2008年05月29日

前半戦分析 2.G大阪各選手のベンチ入り試合数&途中出場数

さて、前半戦分析の第2弾です。

今回は、サブメンバーに注目して見たいと思います。
昨日もかきましたが、この前半戦は、総力戦で戦った印象があります。
また、苦しんだ試合も多く、その中で流れを変えたり、逃げ切りを図るためのの途中交代も非常に多かったように思えます。

実際は、どうだったのでしょう?

1.ベンチ入り試合数&途中出場試合数

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参考資料【リーグ戦とACLのベンチ入り試合数一覧】

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ベンチ入りした選手は、いくつかの傾向に分けることができるのではないでしょうか?

A) ベンチ入り回数も多く、途中出場も多い
  →水本、寺田、倉田、山崎、播戸

B) ベンチ入り回数は多いが、出場機会は少ない
  →福元、佐々木、松代、下平、武井、ミネイロ、木村、中澤

2.山崎と水本の積極起用

試合への貢献度と言う点においては、Aの選手が大きな役割を担った事になります。
今シーズン、ACLを中心に「逃げ切り」を図るシーンで、水本が投入されるシーンが多く、結果として水本の出場が多くなりました。

また、山崎の起用機会数の多さも注目に値します。
彼は、播戸の怪我もあり、前半戦17試合も出場していますが、そのうち10試合も途中出場しています。
シーズン前からその好調さが伝えられてはいましたが、播戸のバックアッパーとしてだけではなく、時に停滞した流れを変える役割、時に逃げ切りたい時の前線への守備を担う役割と、幅広いタスクを西野監督から任される事になりました。
大きな補強だったと言えます。

この山崎と水本の使い方が、この前半戦のG大阪サッカーを象徴していたのかもしれません。

3.変わった戦い方

去年までは、「最後まで攻め抜く」と言う姿勢が強かった事、サブとスタメンのメンバーの力の差が大きかった事もあり、途中出場する選手は、家長や寺田といった中盤の攻撃的な選手が大半です。
彼らのタスクは、「攻撃へのポジティブな変化」を期待されてのものです。

去年のCBの控えは中澤や實好が担っていましたが、彼らの去年の出場試合数は、2人合わせて年間わずかに10試合です。
途中出場ともなると、モットのその数字は低くなります。
いかに、今シーズンの戦い方が変わったのかを示す数字かもしれません。

また去年は、マグノ・アウベスが怪我等で戦力として使えなくなってからは、FWに使える交代要員がいない点も問題視されていましたが、今シーズンは、山崎とルーカスを獲得し、幅広い采配を選択する事が出来ています。
ただ、それは幅広さと言う面もありますが、「絶対的選択」が見出せなかったという面も生みました。

4.中盤選手の途中交代をどう捉えるか?

この前半戦では、去年の家長や寺田のように、中盤の選手の交代要員に「決まった選手」が途中起用される機会が減ったように感じます。

今シーズンで言えば、寺田と倉田、佐々木が「中盤の交代要員」としての選択肢になるのでしょうが、寺田は調整不足、佐々木は守備力の弱さもあって、徐々に西野監督のカードとして使われなくなってきました。
その代わりに倉田が台頭使われ始めたのですが、まだ「まぁまぁ」と言うレベルを超えきれていません。
これも、タイプの違う選択カードが増えたとも言えますが、計算しにくいカードとも言えます。
その点においても、使えるメドが立っていた寺田の調整失敗の影響が大きかったと言えるのではないでしょうか?

5.福元 or 水本

この前半戦では、「逃げ切り」を図る為に、水本の途中出場が増えました。
しかし、なぜ同じCBである福元ではなく、水本なんでしょうか?

水本と福元のフィジカル数値を見てみると、水本が183cm/72kg、福元が181cm/68kgとなっており、水本の方が多少優れます。
G大阪への加入前から対人守備能力の高さでは、水本の方が定評があり、福元はその対人守備能力の面で、シャムスカの信頼を得られなかったという過去があります。

守備強化の為に投入される時は、普通、主導権が相手に渡っており、G大阪がリトリートして自陣深くに位置しています。
肉弾戦、空中戦が繰り広げられる事が多く、フィジカルに優れる水本選手が有利です。
また、その際3バックに移行するので、3バックでの経験値の高さもあり、守備交代の1stチョイスが水本選手となっているようです。
また、西野監督としては、水本に速くG大阪のサッカーになれて欲しいという意図もあるのかもしれません。

では、今シーズンレンタルで移籍している福元はどういう起用法がありえるのでしょうか?

私は彼の持ち味は、カバーリング能力とフィード能力の高さだと思っています。
この2つの能力では、水本や中澤を上回っているように感じます。
しかし、彼の能力を行かせる場所は、今のG大阪では、山口のポジションにしか存在しません。
実は福元のライバルは、水本や中澤ではなく、実は山口なのではないか?と思えます。

ところが、その山口はG大阪守備の要であり、現在、最多出場時間を誇ります。
その壁はとてつもなく大きく、今の所、彼の出場機会は、山口の累積警告での出場停止時しか、考えにくいのではないでしょうか?
福元にとっては、ベンチ入りはするが出場機会の少ない、もどかしいシーズンになりそうですね^^;

もっと見てみたいという興味は、この前の全南戦といい、掻き立てられるんですけどね。


控えメンバーの底上げには成功し、采配カードの選択肢は増えました。
けど、「切り札」といえる選手がまだ、見当たらないという印象も受けます。

シーズン終了がどうなるのか?
「切り札」が育つ可能性もあります。

後半戦に向けて、そういう視点も大切にしていきたいなと思いますね^^


以上です。
またもや、長い文章にお付き合い頂き、ありがとうございましたm(__)m

次回は、苦しんだ印象の強い得点にクローズアップ!
「3.G大阪の得点数&アシスト数」です。

では!また、良かったら読んでみてください^^


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posted by じゃんぼ^^ |09:00 | 2008 前半戦分析 | コメント(3) | トラックバック(0)
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前半戦分析 2.G大阪各選手のベンチ入り試合数&途中出場数

コメント投稿者ID :

>ヤットさん

読んで頂き、ありがとうございます。
また、がんばって書きます^^

>鳥脳さん

福元は俺も、もっと見てみたいんですけどね。
前半戦の西野監督の起用法を見た限りでは、なかなか難しそうです。
サテライトの試合でも評判いいんですけどね。

山崎に決定力が無いのかどうかは、微妙な所です。
ちょっとと特定のゲーム状況の中でしか、点が取りにくいタイプなのかな?とも思います。

posted by じゃんぼ^^ | 2008-05-30 19:55

前半戦分析 2.G大阪各選手のベンチ入り試合数&途中出場数

コメント投稿者ID :

 トリサポの僕としては「もっと福元使えよぉ~」と思ってましたが、うーん山口と比較されてるんじゃなぁ。

 山崎雅人は仰るとおり、かき回しとか前線からの守備とかで評価されてますからね(決定力の無さ具合はトリニータ所属時から変わっていません)。けど雅人って運が良いやっちゃなぁ。

posted by 鳥脳 | 2008-05-29 17:46

前半戦分析 2.G大阪各選手のベンチ入り試合数&途中出場数

コメント投稿者ID :

次回、楽しみに待ってます。

posted by ヤット | 2008-05-29 13:15

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