2008年04月05日

2008 Jリーグ 第4節 各チームに対する雑感 Vol.2

最近流行の、自転車通勤。
俺もロードに乗ってます。
気持ちよすぎて・・・
毎日乗ってないと気持ち悪いくらいになってます。

さ、次の雑感いってみよー(^^)/

2.横浜Fマリノス vs FC東京 「残酷な10番のコントラスト」

◎横浜FM

まさに、「THE・山瀬・SHOW」だ。
ボランチの位置からの飛び出し、パスの精度、シュート意識の高さとその精度、そのプレーは、ランパードを思い起こさせる。
欧州によくいて、日本には少ない、得点の匂いを常に漂わせている10番だ。
プレーの全てが、「点を取る為」に存在している。

そんな彼が2得点1アシスト。
これ以外にも、彼がボールを持つと多くの匂いを放つプレーを連発していた。

しかし、彼がそこまで輝けるのも、松田をはじめとした守備陣の能力の高さと、ロニーをはじめとする他の攻撃陣の影の薄さのせいだ。

以前の雑感でも書いているが、守備陣は本当に強い。
横浜FMの守備を見てうらやましいと感じるのは、彼らの1対1の強さだ。
中澤、栗原、田中(裕)、田中(隼)、松田、小宮山とほとんどの選手が、守備時に1対1で相手に勝つケースが多い。
これだけ各個人が強いと、互いのにカバーをする為の労力も少なくてすむ。
G大阪は、数的優位が無いとハラハラドキドキ感でいっぱいになる事を思えば、本当にうらやましい限りだ。

しかも、試合中、桑原監督が常に、守備時のバランスに気を配って修正の指示を出していた。
そこまでされると、簡単に点が入る気がしない。
山瀬が守備面でこれだけ負担を減らす事ができれば、彼の攻撃センスも全開で発揮できる。

今のボランチのポジションから攻撃をスタートする事で、常に前を向いてボールを受ける事だきているのも彼の特性をより発揮しやすくしている。
とにかく、彼に前を向かれた状態でボールを持たせる事は危険すぎる。

しかし、逆に彼からしか得点の匂いが感じられない事が、今の横浜最大の問題だ。
これだけの活躍をすれば、山瀬に対して今後厳しいマークが付いてしまう。
その時に山瀬を囮にして周囲が活きればよいが、今の横浜攻撃陣にその雰囲気があまり感じられない。

大島は、ポストプレーは安定しているが、FWとして得点チャンスに、利き足でしかシュートを打とうとしないのは、ストライカーとして致命的だ。
今後、DFは彼の左足だけを気にしていればよい。
ただ、彼はサイドからのクロスに対して強さを発揮できるのだが、今の横浜の攻撃は足元の攻撃が多く、サイドを上手く使えていないので、彼も得点力を発揮しにくい状態にある。

ロニーは、未だに周囲とのリズムを合わせきれていない。
さすがに、もうそろそろ結果が欲しい。
多少の改善は見られるが、まだ合わないシーンの方が多い。
この試合では、後半にせっかく来た得点のチャンスも、よくわからない外し方をしていた。
初戦の浦和戦といい、シュートは上手いと聞いていたので、少しイメージと違う。
献身的な守備は買うが、想像以上に物足りない。
後半に運動量が落ちて、攻撃が停滞するという一面も持ち合わせており、次節で得点がなければ、スタメンを坂田に代える事も検討すべきだ。

リズムがまだ合っていないといえば、ロペスもまだ微妙なズレが感じられる。
ただ、この試合で得点を決めたことで、何らかのプレッシャーからは開放されるだろうし、ロニーに比べたらあともう少しと言う感じなので、アジャストできそうな予感を得た試合でもあった。

輝かしい山瀬の凄さに感動する時間はもう終わった。
彼の能力ならあれくらい当たり前なのだ。
けど、今後は代表召集もあり、彼のコンディションが落ちてくる事も考えられる。
元々怪我がちな不安もあるのだから、彼にマークが集中しないような攻撃連携を速く作り上げた方がよい。

幸い横浜FMは、次節の名古屋戦を過ぎれば、4月中は簡単に負けるような対戦相手はいない。
この貴重な1ヶ月間に、攻撃連携を完成できれば、優勝という現実が非常に近づいてくるように思える。

◎FC東京

GKの塩田は、さぞ歯がゆい思いをしているだろう。
チームの攻撃がうまくいっていない事は、後ろから見ている塩田が誰よりもわかっているはずだ。
しかし、GKの彼は攻撃には関与できない。
「試合中は後ろの声は中盤まで届かないから」というコメントが何よりもその思いを滲ませている。

前節のレビューで、城福サッカーを体現するには、しばらく時間がかかりそうだと書いた。
それほど、難しいサッカーをしようとしていると。

しかし、キャンプから計算してもう2ヶ月近く経過しているが、なかなか「城福サッカーの片鱗」から脱却する兆しが見えてこない。

この日は対戦相手の10番が光り輝いていた分、梶山の低パフォーマンスが非常に目立った。
ただ、それは梶山だけの問題ではない。

本来は梶山を中心に、左右をワイドに使った攻撃を展開し、そこに2列目や3列目の選手の縦の動きが加わる形が、城福監督の目指したい形なんだろう。
しかし、各選手がそのイメージを消化できていないために、各選手がバラバラに戦っている。
これでは、梶山もパスを散らすのにかなり苦労するはずだ。
実際に、梶山がパスしようとするタイミングで、周りの選手が動いていないことで、ボールの持ち過ぎやパスミスが非常に多かった。

それに梶山自身のコンディションも怪我あけということもあり、あまり良くない。
しかし、今のFC東京には、梶山以外に城福サッカーの中心的役割を担える能力のある選手もいないのがツライ。
今期のFC東京は彼と心中するしかない戦力状態にある。

また、FW陣も監督の苦悩を深めている。
そもそも連携が出来ていないというよいりは、監督のやりたいサッカーを阻害する要因になっているのが皮肉な所だ。
カボレや赤嶺を使う形が一番、得点の匂いを感じさせるが、それは彼らめがけてのボールを預けるタイプ戦い方になっており、目指すサッカーではないはずだ。
平山や川口もフィットしているとは言えないし、復帰予定の近藤がいきなりフィットする可能性も低い。

守備陣も奮闘しているが気になるのが、後半開始から15分までの間の失点が集中している点だ。
前半に一定手ごたえを得たケースで安心してしまっているのか、後半序盤の試合の入り方が良くない。
この試合も、こう着状態だった流れを左右する大事な先制点をこの魔の時間帯に横浜に叩き込まれて苦しくなった。

監督の選手起用もコロコロと試合毎に変わるのが、今のチームにとって、良い方向に作用しているようには見えない。
怪我人も復帰してくるこの4月は、もうそろそろ選手を固定して、戦術理解と連携を深めるべきだ。
私は、もうカボレの1トップにして、2列目の選手を増やす方が良いと思う。
そこは、もう覚悟を決めてチーム作りを進めるべきだ。

いくら変革の時だから、我慢が必要とは言っても、ある程度の結果も掴んでいかないと、流れが悪くなる。
時間も2ヶ月も経過している中で、選手の理解度が遅いのは、監督の能力の問題だ。

結果が出なければ、やっているサッカーに対して不信感をもってしまう。
負のスパイラルの飲み込まれてしまうのか?それともそれを打ち破れるのか?
大事な4月の連戦になりそうだ。

以上。

posted by じゃんぼ^^ |07:00 | 2008他チーム 雑感 | コメント(0) | トラックバック(0)
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