2008年04月09日
今節屈指の好カード。
そして、試合も好ゲームだった!
生で見たかった~(>_<)
じゃ、雑感。
いってみよー
6.名古屋グランパスエイト vs 横浜F.マリノス 「豊田スタジアム熱狂」
◎名古屋
確かに運もあった。
同点や逆転されてもおかしくない決定機も与えてしまった。
しかし、それでも勝利を手に入れた。
その価値は、計り知れない。
この日の横浜は、今シーズン初めての本当に強いチームとの対戦だった。
(本当は第2節の浦和戦でも試されるはずだったが、その時の浦和ボロボロだった。)
そして強豪相手にも、名古屋のサッカーは十分に通用した。
残念ながら、後半途中から前線にボールが収まらなくなり、中盤のプレスもゆるくなってしまった事で、横浜の圧力に負けてしまったが、前半は互角以上に戦えていた。
特に横浜の強力な両SHを押し込む事に成功した点は大きい。
名古屋にとってサイド攻撃は生命線であり、この攻撃が強いチーム相手に通じるかどうかは大切な基準点だった。
今のJリーグで横浜の両SHは安定感抜群の強さを誇っており、他のチームとの戦いでも、サイドの攻防で戦えるレベルにある事がわかった。
横浜は3-5-2のフォーメーションで戦っているので、サイドでの攻防は数的優位を作りやすい対戦相手ではあるのだが、横浜の両SHは臨機応変にバックラインンに入って守備をするので、普通の攻撃では簡単に破られない。
前節のFC東京もほとんど、サイドを使えなかった。
その横浜のサイドを攻略できたのだ。
また、この勝利で、先制しての勝利、逆転しての勝利、守りきっての勝利と、どんな状況にも対応して勝つ力がある事も証明して見せた。
ただ勝ち点を得ただけでなく、今の名古屋のサッカーで得た経験のよって、各選手が自信をさらに深めた事も大きい。
課題も見つかっているが、もうベースがほとんど完成しているので、一つ一つの課題に対してじっくりと対策を打つ余裕もある。
精神的にも挑戦者として、いい雰囲気と流れで試合に望める。
また試合日程も非常にいい感じだ。
強豪との連戦もなく、いいタイミングで強豪クラブと対戦できるスケジュールになっている。
次の目標は復調してきた浦和とG大阪だ。
特にG大阪は、最も疲労していてキツイ時期の対戦だけに、勝利の可能性も十分にある(-_-;)
なんてこったぁー!!
仮に敗れてもリフレッシュできる期間も設けられているし、肝心の鹿とは、中断明けのリフレッシュした後に対戦できる。
優勝は簡単ではないだろうが、ひょっとしてひょっとするかもしれない好条件が揃っているような気がする。
とはいえ、不安点もある事はある。
まずは試合運びだ。
この試合でも、後半途中から運動量が落ちてしまった。
名古屋は他の試合でもたまに、後半に運動量を落としてしまっている。
普通のチームであれば、そこまで問題は表面化しないが、強いチームを相手にした時にはリスクが高くなってしまう。
いつも必ず守りきれるとは限らない。
強いチームとの対戦時に、どういう試合運びをするのかは、準備しておく方が良い。
今は、それでも試合の流れを見て、ピクシーが的確な采配をしているので、大きな破綻にはならないのが、またスゴイのだが。
次に控え選手の底上げだろう。
1.5軍チームで挑んだナビスコ杯では、イマイチ機能しきれていない。
今後、主力に怪我が発生した場合に、神戸のように上手くいかなくなる可能性もある。
ナビスコは勝ち上がることも重要だが、チームの底上げを是非やっておきたいところだ。
最後は疲労や怪我だ。
また、日程的に恵まれているとはいえ、若い選手が多い名古屋にとって、今の状況は未経験な選手も多く、今までとは違う疲労感も味わっているだろう。
それは、試合後の各選手のコメントにもでていた。
ピクシーのサッカーは見た目の華やかさと裏腹に、相当な運動量が必要になる。
コンディション作りには、細心の注意が必要だ。
とはいえ、今の段階では、過剰に気にしすぎても仕方が無いことばかりだ。
少なくとも、現時点で名古屋は、Jリーグで鹿島の次に「強い」サッカーを披露している。
◎横浜FM
横浜は、鹿島や名古屋との戦いで「負け」ている事が、後になって苦しい状況を生んでしまいかねない。
優勝するチームは、力の拮抗した相手に対して、決して勝ち点0で終わるような試合はしない。
最低でも引き分けに持ち込むしぶとさがある。
鹿島戦でも名古屋戦でもそうだが、最終ラインの3枚があまりに強力なので、最悪そこで必ず攻撃を跳ね返せるという自信が、逆に仇になっているようにも感じる。
試合後のコメントでも、「中がしっかりしているからそんなに怖くなかった」という声が多い。
・たとえ、サイド突破されても大丈夫
・たとえ、バイタルエリアを使われても大丈夫
その自信は非常に素晴らしい事なのだが、変な慢心になっているよう気がしてならない。
本来、守備はもっと高い位置で実行される方がいいに決まっている。
サイドを使われない方がいいに決まっているのだ。
相手が弱ければ、それでも問題ないのかもしれないが、強い相手にその自信を貫き通せるほど、力の差があるわけではない。
横浜というチーム全体の戦い方として、もっと前でどう攻撃を防ぐのかを考えるべきだ。
最終ラインをあくまで、「難攻不落の最後の砦」にする為にも。
もしそうなれば、対戦相手には強烈な絶望感を与えれるはずだ。
もう一つは、引き続きこのチームの抱えている問題であるFWに得点が生まれない事だろう。
ロニーには悪いが、一度坂田でスタートしてみるべきだ。
坂田の裏を狙う動きは、新しい変化を生むような気がする。
開幕からナビスコを含めて、7試合も戦って点が取れないのは、チームにとっては我慢するにも限界がある。
彼にシュートチャンスがまったくないなら、それはチームの問題だが、シュートチャンスがあるにもかかわらず、決める事ができないなら、それはFWの問題だ。
また、未だに噛み合わないような連携が見られるのも気になる。
もしかして、コミュニケーションに問題でのあるのだろうか?
ロペスも本来自分のしたいプレーとは違うというような発言をしているようだし、もし不満があるなら、早めに桑原監督と話をした方が良い。
名将桑原監督も、あと少しのチーム作りに苦労している感じが伺える。
戦力としては揃っているだけに、この敗戦はもったいなかった。
と言うことで、第5節の雑感は以上です^^
あ、ガンバのレビューは掲載します。
そして今夜から、いよいよACLメルボルン戦。
調子が上がってきた時にFWに負傷者がでてしまったのは、なんとも残念。
西野監督の苦悩が伺えます。
けど、我らのガンバはきっとその逆境に打ち勝ってくれると信じています^^
フォルツァ!ガンバ(^^)/
posted by じゃんぼ^^ |15:00 |
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2008年04月09日
雑感、続きです。
5.ヴィッセル神戸 vs 東京ヴェルディ 「フッキ降臨」
◎神戸
神戸は、自滅してしまった。
レアンドロが2ヶ月もの間不在になる事が確定したのは、残念でならない。
ただ、個人的には彼がいなくても、神戸の鋭いカウンターサッカーは、そこまでブレないだろうと考えていた。
しかし、試行錯誤が続いている状況の中で、この試合でスタートから4-3-3を使った。
松田監督の試合後のコメントでは、最近の試合で、そのフォーメーションの方が攻撃がうまく行っていた点と、ノリカルこと鈴木の為だという事だった。
しかし、この選択が神戸から、そのらしさを奪い去ってしまう。
3人をボッティの前に最初から置いた事で、各選手が次々と後ろから、スペースに飛び出していた有機的な連携が見られなくなってしまった。
レアンドロがいた時の、前へボールを運ぶという意思と過程に、その鋭さと美しさがあったチームは、見る影もなかった。
ボッティにはボールが渡るものの、前方にもう人が張ってしまう状況になり、後ろから飛び出すスペースもなくなってしまい、パスの出しどころが無かった。
システムを4-4-2に戻した25分以降は、攻撃の連携が改善されて、攻撃のリズムが出てきたが、それでもボッティがパスの出しどころを探す事が多かった。
そんな流れが良くなりかけた時に起こった大久保の退場は、不幸な出来事だった。
今シーズンは、各試合でヒジ打ちに関しては微妙な判定が続いており、神戸もその犠牲になってしまった。
スローで見た時、大久保は、単に競り合いながらヘディングをしただけなのだが、偶然にもそのヘディングを自分の腕にしてしまった事で、弾かれた腕が土屋の顔に当ってしまったのだ。
早い動きだったし、土屋の顔にダメージそのものはあっただろうから、主審や線審からしたら、ヒジ打ちをしたように見えたかもしれない。
ただ、決して故意にやったものではなかった。
神戸にとっては、この試合はこれで終わった。
正直、レアンドロがいない事の影響がこれほど大きいとは以外だった。
彼がいない事で、得点力と言う点での影響はあるかもしれないとは思っていたが、神戸のカウンター攻撃を構築する為の動き方や連携は、彼がいようといまいが変わらないはずだと思えたからだ。
それほど、完成され、熟成された動き方をしていたように思えたのだ。
でも、フタを開けてみると、以前の鋭さが消えてしまっていた。
大久保にしろ、吉田にしろ、古賀にしろ、それぞれの動きが悪いと言うわけではないが、ただセンターに強さと上手さと兼ね備えていたレアンドロとは、やはり動きの質や安定感が違うようだ。
私は、それでも、変にフォーメーションやスタイルに手を加えるべきではないと考える。
いい時の攻撃イメージは持っているはずだ。
その動き方にもっとこだわればいいと思う。
今日は、中央のFWに大久保を置いていたが、須藤が入った攻撃の方が、以前のものに近い。
須藤と大久保で構成した4-4-2で行くべきだ。
レアンドロがいない事による動揺はあったかもしれないが、自分達がせっかく作り上げた「形」にもっと自信を持っていい。
◎東京V
もはや、第4節以前の東京Vとは、別のチームである。
そしてフッキも、川崎Fにいた時とは、別人である。
フッキの加入で、東京Vは細かいパスワーク主体のチームから、フッキ、レアンドロ、ディエゴ、河野の個人技主体のチームに変わった。
パス主体のサッカーではなくなったが、前の4人で構築される攻撃は非常に魅力的だ。
まさに「ファンタスティック4」だ。
ディエゴは、飛躍的にボールキープの負担が減り、攻撃の組み立て能力をより発揮しやすくなっている。
河野は、この試合でもセンス溢れる得点を取ったが、彼の1対1で仕掛けるプレーを発揮しやすいチームに変貌した。
前のチームでは、守備面でのタスクも大きかったし、2列目の押し上げを待つ必要性もあったが、それが無くなってすぐに勝負できる動きやポジション取りが取れるようになった。
この選手は「運」を持っている。
いい時期に、スタメンで使われていている。
今は、体力を気にするよりも、毎試合燃え尽きた方が彼の成長に繋がる。
和製メッシも現実味を帯びてきた。
また、J2の東京Vとも違うように見えるのは、レアンドロの存在だろう。
第4節以前までは、役割が中途半端で、浮いていたこの選手が、フッキの加入で非常に重要な役割を担うようになっている。
攻撃に変化をつけ、逆サイドを常に意識しているプレーは、縦への組み立てに強いディエゴとはまた違うスパイスが効いている。
河野とのポジションチェンジも有効で、活き活きしている。
そして、フッキだ。
よっぽど、川崎は居心地が悪かったのだろう。
この試合での彼を止めるには、絶対に2人は必要だった。
それでも、止めきれずにPA付近でファウルを頻発する結果を生む。
FKの能力も高いフッキにとっては、願ったり適ったりだ。
J2のように得点を量産できるかはまだわからないが、少なくとも2桁は確実に取るだろう。
東京Vにとっては、5億円の価値はあった。
少なくとも、これで降格の不安はかなり解消された。
もともと守備陣には、老獪さもあり高い守備力を誇る。
守備と攻撃に完全に分断されてしまう戦い方は、現代サッカーの流行ではないが、それでも「ファンタスティック4」の攻撃は、見るものをワクワクさせてくれる。
もっと、チーム力が熟成されてくれば、これに福西や両SBも絡んだ攻撃が見られそうな予感もある。
G大阪がフッキ加入前に対戦できて、本当に良かった^^;
また、川崎Fとの対戦も非常に楽しみになった!
