2008年05月30日
前半戦分析の第3弾です。
今回は、苦戦した攻撃面にクローズアップしてみます。
しかし、色んな見方ができる数字が出てきました。
私の考察もその一つでしかありません。
皆さんの意見も、ぜひお聞かせください^^
1.前半戦の試合結果一覧
※ACLの支配率が残念ながら手に入りませんでした^^;
試合の結果を見てみると、当たり前ですが、支配率と結果には因果関係は見られません。
前半戦は、支配率が良くても悪くても、結果は五分に近い成績で終わりました。
しかし、特徴的な点は、被シュートの数でしょう。
新潟戦までは、支配率に関わらず、ある程度相手にシュートを打たせない守備が出来ていたようです。
しかし、鹿島戦から徐々に相手のシュート本数が増えてきています。
G大阪としては、「相手にシュートを打たせない守備」を遂行したいはずです。
原因としては、疲労を指摘する声が聞かれましたが、単純にチーム力の違いも考えられるのではないでしょうか?
鹿島戦以降の敵チームは、今シーズンとてもチーム力を上げた相手でした。
力のある相手との対戦を疲労した状態で戦った結果の数字なのかもしれません。
シュート数は、だいたい1試合で10本~15本程度打った試合が多いようです。
G大阪の決定力は、ACLの結果を入れると7本に1本入る計算になりますが、リーグ戦だけだと9本に1本程度に下がってしまいます。
7本に1本だと、1試合に2点取る力はあると考えられ、深刻な攻撃力不足と言う印象は受けません。
しかし、9本に1本だと、1試合で2点取れないことになります。
逆に言うと、1試合で20本近いシュートを打たなければなりません。
前半戦で20本近いシュートを放った試合は東京V戦と新潟戦だけです。
決定力も高くない上に、シュート数も少ない。
そして、主導権も簡単に握れない試合が増えていき、結果として勝てない試合が多くなったように思えます。
これが前半戦のG大阪だったのではないでしょうか。
2.得点&アシストランキング
※表が見切れちゃいました(笑)ちょこっと横にスクロールしてください。
※アシストは、私の主観です^^;
3.エースとしてのバレー
前半戦の最多得点は、バレーです。
18試合で7点をどう受け取るかにもよりますが、私個人として問題だと感じるのは、コンスタントな得点を奪えていない点です。
バレーの8得点の内、6点は4月だけに記録されたものです。
それ以外の2点は、名古屋戦の2点だけです。
私がバレーにエースストライカーとして欲しいのは、単純な得点数や決定的な場面での得点ではありません。
いや、もちろん欲しいですが、どちらかと言うとコンスタントに1点獲るような選手になって欲しいと思っています。
例え合計が8得点でも、4月だけに集中して働くよりも、3月に3点、4月に3点、5月に2点と取ってくれる人が「エースストライカー」だと私は考えます。
4.G大阪では大切なセカンドストライカーの得点
前半戦で苦労した事の一つに、バレーと組むセカンドストライカーを誰にするのか?と言う点です。
G大阪では、過去、アラウージョやマグノ・アウベスといったエースが注目される事が多かったですが、実はセカンドストライカーの得点も大きな数字でした。
前半戦はこのパートナー選びに苦労した印象を受けますが、そのポジションで起用された播戸、山崎、ルーカスの数字を合計すると11点も上げています。
ルーカスは、FWとして取った得点は4点、MFとしての得点は2点です。
FWとしての方が得点は取っていた事になります。
結果として、G大阪のセカンドストライカー陣は苦しみながらも結果を残したように思えます。
今後、このポジションを固定化できれば大きいですが、誰が出てもセカンドストライカーとして、「得点」という仕事は務まるように感じます。
5.中盤選手の得点力
前半戦で、深刻だったのは何もバレーの力だけではありません。
逆に「G大阪らしさ」としての深刻さは、MF陣の得点力不足でした。
18試合を経過し、遠藤が2点、二川が3点、MFとしてのルーカスが2点です。
MFの得点が合計して、7点と言う数字は普通のチームでは最悪という数字ではないと思います。
しかし、G大阪としては「得点力不足」な数字になります。
昨シーズン、二川が11点、遠藤が9点、寺田が6点取ってます。
G大阪の破壊的な攻撃力の為には、もっと中盤の選手の得点が望まれます。
特に深刻だったのが、二川です。
もちろん、試合の中では重要な役割を担い、チャンスも作り出しています。
しかし結果として、リーグ戦での得点は0に終わりました。
また、遠藤とは違いアシスト数でも最後の浦和戦で上げた2アシストに終わっています。
数字だけが全てではありませんが、G大阪の10番の数字としては寂しすぎます。
バレーが外した結果のアシスト数減も考えられますが、やはりリーグ戦では守備の負担が大きく、攻守のバランスを考えた時に最後のフィニッシュに絡めなかったようにも感じます。
それは、彼だけの責任ではありません。
後半戦は、いかに中盤選手をフィニッシュに絡ませていく事ができるか?も重要な改善テーマとなります。
6.両SBのアシスト増加傾向
中盤の得点力を議論する上で、気になる数字が、両SBのアシスト数です。
昨シーズン、G大阪のアシストランキングでは中盤の選手が上位に位置しています。
かろうじて加地が5アシスト記録していました。
しかし、この前半戦、安田が4アシスト、右SBとして橋本が2アシスト、加地が2アシスト記録しています。
実に8得点も、両SBが関わっている事になります。
この数字は、何を意味しているんでしょうか?
推測すると、いくつか考えられます。
一つは、支配率を握れなくなった事で、両SBが上がるスペースが出来た事です。
今シーズン、ACLでは相手チームがG大阪のSBに対して非常にルーズな守備をしていますし、リーグ戦ではG大阪が支配率で一方的に押し込む時間がかなり減ったように感じます。
その為、昨シーズンよりも、両SBが上がる為のスペースを作り出しやすくなったのではないでしょうか?
もう一つは、G大阪のサッカーそのものの変化です。
ルーカスの加入もありますが、今年のG大阪は、比較的中盤でのポストプレーを重視しているように感じます。
昨シーズンでも、G大阪にポストプレーは存在しましたが、両FWがサイドのスペースに流れてボールを受ける事が多く、SBのスペースを潰していたとも言えます。
SBからしたら、攻撃参加するタイミングの違いなのでしょうが、今シーズンの方が「上がりやすいタイミング」で戦っているのではないでしょか。
しかし、逆にこのSBの攻撃関与度が、中盤の選手の守備的負担の増加に繋がっているのかもしれません。
両SBの攻撃への関与度を増加させる事は、今シーズンのG大阪の目標でもあったように感じます。
しかし、中盤とSBを含めたチームの攻守バランスがしっくりいっていないのが問題なのではないでしょうか。
今、そのバランスに「G大阪らしさ」が無い点が、一番大きな問題なのかもしれません。
この他にも注目すべき点として、CB陣の得点力も良い傾向が見えてきました。
特に中澤に点が入りだしたのは、大きな武器になると思われます。
得点力の回復は、特定の個人だけの問題とは思いません。
バレーもそれ以外の選手全員に、何か問題があるからだと私は考えます。
そては、つまりチームとして修正すべき事があるという事です。
少なくとも前半戦のG大阪の数字は、点も取れない、守れないチームの数字です。
新加入選手・怪我・疲労・代表召集...etc
色んな要因がある中で、揺らいでしまっているチームのベースが固まっていないのは、後半戦に向けて大きな課題です。
ただ、そんな中でも、新たに会得しつつあるものもあります。
それは苦しい戦いでの「勝負強さ」です。
しかし、その勝負強さは、ベースとのなる「戦い方」の上に存在しないと意味はありません。
まだ、全てのタイトルを獲るチャンスが残されています。
その為の大事な中断期間ですね^^
以上です。
またもや、長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
なんかイマイチまとまらなかったです^^;
色んな要素が複合的に絡んだ上での数字なんだなと改めて考えさせられました。
さて、次回からは、G大阪も含めた他のチームにもクローズアップしていきたいと思います。
・・・とうことで、「4.各チームの攻守分析」です。
では!また、良かったら読んでみてください^^
posted by じゃんぼ^^ |09:00 |
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2008年05月29日
さて、前半戦分析の第2弾です。
今回は、サブメンバーに注目して見たいと思います。
昨日もかきましたが、この前半戦は、総力戦で戦った印象があります。
また、苦しんだ試合も多く、その中で流れを変えたり、逃げ切りを図るためのの途中交代も非常に多かったように思えます。
実際は、どうだったのでしょう?
1.ベンチ入り試合数&途中出場試合数
参考資料【リーグ戦とACLのベンチ入り試合数一覧】
ベンチ入りした選手は、いくつかの傾向に分けることができるのではないでしょうか?
