2009年04月10日
2009 ACL 予選L第3節レビュー スリウィジャヤ戦(H) 「チョジェジンの使い方」
さてさて、昨日のスリウィジャヤ戦。 相変わらず、海外チーム大好きなんやなって思うわ(笑) 頼むから国内チームもチンチンにしてくれ(爆) さて、寝る前に急いでレビュー! 1.予定通りの5得点 スリウィジャヤには申し訳ないが、どう考えても格下の相手だ。 そしてACLのグループリーグで最も弱い相手だ。 そしてガンバは連戦になるし、リーグ戦での模索が続いている状況にある。 そんな色んなチーム状況や対戦相手の事を考えると、5点差完封の勝利やリーグ戦とは違う選手の起用や采配を試せたこの試合は、満点に近い。 5人のDFを並べ、ベタ引きして縦へのシンプルなカウンターを狙った相手に、ポゼッションは握るもののなかなか崩すまでいかなかったこの日のガンバ。 そんなちょっと嫌な空気を、意外な選手が意外なプレーで打開した。 その刹那、、、そこには二川がいたのだ。 あんなパスは、ガンバでは二川しかできない。 少なくとも私はそう思っていた。 その芸術的なパスが出てくるまで、ガンバは徹底的にマークされる中で、窮屈で強引なパスばかりで、相手DFに引っかかりまくっていた。 その状況で、サイドアタッカーとしてキレのあるドリブルや良質のクロスを送る事が特徴の選手と思っていた佐々木が、まさかのループスルーパスを放ったのだ。 スリウィジャヤのDFは、一瞬動きが止まってしまい、落下するボールにどう対応すればよいかまったくわからないようだった。 レアンドロの決定力も褒められるべきだが、あの閉塞感の中で、輝かしい閃きで、状況を一変させた佐々木のプレーには、本当に驚かされた。 「こんなプレーもできるのか?」 ・・・まさにこの一言につきる。 この先制点で、ガンバに精神的な余裕が生まれ、逆にスリウィジャヤに精神的なダメージを与えた。 まさにMOMなプレーだった。 先制点以降、千葉戦の生成店を彷彿させるような華麗なパス回しで、レアンドロが追加点を奪い、後半に相手のOG、セットプレーからの得点、交代出場した安田の得点ACLのグループリーグ突破に必要な大量得点差での勝利を上げた。 グループリーグの対抗馬と目されていたFCソウルが山東相手に敗戦を喫した事で、ガンバは早ければ次節にもベスト16入りが決まる可能性を手に入れた。 そして、なかなか流動性のでないリーグ戦での戦いのモヤモヤ感を少しだけ払拭するパフォーマンスを見せる事もできた。 さらには、松代や中澤らが先発フル出場を果たし、主要メンバーも休ませる事ができ、調子の落ちていた選手のリフレッシュも図れた。 これ以上を求めるのは、とりあえず今は、贅沢すぎる。 2.チョジェジンの使い方 良い結果を得る事が出来たとはいえ、悩ましい問題も見える。 一つは西野監督も嘆くスロースタートぶりだ。 基本的にガンバは、最初からガツガツ行くようなサッカーをしない傾向がる。 どちらかと言うと、受ける姿勢から入り、試合を落ち着かせて自分達のペースに引き込もうとする傾向がある。 ガンバのサッカーは、主導権を握る事やある程度ポゼッションを維持する事が大事だから、彼らのそういう意識が悪い事ではない。 しかし、その主導権の握り方やペースの作り方は、決して「攻撃的」ではない。 例えるなら、今は、ゴングと同時に襲ってくる元気な相手の激しいパンチをいなして、一段落するのを待ってから自分のペース作りをしているような感じだ。 しかし、攻撃的に主導権を奪いに行くなら、まず自分達で激しいパンチを浴びせて、相手が怯んだ状況を作った上で、徐々に真綿で首を絞めるように主導権を握る方が理想だろう。 そういうイヤらしく、強いチームになって欲しい。 自分達のサッカーや技術に自信を持っているのは良い事だが、最初から「受け」の姿勢で試合に挑み、ガンバを倒す事に高いモチベーションを持って挑んでくる最近の敵に、あえて塩を送ってやる必要はない。 今シーズンみたいのは、そういう「強さ」だ。 もう一つの悩ましい点は、チョジェジンのフィット感だ。 どうにもガンバのサッカーに一人合っていない。 彼のストライカーとしてのストロングポイントをガンバの中にどう融合させるべきなのかという答えがまだ見えてこないのだ。 今の所、たまに良いポストプレーを見せるくらいしか印象を残せていない。 広島戦では素晴らしいミドルシュートを決めたが、彼の本質はそこではない。 彼のプレーのスゴさは、安定したポストプレーもそうだが、安定した体幹と高さを生かした、泥臭いプレーするストライカーの部分だと私は思っている。 残念ながらガンバでの彼は、清水で見せていたそのストライカー臭さを放てないでいる。 