この試合の雑感は以上です。
Vol.6へ続きます~
posted by じゃんぼ^^ |07:00 |
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2008年04月08日
今日は雨ですね。
気温も低くなって、着る物の選択に迷いまくりです。
そんな選択の迷うほど、種類ないけど(爆)
雑感、続きです。
4.川崎フロンターレ vs 京都サンガFC 「川崎の葛藤と京都のヒールさ」
◎川崎
フッキが退団してから、川崎のサッカーのバランスは非常に良くなった。
しかし、それは驚きではなく、去年やってきたサッカーに戻しただけだ。
関塚監督もそんなに苦労はしていないだろう。
この京都戦は、また優勝戦線に殴りこんでいく為にも、必要な勝利だった。
その為の不安材料もすくなかったように思う。
実際に試合でも、縦横無尽に京都を攻めたて、中央突破、カウンター、サイド攻撃、FK、CK、ミドルレンジから17本ものシュートを放った。
しかし、点が取れなかった。
そして、たった一発に敗れ去った。
確かにこの日の京都のシジクレイと中心とした守備は、獅子奮迅の働きだった。
GKの平井も「プチ神」状態で、チョンテセのシュートを止めたプレーなどは、奇跡的だった。
それでも、この結果が川崎が「去年までのチームに戻った」事の限界であると関塚監督も、フロントも知っていたのではないのか?
だからこそ、川崎は悲願のタイトル獲得の為に、外国人枠を開ける為に、マギヌンを放出し、フッキを呼び戻し、去年のバランスを崩してまでも新しい変革を求めたはずだった。
タイトル獲得の為の「あと少しの+α」が必要だと考えていたからだ。
去年、ナビスコでも、ACLでも、天皇杯でもリーグ戦でも、チャンスを作るけど、相手を押し込めるけど点が取れないというジレンマをまたしても、味わったのだ。
フロントから新しい外国籍選手の獲得の話が出ている。
メディアから流れてくる話では、トップ下のポジションの選手を探しているらしい。
今の大橋のポジションだ。
ここ最近の試合の大橋のパフォーマンスは決して悪くない。
しかし、フロントはここにもっと得点力のある選手が欲しいようだ。
大橋をベンチにまた追いやっても欲しいというその姿勢が本当に正しい事なのかはわからない。
けど、確かにこの試合を見いても、川崎が本当に必要な補強はどこなんだろうか?と悩んでしまう。
強いて言うなら、今のフォーメーションで考えられるのが、森か大橋と言うことになるのだろう。
しかし、それが本当に「+α」なんだろうか?
もうシーズンが始まっている中で大きな変更は難しい中では、それが精一杯なのかもしれない。
ただ私は、去年のチームをベースに外国選手を連れてくる事が、タイトル獲得にそのまま繋がるとはどうしても思えない。
「変革」と言う意味では、例えば4-4-2への移行という選択肢は無いのかな?とも思った。
去年も、試した事のある布陣だが、攻撃力のあ外国人右SHを獲得すれば、攻撃的な4-4-2を構築できそうな気もする。
難しさはある事は理解している。
けど、「+α」の為にフッキを使った3トップへの挑戦という難しさと、例えば4-4-2へ移行という挑戦の難しさと、そんなに差があるのだろうか?
そして、タイトルを取る為に、そういう「挑戦」は必要ではないのだろうか?
私が言っている事の「無茶ぶり具合」もわかっているが、安易な外国人獲得という選択をする事が本当に川崎の為になるのか議論しても良いような気がする。
◎京都
指向しているサッカーはともかく、今年の京都は曲者過ぎる。
この試合では、G大阪から獲得したシジクレイが、絶大な存在感を放ち、鹿島から獲得した柳沢がしぶとく得点をとった。
手島の負傷は気がかりだが、最終ライン含めた守備面の奮闘は特筆に価する。
攻撃は、非常に効率の悪さも感じるが、10回失敗しても2回くらいは決定的なシーンを作れる。
そして、その決定機に田原と柳沢がものにしている。
渡辺のキャノンシュートもある。
加藤監督の対戦相手分析も加わり、戦っていて非常に嫌な相手になってきた。
それにしても、この試合のシジクレイは、本当に凄かった。
あらためて、G大阪がこの選手を放出した事が信じられない。
そしてもったいないと思う。
それに、京都で与えられているフォアリベロというポジションも大正解だ。
彼のフィジカルや読みの鋭さ、攻撃時の前への推進力活かす為に、このポジションが最適である。
そこにシジクレイを置いた加藤監督の「眼」も素晴らしい。
京都のサッカーを見ていると、なんというか、ヒール(悪役)の楽しさを感じる。
サポからしたら、もちろん悪役などではないのだが、このサッカーはジャイアントキリングを頻発しそうな気配があり、優勝を狙っていくようなチームのサポからしたら、あまりのいやらしさに「ヒール」にしか見えないだろう(笑)
京都のサポとすれば、この日の酒は上手かったに違いない^^
posted by じゃんぼ^^ |19:00 |
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2008年04月07日
引き続いて、雑感です。
3.柏レイソル vs 新潟アルビレックス
◎柏
石崎軍団のサッカーに一片の迷いも無い。
守備でも攻撃でも、自分達のらしさを決して失わない。
たとえメンバーが変わろうが、それは同じ。
だから、誰が出ても、そのサッカーに変化は無い。
決定機も多く築いた。
ピンチも気合で防いだ。
しかし、そんな男気溢れる力強いサッカーを展開して、なお勝てなかった。
石崎監督は、試合後に「決定的なチャンスを決め切れなかった」事を苦戦の原因にあげた。
確かにそうかもしれない。
けどこの試合は、勝ち点3を取るべき試合だった。
悪いサッカーをしていないだけに、悔やまれる引き分けだった。
あと気になるのが、柏のFWの得点能力だ。
柏は後ろからの質のいい飛び出しが持ち味だが、強いチームには戦い方の違いこそあれ、やはりFWに得点が欲しい。
しかし、柏のサッカーはそもそもFWに得点チャンスが少ない。
それが、FWの能力のせいなのか、石崎監督がFWに課しているタスクのせいなのかはわからないが、そこを改善しないと中位以上の成績を望むのは難しいのではないかと思える。
柏のサッカーのベースを変える必要は無いが、もう少しFWに得点させる為のアプローチを議論しても良いような気がする。
両サイドの攻撃力を活かす為にも、FWの攻撃への関与度を引き上げる事が必要なのではないか?