A) ベンチ入り回数も多く、途中出場も多い
→水本、寺田、倉田、山崎、播戸
B) ベンチ入り回数は多いが、出場機会は少ない
→福元、佐々木、松代、下平、武井、ミネイロ、木村、中澤
2.山崎と水本の積極起用
試合への貢献度と言う点においては、Aの選手が大きな役割を担った事になります。
今シーズン、ACLを中心に「逃げ切り」を図るシーンで、水本が投入されるシーンが多く、結果として水本の出場が多くなりました。
また、山崎の起用機会数の多さも注目に値します。
彼は、播戸の怪我もあり、前半戦17試合も出場していますが、そのうち10試合も途中出場しています。
シーズン前からその好調さが伝えられてはいましたが、播戸のバックアッパーとしてだけではなく、時に停滞した流れを変える役割、時に逃げ切りたい時の前線への守備を担う役割と、幅広いタスクを西野監督から任される事になりました。
大きな補強だったと言えます。
この山崎と水本の使い方が、この前半戦のG大阪サッカーを象徴していたのかもしれません。
3.変わった戦い方
去年までは、「最後まで攻め抜く」と言う姿勢が強かった事、サブとスタメンのメンバーの力の差が大きかった事もあり、途中出場する選手は、家長や寺田といった中盤の攻撃的な選手が大半です。
彼らのタスクは、「攻撃へのポジティブな変化」を期待されてのものです。
去年のCBの控えは中澤や實好が担っていましたが、彼らの去年の出場試合数は、2人合わせて年間わずかに10試合です。
途中出場ともなると、モットのその数字は低くなります。
いかに、今シーズンの戦い方が変わったのかを示す数字かもしれません。
また去年は、マグノ・アウベスが怪我等で戦力として使えなくなってからは、FWに使える交代要員がいない点も問題視されていましたが、今シーズンは、山崎とルーカスを獲得し、幅広い采配を選択する事が出来ています。
ただ、それは幅広さと言う面もありますが、「絶対的選択」が見出せなかったという面も生みました。
4.中盤選手の途中交代をどう捉えるか?
この前半戦では、去年の家長や寺田のように、中盤の選手の交代要員に「決まった選手」が途中起用される機会が減ったように感じます。
今シーズンで言えば、寺田と倉田、佐々木が「中盤の交代要員」としての選択肢になるのでしょうが、寺田は調整不足、佐々木は守備力の弱さもあって、徐々に西野監督のカードとして使われなくなってきました。
その代わりに倉田が台頭使われ始めたのですが、まだ「まぁまぁ」と言うレベルを超えきれていません。
これも、タイプの違う選択カードが増えたとも言えますが、計算しにくいカードとも言えます。
その点においても、使えるメドが立っていた寺田の調整失敗の影響が大きかったと言えるのではないでしょうか?
5.福元 or 水本
この前半戦では、「逃げ切り」を図る為に、水本の途中出場が増えました。
しかし、なぜ同じCBである福元ではなく、水本なんでしょうか?
水本と福元のフィジカル数値を見てみると、水本が183cm/72kg、福元が181cm/68kgとなっており、水本の方が多少優れます。
G大阪への加入前から対人守備能力の高さでは、水本の方が定評があり、福元はその対人守備能力の面で、シャムスカの信頼を得られなかったという過去があります。
守備強化の為に投入される時は、普通、主導権が相手に渡っており、G大阪がリトリートして自陣深くに位置しています。
肉弾戦、空中戦が繰り広げられる事が多く、フィジカルに優れる水本選手が有利です。
また、その際3バックに移行するので、3バックでの経験値の高さもあり、守備交代の1stチョイスが水本選手となっているようです。
また、西野監督としては、水本に速くG大阪のサッカーになれて欲しいという意図もあるのかもしれません。
では、今シーズンレンタルで移籍している福元はどういう起用法がありえるのでしょうか?
私は彼の持ち味は、カバーリング能力とフィード能力の高さだと思っています。
この2つの能力では、水本や中澤を上回っているように感じます。
しかし、彼の能力を行かせる場所は、今のG大阪では、山口のポジションにしか存在しません。
実は福元のライバルは、水本や中澤ではなく、実は山口なのではないか?と思えます。
ところが、その山口はG大阪守備の要であり、現在、最多出場時間を誇ります。
その壁はとてつもなく大きく、今の所、彼の出場機会は、山口の累積警告での出場停止時しか、考えにくいのではないでしょうか?
福元にとっては、ベンチ入りはするが出場機会の少ない、もどかしいシーズンになりそうですね^^;
もっと見てみたいという興味は、この前の全南戦といい、掻き立てられるんですけどね。
控えメンバーの底上げには成功し、采配カードの選択肢は増えました。
けど、「切り札」といえる選手がまだ、見当たらないという印象も受けます。
シーズン終了がどうなるのか?
「切り札」が育つ可能性もあります。
後半戦に向けて、そういう視点も大切にしていきたいなと思いますね^^
以上です。
またもや、長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
次回は、苦しんだ印象の強い得点にクローズアップ!
「3.G大阪の得点数&アシスト数」です。
では!また、良かったら読んでみてください^^
posted by じゃんぼ^^ |09:00 |
2008 前半戦分析 |
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2008年05月28日
それでは、まずは過密日程で苦しんだ前半戦を、G大阪の選手たちはどう戦ったのかを見て行きたいと思います^^
超長文です(笑)
あと、携帯でご覧になっている方は、少し見づらいかもしれません、ごめんなさい^^;
最初は、各選手の出場試合数と出場時間です。
今年は、シーズン前の大事なキャンプ期間に主要メンバーが代表に召集されてしまい、またパンパシ選手権に参加した為に、十分なコンディション作りが出来なかったと指摘されています。
しかし、西野監督や選手達自身は、その事はシーズン前からわかっていた事と前向きに捉えて、新しい戦い方や采配、選手起用を工夫して、総力戦で戦っていきたいと語っていました。
そんな中で、戦った前半戦の各選手の出場試合数と出場時間を一覧にしてみました。
1.リーグ戦出場試合数&出場時間
リーグ戦では、主力選手の出場時間の大きさが目立ちますね。
それは、分かっていた事でもあります。
その中で、加地と藤ヶ谷が怪我をした事とバレーのパートナー探しが決まらなかった事、CBのスタメンが水本から中澤に代わった事で、そのポジションの各選手の出場時間が少なくなっています。
2.ACL予選出場試合数&出場時間
ACL予選では、未知の相手との戦いであり、相手の力量を図りながら戦ったという傾向が目立ちます。
ACLでは、対戦相手というよりは、コンディションや環境との戦いだった事も見逃せません。
逆に言うと、対戦相手の実力自体はJリーグの対戦相手と比較した場合劣る傾向にあったとも言えます。
その為、本来のスタメン組以外の選手を比較的容易に、積極的に起用できたのではないかとも思えます。
特に、最終戦が消化試合となり、若手を起用出来た事もあって、多くの選手が出場時間を延ばすに至り、スタメン組の試合出場による疲労を多少なりとも軽減させる事ができました。
過去であれば、外せなかったであろう明神や遠藤抜きで戦うという試みも試せた点も大きかったと思います。
3.合計出場試合数&出場時間
リーグ戦とACL予選の合計を見てみると、やはり9割以上の時間出場し続けている選手には、大きな疲労感があったのではないかと思われます。
特に心身両面での疲労があったのではないかと思われるのが、G大阪の最多出場時間の1、2である山口と橋本です。
山口は、最終ラインのパートナーやメンツが大きく変わった事もあり、統率と言う意味での役割や責任が非常に大きかったと思います。
守備的になる時間帯や失点が増えてしまった中で、ストレスも多かったのではないかと思います。
また、橋本は、加地の代役として不慣れな右SBで前半を戦い、後半はボランチとして奮闘し、ほぼ前半戦の全ての試合にフル出場しています。
そんなコンディションの中でも、浦和戦で、終了のホイッスルがなる最後の瞬間まで走り続ける姿は、感動を呼ぶものだったのです。
しかし、それ以外の選手は例年と比べると、怪我の状態や疲労、コンディションを考慮されていたのではないでしょうか?
安田や二川は途中交代も多かったですし、遠藤や明神はスタメンを外れる試合もありました。
バレーは、疲れなどまったく見せないですし、コンディションに関係ないパフォーマンス(笑)でしたしね^^;
怪我人の多さや定まらなかった戦い方の影響もありますが、西野監督のシーズン前の言葉通り総力戦で戦ったという事がわかる数字だと思います。
西野監督には、頑なに固定したメンバーで戦うというイメージがありましたが、少なくとも前半戦に関しては、柔軟な戦い方をしているように感じます。
これ以上、控えの出場時間が増える事が、「本当に強いチームの姿なのか?」という風に私は感じますし、傾向としては良い印象を受けます。
後半戦もさらに厳しい連戦が続く事を考えれば、この傾向は継続していく方が良いのではないでしょうか?
スタメン組の出場時間率が8割前後を推移するのが理想ではないでしょうか?
