2010年01月01日
- 例え、愛する人ととってもいいムードになろうが、ガンバ大阪の試合結果が死ぬほど気になる。
- 浦和レッズに負けると、悔しくて発狂しそうになる。
- 逆に、浦和レッズに勝つとこの世のモノとは思えないくらい酒がウマい。
- ガンバ大阪が優勝した時のサッカー雑誌や新聞は永久保存版にしてしまう。
- ガンバ大阪ユースの子供達は、愛する自慢のわが子と同じくらい愛情を注いでしまう。
- 2012年のシーズン開幕までに完成するサッカー専用スタジアムの為に、出来る事はなんでもする。
以上の症状が発症します。
人によって症状の重さや発症する症状の内容もは変わるようです。
しかし!私は、この病気と一生付き合っていく覚悟です(笑)
しばらく、更新が止まってしまってごめんなさい。
またぼちぼち、再開しましたので、暇つぶしに読んでみて頂けると嬉しいですm(__)m
《ガンバ系を中心としたブログ集へのリンク》
素晴らしい♪ガンバブロガー達のブログも読んでもらえるようにリンクしました~^^
◎去年作った動画もリンクしてます^^;
【J.League 2008 最終節ダイジェスト -感謝を込めて-】
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2009年05月27日
さて、Jリーグも中断期間に入りました。
こっから、1ヶ月弱の間、ガンバに公式戦はありません。
6月1日からは、グアムキャンプに入り、また新たにチームを成熟させていくフェーズに入ってきます。
さて、こういう中断期間が入ると、まぁ、試合も無いので、ガンバの選手に関する情報も不足がちになり、俺みたいなガンバ病にかかっている人間には、ツライ期間でもあります。
とはいえ、ブログも書く事がなーい(T_T)となる人も多い中、俺は喜ばしい事に、今さらながら書いてない溜まったレビューがあるので、ちょっとずつ書こうかなと思います。
まずは、ワクワク感にときめいたACLのFCソウル戦からです^^
1.選手もサポも高かったモチベーション
既にACLの予選をトップで通過しているガンバにとって、この試合は完全に消化試合だった。
この試合の前に、浦和戦、次に鹿島戦を控えるガンバにとって、コンディション的にも、また累積警告の関係でもベストメンバーを出す理由などどこにもなかった。
そして、西野監督もその事を明言していた。
「この試合は日頃試合に出ていないメンバー中心になる」
この言葉にサブメンバーのモチベーションは、当然のごとく上がる。
西野監督は同時に、「出場に値する選手を出す」と練習でサブの選手に伝えて競争心を煽っていた。
サブだから全員出れるわけではないと。
ガンバはトップの選手のレベルが非常に高く、彼らを上回る事は並大抵の事ではない。
しかも、ACLとリーグのダブルタイトルを獲る事を目標に掲げた今年は、即戦力クラスの選手を多く補強し、その競争は激化している。
他のチームなら先発出場してもおかしくないメンツがベンチ入りも出来ない可能性すらあるのだ。
そんな出場に飢えた状態の選手達の目の前に、ニンジンがぶら下げられたのである。
これに発奮しない選手がいるなら、プロを辞めるべきだ。
そして、そのニンジンに飛びついたのは、選手だけではなかった。
そう!
