2008年05月03日

2008 Jリーグ 第8節レビュー ヴィッセル神戸戦(A) 「フレッシュな選手の使い方」 Vol.1

大変、遅くなりましたm(__)m

ようやく東京に帰ってきました。
たまりに溜まった記事を一気に書き上げて行きたいと思います^^

このGWは、家族サービスもがんばりましたが、その家族をも巻き込み、積極的にG大阪のトップやユースの試合を見に行きました。

4/27 ユース プリンスリーグ 神戸科技戦
4/29 ユース プリンスリーグ 大阪桐蔭戦
4/30 トップ  リーグ戦    大宮戦
5/3  トップ  リーグ戦    名古屋戦

ユースの試合では、子供達の躍動する姿に興奮し、トップの試合では、まさかの連敗に意気消沈し、その後の勝利に狂喜乱舞する。
久しぶりに、G大阪を満喫できた連休でした。

さて、では暗雲漂ったリーグ戦第8節のヴィッセル神戸戦からレビューしていきたいと思います。
かなり、かなり遅めですけど、まぁ、記事が抜けるのも気持ち悪いので(笑)

1.まさかの倉田スタメン

G大阪にとって、V神戸とは、C大阪と同じくらい燃える対戦相手としてG大阪サポのヴォルテージも上がる。
最近では恒例?の電車ジャックを敢行し、乗り込んだ相手のホームゲーム。
(・・・参加したかった)

しかし、高度なカウンターサッカーを作り上げている神戸とは、あまり相性のよくない相手でもある。
G大阪としては、速く先制し、追加点をあげて、ゲームの主導権を握る事が大切なゲームであった。
ACLとの連戦も続き、選手への疲労も考えられる時期でもあったが、例年の西野監督は、この時点で選手を入れ替えたりする事はあまりしない。

ところが、この日のスタメンに、二川の名前が無かった。
なんと二川の代わりに倉田を今期初先発で起用したのである。

もともと、G大阪サポの中では、西野監督の頑固な起用法に不満の声もあったわけだが、スタメンとサブの実力差が激しかった事を考えれば、私は仕方が無い部分だったと思っていた。

しかし、今期はシーズン前から、疲労度の高い選手を時には入れ替えながら戦うと発言していた。
監督としては、ACLも含めた連戦は戦い抜くには、そうせざるを得ない状況であった事も事実だが、それだけサブの実力が上がってきた手応えも感じたからだろう。

序盤戦はベンチ入りしても、試合までは出場していなかった倉田だが、神戸戦の前の試合だったメルボルン戦に途中出場したと思ったらいきなりスタメンに抜擢された。
メルボルン戦では、途中出場ながら、何度かチャンスを作りかけ、決定的なシュートも放っていた。
その調子の良さと二川の疲労を考慮してのスタメンだと考えられる。

しかし、フル出場したこの試合では、期待された働きは果たせなかった。

倉田選手は、ユース時代からボランチとして活躍した選手だ。
G大阪ユースは、上手い選手をボランチに置きたがる傾向があり、二川、愛媛にレンタル移籍した横谷、今期加入した安田晃もユースではボランチで活躍している。

彼の持ち味は、高いテクニックに裏打ちされたドリブルとその得点力にある。
ボランチの位置からドリブルで持ち上がったり、ワンツーで前線まで進入するスタイルは、元浦和の長谷部に通じるプレースタイルだ。
(・・・最もレベルはかなり違うが)

しかし、二川もSHで使われているように、彼のプレースタイルは、西野監督のサッカー中ではボランチで使うという選択肢はあまり無い。
西野監督の求めるボランチ像は、守備力が高いか、レジスタとしての能力が必要となる。
特に、守備力は最終ラインを助ける意味も含めて大変重要な要素で、その点から言っても倉田をボランチの位置で使うメリットは少ない。

倉田のプレースタイルとしても、二川と同じ様な仕事が出来れば、G大阪にとって非常に心強い。

しかし、今までトップチームでの実戦での経験が非常に少なかった事が、この日の倉田を悩ませてしまった。

倉田がこの試合でも最も悩んだのは、「ポジショニング」だった。

SHとして位置していたが、自分の得意なプレースタイルとそこでの役割の折り合いが上手くつかなかった事と、スタメン組とのパス交換のリズムが合わなかった。

二川ならいてくれる位置に倉田がいない。
二川なら出してくれるタイミングでパスが出てこない。
二川ならいない位置に倉田がいて、かぶってしまう。

そんなシーンが前半から頻発してしまう。

ただ、それは仕方が無いことだ。
なぜなら、倉田がスタメン組と連携を合わせる機会があまりに少ない。
しかも、当たり前だが、彼は「二川」ではない。
G大阪としても、今後倉田には、是が非でも戦力になってもらわないと困る。
もし二川とそん色ない働きができるなら、それに越した事はないのだ。
しかし、二川も最初から今のような働きが出来たわけではない。

その為の出場機会だ。
トップの試合に出場せずに成長するには限度がある。
ある程度は我慢しながら使う事が絶対に必要だ。

この神戸戦では、1失点に直接絡んでしまった。
ポジショニングや役割の問題以外にも、攻守の切り替えの遅さやカバーリングの意識など、スタメンで出場する上での必要条件もクリアできていない。
トップの試合に出る為の「厳しさ」や「シビアさ」が、今の倉田にはまだ足りない。
攻撃面での「仕事」に意識が行きすぎているようにも感じる。
監督からどんな指示が倉田にあったのかはわからないが、多くの事を学べたはずだ。
それは、試合に「スタメンで90分いた」から学べた事だ。

大事なのはこの試合で倉田がな何を感じたか?である。
もし倉田にとってターニングポイントになった試合なら、極論するなら失った勝ち点3は惜しくない。
サポとしては、それくらいの覚悟があって、はじめてターンオーバーへの要望や若手の起用を監督やチームに対して提言するべきだと私は思う。


Vol.2へ続く~

posted by じゃんぼ^^ |00:00 | 2008リーグ戦 レビュー | コメント(0) | トラックバック(0)
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