4.総括
今年からブログとデータ集めを始めたんで、過去との比較ができないのが残念ですが、今年は若手やバックアップ選手の起用が目立つように感じます。
怪我人やコンディションが万全でない選手がいた事も確かですが、控え組に「使える」選手が増えてきた事が大きいようです。
スタメン組は日本代表級の実力者が多く、トップコンディション時や安定力と言う点で、控え組との「差」は、まだ存在します。
しかし、それでも「試合に出場できるレベル」になって来た事は大きな変化です。
その中で試合に出場する事で得られる実戦経験値が、さらに彼らを次にステージに引き上げる可能性を秘めています。
去年の寺田のように、今年もスタメン組に肉薄するような選手が最終的に育てば、大きな成功といえるかもしれませんね。
倉田や下平には、その可能性があるような予感がしますね^^
5.残念だった選手
一方、残念だったのが、寺田と水本、ミネイロの3人です。
私の中では、寺田のコンディション調整の失敗と怪我は残念でした。
寺田は、昨シーズン末の活躍により、五輪代表の反町監督の目に留まりました。
しかし、彼自身久しぶりの代表召集であった事と、シーズンオフに召集された事が不運でした。
遠藤のように代表常連の選手なら、そういう時のコンディション作りに関して、多くの経験があり、その対策も取れたのでしょうが、寺田にそのノウハウが無かった事がシーズン最初の不調に繋がったように感じます。
彼自身、五輪代表への意気込みもあったはずで、もしコンディションの調整方法に関して、周囲の人間のサポートが少なかったのだとしたら、彼だけに非があるとも言い切れません。
水本は大型補強と騒がれ、シジクレイの後釜として、G大阪の最終ラインはあと5年は大丈夫になったという人もいました。
しかし、彼も大事なキャンプ期間に代表召集されてしまい、G大阪での練習は開幕直前になってしまいました。
代表でも自信を無くすプレーをしてしまい、完全にシーズンの入り方を間違えてしまったようです。
慣れない4バックのCBとして適応するのにも苦労している上、凡ミスも多発して中澤にスタメンの座を完全に奪われてしまいました。
今の中澤もパーフェクトではないものの、気迫を前面に出すG大阪では珍しいキャラもあり、私を含め多くのG大阪サポのハートを鷲づかみしているようです。
山口とのコンビもようやく慣れてきた時でもあり、水本に挽回のチャンスが多く用意されているとは思えません。
水本としても五輪代表への想いもあり、本心としてはスタメンで出場したいと願っているはずです。
ジレンマが続くでしょうけど、できれば長い目で自分のキャリアを考えて欲しいと思います。
彼の成長が、中澤を刺激し、中澤の成長が水本をまた刺激するような関係であって欲しいと思います。
それでこそ、G大阪の最終ラインが5年間は安泰だと言えるのではないでしょうか^^
もう一つは、ミネイロの存在です。
どういう経緯で獲得したのかは、わかりませんが、当初はシジクレイの後釜として、G大阪の関係者が期待していたと聞きます。
明るい性格でムードメーカー的な役割を担い、チームのマスコット的な扱いをキャンプ中は受けていました。
しかし、フタを開けてみると、ブラジルでの経歴が信じられないほどのポジショニングと危機管理の悪さがあり、G大阪の特殊なサッカーへの対応にも時間がかかると言う事で、まったく出場機会の無い日々を送るハメになり、怪我までしてしまいました。
今後の契約をどうするのかはまだ、不透明な部分も多いようです。
彼が慣れるのを待つ事も一つの選択肢ですが、CBやSB陣に使える目処が立っている選手が多い中で、彼を保持し続ける事が本当に最良の選択肢なのかは疑問が残ります。
ただ強化責任者は、仮に彼との契約を解除したとしても追加で選手は獲得する必要性は感じないと言っており、それならばもう少し様子を見ても良いかもしれません。
以上で、G大阪の出場試合数&試合時間の感想チックな分析を終わります。
長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
次回は、「2.G大阪各選手のベンチ入り試合数」です。
では!また、良かったら読んでみてください^^
posted by じゃんぼ^^ |09:00 |
2008 前半戦分析 |
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2008年05月27日
みな様お久しぶりです。
浦和戦以降、しばらくブログに手をつけれませんでした^^;
しかし、仕事も難関期間を超えてきましたので、前半戦の分析をしていきたいなと思います。
一応、私のモットーとしては、主観的な印象だけではなく、できる限り数字を使って、G大阪やJリーグを見てみたいなと考えておりますので、かんばって書いていきたいなと思ってます^^
せっかく試合の無い中断期間なんで、前半戦の分析をして、後半戦開幕前に、後半戦に向けた展望を書く予定です。
・・・仕事の都合で断念したらごめんなさい(笑)
まず、前半戦の分析は、こういう順番で書いていくつもりです。
1.G大阪各選手の出場試合数&出場試合時間
2.G大阪各選手のベンチ入り試合数
3.G大阪の得点数&アシスト数
4.各チームの攻守分析
5.各チームの前半戦中の変化分析
6.各チームの反則数&警告数
7.G大阪前半戦のベストマッチ&MOM
・・・書いていく中で増えていく事もあるかもしれません。
記事を一度にUPすると、困ると以前のブログでコメント頂いたので、一つずつ掲載していくつもりです。
明日からUPしていきますので、ヒマな時にでも読んで頂ければ幸いです^^
では!
posted by じゃんぼ^^ |23:28 |
2008 前半戦分析 |
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2008年05月20日
>コメント頂きました皆様
厳しいコメントも賛同していただいたコメントも、色々ありがとうございました。
58件ものコメントは、驚きです。
皆さんもコメントには目を通しました。
全てに返信できないので、気になった点について個別に返答させていただきます。
それも結構いっぱいあり、長文になるので、別記事にしました。
もうそろそろ沈静化しつつある話題ですが、あえてまだ続けてみました^^;
1.靖国問題を例えに使った事
敏感は話題に、敏感なたとえ話を使ってしまいましたね。
ちょっと、微妙な例えだなと思いながらも、不見識な私個人の感覚に似ていたので使ってしまいました。
ちょっと軽率でしたね。
話題の本質から外れるので、忘れてください。
ごめんなさいm(__)m
2.ワニナレナニワについて
これに関しての意見が多くを占めていましたね。
私はこう考えています。
ワニナレナニワという儀式そのものは大賛成です。
勝利を喜ぶ素晴らしいパフォーマンスだと思っています。
また、私が敵サポとして、あのパフォーマンスを見た時に、怒り狂うかといえば、そうは感じません。
悔しさに唇をかみながらも、次の対戦への闘志に変換させます。
しかし、それは私個人の話です。
スタジアムには、多くの人がいるので、多用な感性が存在しています。
その中に、どうしても許せない人もいるでしょう。
そういう人がいるにもかかわらず、あのパフォーマンスを「アウェイのピッチの上でやる必要性」を私は感じません。
逆に、アウェイの時は、少ないサポーターの前でやった方が、一体感と喜びを分かち合えると思います。
なので、儀式をやるにしても、やり方を変えませんか?と言っているのです。
勝った方が何をやってもいいんだという考え方には賛同しかねます。
むしろ、勝者だからこそ敗者への敬意や思いやりを持つべきです。
その事がより勝者を勝者らしい姿へするのではないでしょうか?
国際的や世界的に非常識な行為だという意見もあります。
私は、日本で勝利を素直に祝えるサッカー文化であって欲しいと思っています。
なので、海外では非常識だから国内でもやらない方が良いと言う意見にも賛同しません。
けど、実際に海外では、その常識があるのですから、海外(アウェー)で儀式を強行する必要はありません。
それは非常識です。
3.誤審問題や協会の対応について
記事の冒頭にも書きましたが、私はG大阪サポなので、自分のブログにはG大阪の問題点についてのみ議論すべきだと思っています。
G大阪以外の問題点は、それぞれで自浄すべきです。
ただ、誤審については、試合のレビュー記事のコメントで少し書いています。
私は、Jリーグの審判問題を、安易に議論するのは好きではありません。
それは審判の良し悪しを議論する為の基準が曖昧である事と、日本の審判のレベルがいきなり欧州並みになるわけがないのに、レベルが低い事を嘆く意味がないと思っているからです。
幸いな事に(笑)、今の審判に関する諸問題は、日本のサッカーチームに等しく公平に発生しています。
誤審やカードによる恩恵も不遇も多少の差はあれども、全てのチームに起こっていると考えています。
つまり、恣意的に特定のチームだけが贔屓されているわけではありません。
それなら、「しょうがないやん」と思っています。
無いものをねだっても時間の無駄です。
だから、今の審判レベルをいかにしてあげるべきか?といい議論は大いにやりたいなと思っています。
なので、その事を阻害しかねない今の審判員会や協会の対応には大きな不満を持っています。
浦和戦での誤審は、試合のレビューを参照ください^^
4.警備上の問題や当日現場にいた人の行動について
警備上の問題点を指摘するコメントもありました。
今回はそれは浦和側の問題になるので、それに関するコメントは控えたいとも思うのですが、万博の警備についても考える必要があるのではないでしょうか?
万博のスタジアムにも警備員もいますが、警備員の数はそんなに多くはないですよね。しかも、アルバイトが多い可能性は高く、一部の屈強で凶暴なアホサポを抑えられるのか?という問題点は残ります。
スタンドにいる一般サポとしては、暴れるモンスターに立ち向かう事はリスクが大きすぎて無意味な話です。
そこで、私も警備員や係員に通報したいと思っているのですが、肝心の警備員がそれを抑止できないなら、話になりません。
結局、そこは運営側と警備会社の危機意識に期待するしかないのではないでしょうか?
たとえコストが上がろうと、今回のような問題を起こしてしまえば、多くの関係者が傷つく事になります。
初動時の対応が非常に重要なこういう問題に関する、リスク管理が問われているのではないでしょうか?
