2008年04月07日

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

土曜日に、趣味のサイクリングもかねて、30キロくらいこいで、調布の味スタまででかけました。
別に前売り券を買っていたわけでもなく、まぁ、味スタが満員になる事はないだろうという思惑もあり、突然思い立ってでかけました。

天気の良くって、桜を横目に見ながら気持ちよく甲州街道をひた走り、味スタに到着。
さぁ、チケット買うかと思って、売り場に向かって歩き始めたら、FC東京のユニを来た少年が僕に近づいてきます。

「あの~チケット余ってるんで、いりませんか?」

「え?」・・・一瞬、心の中に、高値でチケット売ってくるダフ屋のイメージが(爆)

「ええの?」
「はい^^余ったんで。」

「・・ありがとう。もらうわ。」
「じゃ!」(あっという間に、走って友達の所へ行く少年)

・・・。
なんか、あっけに取られてしまった。
こんな事初めてやったし^^;
チケットは、バックスタンド側の2階自由席。
買ったら3000円だ。

なんか、ろくにお礼も言えずに別れたので、改めて、「ありがとう!」
ありえないのに、ちょっとでも、ダフ屋をイメージしてしまった、黒い俺を許してくださいm(__)m

そんな、こんなで、生観戦してきました「城福サッカー」^^

1.FC東京 vs コンサドーレ札幌 「梶山の望む道はなんなのか?」

◎FC東京

前節、横浜FM相手にまったくいいところ無く完敗を喫してしまったFC東京。
その流れを払拭する為にも、半年ぶりの味スタでの勝利の為にも、老若男女入り乱れる熱い応援の為にも、「勝利」が欲しい一戦だった。

試行錯誤の結果なのか、もともとそういう選手起用法なのか、スタメンをあまり固定しない城福監督のサッカー。

この日も、長友に変わって金沢、また守備的なバランサーに浅利、CBには佐原とブルーノとうい組み合わせの、クリスマスツリーフォーメーション(4-3-2-1)だった。

この日の東京は、立ち上がりこそ不安定な様子もみせたが、札幌の低調なパフォーマンスもあって押し込む展開が続く。
フォーメーションも機能しており、2列目の飛び出しを活かしつつ、梶山の組み立て能力、今野オールラウンド能力、浅利のバランス能力が上手く融合していた。
特に、浅利のパフォーマンスが秀逸であり、バランサーとしての役割を見事に発揮していた。

得点はカボレの個人技に等しいゴールだけに終わったが、城福監督がやりたかったサッカーへの理解がようやく連続して見れる展開が続くようになってきたと感じる。

FWはカボレの1トップに可能性を感じた。
ようやく、日本のサッカーやFC東京のやりたい事を理解し始めているようだ。
一人でシュートに持っていける力強さもある事も考慮に入れると、FWの軸はカボレで固定して戦う方が良い。
そんないい「予兆」をたくさん感じさせた、この日のFC東京は、少なくとも後半の途中までは完璧だった。

しかし、あまりに勝利への渇望が強すぎたせいか、札幌がクライトンをボランチに位置に下げてゲームの組み立てをさせ始めたあたりから、全体的に下がり気味になってしまう。
ラインが下がってしまうと、FC東京のシステムにある3ボランチの存在が逆にあだになる。
特に右サイドに攻撃の起点を作られてしまった事で、そのサイドからのクロスを上げられて、この日不安定感を漂わせ続けた佐原がギリギリの戦いを余儀なくされてしまった。
それをカバーしようとボランチの浅利や今野がフォローに入る事が増え、ボールの配給約のクライトンへに対してチェックが甘くなったしまった。
この日の札幌の脅威はクライトンだけだった事も考えると、ラインを下げずに彼へのチェックを厳しくするという戦い方ができなかった事は悔やまれる。

最後は、選手交代も使いながら、何とか逃げ切った東京。
パフォーマンスの差が大きかったにもかかわらず、最後はヒヤヒヤの勝利だった。
とはいえ、欲しかった結果を手に入れた事と、攻守の形が見えてきた点は、今後に繋がる。

フィニッシュに繋がる最後の部分にまだ連携を深める必要があることと、決して強いとは言えなかったこの日の札幌相手に、稚拙な試合運びをしてしまった点はまだ改善の余地がある。

特に、試合運びに関しては、なぜあれほど札幌を恐れないといけなかったのかは疑問点が多い。
このチームには、そういう試合展開になった時に、ゲキを飛ばす選手がいない。
キャプテンシーを感じる選手がGKの塩田だけでは、戦っている選手の意識を変えるのは苦しい。