もし李やポポに1トップのセンターFWとしての能力に疑問があるなら、もう少しストライカーとしての総合能力値の高いFWを獲得しても良いかもしれない。
結果として、決定力不足を解消する事にも繋がるのではないか。
まぁ、こういうサッカーが石崎監督の作り上げた、柏らしいサッカーなのかもしれないが^^;
◎新潟
はっきり言って泥沼だ。
特に深刻なのが攻撃面。
5試合でわずかに2得点だ。
ナビスコを入れても、7試合で4得点。
しかも、点を取った試合自体がナビスコ入れてもたった2試合しかない。
この日も、時折シュートを放つものの、チグハグな攻撃面の問題点は、想像以上に深刻だ。
原因は、ズバリ新外国人選手の存在だ。
彼らをチームにフィット仕切れていない事がこの苦戦を引き起こしている。
タヴィは、ボールを持ちすぎる傾向があり、中央からの攻撃に固執する傾向がある。
シンプルにボールを散らさない為に、いわゆる「使われる」タイプの選手が多い新潟の選手を活かしきれていないし、相手チームから格好の的になっている。
アレッサンドロは、オフ・ザ・ボールの動きの質が悪く、ポストプレーヤーでもないのに、ボールを多く触りたがるので、ボールをもらうリズムも悪ければ、矢野とのコンビネーションもうまく行っていない。
矢野の役割とかぶるようなプレーをしてしまっている。
もっと、裏を狙うような動きをしないと、どうしようもない。
今シーズン、せっかく矢野の状態が非常に良いのに、それをまったく活かせていないのはもったい。
外国人選手の力をチームにフィットさせたい鈴木監督の気持ちはわかるが、正直見通しは良くない。
この試合では、田中が先発で起用されたが、河原をはじめ若手選手の方が可能性を感じる。
タヴィはともかく、アレッサンドロは矢野の良さを殺してしまっている事もあり、先発からは外すべきだ。
2人もの外国人を苦労して起用するよりも、1人との関係に集中して、木暮、田中、河原といった選手との連携を模索した方が楽なはずだ。
特に、今の状態では、木暮の才能も活かせない状態にあり、これももったいない。
新潟は非常に「もったいない」試合をしているのだ。
G大阪、京都と調子の良いチームとの対戦が続くので、ここで思い切った対策を打たないと、取り返しが付かなくなる。
マルシオ待ちでは、我慢強すぎるというものだ。
この試合の雑感は以上です。
G大阪の次の対戦相手である新潟の調子を気にして見ていたんですが、この外国人2人をまた併用して使ってくれるなら、G大阪にとって、それほど脅威になる事はないかもしれません。
注意すべき選手は、木暮と内田、矢野でしょうか。
特に、木暮は不気味。
ボールの持ち方一つでもセンスを感じます。
けど、ボランチの位置にいるので、直接的な脅威は薄め。
彼がトップ下とかにいたら、スゴイ嫌ですね^^;
Vol4. へ続く~
posted by じゃんぼ^^ |20:38 |
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2008年04月07日
私の住んでいる場所から、ロードサイクルでゆっくり走って、だいたい1時間半の圏内に、NACK5、駒場、埼玉、柏、等々力、味スタ、国立といった主要なスタジアムがある。
サッカーファンにとって、スタジアムが近いってのは、嬉しい限り^^
え?1時間半は近くないやろ?って・・・
いや、万博に比べたら近いんです(笑)
さて、そんな「近い?」NACK5での試合の雑感です。
2.大宮アルディージャ vs 大分トリニータ 「大宮のワクワク感」
◎大宮
噛み合ってきた。
形になって来た。
最後のところの微妙なズレはまだあるが、樋口監督がやりたいサッカーは、着実に進歩を見せている。
ワイドにボールを散らしながら、両SBも含めてボールも人もよく動くサッカーは、今の大宮から初めて「ワクワク感」を感じさせる内容だった。
それは、人が動くタイミングが改善されてきて結果だろう。
樋口サッカーの熟成が進んでいる事を伺わせる進歩だ。
また、FWに今期初めてデニス・マルケスを置いたことも、この内容に繋がったようにも思える。
ペドロ・ジュニオールも非常にテクニカルで、突破力のあるFWだが、ボールの預け先としてはまだ不安が残る。
また、それが彼の持ち味であるがゆえに、自分で打開しようとボールを持ちすぎる傾向もあり、大宮の素早いパスリズムを狂わせていた。
デニスならボールの預け先としての安心感がある上、守備にも効果的に働ける。
ペドロの個人技は捨てがたいが、デニスも突破力はあるので、軸にするFWは、デニスの方が良いように思える。
また今後、劣勢の展開で途中出場させる事も考えた場合、デニスよりもペドロの方が相手に脅威を与え、選択肢として効果的だろう。
攻撃の形が見えてきた大宮の中で、少し気になるのが小林大悟のパフォーマンスか。
動きが悪いのではなく、巧手のバランスを気にするあまり、90分間を通して彼がボールを触る機会が少ない。
ボールを持った時に「何か起こせる」選手である事は、この試合でも見せていた。
彼の持っている能力を発揮する為にも、1試合を通じてもう少し前で小林にボールを渡す機会を増やしたい。
PAの周辺でボールを持った時に、豊富なアイディアと選択肢を持っているのが、小林の最大の持ち味のはず。
ファンタジーの香りが出てきた大宮に最後の、エッセンスを加える事ができるこの選手の使い方をもっと熟成していって欲しいと思った。
予想以上に熟成が進んでいる樋口アルディージャ。
今年の埼玉ダービーは、ちょっと面白そうだ。
◎大分
大分に待望の男が帰ってきた。
サポの誰もが望んでいた男、高松のカムバックは大分のサッカーを勝利に導く重要なファクターになりえるはずだった。
確かに、高松個人のパフォーマンスは、怪我明けとは思えないほどキレていた。
しかし、この日の大分の誤算は、この高松とウェズレイに精度の高いパスを送れなった事につきる。
大分のサッカーは、対戦相手によって多少の戦い方の変化はあれど、基本的にはトップでのボールキープが攻撃時における生命線だ。
そこで、ボールをキープする事で、金崎やボランチの前への推進力を引き出している。
この日の大分はこの生命線を、大宮がDFラインやボランチに対しての積極的な守備によって壊されてしまった事で苦しい戦いになってしまった。
事実、大宮の前半のマークのはっきりしなかった時間帯と運動量が落ちてDFラインへのプレッシャーが緩んだ後半終了近くは、大分の時間を作り出せていた。
期待の金崎も少し疲れがあるのか、才能の片鱗は見せたが、大宮の堅守もありゴールも奪えず、消えてしまった時間も多かった。
ここ最近の大分は、悪くない戦いをしているにも関わらず負けてしまっている。
またもや、DFによるミスで失点をしてしまった。
1点目は、不必要なミドルパスを森重はミスして相手に渡してしまい、2点目は2人も守備にいたにも関わらず、そこでデニスに突破を許してしまい、数的不利に陥って失点してしまった。
90分通してミスを無くす事は簡単ではない。
しかし、あまりに不注意だと言わざるを得ない。
特に先制点のシーンは、なぜあの時間帯で、あのパスを選択したのかは理解に苦しむ。
前半の大分は苦しみながらも、流れを持っていただけに、あのプレーの影響は大きかった。
審判の判定に疑問を呈する気持ちもわからなくはないが、それよりも正すべき事があるのではないか?
今日に限っていえば、大分に対しても、大宮に対しても「公平に」審判は不可思議な判定を下していた(笑)
この試合の雑感は、以上です。
Vol.3へ続く~
posted by じゃんぼ^^ |18:45 |
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2008年04月07日
土曜日に、趣味のサイクリングもかねて、30キロくらいこいで、調布の味スタまででかけました。
別に前売り券を買っていたわけでもなく、まぁ、味スタが満員になる事はないだろうという思惑もあり、突然思い立ってでかけました。
天気の良くって、桜を横目に見ながら気持ちよく甲州街道をひた走り、味スタに到着。
さぁ、チケット買うかと思って、売り場に向かって歩き始めたら、FC東京のユニを来た少年が僕に近づいてきます。
「あの~チケット余ってるんで、いりませんか?」
「え?」・・・一瞬、心の中に、高値でチケット売ってくるダフ屋のイメージが(爆)
「ええの?」
「はい^^余ったんで。」
「・・ありがとう。もらうわ。」
「じゃ!」(あっという間に、走って友達の所へ行く少年)
・・・。
なんか、あっけに取られてしまった。
こんな事初めてやったし^^;
チケットは、バックスタンド側の2階自由席。
買ったら3000円だ。
なんか、ろくにお礼も言えずに別れたので、改めて、「ありがとう!」
ありえないのに、ちょっとでも、ダフ屋をイメージしてしまった、黒い俺を許してくださいm(__)m
そんな、こんなで、生観戦してきました「城福サッカー」^^
1.FC東京 vs コンサドーレ札幌 「梶山の望む道はなんなのか?」
◎FC東京
前節、横浜FM相手にまったくいいところ無く完敗を喫してしまったFC東京。
その流れを払拭する為にも、半年ぶりの味スタでの勝利の為にも、老若男女入り乱れる熱い応援の為にも、「勝利」が欲しい一戦だった。
試行錯誤の結果なのか、もともとそういう選手起用法なのか、スタメンをあまり固定しない城福監督のサッカー。
この日も、長友に変わって金沢、また守備的なバランサーに浅利、CBには佐原とブルーノとうい組み合わせの、クリスマスツリーフォーメーション(4-3-2-1)だった。
この日の東京は、立ち上がりこそ不安定な様子もみせたが、札幌の低調なパフォーマンスもあって押し込む展開が続く。
フォーメーションも機能しており、2列目の飛び出しを活かしつつ、梶山の組み立て能力、今野オールラウンド能力、浅利のバランス能力が上手く融合していた。
特に、浅利のパフォーマンスが秀逸であり、バランサーとしての役割を見事に発揮していた。
得点はカボレの個人技に等しいゴールだけに終わったが、城福監督がやりたかったサッカーへの理解がようやく連続して見れる展開が続くようになってきたと感じる。
FWはカボレの1トップに可能性を感じた。
ようやく、日本のサッカーやFC東京のやりたい事を理解し始めているようだ。
一人でシュートに持っていける力強さもある事も考慮に入れると、FWの軸はカボレで固定して戦う方が良い。
そんないい「予兆」をたくさん感じさせた、この日のFC東京は、少なくとも後半の途中までは完璧だった。
しかし、あまりに勝利への渇望が強すぎたせいか、札幌がクライトンをボランチに位置に下げてゲームの組み立てをさせ始めたあたりから、全体的に下がり気味になってしまう。
ラインが下がってしまうと、FC東京のシステムにある3ボランチの存在が逆にあだになる。
特に右サイドに攻撃の起点を作られてしまった事で、そのサイドからのクロスを上げられて、この日不安定感を漂わせ続けた佐原がギリギリの戦いを余儀なくされてしまった。
それをカバーしようとボランチの浅利や今野がフォローに入る事が増え、ボールの配給約のクライトンへに対してチェックが甘くなったしまった。
この日の札幌の脅威はクライトンだけだった事も考えると、ラインを下げずに彼へのチェックを厳しくするという戦い方ができなかった事は悔やまれる。
最後は、選手交代も使いながら、何とか逃げ切った東京。
パフォーマンスの差が大きかったにもかかわらず、最後はヒヤヒヤの勝利だった。
とはいえ、欲しかった結果を手に入れた事と、攻守の形が見えてきた点は、今後に繋がる。
フィニッシュに繋がる最後の部分にまだ連携を深める必要があることと、決して強いとは言えなかったこの日の札幌相手に、稚拙な試合運びをしてしまった点はまだ改善の余地がある。
特に、試合運びに関しては、なぜあれほど札幌を恐れないといけなかったのかは疑問点が多い。
このチームには、そういう試合展開になった時に、ゲキを飛ばす選手がいない。
キャプテンシーを感じる選手がGKの塩田だけでは、戦っている選手の意識を変えるのは苦しい。
正直、梶山にはその点も含めて、もどかしさを感じざるを得ない。
プレーでもこの日は、浅利によって守備面での負担を減らしてもらっていたにもかかわらず、中心選手としての存在感と責任感が薄い。
もちろん、一定のプレー披露している。
しかし、もう彼は、ただの1/11の選手ではないはずだ。
彼のプレーの一つ一つに、「俺はFC東京をこうしたい!」という意思と責任感が見えこなければならない。
いつまで、塩田、茂庭にチームの精神面を任せっきりにしているつもりなのか?
ピッチ上に年長者はいるが、もう23歳になり、若手でもない。
何より彼はこのFC東京の象徴と誇りのはずだ。
城福監督のサッカーを完成させる為にも、彼の存在が非常に大切だ。
いいサッカーを見せはじめている。
この調子なら、これからも試行錯誤しながらも、城福サッカーを作り上げていける可能性を強く感じた。
サポでもない私が言いすぎなのかもしれないが、試合を見ていて、札幌に攻勢を許していた試合展開の中、チームを鼓舞し続けていた塩田とピッチにただ立っていた梶山のコントラストに、もどかしさを感じざるを得なかった。
とはいえ、大切な勝ちに俺の周囲のサポーター達も嬉しそうだった^^
となりのおばちゃんも、おじさんも。
◎札幌
札幌のサポの背中にも「仕方が無い」という雰囲気が漂う。
全員がそうだとは思えないが、遠く札幌から遠征したきたサポにとっては、特に落胆の大きい試合だったのではないか?
