2008年05月30日

前半戦分析 3.G大阪の得点数&アシスト数

前半戦分析の第3弾です。

今回は、苦戦した攻撃面にクローズアップしてみます。
しかし、色んな見方ができる数字が出てきました。
私の考察もその一つでしかありません。
皆さんの意見も、ぜひお聞かせください^^

1.前半戦の試合結果一覧

※ACLの支配率が残念ながら手に入りませんでした^^;

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試合の結果を見てみると、当たり前ですが、支配率と結果には因果関係は見られません。
前半戦は、支配率が良くても悪くても、結果は五分に近い成績で終わりました。

しかし、特徴的な点は、被シュートの数でしょう。
新潟戦までは、支配率に関わらず、ある程度相手にシュートを打たせない守備が出来ていたようです。
しかし、鹿島戦から徐々に相手のシュート本数が増えてきています。
G大阪としては、「相手にシュートを打たせない守備」を遂行したいはずです。

原因としては、疲労を指摘する声が聞かれましたが、単純にチーム力の違いも考えられるのではないでしょうか?
鹿島戦以降の敵チームは、今シーズンとてもチーム力を上げた相手でした。
力のある相手との対戦を疲労した状態で戦った結果の数字なのかもしれません。

シュート数は、だいたい1試合で10本~15本程度打った試合が多いようです。
G大阪の決定力は、ACLの結果を入れると7本に1本入る計算になりますが、リーグ戦だけだと9本に1本程度に下がってしまいます。
7本に1本だと、1試合に2点取る力はあると考えられ、深刻な攻撃力不足と言う印象は受けません。
しかし、9本に1本だと、1試合で2点取れないことになります。
逆に言うと、1試合で20本近いシュートを打たなければなりません。
前半戦で20本近いシュートを放った試合は東京V戦と新潟戦だけです。

決定力も高くない上に、シュート数も少ない。
そして、主導権も簡単に握れない試合が増えていき、結果として勝てない試合が多くなったように思えます。

これが前半戦のG大阪だったのではないでしょうか。

2.得点&アシストランキング

※表が見切れちゃいました(笑)ちょこっと横にスクロールしてください。
※アシストは、私の主観です^^;

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3.エースとしてのバレー

前半戦の最多得点は、バレーです。
18試合で7点をどう受け取るかにもよりますが、私個人として問題だと感じるのは、コンスタントな得点を奪えていない点です。
バレーの8得点の内、6点は4月だけに記録されたものです。
それ以外の2点は、名古屋戦の2点だけです。

私がバレーにエースストライカーとして欲しいのは、単純な得点数や決定的な場面での得点ではありません。
いや、もちろん欲しいですが、どちらかと言うとコンスタントに1点獲るような選手になって欲しいと思っています。
例え合計が8得点でも、4月だけに集中して働くよりも、3月に3点、4月に3点、5月に2点と取ってくれる人が「エースストライカー」だと私は考えます。

4.G大阪では大切なセカンドストライカーの得点

前半戦で苦労した事の一つに、バレーと組むセカンドストライカーを誰にするのか?と言う点です。
G大阪では、過去、アラウージョやマグノ・アウベスといったエースが注目される事が多かったですが、実はセカンドストライカーの得点も大きな数字でした。

前半戦はこのパートナー選びに苦労した印象を受けますが、そのポジションで起用された播戸、山崎、ルーカスの数字を合計すると11点も上げています。
ルーカスは、FWとして取った得点は4点、MFとしての得点は2点です。
FWとしての方が得点は取っていた事になります。
結果として、G大阪のセカンドストライカー陣は苦しみながらも結果を残したように思えます。

今後、このポジションを固定化できれば大きいですが、誰が出てもセカンドストライカーとして、「得点」という仕事は務まるように感じます。

5.中盤選手の得点力

前半戦で、深刻だったのは何もバレーの力だけではありません。
逆に「G大阪らしさ」としての深刻さは、MF陣の得点力不足でした。
18試合を経過し、遠藤が2点、二川が3点、MFとしてのルーカスが2点です。
MFの得点が合計して、7点と言う数字は普通のチームでは最悪という数字ではないと思います。
しかし、G大阪としては「得点力不足」な数字になります。
昨シーズン、二川が11点、遠藤が9点、寺田が6点取ってます。
G大阪の破壊的な攻撃力の為には、もっと中盤の選手の得点が望まれます。