正直、梶山にはその点も含めて、もどかしさを感じざるを得ない。
プレーでもこの日は、浅利によって守備面での負担を減らしてもらっていたにもかかわらず、中心選手としての存在感と責任感が薄い。
もちろん、一定のプレー披露している。

しかし、もう彼は、ただの1/11の選手ではないはずだ。
彼のプレーの一つ一つに、「俺はFC東京をこうしたい!」という意思と責任感が見えこなければならない。
いつまで、塩田、茂庭にチームの精神面を任せっきりにしているつもりなのか?
ピッチ上に年長者はいるが、もう23歳になり、若手でもない。
何より彼はこのFC東京の象徴と誇りのはずだ。
城福監督のサッカーを完成させる為にも、彼の存在が非常に大切だ。

いいサッカーを見せはじめている。
この調子なら、これからも試行錯誤しながらも、城福サッカーを作り上げていける可能性を強く感じた。

サポでもない私が言いすぎなのかもしれないが、試合を見ていて、札幌に攻勢を許していた試合展開の中、チームを鼓舞し続けていた塩田とピッチにただ立っていた梶山のコントラストに、もどかしさを感じざるを得なかった。

とはいえ、大切な勝ちに俺の周囲のサポーター達も嬉しそうだった^^
となりのおばちゃんも、おじさんも。

◎札幌

札幌のサポの背中にも「仕方が無い」という雰囲気が漂う。
全員がそうだとは思えないが、遠く札幌から遠征したきたサポにとっては、特に落胆の大きい試合だったのではないか?
ブログを見ても、「ダヴィがいないんだし、しょうがないよ」と言う声が目立つ。

戦えている選手がクライトンだけでは、どうにもならない。
三浦監督が、前線でのキープを意図してクライトンをFWに置いたが、結果論から言えば、その選択は機能しなかった。
けど、そんな監督の意図がどうであろうと、この日の札幌から勝利の匂いはまったく感じられなかった。

札幌にとって深刻なのは、この日の対戦相手は、別に強豪ではないという点だ。
鹿島でも浦和でも名古屋でもG大阪でもない。
まだ、チーム作りの半ばであるFC東京だ。

アウェーでもあり、多少押し込まれる展開は、仕方が無いとしても、勝ち点0で終わって「仕方が無い」という相手ではない。
残留をする為にも、こういうアウェーでの勝ち点1が非常に大切なのではないのか?

戦術云々、技術云々よりも、個々の選手にその意識が感じられなかった事が、最も深刻な問題だ。
先制点を与ええずに、後半勝負に持ち込みたい考え方は理解できる。
だが、彼らは常に挑戦者のはずだ。
これからの戦いの中でも先制点を奪われる事など、いくらでもある。
その時に、イチイチ落胆して、どうしたらいいかわからなくなっているようでは、話にならない。
ダヴィが能力のあるFWなのは認めるが、彼がいようがいまいが、ゴールを奪う執念がなければ一緒だ。

クライトンが体全体、プレーの全てから、戦う執念をみせていた姿に何も感じなかったのか?
三浦監督にとって、今後の「攻め方」を考える課題は、緊急を要する課題ではある。
決して豊富とはいえない戦力の中で、それだけでも大変な課題だ。
なのに、選手に「戦う姿勢」まで植えつける課題を与えるのは酷だ。

そんな当たり前の事は、選手自身で修正できる。
この日のFC東京サポに負けない応援を続けた札幌のサポの応えるためにも、もっと危機感を持って欲しい。

このままでは、ダントツの降格候補筆頭だ。


試合の雑感は以上です。

それにしても、味スタはいいスタジアムだけど、キャパが大きすぎるのがもったいないなと思った。
音響効果も良いので、応援合戦が迫力があるし、ピッチも見やすい。
けど、2万人も入って、スカスカ感が漂ってしまうのは残念だ。
ま、おかげで、前売り買わなくてもちょっと、行ってみるかって気になるんだけど^^;

Vol.2へ続く~

posted by じゃんぼ^^ |18:26 | 2008他チーム 雑感 | コメント(7) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

はじめて訪れました、東京サポです。
的確な観察力に驚きました(゜o゜)
試合内容といい梶山の”立場”まで・・
さらにスタジアムのことも全く持って同感です。
次は東京ダービーなのでよろしければお待ちしてます(ちょっと遠いみたいですが^_^;