ブログを見ても、「ダヴィがいないんだし、しょうがないよ」と言う声が目立つ。
戦えている選手がクライトンだけでは、どうにもならない。
三浦監督が、前線でのキープを意図してクライトンをFWに置いたが、結果論から言えば、その選択は機能しなかった。
けど、そんな監督の意図がどうであろうと、この日の札幌から勝利の匂いはまったく感じられなかった。
札幌にとって深刻なのは、この日の対戦相手は、別に強豪ではないという点だ。
鹿島でも浦和でも名古屋でもG大阪でもない。
まだ、チーム作りの半ばであるFC東京だ。
アウェーでもあり、多少押し込まれる展開は、仕方が無いとしても、勝ち点0で終わって「仕方が無い」という相手ではない。
残留をする為にも、こういうアウェーでの勝ち点1が非常に大切なのではないのか?
戦術云々、技術云々よりも、個々の選手にその意識が感じられなかった事が、最も深刻な問題だ。
先制点を与ええずに、後半勝負に持ち込みたい考え方は理解できる。
だが、彼らは常に挑戦者のはずだ。
これからの戦いの中でも先制点を奪われる事など、いくらでもある。
その時に、イチイチ落胆して、どうしたらいいかわからなくなっているようでは、話にならない。
ダヴィが能力のあるFWなのは認めるが、彼がいようがいまいが、ゴールを奪う執念がなければ一緒だ。
クライトンが体全体、プレーの全てから、戦う執念をみせていた姿に何も感じなかったのか?
三浦監督にとって、今後の「攻め方」を考える課題は、緊急を要する課題ではある。
決して豊富とはいえない戦力の中で、それだけでも大変な課題だ。
なのに、選手に「戦う姿勢」まで植えつける課題を与えるのは酷だ。
そんな当たり前の事は、選手自身で修正できる。
この日のFC東京サポに負けない応援を続けた札幌のサポの応えるためにも、もっと危機感を持って欲しい。
このままでは、ダントツの降格候補筆頭だ。
試合の雑感は以上です。
それにしても、味スタはいいスタジアムだけど、キャパが大きすぎるのがもったいないなと思った。
音響効果も良いので、応援合戦が迫力があるし、ピッチも見やすい。
けど、2万人も入って、スカスカ感が漂ってしまうのは残念だ。
ま、おかげで、前売り買わなくてもちょっと、行ってみるかって気になるんだけど^^;
Vol.2へ続く~
posted by じゃんぼ^^ |18:26 |
2008 他チーム 雑感 |
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2008年04月05日
最近流行の、自転車通勤。
俺もロードに乗ってます。
気持ちよすぎて・・・
毎日乗ってないと気持ち悪いくらいになってます。
さ、次の雑感いってみよー(^^)/
2.横浜Fマリノス vs FC東京 「残酷な10番のコントラスト」
◎横浜FM
まさに、「THE・山瀬・SHOW」だ。
ボランチの位置からの飛び出し、パスの精度、シュート意識の高さとその精度、そのプレーは、ランパードを思い起こさせる。
欧州によくいて、日本には少ない、得点の匂いを常に漂わせている10番だ。
プレーの全てが、「点を取る為」に存在している。
そんな彼が2得点1アシスト。
これ以外にも、彼がボールを持つと多くの匂いを放つプレーを連発していた。
しかし、彼がそこまで輝けるのも、松田をはじめとした守備陣の能力の高さと、ロニーをはじめとする他の攻撃陣の影の薄さのせいだ。
以前の雑感でも書いているが、守備陣は本当に強い。
横浜FMの守備を見てうらやましいと感じるのは、彼らの1対1の強さだ。
中澤、栗原、田中(裕)、田中(隼)、松田、小宮山とほとんどの選手が、守備時に1対1で相手に勝つケースが多い。
これだけ各個人が強いと、互いのにカバーをする為の労力も少なくてすむ。
G大阪は、数的優位が無いとハラハラドキドキ感でいっぱいになる事を思えば、本当にうらやましい限りだ。
しかも、試合中、桑原監督が常に、守備時のバランスに気を配って修正の指示を出していた。
そこまでされると、簡単に点が入る気がしない。
山瀬が守備面でこれだけ負担を減らす事ができれば、彼の攻撃センスも全開で発揮できる。
今のボランチのポジションから攻撃をスタートする事で、常に前を向いてボールを受ける事だきているのも彼の特性をより発揮しやすくしている。
とにかく、彼に前を向かれた状態でボールを持たせる事は危険すぎる。
しかし、逆に彼からしか得点の匂いが感じられない事が、今の横浜最大の問題だ。
これだけの活躍をすれば、山瀬に対して今後厳しいマークが付いてしまう。
その時に山瀬を囮にして周囲が活きればよいが、今の横浜攻撃陣にその雰囲気があまり感じられない。
大島は、ポストプレーは安定しているが、FWとして得点チャンスに、利き足でしかシュートを打とうとしないのは、ストライカーとして致命的だ。
今後、DFは彼の左足だけを気にしていればよい。
ただ、彼はサイドからのクロスに対して強さを発揮できるのだが、今の横浜の攻撃は足元の攻撃が多く、サイドを上手く使えていないので、彼も得点力を発揮しにくい状態にある。
ロニーは、未だに周囲とのリズムを合わせきれていない。
さすがに、もうそろそろ結果が欲しい。
多少の改善は見られるが、まだ合わないシーンの方が多い。
この試合では、後半にせっかく来た得点のチャンスも、よくわからない外し方をしていた。
初戦の浦和戦といい、シュートは上手いと聞いていたので、少しイメージと違う。
献身的な守備は買うが、想像以上に物足りない。
後半に運動量が落ちて、攻撃が停滞するという一面も持ち合わせており、次節で得点がなければ、スタメンを坂田に代える事も検討すべきだ。
リズムがまだ合っていないといえば、ロペスもまだ微妙なズレが感じられる。
ただ、この試合で得点を決めたことで、何らかのプレッシャーからは開放されるだろうし、ロニーに比べたらあともう少しと言う感じなので、アジャストできそうな予感を得た試合でもあった。
輝かしい山瀬の凄さに感動する時間はもう終わった。
彼の能力ならあれくらい当たり前なのだ。
けど、今後は代表召集もあり、彼のコンディションが落ちてくる事も考えられる。
元々怪我がちな不安もあるのだから、彼にマークが集中しないような攻撃連携を速く作り上げた方がよい。
幸い横浜FMは、次節の名古屋戦を過ぎれば、4月中は簡単に負けるような対戦相手はいない。
この貴重な1ヶ月間に、攻撃連携を完成できれば、優勝という現実が非常に近づいてくるように思える。
◎FC東京
GKの塩田は、さぞ歯がゆい思いをしているだろう。
チームの攻撃がうまくいっていない事は、後ろから見ている塩田が誰よりもわかっているはずだ。
しかし、GKの彼は攻撃には関与できない。
「試合中は後ろの声は中盤まで届かないから」というコメントが何よりもその思いを滲ませている。
前節のレビューで、城福サッカーを体現するには、しばらく時間がかかりそうだと書いた。
それほど、難しいサッカーをしようとしていると。
しかし、キャンプから計算してもう2ヶ月近く経過しているが、なかなか「城福サッカーの片鱗」から脱却する兆しが見えてこない。
この日は対戦相手の10番が光り輝いていた分、梶山の低パフォーマンスが非常に目立った。
ただ、それは梶山だけの問題ではない。
本来は梶山を中心に、左右をワイドに使った攻撃を展開し、そこに2列目や3列目の選手の縦の動きが加わる形が、城福監督の目指したい形なんだろう。
しかし、各選手がそのイメージを消化できていないために、各選手がバラバラに戦っている。
これでは、梶山もパスを散らすのにかなり苦労するはずだ。
実際に、梶山がパスしようとするタイミングで、周りの選手が動いていないことで、ボールの持ち過ぎやパスミスが非常に多かった。
それに梶山自身のコンディションも怪我あけということもあり、あまり良くない。
しかし、今のFC東京には、梶山以外に城福サッカーの中心的役割を担える能力のある選手もいないのがツライ。
今期のFC東京は彼と心中するしかない戦力状態にある。
また、FW陣も監督の苦悩を深めている。
そもそも連携が出来ていないというよいりは、監督のやりたいサッカーを阻害する要因になっているのが皮肉な所だ。
カボレや赤嶺を使う形が一番、得点の匂いを感じさせるが、それは彼らめがけてのボールを預けるタイプ戦い方になっており、目指すサッカーではないはずだ。
平山や川口もフィットしているとは言えないし、復帰予定の近藤がいきなりフィットする可能性も低い。
守備陣も奮闘しているが気になるのが、後半開始から15分までの間の失点が集中している点だ。
前半に一定手ごたえを得たケースで安心してしまっているのか、後半序盤の試合の入り方が良くない。
この試合も、こう着状態だった流れを左右する大事な先制点をこの魔の時間帯に横浜に叩き込まれて苦しくなった。
監督の選手起用もコロコロと試合毎に変わるのが、今のチームにとって、良い方向に作用しているようには見えない。
怪我人も復帰してくるこの4月は、もうそろそろ選手を固定して、戦術理解と連携を深めるべきだ。
私は、もうカボレの1トップにして、2列目の選手を増やす方が良いと思う。
そこは、もう覚悟を決めてチーム作りを進めるべきだ。
いくら変革の時だから、我慢が必要とは言っても、ある程度の結果も掴んでいかないと、流れが悪くなる。
時間も2ヶ月も経過している中で、選手の理解度が遅いのは、監督の能力の問題だ。
結果が出なければ、やっているサッカーに対して不信感をもってしまう。
負のスパイラルの飲み込まれてしまうのか?それともそれを打ち破れるのか?
大事な4月の連戦になりそうだ。
以上。
posted by じゃんぼ^^ |07:00 |
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2008年04月04日
中2日のリーグ戦消化日程は、選手だけでなく、色んなチームの試合を見ようとする私みたいな強欲な人間も苦しめる(笑)
なので、今週はちょっと、眠い。
おまけに、飲み会も増える4月。
俺も負けねー。
だから、選手も負けるな(^^)/
え?レベル違う?
