2008年02月10日

G大阪の2007年シーズンを振り返る (Jリーグ公式クラブ別スタッツ編)

2007年シーズンの振り返りは終えるつもりだったんですが、忘れてました(笑)
Jリーグから毎年、掲載される公式スタッツレポートを!!
・・・ってことでー(ーー;)

Jリーグの公式サイトに2007年度のクラブ別のスタッツが掲載されました。

このスタッツとは、リーグ戦のゲーム内容を数値化してデータを取得した、Jリーグ公式の分析レポートです。
詳しくは、こちらをどうぞ。

このスタッツは、私達が主観的に観て感じるサッカーを、数値化して分析しているので、とても興味深いものだと思います。

では、ガンバのスタッツはどうなっているのでしょう?

分析レポートの内容をかい摘んで箇条書きするとこんな感じでしょうか。

標題「夏場まで独走状態も後半、まさかの失速」

・高ポゼッションサッカーである
・最終ラインからビルドアップする傾向がある
・高い位置でボール奪取して、手数をかけないでゴールに迫るショートカウンターが加わる
・PA外からの得点増
・全状況対応型の多彩な攻撃を繰り出している
・前線からの「超攻撃的」守備を行った
・FWとDFラインとの間を極端にコンパクトにしていた
・チーム全体で有機的にボールを絡めとる守備を実戦した
・疲労と暑さが出てきた夏場にその守備が機能しづらくなった

基本的には、主観的に観てきた2007年シーズンを的確に表していると感じます。
それを数値が証明していて、納得感が高い。

要約すると「前期は素晴らしい守備と攻撃を疲労したが、夏場以降そのサッカーを維持できずに失速してしまいました」
って事ですね。

・・・改めて言われると、か、かなり悔しい(-_-;)

◎気になる数値
・クロス成功率の低さ
パス関連スタッツの表にあるのだが、昨シーズンのクロス数は実はリーグトップで706。
にもかかわらず、その成功率が21.7%でリーグ12位。
他のパス関連項目はほとんど上位3位以内をマークしているにも関わらず、このクロス成功率だけダントツで低い。

もともと、クロスの精度が低いと言われちゃってる我らがガンバ。
日本代表クラスのSHやSBを抱えているにも関わらずです。。。

前方にヘディングに強い選手がおらずに、ターゲットを合わせづらい事情もあるが、これが改善されれば、新たな得点パターンとなって、攻撃力が増すと思われる。
また、クロスの上げ手もやはり精度向上に努めてもらいたいと思う。

・PA外シュートの精度増
昨シーズンは、PA外のからのゴール数がリーグトップの16ゴール。
その決定率も7%でリーグトップ。
2006年シーズンと比較して、PA外から打っているシュートの総数はほぼ変わらない事(230本~240本)から、その精度が飛躍的に向上した事を語る数字である。
もともとキック精度は高い選手が多いチームなんで、これからもゴール数が22くらいまでに増加すればいい事がいっぱいあると思います。
もちろん、得点も増えますが、それ以上にスルーパスの成功率やFWのマーク分散など、超攻撃の威力をさらに増加させる相乗効果を生むと思われます。

・コンパクトなラインコントロール
特に、今年の前半戦の戦い方を象徴するデータです。
DFラインが2006年と比較して約4.5m上昇し、FWのプレーラインも少し下がって、FW-DF間の距離が約5M近くコンパクトになりました。
昨シーズンからメインフォーメーションとして採用した4-4-2システムを実行する上で、西野監督がFWからのプレッシングとコンパクトなラインコントロールを生命線にしていましたが、見事に実行していた事になります。
俺は、終盤失速したが、2008年のG大阪のサッカーもこの戦術をベースにする事で理想に近づくと考えています。

・後期の失速ぶリ
期間別の守備スタッツのグラフはちょっと衝撃的ですね(笑)
後期に入ってから、ほとんどの守備関連項目が激減しているのは、なんていうか、後期は一気に「別の普通のチーム」になってしまったと思えるような結果です。

先ほどの理想の戦術は、高フィジカルコンディションを必要とすると言うことでしょうね。
理想がある中で、現実的にどうシーズンを戦っていくのかはやはり難しい問題である事を象徴したシーズンだったと思います。

ただ、ガンバサッカーの魅力やアイデンテティを大切にするなら、現実的な選択肢として、リトリートするサッカーは今後監督が変わっても選択して欲しくありません。
(もちろん、戦術上一時的にその選択をする柔軟性はあるものの・・・)

ガンバのサッカーが、サポーターに愛され、関係者から評価され、魅力的なのは、理想とする難しいサッカースタイルを常に具現化し続けようとしているからだと思います。

「超攻撃的である事へのこだわりと誇り」

前半の出来が良かっただけに、悔しさが倍増した昨シーズンでしたが、2008年には、また進化したガンバを見たいと強く思います。

以上。

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posted by じゃんぼ^^ |00:00 | G大阪の2007年シーズンを振り返る | コメント(0) | トラックバック(0)
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