高いポテンシャルを持ちながら、なかなか公式戦で見る事のできない若手やサブの選手達が、今どのレベルにあるのかを見たいと常に思っていたサポも、やはり心躍らせていたのだ。
新型インフルエンザの影響もあった。
平日開催のACLという事もあったが、それでも多くのサポが試合に駆けつけたし、きっとテレビ観戦を楽しみにしていたサポも多かった。
何よりも、その試合に「ガンバユース史上の最高傑作」と言われる宇佐美貴史が出場するかもしれなかったのだ。
生でユースの試合を観戦した事のないサポは、彼の存在をYouTubeでしか見た事がない人もいただろう。
一部では、「都市伝説」とまで言われていた。
その男が試合で見れるかもしれない。
もしかしたら、選手以上にテンションが上がっていたサポもいたかもしれない。
ACL2009の予選最終節はそんな試合だった。
2.あくまで勝利を目指す試合の中でのテスト要素
果たして、西野監督の予告どおり、いつもとは違うメンバーが先発とベンチ入りメンバーに名を連ねていた。
まずは守備陣。
CBの中澤と高木は、ある程度予想通り。
パクと高木を予想していた人もいたようだが、この試合では、中澤の守備面におけるリーダーシップもテストされていた。
以外だったのは、右SBには言ったパク。
元々、右SBは加地以外に専門家がいないのがガンバだが、テスト色が強い事もあり、私は菅沼あたりを使ってくるのかと思っていた。
パクは控えスタートで、後半から高木に代えて出てくるのかと思っていたのだ。
しかし、西野監督はもう少しリアリストだったようだ。
おそらくは中盤にメンバーが若い事もあり、最終ラインの守備にある程度経験値のあるメンバーを起用して場バランスを保ったのかもしれない。
そして、その中盤だ。
試合の組み立てを担うボランチには倉田、守備的なボランチには武井が使われた。
右のSHには寺田、そして左SHにはなんと先発で、宇佐美を起用してきた。
宇佐美は先発で使われるかは微妙だと感じていた。
ユースからの彼を見ている私には、彼のポテンシャルの高さは理解しているものの、先発で使うには守備面におけるリスクが高いかなとも思っていたからだ。
しかし、彼は先発で使われた。
西野監督をして、「彼はガンバの宝」とまで言わしめている。
守備面でのリスクを多少負ってでも、使ってみたい気持ちにさせられたと言う事だろう。
そして先発2トップは、播戸と山崎という経験豊富な2人が使われた。
私は、宇佐美を使った事で、採用された2人ではないかとも思った。
今の宇佐美はとにかく運動量が少ない。
・・・と言うか今は、運動量が目立つタイプの選手ではない。
それは例えば、守備時におけるチェイシングであったり、サポートの質や判断、攻守の切り替えの速さが、まだ不十分なのだ。
しかし、守備ラインを高く設定するガンバにとって、前線からのチェイシングはとても重要である。
それはSHに位置している宇佐美も同様で、相手のボールホルダーへのプレスやプレスに行った跡の選手のフォローも大事な役割だ。
けど、それを今の宇佐美に求めても無いものねだりでしかない。
それを犠牲にしても余りある攻撃面での才能を「見てみたい」選手なのだ。
しかし、チームとしてはその守備的な役割は必要になる。
それを多少補える存在として、播戸や山崎が起用された部分があるのではないかと思う。
ただ、その影響で、サポとしても見てみたかった、平井や大塚、三木の出場機会が奪われてしまったのは否めない。
もちろん、監督の求める「出場に値する選手」では無かったのかもしれない。
大塚は既にトップでの出場経験が与えられていたから、他の選手にと言う思いもあったのかもしれない。
しかし、私個人的には、大塚と宇佐美は同時に使って欲しかった。
ユース時代からコンビを組んでいた2人の息は、合いやすかったのではないかとも思うし、試合の組み立ても出来る大塚は、播戸や山崎とは違うエッセンスをチームにもたらせる可能性があったからだ。
しかし、基本的には楽しみなメンバーが先発として出てきた。
改めて見てみると、最終ラインと2トップは経験豊富なメンバーを揃え、経験値の低い中盤のメンバーが試合に出ても大崩れしないようなバランスが考えられた布陣だった。
そこに例え消化試合とはいえども、「負けてもいい」ではなく、「勝利」を手に入れる意識が伺える。
西野監督とは、そういう人だと改めて思うのだ。
布陣だけを見てみると、今回の試合の見所は5点あったように思う。
- DFリーダーとしての中澤の適性
- 高木のガンバサッカーへの順応度合い
- パクの右SBとしての見極め
- 若い中盤の可能性
- 宇佐美がどこまで通用するのか?