まぁ、雑感を続けます。
書いてて楽しいし。
1.大分トリニータ vs ガンバ大阪 「惜しすぎる大分の戦い」
◎大分
シャムスカ監督は本当に素晴らしい監督だ。
若手の育成も素晴らしいが、ベテランの使い方も上手で、モチベーションコントロールや対戦相手の分析力も高い。
「対戦相手の特徴を潰すサッカー」は、時として選手のモチベーションを下げてしまう事も多いというのが、サッカー界の常であるが、大分からそんな戦い方に対しての不満の声を聞いたことが無い。
残念ながら、彼に使えないと判断されると、干される選手もいたが、作るチームはいつのシーズンも、一定の成果を残す。
今シーズンもスタートダッシュに成功し、中位を狙える戦い方が出来ている。
金崎や森重の才能が開花し、中盤のブラジル人ボランチコンビが抜群の安定感を誇る。
審判の判定に泣く事も多いし、怪我人にも悩ませているが、チームの戦い方に迷いは無い。
しかし、ここ最近の試合では、「惜しい」戦い方が続いている。
このG大阪戦でも、強固な守備陣をベースに、金崎を中心としたカウンターを時折発動しながら、後半途中まではどっちに転がってもおかしくない試合をしていた。
しかし、このチームを「善戦止まり」にしている理由は2つある。
一つはDFラインのコミュニケーション。
森重を中心としたDFラインは、ほぼ完璧な仕事をしている。
しかし、9割の時間は機能しているのに、あと1割だけミスをしてしまっているのだ。
この試合の1点目は、ボールを持って攻めてくるルーカスに対して、森重はラインを維持して対処しようとしたが、バレーに付いていた上本は彼の動きを追ってしまい、オフサイドが取れずにバレーへのスルーパスを許してしまった。
ワンタッチのパスを素早く繋いで、フリーのルーカスにボールを渡したガンバのパスワークも素晴らしいが、防げない失点ではなかった。
森重もラインを引くのか、維持するのか一瞬迷ってしまった事で、上本もプレーの選択を誤ってしまったと言える。
2点目は、橋本からのクロスに対して、バレーとルーカスがクロスした動きにマークの受け渡しができなかった事で生まれた失点だ。
この場面では、ルーカスがPA外からニアサイドに向かってカットインするように入ってきたが、そのマークに外側の深谷が付いてしまった。
しかし、中央の森重もルーカスの対処に動いてしまったのだ。
その動きで、ファーサイドに入り込んだバレーのマークがいなくなってしまい、慌てて藤田が戻ったが間に合わずにフリーでヘディングを叩き込まれた。
約束事の問題だが、ゾーンで守るなら、ルーカスのマークは森重が付くべきだし、人に付くマーキングなら、森重は空いたバレーを見るべきだった。
本当に悔やまれるマークミス、コミュニケーションミスだ。
今シーズン、森重は3バックのセンターで起用されており、非常に大きな役割をこなしている。
しかし、まだ若く経験も浅いこのDFリーダーと中心とした守備陣は、まだ未完成だ。
名古屋戦でも、1点目は玉田のプレーを褒めるべきだが、2点目はDFがかぶってしまった事で決められてしまっている。
「あと少し」を踏ん張れるようになれば、大分の勝利できる確率は飛躍的に増すはずだ。
今は、先制点を与えてしまって自分達でゲームプランを苦しくしてしまっている。
また、「次の1点が勝負の分かれ目」という試合展開でのミスも発生しており、「ふんばりどころ」で踏ん張れていない。
高松が不在となり、前線でのボールキープが出来ずにDFラインが苦しい事は理解できるが、今は、ボランチコンビと一緒に、90分間の集中した粘りの守備が求められている。
善戦どまりになっているもう一つの理由が、その高松の離脱だ。
松橋や金崎もがんばっているが、ウェズレイ一人でのボールキープは、さすがに無理がある。
高松がいると、ボールの収まりどころが2つできるので、ボランチも上がりやすく、守備での負担も軽減していた。
ウェズレイも、彼一人にマークが集中するよりも、高松がいる事で負担が減る。
ウェズレイはもう年齢的な問題もあって、一人で全てを請け負う事は難しい。
広島でも、佐藤との役割分担でポストプレーはほとんど彼一人の仕事だった。
それが、彼のパフォーマンスを低くした原因の一つでもある。
しかし、ストライカーとしての能力は、未だに健在であり、負担を減らしてやれば、まだ輝ける事を証明している。
今の大分には、高松の代わりになれる選手いない。
彼のいない戦い方を模索しているが、あまりうまく行っていない。
幸い高松の負傷は軽症で、3週間程度復帰できる。
彼が戻るまでは、苦しい戦いが続く事を覚悟しなければならない。
それでも、大きな問題でもない。
金崎の好調も手伝って、点は取れている。
あとは守備陣の踏ん張りだ。
大崩れをしそうな破綻はまったく無い。
逆にジャイアントキラーになりそうな雰囲気はたっぷりある。
それにしても、金崎のサッカーセンスには、驚かされるばかりだ。
シュートも凄かったが、頭もいい。
決まらなかったが、後半の終わりにウェズレイがフリーで放ったシュートは、金崎の絶妙のブロックが生んだシュートだった。
あの場面は、G大阪CBの中澤がウェズレイに詰めようとした時に、金崎そっと体を中澤に寄せて邪魔をしたのである。
素晴らしいセンスだと思った。
大分の雑感はこれで終了。
Vol.2へ続きます~♪
posted by じゃんぼ^^ |12:00 |
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2008年03月31日
引き続き、その他チームの雑感です。
3.川崎フロンターレ vs ジェフユナイテッド千葉 「本当の川崎のシーズンスタート」
◎川崎
超攻撃的3トップの夢はあっけなく散った。
これで、新たな形を模索する必要は無くなった。
堂々と去年のチームの戦い方に戻す事ができる。
しかし、そんなチーム状況に追い討ちをかけるように、FWに怪我人が続出し、テセと久木野しかいない状況だった。
それでも心気一転、選手達はホームでの勝利を求めて、モチベーション高く試合に入った。
そんな積極的なプレーから生まれた千葉のミスを逃さずに、テセが「らしい」ゴールを奪って先制した。
その後、千葉に退場者が出て人数的に優位な戦い方が出来るようになった。
この日の川崎は、この試合展開もあったが、2トップが単独でゴールへ向かわずに、2列目や3列目のサポートを使った事で、中村のプレーする位置を高く置く事ができた。
こうなると、川崎の攻撃はバリエーションと脅威を増す。
2点目も、上手くボールをサイドに展開した事で奪った追加点だった。
こういう攻撃が、今までの試合では出せなかった。
ただ、川崎にまだ良い流れをつかめていない。
パスミスも多く、チャンスになりそうな場面をみすみす手放すシーンも散見された。
また決定機も決める事ができずに、ついに追加点を奪うことなく、試合を終えてしまった。
のどから手が出るほど欲しかった勝利であり、この勝利がこれから試合を楽にする可能性もある。
しかし、今日の10人になった千葉を相手のこのゲームでは、川崎が復調してきているのかどうかまでは判断できない。
ダメ押し点が取れていないし、千葉の逆襲も受けていた。
個人的にはまだ、悪い流れから脱却した段階までは至っていない気がしてならない。
少なくとも去年のチーム力に戻っているかは、次戦の札幌と次の京都ぐらいまで見る必要がある。
もう一つ気になるのは、チームのフロントの姿勢だ。
去年のチームではタイトルに手が届かなかったから、フッキを呼び戻し、山岸を獲得したのではないのか?
もし「今のチームでタイトルを狙える」と言うなら、そもそもフッキを呼び戻して3トップを夢見る必要など無かったのではないか。
悲願のタイトルを獲る上で、もう一段階チームをレベルアップさせる為の2人の獲得だったはずだ。
フッキがいなくなった事で、チームの安定感は手に入るかもしれない。
けど、タイトルの獲得が遠のいたような気がしている。
フッキ自身にも多大な問題があるが、タイトルを取る為のチーム作りにブレーキがかかった事も事実なのではないだろうか?
今後のフロントのメッセージに注目したい。
それでも、G大阪や浦和と同様に、勝つことが最も重要だった大切な1戦に勝利できた。
チームの雰囲気も良くなるはずだ。
川崎の2008シーズンはこの試合からスタートだ。
あと終了間際に、中村憲剛がサポーターに向かって、「もっと声援を送ってくれ」とチームだけでなく、スタジアム全体を鼓舞していた姿は、印象的だった。
そんな彼を「中心」とした夢の3トップという姿が幻に終わってしまった事も少し残念な気がする。
それにしても・・・フッキよ。
本当にそれでいいのか?お前は。
◎千葉
ビハインドを負った状態で、10人なってしまった時点で、千葉の勝利は限りなく遠かった。
その直接的な原因は、不安定なレフェリングにあったかもしれない。
しかし、期待の米倉に起こった不幸な出来事の間接的な原因は、下村にあったように思える。
この日の前半の下村の出来は本当にひどかった。
川崎は、千葉のキーマンをこの下村とみており、彼にボールが入った瞬間に、猛烈なプレッシャーをかけていた。
しかし、そんな状況にあるにも関わらず、ボールを持ちすぎたり、ポジショニングがおかしかったせいで、コンビを組んだダブルボランチの米倉は、右往左往していた。
彼は、もっとシンプルにボールを裁き、米倉を上手に使ってやらなければなら無かったのだ。
1失点目のミスも危険なゾーンでの彼のミスだ。
審判の過敏なレフェリングはあったが、そんな下村のプレーに引きずられてしまった米倉のプレーの迷いが生んだ退場だったとも言える。
ナビスコでは大活躍し、千葉の新しい星になりかけていただけに、残念な退場だった。
下村は後半に持ちなおして良いプレーを見せていただけに、本当に残念だった。
ただ、千葉は負けてしまったが、割り切ればよい。
今はそこで勝ち点をもぎ取れるほどのチーム力は無いのだから。
それでも、川崎の3バックの両サイドのスペースを狙ったカウンターは、決定機こそ生まなかったが、非常に効果的で可能性に満ちていた。
ボスナーと立石を中心とした守備陣も獅子奮迅の活躍で最後まで、諦めない姿勢は賞賛に値した。
どちらのチームのプレーに「魂」を感じたかと言えば、この日は勝った川崎ではなく、負けた千葉だと思う。
千葉には今後、試練の対戦相手が続く。
少しでもいいから、勝ち点を取らないと流れが悪くなる。
難しい舵取りが続くが、諦めない姿勢が報われるはずだ。
Vol.4へ続く。。。
posted by じゃんぼ^^ |19:00 |
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2008年03月31日
4月目前とは思えないほど、肌寒い。
雨もじっとりと降ってて、梅雨みたいです。
そういえば、最近、カラスが洗濯物の青いハンガーを強奪していきます。
めちゃ、ハラ立つ(-_-メ)。。。
ま、気を取り直して、3節の雑感の続きです。
2.FC東京 vs 京都サンガ
◎FC東京
城福さんが迷っているように見えてしょうがない。
まぁまぁな出だしではあるものの、怪我人も続出して「目指すサッカー」と「結果」のはざ間での妥協点を模索しているようだ。
少なくとも、今日のFC東京は、城福サッカーの掲げる「ムービングフットボール」とはかけ離れたサッカーをしていた。
そもそも、選択したフォーメーションと先発メンバーに、苦悩する監督の姿が見て取れる。
本来、城福さんのサッカーでは、トップに2人もFWは必要ない。
しかも、その両FWにストライカータイプのカボレとポストタイプの赤嶺を選択してしまった事で、この2人を目標にした足元のパスやロングボールが多発してしまった。
2列目や3列目の選手の飛び出しを誘発ようなプレーを選択した方が良い場面で、すぐに2人のFWにボールを渡そうと、中へ急ぎすぎる傾向を生んでしまったのだ。
結果として、両FWが点に絡んで2点を獲ったわけだが、そこに「ムービングサッカー」の本質は存在しない。
また、選手たち自身も、原監督時代の少ないボールタッチで前へボールを運ぶ意識から抜け切れていないのか、城福さんの求める動きが浸透していないように感じる。
だから、プレーに迷いも出るし、その精度も悪くなる。
結果、急ぎすぎるプレーが増えて、ストライカーのいる中への単純なパスを選択する事が増えてしまい、ボールを奪い返されて、さらに多大な運動量を消費することになる。
正直、梶山の怪我はこのチームにとって、致命的になりつつある。
今野と金沢では、展開力やゲームメイク能力に限界がある。
城福サッカーの生命線でもある逆サイドへの展開もほとんど見られず。
試みても、精度と速度が悪いのでカットされる。
またフリーランニングも、3人目が動かない事が多すぎる。
ボールを持っている選手、パスを受ける選手だけの動きで終わってしまい、もう一人動いていないのだ。
常に、ボール保持者以外2人は動かないと、成立しないサッカーのはずなのに。
掲げているサッカー目標が大きいがゆえに、周囲の期待が高いだけに、チーム状態が良くないだけに、理想とするサッカーと結果のギャップに苦しむ時間は、もう少しかかるような気がする。
フロントとサポがそれを、許すのか?許さないのか?