それと同時に、サポ同士による対話も常に必要だと思います。
自分達の専用スタジアムが欲しいと願うなら、それを愛し守っていく為の方法は常にサポの間で議論していくべきだと今回の事で痛感しました。
5.なんでお前が謝るねん?
私が今回、謝罪したのは、G大阪サポだからです。
物を投げた行為は、同じサポとして恥ずべき行為であり、当然謝るべきだと私は感じました。
当事者でもない、その場にもいなかったお前が謝ってもしゃあないやんと言う意見もあるかもしれませんが、私は謝らずにはおれません。
特に同じ子供を持つ親として、同じG大阪サポが、子供に怪我を負わせる行為をしたことは、情けなくて情けなくて頭を下げざるを得ない衝動にかられます。
理屈が通ってないのかもしれませんが、それが私という人間なんです^^;
G大阪を愛してる人は、同じファミリーであって欲しいという想いがあるんでしょうね。
・・・理想論とか言われようが(笑)
ワニナレナニワについて謝ったのは、最初は私もその配慮をまったくしていなかったからです。
勝利直後の感情を爆発させた記事にも「ワニナレナニワにいちゃもんつけんなやー」って文句言ってます。
それは、私の配慮不足です。
まさに謝るべき事です。
上記以外についても色々コメント頂きました。
本当にありがとうございます。
この騒動についての記事は、一旦これだ終わろうと思います。
けど、ここで頂いた色んな意見は、また、中断期間中に色々記事にして、皆さんと意見交換できればと思っています^^
もし良かったら、また読んでみてください。
では。
posted by じゃんぼ^^ |23:54 |
2008 コラム |
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2008年05月19日
さて、騒乱の事なんてしるよりもない試合直後に、勝利を素直に喜んだ記事を書きました所、多くのコメントを頂きました。
試合そのものがとても素晴らしいものだっただけに、試合後に起こった騒動は、悲しみ以外の何物でもありません。
ガンバ大阪と浦和レッズの双方のオフィシャルから、公式の謝罪文が掲載され、また現地におられた多数のサポの話を聞くにつれ、誰も幸せにならないこの騒動にため息しか出ません。
負傷された方には、心から一刻も早い回復をお祈り申し上げます。
私は現地にいませんでした。
ですので、その現場で何が起こったのかは、映像や人から聞いた事が前提になります。
しかし、だからと言って何もコメントしないというのは、G大阪のサポとして無関心だと私は思うので、一筆書きたいと思います。
1.はじめに
まず、私はガンバ大阪サポです。
G大阪というチームを愛していますし、多くの人に愛されるチームであって欲しいと思います。
そして、そのチームつくりには、サポーターの存在も含まれるべきだと思っています。
いい応援をする事で、じゃあ、スタジアムへ行ってみようかという言う人も増えるはずです。
強いチーム作りをしてもらい、ファンとの交流を強め、サポも必死に応援する。
そういう積み重ねが、愛されるチーム作りに繋がっていくものだと思います。
私は今回の騒動のきっかけや責任の所在がどこにあるのか?と言う議論にはあまり興味がありません。
それよりも、一部とはいえ、G大阪サポに反省すべき事があった事を、それをまず謝罪し反省するべきだと思います。
浦和サポや浦和の運営に問題があったなら、彼らがそれを自浄すればいいと思います。
それよりも、まず自分達の非を認める所が、何よりも大切な原点だと思います。
今回、公式サイトの見解をまとめると2つ点について、G大阪側の問題点が問われています。
A) 物を投げた。
B) ワニナレナニワをアウェースタジアムのピッチ上で行った。
2.物を投げた
まず、A)についてです。
これは、問答無用で「悪」です。
物を投げたこのG大阪のアホサポはわかっているのでしょうか?
それが傷害行為になる可能性を。
計画的であろうが、衝動的であろうが、同じ犯罪行為です。
計画的なら、尚いっそう「悪」です。
犯罪者なんですよ、誰かに物を投げて怪我をさせるなんて。
私は、犯罪者と一緒に応援する事には断固反対です。
つまり、彼らと今後同じスタジアムで一緒に応援する事はありえないと言う事です。
この行為によって、浦和サポに大きな「傷」を与えてしまった事を同じG大阪サポとして、まず謝ります。
本当に申し訳ありませんでした。
投げたG大阪のアホサポは、両クラブが全力で探し出して、永久入場禁止にすると述べています。
私もそれに賛成します。
また私は、このような行為が発生した時には、警備や係員へその事を通報するつもりです。
私個人で彼らを静止に行く行動はとれません。
子供と一緒に観戦しているなら、まず自分達の子供の事も最初に考えますしね。
それに、チキンな心臓でもありますし、体の頑丈さも、数の上でも不利だからです。
それも考えずに戦いを挑んで敗退し、結局その行為を止めれないなら、何もしなかった事と同じだと思います。
自分達で専用スタジアムが欲しいと言っておきながら、そのスタジアムで自律ある行動が取れないなんて、守れないなんて恥ずべき行為です。
3.アウェーでのワニナレナニワ
次にB)の行為についてです。
ワニナレナニワについては、今年から始まったG大阪の勝利時の儀式でした。
今までは、幸か不幸か問題にはなりませんでした。
その儀式を他のサポが知らなかったのは、当たり前だと思います。
そして、その行為が挑発行為に受け取られた事も理解できます。
私個人としては、勝ったんだし、中指を立てる等の直接的な挑発行為をしたわけではなく、単純に勝利を共に祝った儀式だと思ったので、その事をとやかく言われたくないと思っていました。
しかし、色々なコメントを呼んだり、人と話したりする内に、アウェーのスタジアムピッチ上で、この儀式をすると不快に感じる選手やサポがいるのにもかかわらず、自分達の主張だけを述べてその儀式を継続して続けるのは、傲慢に思えてきました。
この問題は靖国問題にも似ていると思いました。
靖国神社の本質や是非はともかく、中国や韓国の人を不快にさせているという事実があるにもかかわらず、自分達の主張を強情に張り続ける一部の政治家の問題と同じ様な気がします。
不快に思う人からすれば、どんな理屈があろうとも不快なのではないでしょうか?
浦和はもともと、サッカー熱が高く、自分達のスタジアムに誇りを持っている素晴らしいチームです。
そのチームに、いくらG大阪の主張を通しても話は平行線のままで折り合いなどつくはずがありません。
レッズの闘莉王も、儀式そのものについても不快感を述べていますが、それでもアウェーサポの前でやるようにと言っています。
公式サイトでは今後、その儀式をどうするのかは書かれていませんが、ホームでの勝利では実施して、アウェーの場合は、サポの前まで移動してから実施すればよいのではないか?と思います。
その方が、アウェーまで応援に来たサポに対するお礼や一体感にもつながりますし、隅っこでやる文には、そこまで挑発的行為には見えないと思います。
今回の儀式は、思いやりや配慮が足りなかったといわれても仕方が無いと私は思います。
その点についても、私は謝ります。
本当にすみませんでした。
4.サポーターとは?
これ以外にも、浦和レッズサポに向けた横断幕の掲示や「う○こレッズ」コールもあったと聞いています。
私個人としては、この行為についても賛同しかねます。
けど、これは、G大阪サポ自ら「私は品性の欠片も無いアホサポでーす」と意思表示しているようなものなので、その代償は自分達でかぶるものです。。。残念ながら(T_T)
サポーターは本来、選手を応援し、鼓舞する為に存在するのではないでしょうか?