- サブメンバーのゲームコントロール力
そして試合開始のホイッスルは吹かれたのである・・・
Vol.2へ続く
(明日以降もちょっとづつ書いていきますね^^)
posted by じゃんぼ^^ |00:00 |
2009 ACL |
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2009年05月22日
Vol.1からの続きです。
昨日の書いた記事が全部消えるショックから立ち直りました。
もっかい書くぜ!(笑)
4.レアンドロの離脱
肉離れで最大6週間の離脱となった、我らがエース。
もちろん痛い。
ここまでのチーム得点王であり、リーグの得点王でもある彼の離脱が痛くないわけはない。
しかし、これは逆にチャンスだと私は思う。
まず何よりも、チョジェジンをコアとした攻撃の組み立てに集中して取り組める。
ここまで、チョジェジンも7ゴール決めている。
チョジェジンのゴールを見てみると、広島戦のロングシュートと柏戦のスルーパスからのゴール以外は、全てサイドからのクロスボールを中央で決めている。
彼が得点と言う部分で最も力を発揮するのは、やはりサイドからのクロスボールなのだ。
レアンドロと決定的にその部分が違う。
しかし、これまでのG大阪は残念ながら、90分の試合の中でレアンドロを優先した攻撃の組み立てをしてしまっている。
その最大の理由は、彼がG大阪のパサーと相性が良いからだ。
もう一つの理由は、今季苦しんでいる両SBの攻撃力低下にある。
今の下平と橋本は、共にビルドアップに関しての貢献はあるものの、サイドを崩す為のアプローチがどうしても良い時に加地と安田のコンビに劣ってしまっている。
サイドからのクロスボールも少なく、その意図もチョジェジンの好むボールではないケースが多い。
レアンドロがいない今こそ、サイドからチョジェジンへ渡す為のクロスボールを供給する組み立て方法を確立しておくべきだ。
そうしておく事で、レアンドロが戻ってきた時に、G大阪の攻撃バリエーションは大きな幅を持つ事が出来る。
チョジェジンを中止とした攻撃を構築する上での問題点はいくつかあるが、集約すると両SBの上がりを引き出す為のタメを、チョジェジンを経由して作れていないと言う部分に集約される。
まずは、ポストプレーヤーとしてのチョジェジンへのボールの渡し方だ。
チョジェジンは背負っているマーカーを引き離す動きの質が良くない。
ガンバのパサーからボールを引き出せていないのだ。
元々、生粋のポストプレーヤーとして、チョジェジンは多少のマーキングを気にすることなくポストプレーをこなす能力があるし、今までの彼もそうプレーしてきた。
その為、傾向として中央に構える事が多い。
しかし、ガンバのパサーには、その位置はパスを出すにはリスクが大きいと判断されてしまっている。
その場所でボールを失えば、守備への切り替えも必要になり、多くの運動量を奪われてしまうし、パスの成功確率が高いと判断しにくいのだろう。
この問題は、互いに信頼関を築けていない事にある。
その部分は、本来話し合いで解決できるレベルのような気がする。
しかし、それをやっていないから、会話しなくても相性の良いレアンドロにパスが集まる傾向があるのだ。
チョジェジンは、ガンバのパサーからどうすればパスを引き出せるのかを考え、そして話し合うべきだし、ガンバのパサーもチョジェジンにその動きを要求しなければならない。
同時にチョジェジンから、多少マーキングが付いていても、「絶対にポストプレー」ができるから、もっと信頼してどんどんパスを送って欲しい。そして、そのフォローを早くして欲しいとガンバ選手に言うべきだ。
これが出来るだけで、ガンバのパス回しの位置がもう少し高くなるはずなのだ。
もちろん、チョジェジンのポストプレーが失敗する事もあるだろう。
しかし、それは仕方がない。
すぐに攻守を切り替えればよい。
大切なのは高い位置でのボール回しが出来ると、それだけ両SBも上がりやすくなり、サイドに起点を築きやすくなるはずだ。
そうすれば、クロスボールの数は増えていくだろう。
ポストプレーを完遂したチョジェジンは、後は貪欲なハンターとなって、送られてくるボールをゴールにねじ込む事に集中すればよい。
それが、チョジェジンを最も活かす事の出来る理想形だと私は思う。
また、G大阪の選手があげるクロスボールに関しても、一つ注文がある。
それは、アーリークロスでも構わないからどんどんゴール前に入れるべきだと言う事だ。
ガンバの選手はとかく綺麗に崩そうとする傾向がある。
サイドも綺麗に崩してからでないと上げずに後ろに下げてやり直す事が多い。
しかし、チョジェジンにそんな良質のボールは必要ない。
必要なのは、ゴール前のエリア周辺、それもチョジェジンが位置している前方に送るという事だけだ。
そこに相手DFがいるかいないかはあまり関係ない。
チョジェジンなら、その選手の頭上や鼻先に体をねじ込んでゴールを狙える。
これだけできれば、私はレアンドロ不在を感じさせない攻撃力を手に入れる事が出来るように思う。
これがチョジェジンの使い方のベース。
その上で、彼のポストプレーを使って中央突破する方法や、彼をフェイクにしてもう一人のFWや2列目の選手がゴールを狙う為のスルーパスをする攻撃があっても良いと思う。
大切なのは、レアンドロがいるとその改善ができにくい事だ。
誰だって、楽でリスクの低い方を選択してしまう。
しかし、それでは、彼を獲得した意味は半減してしまう。
今がチャンスなのだ!