今後も目が話せない。
ちなみに、話題沸騰中の大竹選手。
非常に高いテクニックが注目されていますが、キックの精度と質の高さは圧巻。
また、キックの種類も何種類かもっているようで、面白い選手です。
セットプレー時は相手に多大な脅威を与えています。
しかし、それだけなら「特筆」には値しません。
彼が左利きにもかかわらず、右サイドに起用されている意味に気付くと、もっと素晴らしい働きが出来る気がします。
まだ、若いので、時間をかけてもいいと思います。
できれば、スタメンで試合に出し続けてやって欲しいですね。
貴重な、「変化」をつけれる選手です。
◎京都
現実的な戦い方をしている。
加藤監督の持ち味である、相手に合わせた柔軟な戦術変更が、良い意味でも悪い意味でも目立つチームだ。
基本は、守備から。
まずは守備ありきの戦い方をしている。
CBの手島と増島は、失点こそしているが、ものすごく悪いわけではなく、予想以上に健闘しているし、フォアリベロに置かれているシジクレイとのコンビもすこぶる良好である。
両SBと佐藤、渡辺のSHも脅威の運動量で攻守に動いている。
特に、佐藤と渡辺の運動量は、ものスゴイ。
守備時にあれだけ、プレッシャーとサポートに奔走しているにも関わらず、少しでもトップでボールをキープできた場合は、果敢に攻撃へと飛び出している。
FWにスピードがあり、ボールを受ける事の出来る選手がいる為に、カウンター攻撃も決定機を演出する事が多い。
特に、田原は大柄な体からは想像もできないほど、スケールの大きさを感じる。
シンプルな攻撃なのだが、彼が絡むと得点の匂いがプンプンしだす。
非常に現実的に「中位」に残る為の戦い方をしているのだ。
加藤監督の試合途中での効果的な戦術変更も大きな武器で、たとえ前半に内容が悪くても修正できるチームを作り上げている。
大敗や連敗をしにくいチームに仕上がっている。
しかし、あまりに現実的過ぎて、京都サンガのサッカーが何を目指しているのかが見えてこない。
今のサッカーが、その「形」だと言えなくもないのかもしれないが、そのサッカーをまた見たいと思う子供が何人いるのだろうか?とふと思ってしまった。
別に、加藤監督のサッカーを否定しているわけではない。
昇華チームである事と現有戦力を考えた場合に、非常に合理的な戦い方だと思う。
ただ、かたやFC東京が高い目標を目指したサッカーを模索してもがき苦しんでいる姿と、それは対照的だと感じてしまう。
FC東京は、今、勝てない事が増えるかもしれない。
京都は、今、確実に勝ち点を積み上げれるかもしれない。
では、将来、どちらのサッカーにサポは心躍らせるのか。
その答えは、もう少し先の話なのだろう。
Vol.3へ続く~
posted by じゃんぼ^^ |08:00 |
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2008年03月31日
祝!ガンバ大阪リーグ戦初勝利(^^)/
悪コンディションの中でのこの勝利は、非常に大切な1勝でした。
映像ではまだ見ていないので、観戦次第レビューをアップしたいと思います。
もう少し、お待ちください。
と言うことで、今後のG大阪と対戦していくチームを中心に、他のチームの試合の雑感を書いていきたいと思います。
また、よろしく。
1.鹿島アントラーズvs横浜Fマリノス 「独走の王者」
◎鹿島
横浜は弱い相手ではなかった。
それどころか、全員の役割がハッキリしており、闘争心も十分だった。
難敵だったと言える。
だからこそ、際立つ「王者鹿島」の力だった。
それほどの相手に、冷静な試合運びを展開し、引き分けではなく勝ち点3をもぎ取った事は特筆に価する。
それはチームの成熟度の違いなのだ。
強いとはいえ、今、チーム作りを進めている横浜と、熟成していく段階にある鹿島との差だった。
以前の雑感でも書いたが、全ての面において、大きな穴が見つからない。
全員が献身的に動き、的確なポジショニングとカバーを行い、サボる選手がいない。
個々の選手の能力も高いが、非常に個性にも溢れており、それらが有機的に連動しているので、チーム力が「1+1=2」ではなく、「1+1=4」ぐらいになっている。
今日も横浜相手に攻められる時間帯もあったが、それは試合の「流れ」の中で発生する仕方が無い展開だった。
それをも、辛抱強く冷静に対処している。
1点を失いはしたが、あれは小宮山を褒めるべきで、10本打って10本決まるようなシュートではない。
同点になってからも、もはや必殺技と化している「ダニーロ投入」で勝ち越し点を奪った。
サンパウロでスタメンを張っていた選手をスーパーサブに使える贅沢さ。
能力の高い新外国人に、即効性を求めなかった典型的な成功例だ。
この助っ人の残留をフロントに決めさせたのは、オリヴェイラ監督だ。
この名将あってのアントラーズ。
彼の慧眼さ、懐の深さ、器の大きさ、情熱の高さ、メンタルコントロール術。
久しぶりに日本にいるのがもったいないと思える監督だ。
過密日程はG大阪と同じだが、ACLでも有利な戦いをしているこのチームとでは、選手が感じる疲労度合いも違うはずだ。
気になるのは、「魔性の魔将」と化している岡田武史の存在か?(-_-;)
突然、無責任極まりない「俺流宣言」を言い放って訪れた最初の視察試合。
ここで、小笠原や岩政などの鹿島選手を大量招集し、怪我させてチームに返す事だけが心配される。
しかし、そんな外部要因くらいしか不安点が見当たらない。
それが無ければ・・・前半戦はこのチームの独走で決まってしまう。
そのサッカーに当てはまる表現は、「魅力的」でも「攻撃的」でもなく、ただ「強い」という一言に尽きる。
あ・・・でも、PK成功率の低さは不安?(笑)
◎横浜FM
横浜にまた黄金時代が来る匂いを強く感じる。
この試合は負けてしまったが、下を向く必要は全然無い。
むしろ、これからどうなっていくのか、楽しみでならない。
この日も、守備面での安定感は抜群だった。
優秀なDFを多くそろえるこのチームは、日本代表の中澤をして「代表よりも過酷でレベルの高いレギュラー争いをしている」と言わしめている。
その影響か、このチームは守備時において、リスクの高いプレーをほとんど選択しない。
無理して繋ごうとしたりせず、クリアする時もはっきりクリアする。
特に、危険なエリアでの中途半端なプレーが少ないので、見ていて危なっかしさを感じる事がない。
残念ながら、1点目の失点は、新加入のロニーが危ないプレーを選択してミスした事で生まれてしまったが、基本的にはそういう事が少ないチームだと思う。
このチームが今直面している課題は、攻撃面だ。
ロニー、大島、山瀬、ロペス、両SBで構成する攻撃が、イマイチ噛み合っていないのだ。
それは、本当に「噛み合っていない」という表現がぴったり当てはまる。
動き出しや攻撃時におけるフリーランニングを含めて、選手個々の動き自体は凄くいい動きなのだが、それらが噛み合っていない。
つまり「攻撃イメージ」を共有できていないのだ。
しかし、そのズレに絶望的な差があるわけではない。
非常に惜しいのだ。
あと少しの部分を共有できれば、非常に美しいサッカーを表現する事ができる。
ロニーなどは、点を取っていない事で、低い評価をする人もいるかもしれないが、動きは悪くない。
点を取る形は持っている。
無駄なプレーもしないし、ポストプレーも積極的にしている。
守備面でも手を抜いていない。
残念ながら、1失点に絡んでしまったが、このプレーも「イメージのズレ」が生んだもので、次から修正すればいい。
正直、私は、この選手好きです。
もしいらないなら、是非ガンバに欲しい。
絶対にフィットすると思います(笑)
攻撃面での連携をどう共有していくか?