特に深刻だったのが、二川です。
もちろん、試合の中では重要な役割を担い、チャンスも作り出しています。
しかし結果として、リーグ戦での得点は0に終わりました。
また、遠藤とは違いアシスト数でも最後の浦和戦で上げた2アシストに終わっています。

数字だけが全てではありませんが、G大阪の10番の数字としては寂しすぎます。
バレーが外した結果のアシスト数減も考えられますが、やはりリーグ戦では守備の負担が大きく、攻守のバランスを考えた時に最後のフィニッシュに絡めなかったようにも感じます。
それは、彼だけの責任ではありません。
後半戦は、いかに中盤選手をフィニッシュに絡ませていく事ができるか?も重要な改善テーマとなります。

6.両SBのアシスト増加傾向

中盤の得点力を議論する上で、気になる数字が、両SBのアシスト数です。
昨シーズン、G大阪のアシストランキングでは中盤の選手が上位に位置しています。
かろうじて加地が5アシスト記録していました。

しかし、この前半戦、安田が4アシスト、右SBとして橋本が2アシスト、加地が2アシスト記録しています。
実に8得点も、両SBが関わっている事になります。

この数字は、何を意味しているんでしょうか?
推測すると、いくつか考えられます。

一つは、支配率を握れなくなった事で、両SBが上がるスペースが出来た事です。
今シーズン、ACLでは相手チームがG大阪のSBに対して非常にルーズな守備をしていますし、リーグ戦ではG大阪が支配率で一方的に押し込む時間がかなり減ったように感じます。
その為、昨シーズンよりも、両SBが上がる為のスペースを作り出しやすくなったのではないでしょうか?

もう一つは、G大阪のサッカーそのものの変化です。
ルーカスの加入もありますが、今年のG大阪は、比較的中盤でのポストプレーを重視しているように感じます。
昨シーズンでも、G大阪にポストプレーは存在しましたが、両FWがサイドのスペースに流れてボールを受ける事が多く、SBのスペースを潰していたとも言えます。
SBからしたら、攻撃参加するタイミングの違いなのでしょうが、今シーズンの方が「上がりやすいタイミング」で戦っているのではないでしょか。

しかし、逆にこのSBの攻撃関与度が、中盤の選手の守備的負担の増加に繋がっているのかもしれません。

両SBの攻撃への関与度を増加させる事は、今シーズンのG大阪の目標でもあったように感じます。
しかし、中盤とSBを含めたチームの攻守バランスがしっくりいっていないのが問題なのではないでしょうか。
今、そのバランスに「G大阪らしさ」が無い点が、一番大きな問題なのかもしれません。



この他にも注目すべき点として、CB陣の得点力も良い傾向が見えてきました。
特に中澤に点が入りだしたのは、大きな武器になると思われます。

得点力の回復は、特定の個人だけの問題とは思いません。
バレーもそれ以外の選手全員に、何か問題があるからだと私は考えます。
そては、つまりチームとして修正すべき事があるという事です。

少なくとも前半戦のG大阪の数字は、点も取れない、守れないチームの数字です。

新加入選手・怪我・疲労・代表召集...etc

色んな要因がある中で、揺らいでしまっているチームのベースが固まっていないのは、後半戦に向けて大きな課題です。

ただ、そんな中でも、新たに会得しつつあるものもあります。
それは苦しい戦いでの「勝負強さ」です。
しかし、その勝負強さは、ベースとのなる「戦い方」の上に存在しないと意味はありません。

まだ、全てのタイトルを獲るチャンスが残されています。
その為の大事な中断期間ですね^^


以上です。
またもや、長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m
なんかイマイチまとまらなかったです^^;
色んな要素が複合的に絡んだ上での数字なんだなと改めて考えさせられました。

さて、次回からは、G大阪も含めた他のチームにもクローズアップしていきたいと思います。

・・・とうことで、「4.各チームの攻守分析」です。

では!また、良かったら読んでみてください^^


posted by じゃんぼ^^ |09:00 | 2008前半戦分析 | コメント(4) | トラックバック(0)
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