因みに万博はおととし遠征しましたがあのスタジアムはちょっと・・お互い専用が欲しいですね!

posted by 青赤仙人 | 2008-04-07 21:47

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

初めまして、札幌サポです。
ダヴィが居なかったことは札幌にとって痛手であることは確かなのですが、この試合での各選手のポテンシャルの低さは、サポとしてもかなりストレスが溜まるものでした。因みに公式ブログを覗くと、怒り心頭といった意見も大分多いですよ、今回に関しては。
戦力のことを考えると、今期はかなりの部分を三浦采配と助っ人外国人に頼らざるを得ない状況ではありますが、それだけで勝てるほど甘くはない。彼らにはかけられるだけの発破をかけていきたいものです。
予定では来年、万博の近くに移り住むことになっているので、そこでしっかりと地元の応援が出来ることを期待しつつ。

やたら長いコメント、どうも失礼いたしました。

posted by kiri | 2008-04-07 22:36

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

これは秀逸なエントリー。
随所で肯かせられました
何度かここのblogは訪問していましたが
ハッキリいって驚きです。

第4節でのどうしようもない梶山に比べれば
かなり改善していたんですけどね。

posted by 瓦乱 | 2008-04-08 03:00

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

管理人さんはFC東京サポかと思いましたよw

梶山あれだけのものを持っているのに活かしきれないですよね。彼は、もっと自己主張というか、無理してもいいんじゃないですかね。なにか遠慮しているように見えてしまうんですよね。

梶山が輝くようにならないと、FC東京は上位には行けないですよね。頑張ってほしいチームなだけに、この試合は少し残念でした。

ちなみに自分もFC東京サポではないですw

posted by 味スタ満員 | 2008-04-08 04:28

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

はじめまして。
梶山に対する感想は同感ですが、怪我明けの影響もあったのかなと。

posted by MKO | 2008-04-08 10:23

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

>青赤仙人さん

そんな褒められると、木に登ってしまいます。
・・・ブタなので(笑)

東京ダービーも面白そうだなと思っていますが、時間が出来るか微妙です^^;
多摩川クラシコもありますし、FC東京サポは2週続けてお祭りですね。

万博も味はあるんですけどね。
ただ、専用スタジアムにすべきかどうかは、ガンバサポとしてはわかりません。
サッカーファンとして、専用がいいのは、理解しているんですが、採算の問題で新スタジアムが出来ないなら、専用と言う部分は妥協せざるをえないのかなと思っています^^;

>kiriさん
札幌は、経営面からもう降格が許されないという背景もある中で、難しい戦いを強いられていると思います。

三浦監督ももう少しカウンターの鋭さを磨けないかなとおもいますね。
守備にいい人材はいるんですし、あとは攻撃の形というか、リスク管理をどうするかという問題なんでしょうけどね。

先制されているなら、大敗も覚悟して点を取りに行く開き直りも必要な気がします。
大切なのは、勝ち点なんですし。

万博への引越しおめでとうございますm(__)m
うらやましい限りです(T_T)

posted by じゃんぼ^^ | 2008-04-08 17:14

2008 Jリーグ 第5節 各チームに対する雑感 Vol.1

>瓦乱さん

えー褒めすぎです(^_^;)
あまりのこそばゆさに、パソコンの前でモゾモゾしてしまいました(笑)

でも、読んで頂いてありがとうございます。
また、良かったらきて下さい。

城福さんのサッカーが個人的に好きで、今シーズンはFC東京のサッカーを結構見ているんですが、梶山がそのサッカーの要であるだけに、余計にもどかしいんですよね。

>味スタ満員さん
他サポ同士が梶山について熱く語るのも変な感じですね(笑)

梶山を見ていると、もしかしてサッカー楽しくないのかな?って思う時もあるんですよね。

どうしてもキャプテンシーを発揮できない人間もいますから、そういう場合はしょうがないんですけどね。
G大阪の二川のキャプテンもありえないし(笑)

ただ、周りはそんな風に見ていないのに、自分には無理って思ってるなら、そうじゃないよって言ってあげたいんですよね。
別に上から目線とかじゃなく。

>MKOさん
確かに怪我明けでしたね。
ただ、札幌がそんなに強敵ではなかった事も差し引くと、「う~ん(-_-;)」って思いながら見てました。

posted by じゃんぼ^^ | 2008-04-08 17:24

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