2008年04月21日

さわやかな幕引き【競泳】

男子バタフライの山本貴司選手が引退を表明しました。

男子バタフライのメダリストは1956年(S31)の石本選手以来
まさに第一人者でした。

シドニーの後1度競技を離れたがアテネ前に復活しメダリストに。
その後また競技を離れたが、2006年に再度復活し
4大会連続出場を目指していた。

1m78cmと体格的にとても恵まれているとは云えないが
彼の泳ぎは上下の動きがとても少ないことが
世界に通用してきたのだと思います。

また、水泳は個人競技だと思われていますが
どんな競技も同じ仲間でのチーム意識がありますし
トップバッターの調子が良いと、チームとして波に乗ります。
競泳代表のキャプテンとしてチームをまとめ
彼がいたからメダルが取れた、そんな話も聞いたことがあります。
チームとしては彼はまだまだ必要だったかもしれません。

同じベテランでも年齢的に少し下の女子バタフライの中西は
上下動が大きく、泳ぎに改善の余地がありましたが
見ていて彼の泳ぎは本当にキレイで完成されている
そんな感じがしていましたし
1年のブランクは結果的に大きく影響したのではないでしょうか。
若手が伸びてくる間の1年は
簡単には取り戻せなかったように思えます。

ここまで書いてきて、ふと柔道の野村忠宏選手が頭をよぎりました。
彼もケガやオリンピックの後に復活を繰り返し
4大会連続出場を目指したが、今回落選しています。

ベテランになってからのブランクというのは
想像以上なのかもしれません。
もちろん、彼らにとって必要な時間であり
その時間が無ければモチベーションを保てなかったでしょうが
彼らが競技を離れなかったら、代表になっていたかもしれない
そんな気さえします。

オリンピックの競泳は日テレ、TBS、テレ朝が放送するので
明日から山本さんの争奪戦が始まるでしょう。
まずは解説者としての山本さんに注目したいと思います。

posted by asever |00:40 | コメント(0) | トラックバック(1)
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