優勝を狙うなら、一刻も早く完成を急ぐ必要があるが、3位以内と狙うなら前半戦でその連携が完成できれば、まったく問題ない。
鹿島に続き、またもやG大阪にとっての難敵が増えるだけだ(T_T)
・・・昔のガンバは、この2チームに絶望的に勝てない時期があった。
・・・トラウマ再び(爆)
Vol.2へ ~♪
posted by じゃんぼ^^ |01:39 |
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2008年03月19日
いやはや、申し訳ありません。
清水のレビューになります。
それと、ガンバ戦の磐田のレビューも付けます。
3.ジェフユナイテッド千葉vs清水エスパスル 「凡ミスの連発される凡戦」
◎清水
開幕前から、清水に関して伝えられるニュースはネガティブなものが多かった。
怪我人の情報もあるが、なにより新戦力の融合に苦悩する長谷川監督のコメントが多い。
初戦の大分戦の試合を見ていないので、具体的な事はわからないが、ニュース記事や清水サポのブログを見ていると、やはり噛み合わないチームの姿を伝えるものが多かった。
そしてこの千葉戦、まったく機能しなかったらしいFWのマルコス・アウレリオを思い切って先発から外し、トップ下に枝村を起用してきた。
この試合で、清水は2つのスーパーミドルで勝利した。
しかし、チーム状況がその勝利に見合っていない事は、誰の目にも明らかだ。
去年の清水は、安定したCBと中心に、危機察知能力の非常に高い伊東をバランサーに置いた守備が機能し安定感があった。
中盤でのプレスからボールを奪い、総合力の高いMF陣が攻撃を作り、運動量豊富で攻撃力の高い両SBがサイドを攻略して、中央に良質のクロスを送るという形があった。
それに、フェルナンジーニョがアクセントをつける事もでき、多方面からチャンスを演出できるチームだった。
しかし、今シーズンは、チョ・ジェジンがいない。
フィニッシュを司る選手がいなくなった事で、最後のフィニッシュの形を失ってしまい、そこを作り上げる事に苦労している。
しかし、問題の本質はアンカーの位置にマルコス・パウロをフィットさせる事が出来ずに、大卒ルーキーの本田をアンカーに置いている点にある気がする。
彼のプレーが悪いわけではなく、そこにいるのが「伊東」ではないという事の影響が大きい。
本田のプレーは、高いフィジカル能力活かして非常にアグレッシブで、運動量もあって広範囲をカバーしている。
また、足元の技術もあるので、ミドルパスも送る事ができる。
しかし、伊東レベルの危機察知能力とその経験に基づく良質のプレー選択が出来るわけではない。
それは仕方が無いことであり、本田には伊東にない良さもある。
だが、清水の攻守のポイントは、特に伊東の能力をベースにしていた。
彼が攻撃時には的確なポジショニングでサポートし、相手の攻撃の芽を事前に摘み取り、プレーをディレイさせる判断をしていた。
本田に、いきなりそこまで求めるのは酷だ。
そして、伊東もそうわかっているからこそ、本田をよくサポートしている。
しかしその影響で、本来右SHでプレーしなければならない伊東が、本田を常に気にかけて下がり気味にポジションする傾向が見られ、清水から去年のような連動性を奪っている気がする。
バランスが崩れているのだ。
チョ・ジェジンが抜けた後の新しいフィニッシュの形を模索しようにも、その手前の攻守の形がバランスを欠いているので、作りきれていない。
このバランスを欠く傾向は、攻め込まれた展開で特に顕著になり、悪循環を招いている。
CBの2人は、伊東がしてくれたフォーローを受けられずに、ファウルで止める事が多くなり、2列目の選手の進入を許してしまう。
また、流れが悪い時にボールを持ちすぎてしまうフェルナンジーニョの悪癖がさらにチームの連動性を奪う。
私は、伊東を本来のポジションに戻すべきだと思う。
もしくは、本田の将来も考えるなら、伊東とダブルボランチを組ませるべきだ。
右SHは枝村か岡崎を入れる方がバランスは改善される気がする。
今の状況では、のどに刺さった骨のごとく、すっきりしない状態が続いてしまうのではないだろうか?
その骨をまず取り除かないと、美味しいご飯も、味わうどころではなくなる。
フィニッシュの形も作らないといけない今のチーム情況からしても、それほど時間的な余裕があるわけではない。
清水も浦和と同じで、決定的な役割を担っていた選手がもういなくなっているので、1から作り始めないといけない。
ここで躓くようだと、タイトルへの道が遠のくどころか、名古屋や神戸、横浜といった好調なチームに足元をすくわれかねない。
常に前向きな選択をしてきた長谷川監督の手腕が問われている。
4.ジュビロ磐田vsガンバ大阪
◎磐田
柏戦が相当な危機感をチームに与えたようだ。
村井選手の故障もあり、先発メンバーを入れ替えて来た磐田は、見違えるような気迫のこもったサッカーを披露した。
プレスに行くゾーンをはっきりさせ、柏戦で不用意に奪われたなショートパスを一旦捨てて、相手DFラインを狙ったパスを選択してきた。
この作戦は、G大阪の混乱した状況も手伝って、前半は有効に機能した。
その戦術によって、2点を先取する事ができ、試合を有利に運べるようになった。
また精神面においても、ボールに対する執着心も激しさを増し、戦うチームとなっていた。
若い山本を田中や茶野がよく動かし、彼らしいミドルレンジのパスは少なかったものの、的確なポジショニングでチームのバランスを保っていた。
後半に、攻め込んできたG大阪の怒涛の攻撃にもDFラインと川口が体を張ったプレーで防ぎきり、カウンターを狙う意識も常に持ち合わせていた。
残念ながら、そのカウンターの際に冷静さと精度を欠くプレーが多く、チャンスを無駄にしてG大阪を助ける事になったが、最後の最後で「磐田の魂」がゴールゲットして完勝ムードに華を添えた。
この試合でチームに闘争心が戻った点は磐田にとって朗報である。
しかし、本来、サイドに強力な人材を置いているメリットを活かせていない状況には変わりなく、また1トップの萬代もゴールを決めたものの、その他のプレーは消極的なものが多く消えている時間帯も多い。
萬代の位置でボールを捌けなければ、磐田もDFラインを押し上げる事ができない。
萬代は本来のプレースタイルではないのかもしれないが、それにしても頼りない。
まだ課題も多く、磐田のチーム作りがやっと始まったに過ぎないこの状態は、楽観できるモノではない。
前線の主力2人を怪我で欠き、新加入の駒野や川口、上田を代表遠征で欠いた中でのキャンプだったとはいえ、内山監督のチーム作りの進捗が決して良いものではない事は確かだ。
前田やカレンが戻ってくるまでにチームの方向性は最低でも作っておきたい。
磐田に優秀な人材は確かにいるのだから。
さてさて、第2節の他チーム雑感は、これで終了します。
いよいよガンバは、最初の山場であるACLの第2戦を迎えます。
A代表のバーレーン戦もあり、Jリーグの各チームもナビスコカップも始まります。
各チームにとっては、ここがチームの建て直しや更なるレベルアップを行える貴重な中断期間でもあります。
3月末に再開するリーグ戦で、どんなチームになっているのか、楽しみで仕方がありません。
問題ありのG大阪は特に(笑)
ちなみに、このブログでは、G大阪に焦点を絞っているので、代表に関するレビュー等はしないつもりです。
中断期間は、ACLのレビューはもちろん、G大阪に関する想い等をコラムで書いていきたいと考えていますので、また良かったら読んでもらえればと思っています。
ではでは^^
posted by じゃんぼ^^ |09:00 |
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2008年03月19日
やっぱり前節の試合を見ていないチームに関しては、今節の戦術や戦略を選択した経緯がわからないので、雑感を書いていても的外れな事を言ってる可能性があって怖いですね。
録画に失敗さえしなけりゃ(-_-;)
・・・と言う事で?、引き続き、リーグ戦第2節での他チーム雑感です。
3.ジェフユナイテッド千葉vs清水エスパスル 「凡戦の中での模索」
◎千葉
ヤバい・・・巻がカッコよすぎる。
前半が終わって、ピッチを後にするジェフの各選手に向かって、気迫溢れる表情で、修正点について会話する姿は、ジェフの中心選手としての強い責任感とチーム愛が感じられた。
まるで、日本版ドゥンガだ・・・いや、そこまで軍曹ではなかったけど。
中途半端なプレーの多かった青木に対する叱咤激励は、険しい表情でただ責めるのではなく、「お前はもっとできる!もっと自分を奮い立たせろ!」という深い愛に満ちていたような気がする。
移籍に揺れたチームの中で、チームに残留する事を決めた巻。
そのプレーする姿は覚悟と男気に溢れていた。
ヤベー、惚れちまう(笑)
しかし、裏を返せば、まだ千葉がチームとして同じ方向に揃っていない事の証明でもあった。
クゼ監督の2戦目。
当然、いきなりサッカーが完成するわけではないが、どんなチーム作りを目指しているのかという方向性は見えてきても良い。
初戦の緊急避難的な戦術から1週間経過し、「攻撃的」なチーム作りを目指すと表明していた。
そして、試合後、後半のサッカーは目指す形に近いとコメントした。
そのサッカーは、基本的にオシムイズムをそれほど逸脱しないサッカーである。
守備時はマンマーク気味に見るべき相手選手を指定し、攻撃時には豊富な運動量をベースにしたフリーランニングでチャンスを作る基本スタイルに変更はない。
しかし、フォーメーションが違う事と今まで先発ではなかった選手達の動きの質が悪い事によって、パスミスやお見合い、サポートに行かないプレー等が多かった。
クゼ監督自身も、まだ選手の力を見極めている途中のようで、窮屈そうにプレーする青木や残念ながら途中交代させられた馬場など、不憫な選手も出てしまっている。
ベンチ入りメンバーも若干、初戦とは変わっていた。
前半30分くらいまでは、マイボールにしても自分の担当する相手選手のマークが気になるのか、フリーランニングする選手も少なく、パスを受けようとする選手も少なかった。
その為、パスの出しどころが無い状態が続いてしまい、清水の攻勢を許す結果になった。
藤本に許した1点目のスーパーミドルは、そんな自分の役割で精一杯という状況が生み出した結果である。
そんな中で、前半で早くも馬場を交代して、人の配置を代えたクゼ監督の行動は早かった。
馬場が悪かったわけではなく、谷澤を入れて2列目から飛び出す選手を投入した事で、裏を狙うパスが増えた。
巻をシンプルに狙うクロスボールもフリーランニングをする選手が増えた事で怖さが倍増し、清水のDFラインを押し下げる事に成功する。
谷澤が、今までのファンタジー溢れるプレーから、労を惜しまないフリーランニングをするようになっており、地味なプレーも出来るようになった事に少し愕いた。
そんなプレーが、同点のPKを得る事に繋がる。
後半は、巻を関与するプレーがより増え、フリーランニングの数も質も上がった。
守備面では、下村が中央に移動た事で、バランスもよくなり、インターセプトする回数も増えた。
非常に千葉らしい攻守が展開された時間帯と言えた。
しかし、ここで点が取れなかった事が、また実に千葉らしい展開に繋がる。
運動量の低下だ。
さすがに、あれだけ色々気をつかいながら走れば、運動量も減ってくる。
さらに、相手守備陣も慣れてくる。
そのリズムを変えられる存在が、今の千葉にはいない。
(本当は馬場が変えれる可能性を持っていたとも思うんだが、もういない。)