もちろん、それ以外にも3番手FW争いもあるだろうし、若手の野心も楽しみだ。
5.遠藤の疲労という安易な結論
特別この浦和戦での遠藤のプレーが悪かったとは思わない。
けど、ここ数試合の中で、彼のプレーに関して、劣化傾向にあると指摘するサポやブログ、コメントが増えているような気がする。
おそらく、そう思われているのは2点にあるのではないかと思われる。
一つは、プレースキックの精度が悪い点、もう一つは不要なファウルを多い点だ。
プレースキックの精度が落ちてきているように感じるのは、FKでの得点がない点と、想像以上にCKやセットプレーからの得点が奪えていない点がそれを証明しているのかもしれない。
確かに疲労もあるのかもしれない。
しかし、この時点でそれほど疲労があるのだろうか?とも思う。
違う要因も探してみようと思いついたのが、今季から新しくしたデサント社製のスパイクだ。
遠藤のプレースキックは、今までにないような明らかなキックミスも多くなってきた。
弘法筆を選ばずという諺があるが、とはいえ、スパイクのちょっとした変化が繊細なボールタッチに影響している可能性を感じてしまう。
デサント社と1年近くかけて共同で開発したスパイクではあるが、もしかしたら、しっくりいってないのではないだろうか?
スパイクの共同開発を行うなら、そのスパイクに関して契約上、大きな声で不満を言えないし、昔のスパイクに戻す事もできないのではないだろうか?
もしかしたら、水面下で改善が繰り返されているのかもしれない。
もちろん、事実はわからないが、安易に「疲労」という部分に集約させてしまうと、遠藤にとって、「実は違うのに・・・」という余計なストレスに繋がりかねないので、憶測100%の推論をあえて述べてみた。
また、もう一つの問題である不要なファウルだが、これは遠藤の守備意識の向上が引き起こしているように感じる。
遠藤は、昨シーズンの終盤から、比較的守備に関してもしっかりプレーするようになっている。
インタビューでも語っているが、日本代表でも攻撃と同等くらいにまで守備意識の比重を高めている。
そして今季も、加地や明神の負傷もあって、ボランチでの先発が多い。
必然的に、守備時にもしっかりと守備をするようになっている。
しかし、元来彼は守備に関する専門的なスキルが高いわけでも、守備的なプレー選択の判断基準のベースとなる経験値が豊富にあるわけではない。
そのギャップが、不要なファウルと言う結果に繋がっているのではないだろうか?
ただ、この点は、怪我人の復活と共に軽減されるのではないかと思われる。
加地が戻ってくれば、橋本と明神という絶妙のバランサーが中盤に揃い、遠藤の守備時の負担も減るはずだからだ。
これに関しても、安易に「疲労」しているからだと決め付けてしまうのは良くないのではないだろうか?
もちろん、日本代表も兼ねる彼には、余裕のあるオフも過ごせていないし、疲労はあるのかもしれないが、その疲労との付き合い方もここ数年で改善されている点もあるはずだ。
広い視点での可能性を考えておくのも悪い事ではない。
レビューは以上です。
それにしても、この浦和戦で、敵将のフィンケから賞賛されましたね。
ウチのサッカーと監督の判断力が。
どうも、ウチのサッカーや監督は、オシムさんを始め、理論派の老将に好まれる傾向があるようです。
フィンケ監督が、敵将を褒めるのは初めてなのではないだろうか?