それは単純に彼だけを責める部分ではない。 そういうボールがガンバの他の選手から出てこないのだ。 私は、彼をただのポストプレーヤーとしてだけ前線に置くならガンバにとって意味はないと思う。 逆に山崎や播戸を使う方が、前への推進力や流動性、前線の守備力は増すだろう。 しかし、それではダメだと去年感じたからこそ、チョジェジンを獲得したのではないのか? 播戸と山崎、またはルーカスの2トップでは、ガンバのサッカーに限界を感じたのだ。 だから、レアンドロの速さと決定力、チョジェジンの高さとポストプレーを必要としたはずだ。 けど、レアンドロが直ぐにもガンバのサッカーに融合したのとは対照的に、チョジェジンは、まだ彼の本質であるプレーを見せていない。 そのヒントは、開幕戦の千葉戦での彼のゴールにあるような気がする。 千葉戦でのセットプレーから彼が決めたゴールは、彼の体幹の強さがとても表れていた。 彼に綺麗なボールは必要ない。 相手のマークがいようが、力と技と気迫でゴールにねじ込む事が可能なタイプだ。 ではどんなボールが彼を活かすのか? その最もシンプルな答えが両サイドからのクロスボールだ。 どんどんゴール前にボールを入れていけば良い。 その時にチョジェジンを狙う必要なんて無い。 GKとDFが最も嫌がるエリアにボールを送ればいいのだ。 そしたらきっと彼はそれをねじ込むプレーができる。 ところが、今のガンバは、両SBのプレーが不安定な上、伝統的なクセから中央突破に偏重している部分もある。 さらには、レアンドロの決定力が高い上にパサーからのボールを引き出すのが上手いから、余計に彼にボールが集まる。 その結果、サイドからのクロスボールが供給される回数が減り、その質も下がり、チョジェジンがゴールに背を向けてプレーすることが多くなっているように感じる。 それは、チョジェジンをガンバのサッカーに合っていないと表現する事も出来るのかもしれないが、ガンバのサッカーがもうワンランク上げる為には、サイドからのクロスボールでの得点をもっと増やす必要がある。 それが増えることで、さらに中央突破の威力と成功率も上がるはずなのだ。 ルーカスを初め、ガンバのパサーと彼がもっとコミュニケーションをとる必要のある部分だし、西野監督に是非とも改革して欲しい部分でもある。 韓国の虎とも呼ばれた男の牙は、まだ眠ったままだ。 彼が開花した時、ガンバのサッカーの多様性と攻撃性は、レベルアップしているはずなのだ。
以上です。 他にも播戸に結果がでないなーとか 安田が楽しそうーとか 中澤にもっと活躍の場を!とか 高木はいつ使うねん!!とか 色々書きたいこともあるけど、今日はこの辺で。 次は大宮戦。 今年の大宮は、嫌らしすぎます。 ちなみに、苦戦しまくった広島も大宮には苦杯を喫しています。 今年の大宮は、リトリートしたエリアでの猛烈プレスとキック&ラッシュです。 ボールを奪った瞬間の攻守の切り替えの速さは、成功率度外視の攻撃です。 しかし、それがまた強烈に効きます。 私は、ガンバの天敵だと思います。 高いラインの裏を狙われ、安易なパス回しを寸断され、間延びした中盤になれば、もう最悪です。 先制点を挙げ、老獪なゲーム運びをすることが大事です。 怖さもあるけど、楽しみにしてます。 とにかく負けない事。 タイトルを取るなら、負けない事が最優先事項。 内容は二の次です^^; あー不安(笑) では。
posted by じゃんぼ^^ |00:00 |
2009 ACL |
コメント(2) |
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2009 ACL 予選L第3節レビュー スリウィジャヤ戦(H) 「チョジェジンの使い方」
コメント投稿者ID :
>ゆきさん
大宮に苦手意識はなかったはずなんですけどね。
去年は連敗しちゃって、しかも嫌な負け方だったんで、変な印象が残っちゃいましたよね。
しかも、今年の大宮もいやらしい戦い方をしてくるので、余計にチキンな俺の心を揺さぶられたりしてます(笑)
まぁ・・・でも信じてます!
ガンバというチームを^^
posted by じゃんぼ^^ | 2009-04-11 08:26
2009 ACL 予選L第3節レビュー スリウィジャヤ戦(H) 「チョジェジンの使い方」
コメント投稿者ID :
じゃんぼさん、こんばんは。
私も、日曜日の大宮戦気になっています。
去年2連敗してるからなー、どうかな?
posted by ゆき | 2009-04-10 04:06
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