パスミスも多くなり、ボールを失って、清水のカウンターを許し始める。
中盤が間延びしてしまい、そこを清水に使われ始め、そして岡崎のスーパーミドルを許してしまい、勝つ可能性も見えた試合を落としてしまった。
クゼ監督が作ろうとしているチームが、結果としてオシムイズムをベースにしている点は、今までの選手やファンにとって良い事なのかもしれないが、本当にそれで大丈夫なのか?という不安も禁じえない。
昨年、アマル監督は、オシム的サッカーを継続しようとしたが、結果がなかなか付いてこなかった。
やっているサッカーは良質であるにも関わらずである。
主力選手が抜けた今の若い千葉がこれに陥ると取り返しが付かない。
また、ピュアなオシムイズムの陶訓を受けていない選手も増えてきた。
今日の先発でも、馬場や谷澤はその本質を知らない選手である。
フィロソフィとしてのオシムイズムは残していくべきだが、新しい選手が入れば入るほど、戦術理解と言う面でのオシムイズム濃度が薄くなるのは必然である。
オシム時代の質の高いフリーランニングが少なかった事がそれを物語っているような気がする。
私は、もっと割り切った戦い方を選択すると予想していた。
シンプルにカウンターを狙う戦術だ。
今年はその鋭さを磨いていくのかと思っていたのだ。
しかし、千葉が挑戦しようとしているサッカーは、名将が苦心して作り上げようとしたサッカーに非常に酷似している。
その試みが成功するのか、しないのかは、今は誰にもわからないし、その気概はあっても良いと思う。
ただ、それはたとえJ2に落ちてでも、継続するんだと言う覚悟が必要な気がする。
誤解のないように言うと、別に今のサッカーだと絶対にJ2に落ちると言っているのではなく、その潔い覚悟があって初めて継続できるほど、要求される事の多い高度な戦術ではないのか?と思っているだけだ。
もちろん、その為にも「千葉の魂」巻のキャプテンシーには期待大だ^^
・・・と書いている間に、千葉だけかなりの長文に(-_-;)
長くなっちゃいましたので、清水のレビューは、Vol.5 で。。。
それと、ガンバ戦の磐田のレビューも付けます。
では。
posted by じゃんぼ^^ |08:00 |
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2008年03月18日
さぁ、どんどん、行きましょう。
リーグ戦第2節での他チーム雑感です。
3.大分トリニータvs柏レイソル 「知将シャムスカ」
◎大分
シャムスカのサッカーは、用意周到で知的だ。
さながら、チェスや将棋の試合を見ているような感覚に陥る。
決して豊富とはいえない戦力に対して、文句を言うそぶりもみせず、冷静な分析で、勝利への方程式を導き出す。
この日も柏を相手にして、2つの攻略法を見出し、完璧に試合をコントロールして見せた。
一つ目は、このチームで決定的な仕事をする存在になりえるポポに自由を与えない事。
二つ目は、柏のプレスを無力化する為に、ミドルパスをどんどん前線に放り込む事。
この戦術が見事にハマり、大分は柏に自分達のサッカーを表現させずに終了のホイッスルを迎えた。
大分は、柏自慢のプレスの上を通過するミドルパスを、キープ力のあるFWにダイレクトに当ててきた。
そのこぼれ玉やFWが落としたボールを金崎や鈴木、エジミウソンが拾って攻撃に繋げるプレーを選択してきた。
この戦術により、柏の中盤のプレスを完全に機能停止に追い込み、DFラインを下げさせる事に成功する。
また柏の攻めの起点であるポポは常に警戒し、ボールを保持した瞬間からファウルも厭わない当たりで、その起点を潰していった。
柏が引いた相手をこじ開ける力がない事も計算された見事な試合運びだった。
もちろん、守備陣は西川や深谷を筆頭に奮闘していたし、ホベルトとエジミウソンの豊富すぎる運動量によるプレーエリアの広さにもあって、成立した勝ちゲームではある。
しかしこの勝利は、シャムスカ監督の完璧な準備よって、成立している事は疑う余地が無い。
柏はこの日、シャムスカの手のひらの上で踊っていたに過ぎない。
◎柏
柏の生命線は前線から中盤にかけての激しいプレスであり、そこで奪ったボールを少ないボールタッチで素早く前線やサイドに送り得点に繋げるショートカウンターを得意としている。
しかしこの日柏が見せた欠点は、今後上位を狙っていく上で、見逃す事のできない大きな問題である。
柏にとって、生命線であるプレスをかいくぐられた時の対処法は用意しておくべきだ。
今後、今日の大分ように、あるいは違う形で、柏のプレスをかいくぐってくるチームも出てくる可能性は多いにある。
その時に、ラインを下げるのか?
それとも、より前線へのプレッシャーを強めるのか?
サッカーの仕方そのものを変えてしまうのか?
その方法が共有されていない影響がこの試合で出てしまった。
また、さすが職人石崎監督が作り上げたサッカーだけあり、「臨機応変」という考えが、選手の中には存在しない(笑)
本当は、監督の指示がなくても、試合の中で修正できるキャプテンシーを持った選手が出てきて欲しい。
今は、各選手が自分の役割を遂行する事に無骨なまでに懸命であり、チームとして試合をコントロールできるほど余裕がある選手がいないのが難しい点である。
もう一つは、リトリートした相手に対しての攻め方だ。
先取点を奪われた場合、相手が引いてくることはよくある事だ。
柏は、引いた大分相手にサイドを切り崩して攻撃する方法を選択していたが、中央に高さが無い為に、高いクロスボールはほとんど意味がなかった。
低いグラウンダーのボールやサイドからPA内に切り込むプレー、または2列目が追い越すプレーが有効的な感じがしたが、戦い方として確立されるレベルまでに昇華していない。
攻撃面においては、フランサが本来は担うはずだったのかもしれない。
彼が返ってくれば、攻撃に関して柔軟な指揮を取れる可能性はあるが、まだリハビリを始めたばかりだ。
フランサ待ちをしても良いだろうが、柏が上位を目指すならショートカウンターとは別の武器を手に入れる必要がある。
このチームをもうワンランクレベルアップするのに何が必要なのかを教えてくれた試合になった。
Vol.4へ続く。。。
posted by じゃんぼ^^ |20:46 |
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2008年03月18日
引き続いて、リーグ戦第2節での他チーム雑感です。
2.東京ヴェルディvs鹿島アントラーズ 「たった決定力だけの差」
◎東京V
東京ヴェルディは、ホーム開幕戦。
優勝候補との連戦が続き、昇格チームに大きな壁となって立ちはだかるリーグの序盤戦。
しかし、彼らは臆する事なく、素晴らしいファイティングスピリットを見せてくれる。
前半は、守備陣の奮闘だ。
東京Vは完全にディエゴのチームだ。
攻撃はディエゴを絡まないと決定機にはならない。
この日の前半は、このディエゴにボールが渡らない事が多かった。
それは、東京Vの問題と言うよりは、鹿島の老獪な守備の賜物である。
攻撃が作れずに、鹿島に攻め込まれる時間帯が長く続いたが、福西、富沢、土屋、那須の守備陣は文字通り体を張ったディフェンスで、鹿島の攻撃を防いでいった。
その激しいボディコンタクトも厭わない守備は、審判によっては、ファウルを取られかねない危険性もはらんでいるが、ダーティではなかった。
前節の川崎F戦でもそうだったが、この東京の守備陣は激しいディフェンスも見せるが、ベテランの老獪さも併せ持っており、相手チームにとって簡単には攻略しにくい事は間違いない。
さすがに元闘将DFであった柱谷のつくったチームと思わせる。
その踏ん張りに、後半、東京Vの攻撃陣が覚醒する。
後半に入ると、ディエゴが若干下がってボールを受ける回数が増え、鹿島は誰がディエゴを見るのかはっきりしなくなった。
このチームはディエゴがボールを持つと、本当に綺麗な攻撃を見せる。
この試合の最大の決定機となった、ディエゴ→レアンドロ→ディエゴ→広山→ディエゴと繋がった攻撃は、もしシュートが決まっていれば、間違いなく今節のベストゴールである。
鹿島は、小笠原が東京Vの攻撃に対応する為に、ポジションが下がり気味になった事と、野沢がボールに絡めなくなった事もあり、東京Vの攻勢が続く。
さらに、ここで柱谷監督は、突破力のある東京V期待の星、河野を投入し、一気に点を取りに行った。
ここまでの東京Vのゲームプランはパーフェクトに近かった。
そして、その河野にディエゴから決定的なスルーパスが通る!
DFは大岩だけで、東京Vの2列目もゴール殺到した。
東京Vサポはゴールを確信したに違いない。
しかし、河野の最後のラストパスが大岩の足に当たって、チャンスが潰れてしまった。
河野のこのプレーの選択が、シュートが良かったのか?パスを送るべきだったのかは、意見が分かれるところだろう。
しかし、この決定機をモノに出来なった精神的なショックは、東京Vに予想外にダメージを与えた。
「また、入らないのか・・・」
そんな一瞬の隙を、王者が許してくれるはずも無く、冷静に試合をコントロールしていた鹿島に先取点を与えてしまう。
これで、東京Vのこの試合は事実上終わってしまった。
今の東京Vにはまだ、攻撃に比重をおいてパワープレーをする程、成熟してはおらず、逆に鹿島はそんな状況が大好物だった(笑)
ある意味、必然性の高い2点目を決められてしまう。
東京Vは攻守に非常に良い動きをしていた。
同じ昇格組でも、札幌は鹿島相手にシュートに行く形を作るのに悪戦苦闘だったが、東京Vは綺麗に鹿島DFを崩して見せた。
数字上だけを見れば、明暗を分けたのは、決定力の差だけだった。
しかし、その差は、バックボーンにある試合コントロールや選手の精神的強さを含めて絶大すぎる「差」でもあった。
ただ、悲観する必要はまったくない。
非常にいい試合をしている。
あとは、このいい試合をしている間にはやく、流れの中から点を取ることと、勝利を上げる事だ。
この流れのにある中で、勝利を勝ち取れないと、自分達のサッカーに対して疑念をもってしまう。
今の東京Vにとって、その展開だけは、避けなければならない。
◎鹿島
現時点で、このチームがダントツの優勝候補筆頭である。
その完成度の高いサッカーは他のチームの追随を許さない。
各ポジションに個性の強い人材が揃い、その個性が意思統一され有機的に連動し、献身的に守備もするのだから、相手はたまったもんじゃない。
しかも、オリヴェイラは相手チームの事も良く研究し、試合の流れ的確に把握した選手交代も行う。
選手自身も、試合の流れに応じた臨機応変なプレーが出き、攻め込まれても慌てる事などほとんど無い。
一体、どこに穴があるというのか?
確かに、非常に細かい穴を探せばあるかもしれないが、王者を揺るがす程のものではない。
むしろ、それは今後の更なる成長余地であるとすら思え、「まぁ、これからがんばれ!」と応援してしまう程の余裕を感じさせる。
今後しばらくは、善戦する相手はいるかもしれないが、対等に渡り合えるチームは出てきそうにない。
強いて言えば、次節の横浜FM戦だろうが、それでも完成度的に差はあるように思える。。
この横浜FM線を乗り切り、浦和とG大阪があと1ヶ月でチームを立て直せないようであれば、前半戦独走に入る事も現実味を帯びてくる。
ACLの連戦も「最初からわかっていた事」と事もなげに言うオリヴェイラ監督の涼しい顔は、憎らしいほどに余裕を感じる。
Vol.3へ続く。。。
posted by じゃんぼ^^ |18:10 |
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