志向するサッカーの質は多少違うのだが、その考え方やチーム作りは、彼らの好みなのだろう。
まぁ、色んな意味合いも含んでいるのかもしれないが、なんか悪い気はしなかった(-.-)
とにかく、レビューの冒頭にも書いたが、浦和とG大阪。
私はこの対戦に対して、「ナショナルダービー」という言葉を使う事を遠慮しているが、歴史を重ねていく中で、いずれはその名称にふさわしい両雄の対決であり続けて欲しいと切に願う。
少なくとも、NHKの中継開始の冒頭の映像は「宿命の対決」と言う表現に見合う思い入れを湧き起こさせた。
是非、次のホーム万博での試合で、彼らをぶっ倒したいと思う。
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2009年05月20日
なんとも表現しがたい試合やった。
色んな見方が出来ると思う。
ある人は、国内最高レベルの試合と感嘆し。
ある人は、浦和の輝かしい未来予想図に思いを馳せ。
ある人は、G大阪のエース離脱を嘆き悲しむ。
ある人は、山田直輝を絶賛する。
ある人は、浦和がG大阪を多くの面で並んだと評し。
ある人は、浦和がG大阪をすでに凌駕したと評する。
ある人は、・・・・etc
私は、どれもある程度正しい指摘なんだろうなと思った。
2008年10月22日のACL準決勝2ndLegがやはり特別な試合だったように、この試合での対戦もやはりこの2チームにとって、ある種の特別な意味合いが見えた試合のような気がする。
後で、最後の言葉でも述べようと思うが、浦和とG大阪の2チームの対戦は、この試合もそして過去の試合もそうであったように、私にとって常に特別な感慨を湧き起こさせるような、意味を持つような試合であり続けて欲しい。
それでは、試合を見て感じた事を色々書いてみたい。
1.浦和が選択したサッカーは間違っていない
先に言っておくが、私は他クラブの藤口社長を好きでも嫌いでもない。
しかし、2008年10月22日に目の前で見た浦和のサッカーの凋落を引き起こしたのが彼であるというなら、2009年5月16日に見た浦和のサッカーもまた、彼の任期中に実施された経営施策の結果だろうと私には思える。
なんというか、サッカーチームのトップの責任の重さを改めて感じさせられた。
藤口社長は、浦和の歴史上、最も苛烈な非難に晒された経営者の一人だろう。
昨シーズンの埼スタでの最終戦でのブーイングは、一人の身に浴びせられるブーイングとしては、私が知る限り最大のボリュームだった。
しかし、彼と信藤はフィンケを連れてきた。
少なくとも、浦和の英雄だったギドとの関係を冷却させてまで、フィンケを招聘した。
その選択が間違いではなかった事は、少なくともこのG大阪戦ではっきりしたと思う。
そして、彼の任期中にもう一つ、大きな改革が実行に移されていた。
それがユース選手の育成だ。
昨年の浦和ユースは、圧倒的な強さ、それも魅力的なアタッキングサッカーで高円宮杯を制した。
その中心にいた選手2人が、今の浦和サッカーの核を成している。
それもおそらくは、この先数年に渡って、核となるであろう選手なのは、間違いない。
もう浦和のサッカーが、原口元気と山田直輝なしには成立しがたいレベルにあるのは、一目瞭然だ。
そして彼らはまだ、18歳なのだ。
このG大阪戦の試合内容は、フィンケの招聘とユース選手の育成のどちらが欠けても実現しえなかったはずである。
この試合だけでなく、今シーズン見せている浦和のサッカーは、彼らのサッカーをより魅力的で、現代的なものへとステップアップさせているのは間違いない。
2.G大阪が見せたサッカー
この日のG大阪のサッカーは決して「攻撃的」であったわけではなく、「ポゼッションサッカー」であったわけでもなく、「パスサッカーの真髄」を見せたわけではない。
私はG大阪が付いている「攻撃的」や「徹底したパスサッカー」といったイメージを最近、本当に煩わしいと思っている。
G大阪のサッカーは、過去色んな障害にぶち当たってきた。
時に、ベタ引きした相手にスペースを消されて得点が取れなくなったり...
時に、連戦の疲労により、パスワークをベースとなる走力やフィジカルが奪われたり...
時に、シーズン途中でエースストライカーやがいなくなったり...
時に、シーズン途中でチームのキーマンが怪我をしたり...