それ以外の行為は、まったく必要ないんです。
それに選手が素晴らしいプレーと結果で応えてくれる事に、大きな喜びを感じるんです。
自分達で、自分の愛するクラブを汚す行為は、絶対に許されません。
G大阪のエンブレムは、選手たちだけが背負っているのはなく、自分達も背負っているのですから、その誇りに背く行為をしてはならないと思います。
そして、それをしている人がいるなら、自分達で出来る事を精一杯するべきだと思います。
今回の騒動は本当に、空しさしか残らない事件でした。
5.Jリーグからの制裁について
G大阪もこの事について責任をJリーグから課されるかもしれません。
浦和には勝ち点剥奪という声も聞かれます。
彼らに責任があるのかもしれませんが、勝ち点の剥奪だけは、止めて欲しいと思います。
そんなことになれば、完全に「遺恨」が発生してしまいます。
浦和戦は私の最も楽しみにな対戦でもあります。
子供をつれて万博でも観戦に行きたいと思っています。
けど、「遺恨」が本当に発生してしまったら、子供連れでは行けなくなります。
どうか制裁金ですみますように・・・
日本のダービーやクラシコに、本物の「遺恨」なんて不要なんです。
そんな点まで「本場」を真似る必要はありません。
中身の薄い「ダービー」や「クラシコ」を楽しみたいんです。
こういう事を文章化する事はとても難しいです。
表現としておかしい部分もあるかもしれませんが、これが今の私の偽らざる気持ちです。
浦和レッズとガンバ大阪が共に、これからも発展していきますように。
子供達が楽しめるスタジアムでありますように。
では。
posted by じゃんぼ^^ |19:00 |
2008 コラム |
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2008年05月18日
・・・完全に二日酔いです(-_-;)
隣で子供が騒いで、かなりうるさい(涙)
さて、騒乱の浦和戦から一夜明け、各ブログ上でも、メディアでも大きく取り上げられています。
私が昨日書いた記事のコメントにも、多くの意見が寄せられ全部読みました。
それで、騒乱に関する部分は、また別記事で書きますのでそこでご意見下さい^^
まずは、白熱した好ゲーム自体のレビューから書きたいと思います。
1.このゲームの価値
浦和は出だしは躓いたものの、エンゲルス監督就任以降、無敗で単独首位に立った。
8勝2わけ2敗の勝ち点は26。
前節の川崎F戦では、高い守備能力を存分に発揮して勝利している。
一方、G大阪はACLとの連戦や怪我人も出て、未だに自分達の戦い方の方向性を確立できないまま、勝てる試合を落としてしまい、10位に甘んじている。
4勝4わけ3敗で勝ち点は16。
前節の横浜FMでは、苦しいコンディションの中、守りきれずにドローに終わった。
西野監督も、今のチーム情況では上を見る余裕は無いと言うほど、チーム状況には差があった。
しかし、ここで浦和に負けることだけは絶対に避けなければならなかった。
消化試合が1試合少ないとはいえ、前半戦だけで勝ち点差が13も開く事は、優勝する為には致命的な差になってしまう。
浦和に独走のきっかけを与えない為にも、自分達の優勝への為にも、Jリーグを混戦に持ち込まなければならなかった。
そして何よりも、今のG大阪には、「目の前の1勝」が必要だった。
2.浦和の圧力
そんな大事なナショナルダービーに、G大阪のスタメンに遠藤と安田の名前が無かった。
理由は負傷している為だった。
なんと、左SBに19歳の下平がアウェー全開の埼玉スタジアムでスタメン出場を果たす。
今まで試合には出場していたものの、ここまで大切なゲームに先発で出場したのは初めてに近い。
西野監督も、試合後にこの下平起用は「安田の負傷はあるものの、育てなければならない選手であり、賭けてもあった」とコメントしている。
また、遠藤不在は今シーズン2試合目。
ACLの大一番、タイでのチョンブリ戦での遠藤不在で戦っているので、まだ雰囲気はつかめる。
とはいえ、ボールキープやゲームの組み立てが出来る遠藤がいない事は、この浦和戦では痛手だ。
そんなチーム状況は、前半の入り方に如実に影響していった。
G大阪は、この試合鹿島戦と同じ様な戦い方で試合に入ってった。
持ち味であるパス回しを控え、前線や相手最終ラインの裏へのパスを多用したのだ。
こうする事で、中盤で安易なボールの失い方をせずにすみ、カウンターを受けるリスクを減らした。
守備力の強い浦和の最終ラインと中盤のプレスを受けない方法で試合に入ったのである。
それは守備のリスクを減らす事も可能だったが、同時にボールキープを放棄している事も意味する。
その為、浦和に攻め込まれる時間が続いた。
特に序盤は、若い左の下平の所を崩して起点を作られる事が多かった。
ただ、それは下平が悪いというよりは、G大阪の対戦相手なら加地のいる右サイドより、左サイドを起点にしようとするのが当然だからだ。
この日の下平は、我慢強く守備タスクを遂行していた。
もちろん、カバーしきれなかったり、ポジショニングが悪かったりもしたが、左サイドから質の高いクロスも何本か供給していた。
安田のようなドリブルで突破するようなアグレッシブなプレーではなく、タイミングの良い上がりから、精確なクロスボールを供給するプレーを得意としている。
人に使われて活きるタイプのSBだ。
西野監督も、「この雰囲気でプレーできたなら、もう怖いものはないはずだ」と言ったとおり、貴重な経験となっただろう。
話を戻すと、押し込まれる展開の多かったG大阪だが、それでも落ち着いてはいた。
チーム状況や選択した戦術を考えれば、押し込まれる事は十分予想の範囲内であり、冷静に自分達の役割を遂行していたように思う。
そんな落ち着きから、徐々に反撃の手も出し始め、バレーや中澤がきわどいシュートを放ち始める。
そんな自分達の時間を、今日のG大阪はきっちり点に繋げた試合だった。
今シーズンのG大阪には、非常にに珍しい事だった。
そして前半17分、CKの跳ね返りが再び二川の元に返って、再度あげられたクロスボールにドフリーの中澤が渾身のヘディングシュートをゴールに突き刺した。
高原のマークミスとも言えるが、中澤が上手く動きなおして、高原の視界外から飛び込んだ結果でもある。
G大阪にとっては、願っても無い先制点だった。
Vol.2へ続く。。。
posted by じゃんぼ^^ |18:00 |
2008 リーグ戦 |
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2008年05月18日
Vol.1からの続きです。。。
3.浦和の猛攻と一瞬のスキ
先制された浦和は、さらに猛攻を仕掛けてきた。
G大阪は前線でまったくタメができなきなり、20分過ぎから一方的な展開になっていく。
それでもカバーリングの意識が高かった事と、最後の所で浦和に自由を与えなかった事で何とか浦和に攻撃を防いでいく。
特に、松代と中澤の奮闘は大きかった。
松代は数度の決定的なシュートを的確なポジショニングと驚異の反応で、失点を許さない。
そして中澤は、その溢れる闘争心で、本調子ではなかった闘莉王と5分の戦いを演じ、空中戦での強さを存分に発揮していた。
そんな一方的な展開が前半終了間際まで続いていた時に、大きな追加点がG大阪に入る。
その得点のきっかけは、浦和の決定的なチャンスから始まっている。
前半も終了間際の44分だ。
ふわっと上がったクロスに対してイーブンボールな状態が続き、G大阪のPA内にボールが浮いていた。
そのボールに対して高原が突っ込みチャンスになりかける。
そこに明神がチェックに入り、足が入ったかのように見えた。
しかし、岡田主審の判定は、ノーファール!
ここで、浦和の集中が途切れてしまった。
ボールはG大阪にあったにもかかわらずだ。
そして、そのボールをすぐにルーカスが逆サイドの左にあった、大きな裏のスペースにボールを出す。
この時点で、岡田主審も同サイドの線審もかなり遠い位置にいた。
ボールはバレーと阿部の競り合いになり、バレーのワンタッチでタッチラインを割ったように見えた。
しかし、ここで岡田主審の判定はG大阪ボール!
抗議してさらに集中をきらした浦和を尻目に、素早くボールを持ったバレーがスローインして二川に渡し、山崎にパスが渡って追加点をあげた。
この一連のプレーだが、まず高原のプレーは微妙だ。
主審によっては、ファウルをとる審判もいるかもしれないが、明神は素早く足を引いており、その場合ファウルをとらない主審もいる。
実際、スローでプレイを見てみると、高原が大げさに倒れたように見えなくも無い。
それよりも、浦和はこの時点で集中を切らしてはいけなかった。
次にスローインの判定に関しては、スローで確認すると浦和ボールである可能性が高い。
おそらく誤審だと思われる。
それはスローや間近で見て初めて判定できるほど際どいプレーでもある。
しかし、サッカーの判定は主審の「目」と「主観」で行われるものでもある。
あの位置では、G大阪ボールと判定しても仕方が無い。
そこで、わからないなら線審に聞くべきと言う声も上がっているが、岡田さんは自信を持ってG大阪ボールと判定したのだから、線審に聞くという選択肢はなかったのだろう。
誤審があったのは確かだが、私は試合中にありえる誤審だと考える。
岡田主審の手続きには問題ないのではないだろうか?
それよりも浦和に必要だったのは、抗議ではなく守備への集中だった。
そのスキをG大阪が逃さなかった。
当たり前だ。
なぜなら、あれだけの猛攻に耐え続け、一瞬でもスキがあれば点を取ろうと狙っていたのだから。
そのスキを浦和が自ら与えた結果でしかない。
誤審はあったが、誤ってPKを与えるような誤審ではない。
浦和が切り替えて、集中していれば、防げたかもしれない失点だ。
まったくG大阪らしくない「決定力」だった(笑)
4.反撃の狼煙
ハーフタイムにG大阪は長いミーティングを実施した。
その為、後半開始ギリギリにピッチに姿を現す事になり、岡田主審から急かされるというシーンが発生する。
そして、なんと明神がまだいない中で後半がスタートしたのだ。
ルール上何が正解なのかはわからない。
時間通りに出てこなかった明神無しでスタートしても良いのか?
それとも明神がいない事を第4審判や他の選手が岡田主審に言って待ってもらうべきなのか?
