2008年08月18日

プロチーム、愛媛の代表としての「責任」を全うせよ!

練習でも元気、覇気、根気のない愛媛FC。そこに「プロ」としての「責任感」はあるのか??
昨晩の愛媛FCですが、第3クール緒戦の鳥栖戦も0-2と敗戦でした。前半は鳥栖のボランチを中心とした中盤の不出来に救われて決定機も作ったものの、ゴールは遠く無得点。後半はきっちりハーフタイムで修正を施した鳥栖の前にミスから低い位置でボールを奪われ2失点。前半と後半といった時間帯の違いはあったとはいえ、そこに繰り広げられた惨状は、私が正田醤油スタジアム群馬やNDソフトスタジアム山形で見たものと全く同じものでした・・・。 さて、昨日予告をしていた「愛媛FCの今後における方向性について」の話ですが、


予告をしていたとはいえこの話題をブログにエントリーすることについては、私自身も相当悩みました。いや、正確に言えば今現在も悩んでいます。しかし、このタイミングしか劇薬を投入する効果はないと考え、ここでは敢えて厳しい言葉を並べることとします。

では、まずは愛媛FC-鳥栖戦後の両監督・選手コメントを読んでみて下さい。

愛媛FC・望月一仁監督の記者会見コメント
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069791.html

鳥栖・岸野靖之監督の記者会見コメント
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069790.html

愛媛FC、鳥栖、両チーム選手のコメント
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069792.html

ちなみに、両監督へ最初の質問をしたのは私です。また、アウェイでの草津戦・山形戦における試合後記者会見で望月監督へ最初の質問をしたのも私です。

草津-愛媛FC戦・望月監督の記者会見コメント
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069174.html

山形-愛媛FC戦・望月監督の記者会見コメント
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00069519.html

これを見てもお分かりだと思いますが、現在の愛媛FCには試合に臨むにあたっての「相手の出方を分析する力」、試合中における「相手の修正を予測する力」、そして「自分たちの流れのときに決めきる力」が絶対的に不足しているのです。

では、その要因はどこにあるのか?普段から練習を取材している私が見るに、その原因は「力を育成する時間=練習の量と質」が足りないからだと考えます。

現在、愛媛FCにおける一週間の通常練習サイクルは例えば日曜に試合が行われ、次の試合が土曜日だとすると、

月曜:休み
火曜:インターバル走などによるスタミナ維持
水曜:前の試合における修正点の是正、次の試合におけるポイントの意識付け
木曜:攻撃・守備パターンの確認、紅白戦でのメンバー選考
金曜:試合出場メンバー16名に限定してのセットプレー等確認
土曜:試合当日
*練習時間は2時間程度

となっていますが、実際の練習ではミニゲームや紅白戦を見ても球際の激しさは少なく、低い位置でボールを失うパスミスも多い状態が長らく続いています。

さらに言えば、通常練習後に個人練習へ取り組む選手はほぼ決まった面子による数名程度。居残りでプレースキックをほとんど鍛えていない選手がプレースキックを蹴っても、ほとんど、いや全く言っていいくらいミドルシュートの練習をしていない選手がミドルシュートを撃っても試合で決まる確率は「極めて低い」と言わざるを得ません。

残念ながら実力が他チームより劣っている愛媛FCが強豪揃いのJ2を勝ち抜くためには、まずは練習量と練習の質を追及する以外にないと私は考えます。事実、先日伺った広島の練習では、試合2日前にもかかわらずハーフコートのミニゲームで壮絶な削り合いが30分以上展開されていました。

J2で屈指の技術力を持つ広島でさえそのような激しさを全面に押し出して練習しているのです。となれば愛媛FCが何をしなくてはいけないことは・・・もうおわかりですね。

このままでは各チームがチームとして、そして個人として生き残るために文字通り目の色を変えて戦いに挑む第3クールにおいて、愛媛FCは1つ勝つことさえ難しいでしょう。選手たち、スタッフ、そしてチームに関わる全ての人々がお客様やスポンサー様から年俸を頂いている「プロ」である自分たちに課せられた「使命」と「義務」の意味を、もう一度考え、練習場で最善の準備をし、試合で実践すること。それなくして愛媛の「勝利」はありえません。

私が高校野球愛媛県予選の取材を行なって最も感じたのは「一生懸命」の大切さと、高校球児たちの「一生懸命さ」を敏感に読み取り、受け入れ、素直に声援、応援できる愛媛県の皆さんの素晴らしさでした。そんな優れた県民性を持つ愛媛県に所属するチームとして、最初に為すべき道はただ一つ。愛媛FCの原点である「一生懸命」をこの第3クールで出し切ることが、今後における愛媛FCの方向性を決するきっかけになるはずです。


(追伸)


もちろん、本来であればこのような投げかけも、練習場で取材している人間にしてみれば練習場で望月監督や選手たちに直接質問して完結させればいいことです。事実、私も今まではそうやってチームの問題点を共有し、共に是正しようとしてきた自負はあります。

しかし、今年はそのような第一段階の対策を施し続けても、この時点に至るまで問題点が改善されないと私の目には映りました。そういった停滞を目にし、私は第二段階での施策を考えた訳です。

よって、ここ数試合で私は敢えて試合後の記者会見で監督に質問をぶつけることで(そういった行為をすれば公式HPの文章に載ることも計算した上で)、選手、スタッフの奮起を促そうとしました。しかし、今週の練習内容と鳥栖戦の結果を受ける限り、そういった「第二段階」ももはや限界点に達しているようです。

そこで私は今日、このブログで練習場で起こっている事実の一端を公開することで、チーム全般に対する議論を広く促す「第三段階」へ踏み出すことにしました。

このエントリーがきっかけとなって、いい意味での愛媛FCに対する議論が起こること、練習場に足を運んでくれる人が1人でも増えること、そして愛媛FCが前を向いて進めるようになることを祈ります。

もちろん、私ももっともっと頑張ります!!

posted by 寺下友徳 |21:09 | サッカー | コメント(4) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/astuiotoko/tb_ping/27
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
プロチーム、愛媛の代表としての「責任」を全うせよ!

私は試合は毎試合いくのですが
トレーニングは一度も見たことがありません。
あれだけミスが多いのに練習してないんですか・・・
ミスどころか基本スキルも足りてないと思ってるん
ですが。残念です。

posted by 愛媛サポ | 2008-08-19 10:18

プロチーム、愛媛の代表としての「責任」を全うせよ!

確かに他チームと比べ、ボールの寄せが甘かったり、またパスを足元に上手く収めることができていないように感じます。

それはトレーニング不足からくるものだったのですね。
内情を聞いて、かなりガッカリしました。

posted by 愛媛出身者 | 2008-08-19 21:09

プロチーム、愛媛の代表としての「責任」を全うせよ!

おーーーーーーーーーーブログをしていたんですね。
要チェックや!

posted by FC岐阜。 | 2008-09-16 18:30

プロチーム、愛媛の代表としての「責任」を全うせよ!

 お~すごい!ご活躍のようですね。がんばってください。東京にでていらっしゃるときはご連絡ください。

posted by 副塾長 | 2008-11-03 21:49

コメントする