時に、相手チームに研究されて簡単に勝てなくなったり...
それらの障害を一つずつ克服していく中で、選手の入れ替えと共に、そのサッカーの質も変化してきたのだ。
基本的に、G大阪の(西野監督の)サッカーの絶対目標は、「常に試合をコントロールしている」事にある。
その「コントロール」と言っているのは、常に主導権を握っている事なのだ。
極論するなら、その為には、特定のスタイルに固執しないのが、G大阪のサッカーだと私は理解している。
ポゼッション率を高めたサッカー
カウンターを狙うサッカー
1点を守りきるサッカー
追加点を貪欲に奪いに行くサッカー
中央突破を図るサッカー
サイドを崩してクロスボールからゴールを奪うサッカー
どのサッカーもできるようにして、常に主導権を握り続ける。
それが、西野監督が目指しているサッカーの本質だと私は思う。
この浦和戦では、運動量で勝り、オートマティズムに優れる浦和のサッカーに対して、試合の状況に応じて、カウンターを狙いにいく場合もあれば、ゆっくりボールを回して攻撃を組み立てるサッカーも見せたし、粘り強く守り抜くサッカーも実践していた。
そして、結果的に優勢だった浦和相手にスコアレスドローという最悪でない結果を得たのだ。
これだけの事を実行する為に、G大阪は多くの負け試合、悔しい敗戦を喫してきた。
そして同時に、感動と涙の勝利も手に入れてきた。
この試合で浦和相手に「パスサッカー」の先生役となる事はできなかったが、G大阪のサッカーが最悪のものではなかったとも思うのだ。
むしろ、G大阪のサッカーの引き出しのいくつかを見せた試合だったと私は感じている。
3.G大阪のサッカーの未来
この試合で見た、浦和のサッカーは、素直に素晴らしいものであったと思うし、是非この方向性で強化して欲しいと思う。
しかし、そのサッカーを羨ましくは思わなかった。
G大阪も昔、類似したサッカーを実践した経緯もあるし、そのサッカーで勝てなくなった時期も経験している。
浦和にもそのサッカーでもっと経験を積んでもらって、常に国内最高峰の戦いを見る事のできるチーム同士でありたいと思う。
しかし、今回の対戦で、浦和に対して強烈な羨望感を抱いたのは、やはり今後の核となる若手選手が台頭している事だ。
G大阪にも下平や安田などレギュラークラスの若手はいる。
ただ、彼らがG大阪の核となるポジションの選手ではない。
対して浦和は、若手育成に定評のある指揮官がその前評判に違わぬ手腕を発揮し、見事な世代交代を実現させている。
山田と原口は、18才にして、このレベルの試合を経験しているのだ。
しかも、強烈なインパクトを残してである。
彼らは今後も起用され続けるだろう。
若く柔軟な時期に莫大な経験値を得ているのだ。
対してG大阪はどうか?
才能ある若手の名前は、常にユースから出てきている。
ユース年代での実績も浦和に引けを取らない。
しかし、未だ核となる世代交代はまったく実現できていない。
家長も、倉田も、寺田も、丹羽も、平井も、植田も、横谷も、星原も、岡本も、・・・・・
未だ誰もG大阪のスタメンに食い込めていない。
原因は色々あるのだろう。
直接、トップチームに上がった若手を見れていない私には、詳しくはわからない。
しかし、確実に言えるのは、浦和にはその核となる選手が出現し、G大阪にはそれが見えてこない事だ。
そして、遠藤や橋本、山口、明神、加地が永遠の存在ではないと言う事だ。
浦和とG大阪の試合が今後も、素晴らしい対戦である為に、若手の台頭がないという状況は危機感しか覚えない。
G大阪の至宝と歌われる宇佐美が、本当にG大阪というチームで育てることが出来るのか?
家長のケースを見ても、不安は尽きない。
サポの多くも不安に思っているはずだ。
先日のサポたーミーティングでも質問が出ていたのがその証拠だ。
私は、ユースの試合も見てきたが、宇佐美が原口に比べて劣るとは思わない。
なのに、片や原口は開幕スタメンを勝ち取り、宇佐美はベンチにも入れない日々。
原口は、トップレベルの実戦経験を着実に積む中で、宇佐美はその機会すら与えられない。
結果を出し続けている西野監督やチーム強化部、ユースの育成部門に不満はない。
しかし、ワールドスタンダードをベテラン選手だけで実現する事が本当にチームにとっていいのだろうか?