そんな、異様な雰囲気で始まった後半だった。
後半も浦和が主導権を握る展開でスタートした。
G大阪としても浦和相手に2点差リードなど、安心できる得点差ではない。
守備を再確認して後半に入った。
ところが、すぐに浦和に1点を返されてしまう。
この日抜群の存在感を示していた梅崎の強烈な切り替えしに橋本の足がかかってしまう。
ここで与えたFKを梅崎が、冷徹な一撃を放った。
前半に与えていたFKは壁を越えてニアサイドに蹴っていたことが布石となっていた。
松代は、完全にニアサイドに絞って守備をしていたように思える。
梅崎の高い能力を示したゴールだった。
ところで、夜のスーパーサッカーにG大阪の宮本選手が出演していて、このシーンを解説していた。
彼の意見によると、あのシーンは、壁の横にいた山口が前に出て防ぐシーンだったという事だ。
しかし、そのシーンでは阿部が山口を上手く抑えていて、それが出来なかったと。
梅崎のFKも凄かったが、隠れた阿部のアシストもあったシーンだった。
この1点で試合の白熱度は、さらに盛り上がりを見せた。
G大阪も1点差を守りきる守備力は無い。
もともと、勝ちきる試合を得意としている。
追加点が必要となり、攻撃への意識も出始め、バレーの決定機を作り出す。
しかし、浦和も勢いに乗ってさらに同点弾を狙いに行く。
互いの攻撃意識が強まった結果・・・中盤にスペースが出来始めたのだ。
その試合展開に西野監督が動く。
Vol.3へ続く。。。
posted by じゃんぼ^^ |17:55 |
2008 リーグ戦 |
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2008年05月18日
Vol.2からの続きです。
5.流れを変えた西野采配
試合後に西野監督は「できれば遠藤は使いたくなかった」と言っている。
それほど、彼の負傷は軽くは無かったのだ。
しかし、後半14分に、彼は安田と共に投入された。
理由は、「ボールの落ち着き所」が欲しかったから。
G大阪にとって、この遠藤投入は、「ボールの落ち着き所」以外にも大きな意味がある。
それは、チーム内に「落ち着いてボールを回して攻撃しよう」という意識変化をもたらした事だ。
遠藤にただボールを預けただけでは、G大阪の攻撃は変わらない。
チーム全員で「ボールを回そう」という意識になった事が、この采配の最も大きな効果だった。
現に遠藤のボールをひたすら集中したわけではない。
しかし、遠藤以外の選手のプレー選択が、やはり前線へのフィード中心から落ち着いたパス回しに移行していたった。
左サイドに安田が入った事で、ボールの預けどころとしての安定感も増した。
ちょうど中盤が間延びしていて、浦和のプレスも緩慢な時間だった事もあり、G大阪に流れが傾きかける。
その流れを今日のG大阪は、確実にモノにしてしまう。
ファウルのリスタートを素早く開始した遠藤がルーカスにボールに預け、抜群のキープ力を発揮していたルーカスからのリターンパスを、また遠藤が受けた。
PA手前の中央でボール受けた遠藤は、完全にフリー。
スナイパーの放った弾丸のような綺麗なシュートが浦和ゴールに突き刺さった。
あまりに美しいゴールだった。
しかし、ここで遠藤がフリーになったのは、闘莉王がボランチであるにもかかわらず、最終ラインにまで吸収されていたからでもある。
闘莉王のボランチは攻撃面での驚異ではあるが、その自由すぎるプレー振りは、諸刃の剣でもある。
あの場面は、CBとしての意識で仕事をしてしまった。
浦和にとっては、痛恨の失点であり、G大阪にとっては今季なかなか取れなかった追加点をきっちり獲れた3点目だった。
6.再び魅せた「魂の守備」
これで再び2点差になった事で、G大阪にかなりの余裕ができた。
G大阪にとって、1点差を守りきるのは容易ではないが、2点差を守りきる力はある。
この精神的な余裕は大きい。
そして、今季G大阪が苦しんだのは、この2点差をなかなかつけれなかった事が大きな要因でもある。
浦和は当然、猛攻を仕掛けてくるが、松代を中心とした守備は、素晴らしい仕事をしていた。
2点差もあり、G大阪もカウンターを狙う展開が後半34分まで続いた。
しかし、浦和の圧力は相当強く、徐々に足が止まり始めたG大阪の苦しい時間になっていた。
そしてこの日最後まで脅威であり続けたCKからエジミウソンに2点目を決められてしまう。
この得点で、G大阪の意識ははっきり「守りきる」事にシフトする。
西野監督も、水本を投入し、チームに「逃げ切り」というメッセージを与える。
ここからの約15分間以上。
G大阪は、今季の新しい武器にもなりつつある「魂の守備」を魅せる。
降り注ぐロングボールやクロスボール、強烈な中央突破、イーブンボールになるこぼれ玉。
あらゆる浦和の攻撃に対して、文字通り体を張り、献身的なカバーリングとプレッシャーで対抗し続けた。
完全にラインを引き、終了の笛が鳴るその時まで、一時の集中も切らす事なく、その猛攻を弾き返し続けたのだ。
ロスタイムは、私の予想通り長めの5分間。
けど、誰一人浦和のパワープレーに屈することなく、戦い続けた。
松代が!山口が!中澤が!水本が!加地が!
明神や橋本、遠藤、二川も献身的に守備に奔走した。
そして、最後の笛を迎えたのである。
死闘と呼ぶにふさわしい攻防だった。
両チームともベストメンバーではない中での戦い。
ナショナルダービーと呼ぶにふさわしい「意地のぶつかり合い」だ。
鹿島との戦いが、高い技術と戦術を駆使したハイレベルな攻防戦だったならば、この浦和戦は、ダービーの本質でもある「意地の勝負」だった。
その勝負を分けたのは、「集中力の差」だった。
レビューは以上です。
これで、浦和の独走に歯止めをかけ、Jリーグの混戦に更なる拍車がかかりました。
G大阪も非常に良い雰囲気で中断期間を迎えることができ、コンディションの回復を図れます。
リーグ戦の出来は、決して良いものではありませんでしたが、ギリギリの所で踏みとどまれたのは、良い方に捉えるならチーム力の向上なのかもしれません。
「超攻撃」は封印したままですが、粘り強さは見せまくった前半戦でしたね^^;
中断期間中にも試合はありますが、これでしばらくは休めます。
代表戦士はまだまだ、多忙な毎日ですが、また、リフレッシュして後半戦を迎えたいものです^^
では。
posted by じゃんぼ^^ |17:50 |
2008 リーグ戦 |
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2008年05月17日
いやぁったぁーーー(>_<)
浦和に勝ったぁ~
嬉しすぎる!!
今から酒盛り予定!!
レビューは後で!!!!
ワニナレナニワにいちゃもんつけんなぁ~(-.-)
うれしーーーーーーーーーーーーーー(>_<)
うおぉぉぉぉぉぉぉ(T_T)
いてもうたったぁ~
聡太ぁ~
遠藤ぉ~
松代ぉ~
おまえらぁ~好きだぁ~(T_T)
いや!みんな大好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!(^^)!
以上、おもむくままの感情の爆発でした。
誰か俺の涙を止めてください。。。
では、また後ほど。
posted by じゃんぼ^^ |16:21 |
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2008年05月16日
寝不足全開です(笑)
なぜか?
自転車3大レース。
グランツールの一つ、「ジロ・デ・イタリア」が開催されているからです。
今、イタリアのガゼッタ・デロ・ソポルト紙の大半の記事は、セリエAではありません。
そう!このジロなんです(>_<)
ロードレースファンなら、深夜にテレビにかじりつきのハズ。
私も、その例に漏れず連日の生観戦です。
落車という思いがけないハプニングと、人間味溢れる駆け引きの連続に興奮しまくり、それと同時映る綺麗としか言いようの無い南イタリアの風景に癒される毎日です。
イタリアで自転車を走らせたい(T_T)
・・・G大阪の試合でたまったウップンを浄化してます。
・・・けど、寝不足(笑)
ま、そんなこんなで、J-sportsでようやく、横浜FM戦が録画放送されたので、レビューを書きます。
もう明日浦和戦ですが・・・まぁ、時期的に遅いので短めに^^;
1.蝕ばまれる心の金属疲労
環境的に過酷なACLを乗り切り、決勝トーナメントへの切符を手に入れたG大阪。
今シーズンの目標を一つ乗り越えた事は大きな一歩だが、その代償もでかい。
厳しい連戦の中で、主力選手に負傷が相次ぎ、他の選手にも疲労がたまっている。
そんな状況の中で、横浜と浦和という守備力の高いチームとやり合わないといけないのは、厳しいといわざるを得ない。
中でも、橋本や安田など連続出場している選手に強い疲労感が見られる。
明神や遠藤もギリギリの状態だ。
しかし、満員に膨れ上がった万博の期待に応えるかのように、この日のG大阪は前半完璧に近い試合運びを展開していた。
横浜の中盤に、ロペスに代わって入った期待の新人兵藤が、上手くゲームを作れない事もあり、中盤の主導権を握る事に成功する。
また横浜の攻撃にも冷静に両ボランチとCBが上手に対応して、危ない場面は栗原のFKくらいだった。
逆にG大阪は何度も横浜FMのゴールを脅かし、バレーのシュートのこぼれ玉を山口が押し込んで先制した。
今のG大阪にとって、追加点となる2点目を獲る事が大きな課題であり、この日の前半も幾度となくあったチャンスにバレーや二川が決めきれなかった。
しかし、それでもG大阪が完全に試合をコントロールしており、前半終了時には、そこまで大きな危機感は感じない。
ところが、後半に入ると状況が一変する。
横浜FMが逆に試合の主導権を握ってしまったのだ。
この状況の変化の要員はいくつか考えられる。
名将桑原監督の落ち着いた指示もあっただろうが、兵藤も落ち着きを取り戻し始め、山瀬とロニーの献身的なボールへの関与もあった。
しかし、何よりも残念なのが、G大阪が慎重に試合に入りすぎた点、つまり「受け身」でスタートしてしまった事だ。
G大阪には、慢性的に試合の入り方が悪いという点がある。
過去のリーグ戦でもACLでも、試合の入り方の悪さで先制点を与えてしまう事が多かった。
しかし、最近は前後半の入り方を注意している為、まず攻守が落ち着くまで慎重に試合に入るという戦い方ができている。
それは、リーグ戦のデータにも現れており、前後半最初の15分未満での失点は、全15失点中わずかに2失点だけだ。
しかし、この試合では、逆に慎重過ぎる姿勢が相手の攻勢を呼び込み、自分達の流れを自ら渡してしまう結果となってしまった。
ロニーに決められた同点弾は、あの試合の流れでは必然に近いものに感じる。
自分達から放棄しなければ、あそこまで横浜に中盤を支配される事はない。
最近、先制してから追加点を奪えない事に対する問題点を指摘する声を聞くが、それと同じくらい試合運びの脆さも感じる。
それは、連戦の疲労から心のどこかに「省エネ」でサッカーをしようとして、ゲームをlコントロールし損なっているようにも見える。
チームの状況からしたら仕方のない心理面なのかもしれないが、その心理面こそがG大阪らしさを奪っているようにも思える。
ゲームは相手がいる状況もあるし、試合の流れが相手に渡る事もある。
しかし、G大阪なら10分で一度相手の流れを引き戻すことが出来るはずだ。
それが出来ずに、20分近く相手に主導権を渡してしまったのは、「体が動かなかった」のではなく、「慎重」という言葉を借りた「楽したい」という人間臭い感情変化にあったのではないかと思えてならない。
連戦の疲労は、フィジカルを蝕んでしまう。
しかし、同時に心から「強さ」を奪い去ってしまう効果もある。
それは、選手一人一人には気づきにくい事だ。
まるで金属疲労のように蝕んでしまう。
連戦だけが理由ではないだろうし、似たような試合展開が自信を奪っている事もある。
そういう時にこそ、サポも含めたチーム力が問われていると私は感じる。
西野監督のコメントは、まさにその通りで、「今、全体(浦和との差)を見る余裕はない」のだ。
いかに自分達のパフォーマンスを発揮できるするか?
