りたいの?

世界陸上を成功させたいの?

日本の様々なスポーツに協会と名のつく組織は多数ある。元々何の為に存在するのだろう・・・

選手の為

これが一番ではないだろうか?

陸上、野球、サッカー、・・・たくさんある中で、海外の協会の位置づけにある組織が、どのように、運営しているか、勉強して実践している日本の組織があるだろうか・・・

なぜ、アメリカはあれほどまでに強いのだろうか?
野球では、メジャーリーグがあるが、マイナーリーグでも、収益が黒字だそうです。日本の二軍の試合は?赤字でもいいのだろうか・・・
アメリカの野球協会が、バスケット、ホッケー、アメリカンフットボールなどの組織と、勉強会みたいな交流をしていて、運営に対して、参考にして、実践しているからだそうです。
それぞれの組織が常に勉強して、選手の為に、頑張っているのです。
別に利益を出すことが、選手の為とは言わないが、観客を集める為のアイデアは無数に存在している。それをどれだけ、勉強して、発見できるかというところである。

観客がたくさんいたほうが、選手は盛り上がる。
それこそ、開催国のメリットを最大限に使わないと、意味がない。そもそも、日本の陸上の試合で、有料にして、観客が集まるのかどうかそれこそが疑問である。
日本の陸上の最高峰である、日本選手権。
一応有料であるが、観客席はガラガラ。ひどいものである。

日本人は新しいものを取り入れることに対して、ひどく臆病である。伝統と格式、大事かもしれないが、新しいものを取り入れて、伝統と格式がなくなるわけじゃない、要はやり方なのだ。
そのノウハウがないのなら、勉強しなさい。

選手の為に・・・

現時点の最大の勉強不足を露呈した、閉会式の二の舞をしないためにも。

posted by win | 2007-09-04 09:43

win&皆さんへ

この辺のことを語り出すと”朝までテレビ”的な時間を要するので、ここでは簡単にしますが、私は日本人一人一人がもっと考えるべきテーマだと思っています。

考える材料だけと列挙すると、
1) 国技である柔道と剣道が歩んできた歴史。
2) 国技である相撲界と歴史のあるプロ野球界の人気や現状、および外国人選手に対する待遇や扱い。
3) プロ化のあり方と時期。
長らく早くプロ化をと言われ続けてが、そうせずすそ野を拡げることから地道に努力し、プロ化するときは博報堂を上手に利用して一気にという手法(頭脳明晰な岡野俊一郎氏の功績が大です)。バスケットのBJリーグのように、企業リーグと二股でファンからはわかりにくいものまで(ちなみに、私は東京アパッチの青木康平選手の大ファンです)。
4) エンターテインメントとしてのスポーツ。
日本人の大好きな自己鍛錬としての”**道”(例えば、野球道)ではなく、見せる要素、観客とのコミュニケーションを重視したスポーツのあり方(プロ化とも関連しますが)。
5) 企業スポーツと地域スポーツ。
個人の力が大きいですが、ラグビー平尾氏、野球野茂選手、石毛氏、欽ちゃん等々大勢の方たちの貢献で変化が起きつつあります。

皆さん、いかがでしょうか?



posted by 沢村大和 | 2007-09-04 10:10

お詫び(winさんへ)

先ほどのコメントのタイトルで、winさんに「さん」を付けるのを忘れておりました。大変申し訳ございませんでした。

posted by 沢村大和 | 2007-09-04 10:12

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