目標とするサッカーのレベルを目指すあまりに、この先、5年や10年後のG大阪像を示せないなら、彼らに「NO!」を突きつける勇気も必要なのかもしれない。
以前もブログで書いたが、完成を夢見る新スタジアムのスタメンが、もし今のメンバーと大差ないというのは、冗談以外の何物でもない。
2012年は3年後の話だ。
是非、金森社長には、その部分も含めて、舵取りをお願いしたいし、サポもその視点を、見てみぬフリをして、スタジアムの完成や目先の勝利のみを求めてはいけないと思う。
監督の指導方針が育成を阻害していると判断するなら、監督は変えるべきだし、監督の育成方針を乗り越えられない選手ばかり、育成しているなら、ユース部門の育成方針を再検討すべきだ。
その判断は、サポには絶対に出来ない。
その見極めができるのは、若手のそばにいるチーム側の人間だけだ。
先日のサポーターミーティングでは、「現状維持で問題なし」という回答だった。
何を持って、「問題なし」とするのかについては、回答されていない。
浦和との対戦が今後も魅力的である為にも、G大阪にも同じ様に台頭する若手が出てこなければならないと、改めて強く感じた。
Vol.2へ続く
・・・今日は疲れたので、明日書きまーす^^;
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2009 リーグ戦 |
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2009年05月15日
いやー、朝の通勤電車の中で、思わず叫びそうになったわ。
レアンドロとルーコンの件ですよ。
昨日、祭りをぶち上げた翌日に、胃腸炎って。。。(-.-)
その後は、色んな人のブログやニュースを漁り、とりあえず、今日の練習には参加してたという情報は得ました。
ほんまかどうかは、知らんけど、シジクレイたんのお誕生日会にて、もらっちまったとかいう噂も出回ったりして。
さすが前夜際。
サポをハラハラドキドキ、楽しませてくれはりますわ~(-.-)
ただ、レアンドロがいなくたって、ルーカスがいなくたって、今のガンバなら全然問題ない!
・・・って、思いたいな。
1.浦和相手のルーコン不在がキツイ
とはいえ、レアンドロとルーコンのどちらがいないと痛手かというと、私はルーコンの離脱の方が痛い。
確かにレアンドロの代わりがいるわけではないけど、チョジェジンも合ってきたし、ブラジルコンビがいない方がチョジェジンは活きるような気もします。
前節は播戸もゴールを決めて、変なプレッシャーからは解放されたやろうし、裏を狙ったり、スピードでかき回したり、前線からの守備もやるし、ガンバのパサーとも相性が良い。
決定力はレアンドロに劣るかもしれんけど、そこは仕方がない。
そういう意味では高さと強さのあるチョジェジンが離脱していた方が、屈強な浦和DF相手だとはるかに痛かったはずです。
しかし、ルーコンの離脱は痛すぎる。
今のガンバにとって、ルーコンと言う安定した預け先の存在と、フィジカルを活かした献身的な守備力が無くなるのは、特に浦和相手には痛手すぎる。
今季の浦和は、ボールへのプレッシャーをとても強くかけてきます。
そのプレッシャーに負けずに、フィジカルを活かしてボールを安定的に保持できる預け先は、浦和戦ではとても貴重なはずです。
誰が代わりに出るのかはわかりませんが、ルーコンほどの預け先にはなれないだろうと思います。
明日の試合展開として、ガンバの最終ラインから2列目へのパスの出し所に困るというシーンが出てくる可能性があります。
もしくは、強引に出したパスを浦和のプレッシャーで奪われて、逆襲を食らうケースでしょう。
こういうシーンを防ぐには、運動量を増やし、少ないタッチ数でボールを回すか、チョジェジンに当ててポストプレーかこぼれ玉を攻撃に繋げるかだと思います。
しかし、チョジェジンのマーカーは確実に闘莉王でしょうから、そんな簡単にチョジェジンにボールが収まるとは思えません。
やはり、早いパス回しができるかがポイントでしょう。
コンディションも悪くないはずですから、そこは期待してます。
・・・とはいえ、ウチのチームは、どうせ最初の浦和のハイプレスに受けに回るスタンスから始まりそうな予感しまくりやわ(笑)
その勢いに押されて、先制点を献上して、そっからエンジンかかって打ち合いみたいなバカ試合になって、3-2とか4-3とかのスコアを希望(爆)
2.慢心するべからず。
昨日も書いたけど、勝ってるとはいえ、今のガンバが完成されたという表現は早いと思います。
何よりも連勝してきた対戦相手をよく見て欲しい。
FC東京・大分トリニータ・山東魯能・柏レイソル
一体どのチームが強かったと言える?