もっというなら、「自分達のパフォーマンスとはなにか?」を見つめ直す必要を感じる。
2.橋本が転んだ理由
再度、気力を振り絞り、ルーカスの美技で勝ち越したにも関わらず、最後は山瀬の巧みなドリブルで始まった横浜FMの速攻にあっさりと同点とされて試合終了の笛を聴く事になった。
最後にあった決定機を決めればとも思うが、やはりこの試合は守りきるべき試合だったといえる。
その横浜の速攻はとても見事で、最終ラインとGKは何も出来ずに失点してしまった。
しかし、あえて言うならそれを防ぐ可能性があったのが、橋本だった。
彼は山瀬がドリブルで侵入してきた最初のフォローに入ったのだが、残念ながら足を滑らせて転んでしまった。
この試合では、橋本をはじめ疲労の濃い選手がよく転んでいた。
最初は、前日に降った雨の影響か?とも思ったが、横浜の選手はほとんど転ばない。
また、スパイクを履き変える事のできる後半にも相変わらずG大阪の選手だけ転んでいたのだ。
これは疲労の影響だろう。
いくら足のマッサージを毎日していても、蓄積されたダメージが足腰の踏ん張りを奪い去っていたのだ。
橋本は、ここまでG大阪の全試合に出場しているだけでなく、山口に継いで2番目の出場時間を重ねている。(1440分中1433分)
もうその足は悲鳴をあげているに違いない。
遠藤や明神が休息しているが、今最も休息が必要なのは橋本なのではないか?と思える失点だった。
守備専任に近い明神とは異なり、橋本は攻守のリンクマンの役割も果たしている。
その運動量たるやG大阪でも最も多い部類に入る。
次節の浦和戦で一旦連戦が終了するので、休めるとは思うが浦和戦でも、その彼に過酷な負担を強いざるをえないのが今のG大阪の実情でもある。
防ぎたかった失点だったが、どう考えても防げなかった失点でもある。
西野監督の言葉を借りれば、「選手は全ての力を出し切ってくれた。今の現状では仕方の無い妥当な結果」と受け入れざるを得ないのが何よりも悔しい。
簡単に、レビューは以上です。
こんなチーム状況で浦和と埼玉スタジアムでやるのかと思うと絶望的になります。
けど、精一杯応援しています。
豊田スタジアムでの感動をもう一度です。
浦和に勝つともう一ついいことがあります。
実は、2敗以下のチームがなくなるんです。
最低負け数のボーダーが明らかに下がります。
勝ちきれないのは事実ですが、逆に浦和に勝てば、負け数で同数になり、優勝への望みに悲観的である必要がなくなります。
チームのピークを秋頃に持っていければ、今的は違うシーズンを過ごせるかもしれません。
明日!
上手い酒を飲みましょう!!(>_<)
フォルツァ!ガンバ!
posted by じゃんぼ^^ |17:50 |
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2008年05月10日
タイには行った事がない。
友人には言った人が多くて、特に食事に関して褒める人が多い。
やっぱりあの屋台村は行きたいです。
・・・メタボだけど。
・・・やっぱり食い気か(-_-;)
さて、我チームは苦しみながらもACLの予選突破を決めました。
本当にお疲れ様です。
勝ち点だけを見れば、楽勝、圧勝、余裕に見えるかもしれませんが、どの戦いも「楽なゲーム」なんて一つもありませんでした。
心より賞賛を送りたいと思います。
では、レビューいきましょう。
1.遠藤不在という「選択」
今期、初めて遠藤抜きの試合をする事になった。
決してこのゲームが楽なゲームだったわけでもなく、むしろ過酷なアウェーの中で、必ず勝ち点を取らなければならないという非常に重要なゲームだった。
西野監督の試合後のインタビューでは、遠藤は「70%~80%」くらいの状態だったらしい。
また、「遠藤抜きでどう戦えるのか?にチャレンジしたかった」とのコメントも残している。
つまり、無理すれば出場できる遠藤を、あえて外して勝利を求めに行った試合なのだ。
これは、過去のG大阪からしたらかなり「変化」を感じさせる出来事だった。
今まで、西野監督は7割~8割の状態でも「遠藤がピッチにいる」事の重要性や影響力の大きさを重視してきた。
特に、こういう重要な試合において、遠藤を外してみる事など決してありえなかった。
そして、試合は苦しみながらも、勝利を手に入れる事に成功した。
もちろん、遠藤がいない為に、中盤でのボールキープやゲームメイクと言う面で差はあった。
けど、それはあってしかるべき差であり、問題ではない。
それよりも、厳しい試合に遠藤がいなくても「勝てた」という事実と、遠藤がいない状態を「試せた」事に大きな意味がある。
ガンバらしい形ではないかもしれないが、チャンスも作れた。
バックアップメンバーも使いながら、チームの選手層に対して、西野監督が自信を掴み始めているのだろう。
今年のG大阪は、なかなか「らしい」形を継続して出せていないが、チーム力は上がっているのではないだろうか?
全タイトル制覇の為に、必要なステップは確実に歩んでいる。
2.使えるFWが3人いる事の重要性
ベンチに変化や使えるFWがいる事がこれほど心強いのか?と思わされるゲームでもあった。
マグノアウベスがいない状態になってから、機能しないFWを交代して使えるFWがベンチにいなかった。
思えば、バレーとマグノと播戸がいた時は、控えに播戸かバレーがいた。
途中で入れたら「怖い」FWがベンチにいる事はとても重要だ。
試合では、必ずしも起用したFWが常に結果を出せるわけではない。
もちろん、エースには、それくらいの厳しさを求めるが、エースとて相性の悪い相手等もいる。
そういう時に、「変化」をもたらる事のできるカードがあるのは、実は強いチームに必要な要素の一つなのだ。
今まで、G大阪にはそのカードを「中盤」にしか持てなかった。
しかし、今期はFWに1枚ある。
ルーカスもFWで起用できるので、大幅に監督として戦術変更の選択肢が大きくなった。
この試合では、外しまくったバレーやボールの収まらない播戸ではなく、途中交代で入った山崎が素晴らしい働きをした。
また、スタミナの落ちた段階やスペースが十分に出来た時間帯に入れた事も、山崎にとってはプラスに働いた。
もしかしたら、彼がスタメンで出ていれば、機能しなかったかも知れない。
それは結果論だから、わからない。
それよりも、重要なのは、3枚目のFWを持っている事なのだ。
山崎の獲得は、西野監督の慧眼というべきだろう。
Vol.2へ続く~
posted by じゃんぼ^^ |00:10 |
2008 ACL |
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2008年05月10日
Vol.1からの続きです。
3.続く守備陣の奮闘とそれに応えれない攻撃陣
ここのところ、G大阪は守備陣の奮闘が目立つ。
この試合もMOMは、チョンブリの最初の決定機を、左手1本の素晴らしい反応で防いだ松代だと私は思う。
その松代を含めた最終ラインは、前半は特に前線にボールが収まらない中で、チョンブリにボールを支配されながらも、粘りの守備で耐えていた。
チョンブリにシュートを打たれる事もあったが、良く耐えたと褒めるべきだろう。
この前の試合の名古屋戦といい、G大阪が守備陣の奮闘によって勝利を得ているというのは、いい意味で新鮮さを感じる。
まぁ、悪い意味に捉えれば、「らしくないの極地」でもあるが(笑)
ただ、こういう試合を守備の踏ん張りでものにする事が必要なのも事実だ。
逆に、彼らを楽にしてやるのは、ゴールでしかない。
この日は苦しみながらも何度もチャンスを作っていた。
そのことごとくを、バレーと播戸が外してしまう。
厳しい言い方をすれば、彼ら(特にバレー)は、その守備陣の働きに「甘えた」シーズンを今年過ごしている。
バレーが決定力の高いFWでない事は、もう周知の事実だ。
だから、試合で何度か決定機を外す事は、私は仕方ないと思っている。
しかし、逆に言えば、だからこそ無得点で終わってはいけないFWでもある。
多くのチャンスを提供する事を前提としているFWであり、それに見合う数のチャンスをG大阪は彼に提供している。
この日は、上達してきたポストプレーでも役に立てなかった。
私は、今シーズン、彼と共に戦う覚悟をもう持っている。
だからこそ、この日のバレーは、叱咤に値するプレーだったと言わざるを得ない。
また、播戸も復帰3試合目だから、まだトップコンディションでない点もある事は認める。
しかし、次の試合ではもうその言い訳は許されない。
加地と共に、連戦の疲労が一番少ない選手でもある。
その加地は同時期の復帰にもかかわらず、素晴らしい安定感を右サイドにもたらしている。
なぜ、播戸だけ言い訳が許されるのか?