リスペクトは必要ですが、どのチームも下位に低迷し、自分達のサッカーをまったく構築できていないチームばかりです。
アウェイの山東は、アウェイであることに苦労はしましたけど、山東のサッカーの質が高かったわけではない。
むしろ、遠藤がいなくなった事で、山東のサッカーの未熟さが際立ったほどです。
FC東京は、2点目を取れた事を喜んでたくらいのチーム。
大分は、ガンバも苦しんだパンパシの後遺症で、去年の堅守が完全に崩壊していたチーム。
柏は、天皇杯での戦いが嘘みたいに弱体化したチーム。
ガンバ戦後の、サポのネガティブキャンペーンは凄まじいものでした。
ガンバが勝利し、得点を奪い、自分達のサッカーが出来てきたと表現したのは、所詮その程度の対戦相手です。
しかし!
浦和は違います。
変革途中の浦和は、怪我人がいるものの、モチベーションも高く、サポの期待値も去年とは比べ物にならないほどです。
プレスを強化し、ボール回しの質も向上しつつあります。
エジミウソンも活き活きしています。
山田と原口は、今の所、フィンケサッカーの最大の具現者です。
彼らが、最も4-4-2に必要な動き、パス回しを行っているのは、一発でわかります。
今までのようなテンポのパス回しや運動量が簡単に通用すると言うような慢心だけは避けて欲しいと思います。
ガンバのサッカーは、ワールドスタンダードを目指しているハズです。
是非その高みを目指す姿勢をこそ、浦和に見せ付けて欲しいと思います。
3.とはいえ、ビビッてんじゃねぇ(-_-メ)
慢心はあってはなりません。
しかし、今の浦和に過剰な警戒心も不要です。
私は、今の浦和のサッカーには、1つの問題点があると思っています。
展開力やゲームメイクできるボランチがいない事です。
今の浦和のサッカーの質は、良い時の柏のサッカーに少しパスワークが加わったレベルだと認識しています。
惜しみない運動量で相手を圧倒し、奪ったボールを素早く前へ運ぶ。
足元ではなく、2列目や3列目の選手もどんどんスペースに飛び出してくるようになった点が最大の変化です。
だから、パスの出し所が増えたと言うのが、浦和にパスサッカーへの兆しが見えるようになった理由だと思います。
そのボールを前へ運ぶ方法やスペースへの入り方を最もよく理解しているのが、前述の若手2名なんです。
しかし、残念ながら、浦和のボランチは阿部と鈴木がで形成されていますが、彼らはプレイメーカーではありません。
浦和のサッカーにコンダクターがいないのが、彼らのサッカーを柏レベルから上がってこない理由なんです。
浦和対策としては、この両ボランチにプレスをかけるのが有効なのではないかと思っています。
そうする事で、山田を中心として前線の選手に良い状態でボールを渡させないようにすると同時に、そこでボールを奪ってショートカウンターを仕掛ける事も出来ます。
但し、前提となるのは、彼らがリトリートしない事です。
今年の浦和はリトリートしての勝利を目指していないはずなので、真っ向勝負をしてくるなら、その方法がよいかと思います。
まぁ、他にも彼らの判定に関する過剰な反応を利用してイライラさせるだとか、カウンターに対して未だに戻りが遅い点を利用して、あえてリトリートしてみるだとかありますが、大事なのは先制点かなとも思います。
先制点をガンバがとれば、私はガンバが勝つと思います。
あー、妄想が膨らみます(笑)
止まらないので、今日はこの辺で。
ではでは。
posted by じゃんぼ^^ |22:00 |
G大阪ニュース |
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