この日のスタメン2トップは、負けていれば戦犯級のパフォーマンスだった。
4.心配な燃え尽き症候群
このACL予選突破は、チームとサポにとって、悲願だった。
2年前にチーム氏タイルを貫いた結果、無残に散った姿も悔しいが、ACL制覇を浦和に先に達成されてしまった事も私は悔しくてならない。
だからこそ、今シーズンは浦和も成し遂げられなかったACLとリーグのタブル制覇を目標にしているのだ。
各グループの1位だけが突破できるという、他の大陸チャンピオンシップでは見られない厳しさを勝ち残った事の達成感は、非常に大きいと思う。
しかし、それが最終目標ではない。
リーグ戦では未だ過酷な状況に置かれており、3日後にはすぐに横浜FMという天敵との対戦も待っている。
きちんと気持ちを切り替えて、次の戦いに目を向け、モチベーションを上げなければならない。
今は体の疲労と折り合いをつけながら戦うしかない。
だからこそ、その「心のあり様」が戦いにダイレクトに現れてしまう。
彼らはプロ集団であり、その意識もしっかりしているとは思うが、シーズン途中での「プチ燃え尽き症候群」だけは、本当に気をつけて欲しい。
西野監督は、このタイ遠征の前に緊急MTGを実施し「引き分け狙いで行くな!」とあえてハッパをかけたらしいが、もう一度、横浜FM戦の前にも実施して欲しいと思う。
前半戦の残りは、あと少しだ。
横浜と浦和に勝つ事は重要すぎる。
全南戦をベストメンバーで戦わなくてすんだのだから、この2試合に集中できる。
なんとしても、勝利を手に入れて欲しい^^
レビューは以上です。
本当に勝ってよかったと思います。
これで、全南戦もかなり楽しみになったし^^
ノープレッシャーで全南戦を見れるってかなり幸せ。
きっと、その前に横浜と浦和を撃破しているはずはので、楽しい妄想ばかり膨らみます(笑)
とはいえ、ほんまに最後の2試合、踏ん張って行きましょう!
応援には行けない可能性が高いけど、心は一緒です(>_<)
それにしても、中澤聡太。
私、このプレーヤー大好きです(T_T)
もちろん、DFとして未熟な面はあるでしょう。
それでも彼のプレーや試合後のアクション、表情からは「魂」を感じる。
反論は多いかもしれないけど、俺の中では、もう彼のいないG大阪は考えられないくらいに大きな存在になっている。
この試合で見せたオーバーラップからシザーズフェイントと逆サイドへのシュートは、魂が震えました。
「そうたぁ~(>_<)」って叫びまくり(爆)
では。
posted by じゃんぼ^^ |00:07 |
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2008年05月09日
私は、このスポーツナビ+のブログの一番のメリットは、ユーザーの導線にあると考えています。
アクセス解析をしていると、読者の8割強がスポーツナビ、ナビ+ブログ、yahooスポーツ関連のサイトからアクセスして頂いている事がわかります。
なので、スポーツに関するブログを書きたいなら、このスポーツナビ+ブログはとても素晴らしいと思います。
けど、ブログそのものに対する自由度は、十分とは言えません。
もちろんそれは、セキュリティや荒らしからのプロテクト、ブログ記事内容の健全化等を目的としており、仕方が無い面はあると思います。
ただ、もともとブログって、簡単に個人ユーザが、多くの人や他のブログとの連携できる事も重要な側面だと私は考えています。
残念ながら、スポーツナビ+に関しては、そういう他の情報源やサービスとの相互連携がほとんど許されない仕様となっています。
私個人的には、こういうシンプルなブログが好きですし、なによりもやはりユーザーの導線かかなり魅力的です。
読んでもらえないブログにはしたくないですしね^^;
けど、G大阪の他のブログとの連携を許されない仕様にされてしまうのは、残念に思います。
なので、ちょっとブログの引越しを検討し始めているんですが、他のブログは今度は色々出来すぎて使いにくい・・・。
それに、以前の記事の引越しも、このスポーツナビ+のブログは特殊なようで対応してないみたいで、めんどくさそうですし・・・。
帯に短し、たすきに長しで、あ~(-_-;)って感じです。
基本的に皆さんどういう基準でブログプロバイダーを選択してるんですかね?
東京Vサポは、やっぱりアメブロ多いみたいですけど(笑)
・・・けど、神戸サポのブログは楽天ブログが多いわけでは無いみたい(爆)
どっか、オススメプロバイダーがあれば教えてくださいm(__)m
ここのブログにも魅力を感じているので、絶対に引っ越すわけではないんですけどね^^;
posted by じゃんぼ^^ |20:24 |
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2008年05月07日
記事アップが遅れましたが、先日、G大阪のJr.ユースが「JFAプレミアカップ2008」に出場しました。
この大会に関する詳細は、WikipediaやJFAの各ページを参照して頂ければと思います。
簡単に言うと、中学2年生以下(14歳以下)のJr.ユース世代の大会です。
特徴は、中学3年生が年齢制限の都合上、ほとんど出場していない事と優勝チームにはFIFA非公式とはいえ、この年代では唯一に近い世界大会規模の「マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ」に出場できる事のようです。
去年のこの大会で、G大阪のJr.ユースは優勝を果たし、8月にマンチェスターへ初の遠征をしていましたね。
さて、今年もその世界大会への出場権をかけて、JFAプレミアカップ2008を戦ったわけですが、残念ながら予選リーグで敗退してしまいました。
このグループは、広島が1位で勝ち抜け、静岡学園が各グループの中での一番成績の良かった2位として突破しています。
結果的に最も厳しいグループだったようです。
第1試合 ガンバ大阪 3-3 サンフレッチェ広島
第2試合 静岡学園中 4-2 ガンバ大阪
第3試合 レイソル盛岡 0-0 ガンバ広島
公式記録はJFAのサイトを参照ください。
実は、この大会の模様は、JFAでハイライトが動画配信されています。
(高画質映像は、Microsoft Silverlightをインストールさせられます。)
この動画の内容を見ただけの簡単な感想です。
ハイライト動画ですし、得点シーンと失点シーンが中心なんで、一概には言えないですけど、私の中でG大阪Jr.ユースで印象的だったのが、以下の選手でした。
7番 出岡 大輝 君
10番 紫尾 和真 君
14番 徳永 裕大 君
キャプテンは徳永君だったみたいで、先日韓国で行われた大会のMVPらしく「点の取れるFW」のようですね。
ストライカーらしい動き方が印象的でした。
PKは失敗しちゃったみたいですけど^^
紫尾君は10番らしい高いテクニックや柔らかいパスを出してましたね。
「変化」をつける事のできる10番らしい10番な気がします。
出岡君は、家長→宇佐美と続くG大阪の左SHの系譜を継ぐ選手かもしれません。
高テクニックで、この動画の中では、最も印象に残った選手です。
この年代ではフィジカルもある方みたいで、それも合わせて目に留まりました。
敗退は残念ですけど、Jr.ユースの活躍が見れて、良かったです^^
それと、この大会には、もう一つ私の目を引くチームが出場していました。
それは、「JFAアカデミー福島」です。
そうです。
彼らは、日本サッカー協会が進めている「エリート教育」を受けた選手達なんです。
去年はまだ出場していなかったのですが、今年は出場しています。
私は観戦していないので、詳細はわからないのですが、ユースやくざさんのブログでは観戦したレポートが上がっています。
長期的なプロジェクトですし、まだ試行錯誤もしながらだと思うのですが、やはり新しいアプローチとして私は注目しています。
是非、一度生観戦してみたいものです。
posted by じゃんぼ^^ |22:00 |
2008 ユース・Jr.ユース |
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