2010年08月22日

中国サッカー疑惑、捜査はかつての名審判へ

  中国サッカー界の重鎮らが次々と逮捕された八百長事件。その代表格ともいえる南勇容疑者(中国体育総局サッカー管理中心の元主任)の裁判を控え、司直の手は、すでに引退した審判員にも及んでいることが分かった。北京青年報が伝えた。


  捜査当局は、引き続き、各スーパーリーグと甲リーグ(それぞれ日本のJ1とJ2)を対象に、会計書類の押収などの捜査を行っている。今のところ、これは、すでに拘束されているクラブ幹部らが当時、審判員に行った贈賄行為についての証拠収集であるとの見方がされている。
 

  この際、捜査員はクラブの経理関係者に対して、一つ一つの会計処理について、「いつ、誰が誰に対して」支払ったものであるかを明確にするよう要求。以前からすでに「公然の秘密」とされていたクラブチームによる審判員の買収について、ようやく具体的な捜査が入るもので、今後、捜査範囲は広がってくるものと思われる

  またクラブチームへの捜査に加えて、引退した審判員にも捜査の手は及んでいる。その中には、リーグを代表する、かつての「名審判」も含まれているという。
 
 これにより、今回の「八百長事件」はさらに複雑化することになる。
 

 ここ数日のリーグ戦では、スタジアムでのサポーターの暴動騒ぎが頻発し、一方ではクラブチームの給与未払いもいくつか起きている。
 

 あらゆるところに“きしみ”が出ている中国サッカープロリーグ。新体制が目指す「根本的な改革」がどこまで出来るのか、見守りたい。

posted by asa8043 |07:20 | サッカー |
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2010年08月19日

卓球・王励勤が引退否定「ロンドン五輪目指す」

  かつて卓球王国・中国を引っ張ってきた王励勤(32歳)がうわさされていた引退を否定。「2012年ロンドン五輪を目指したい」と改めて強調した。17日午後に行われた記者会見で語った。


  今シーズンは13勝10敗で、勝率も男子7位と結果が出ていない王励勤(世界ランク6位)。5月のモスクワ世界選手権団体戦のメンバーにもはずれ、コンディションも悪かったことから、引退が取りざたされていた。だが、17日の中国スーパーリーグでは自身が所属する上海チームは四川に3勝2敗で勝利。自らも「売り出し中」の日本のエース、水谷準を3-1で破り、上機嫌な中での「現役続行宣言」となった。


  記者会見の中で王励勤は「選手はみんなロンドン五輪に出場したいと願っているし、もちろん私もその中にいる。状態は決して良くないが、これまでずっと言っているように引退はしない。」ときっぱり。
 

  有力選手が軒並み出場する中国オープン(蘇州・19日から)では、「高いレベルの中で改めて自らを鍛え直したい」と語る王励勤。中国代表の劉国梁ヘッドコーチも「自らの力を証明する場にしてほしい」とこの大会がロンドン五輪への挑戦に向けた“第一歩”であることを強調した。
 

中国オープン
     34カ国232人が出場。男女単複、U21男女単が行われる
     世界ランキング20位中、男子16選手、女子17選手が参加
    することになっている。18日に行われた抽選会でノーシード
     の王励勤は王ハオ(世界ランク3位)と同組に。

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posted by asa8043 |07:44 | 卓球 |
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2010年08月15日

北京五輪の象徴が「お役御免」・・・

  北京五輪の数々の名勝負を見守り続け、閉幕後も大会の熱気を伝え続けてきた「象徴」が元の場所から姿を消すことになった。

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  北京五輪で開閉幕式・陸上・サッカーなどの会場となったメインスタジアム「鳥の巣」の聖火台が敷地内への移転決定。移転先は、スタジアム北東側の補助グラウンド脇だ。五輪金メダリストの名が刻まれた碑とともに、広場を囲むように置かれるという。移転は今年中の予定 。

 聖火台は全長32メートル、重さ45トンで直径は最大で12メートル。遠くから眺めていたときは、それほど巨大なものとも思わなかったが、移動には大変な労力が伴う。外側は特殊なカーボンステンレス製で、1285枚の赤色の板が組み合わさってできている。建設時も「秘密裏」に一枚一枚を人の手で運んで作ったが、今回の移転の際も、同じことが必要になるというわけだ。しかも、一枚一枚、形状が異なり、正確に組み立てる必要があるため、それぞれに番号をふっておくという。
 
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スタジアムの建設風景


  また、移転後は、筒の中にある点火装置等を抜き取り、形を「細身」にする作業も行われる。担当者によると震度8にも耐えられる構造になるとのこと。
 

 そして、場内の「跡地」には「空中回廊」を建設することが決まっている。これは観光用で、壁は透明になって、18メートルの高さから、鳥の巣の場内と、外のオリンピック公園の風景を眺めることができる。こちらも年内に完成する予定。


posted by asa8043 |09:54 | 北京五輪 |
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2010年08月12日

フィギュア趙宏博「結婚式で金儲け」に反論

  フィギュアスケートペアのバンクーバー五輪の覇者、申雪・趙宏博(中国)が来月4日、北京首都体育館で開く「氷上結婚式」。一般公開もされ、チケットの最高価格は1080元(約15000円)と高額。プライベートな「結婚式」と「興行」が一体化しているのは事実であり、一部には「結婚式の名を借りた金儲けではないか」との批判が起きている。
 
  これに対して、北京の夕刊紙「法制晩報」が趙宏博の声を伝えている。そういった声は「誤解」だというものだ。

  趙宏博の説明によると、9月4日に行われるのは、あくまでも国際大会レベルのフィギュアの大会であり、「氷上結婚式」はあくまでも、大会の中の一部のプログラムに過ぎないという。時間も15分程度であり、チケットはあくまでも大会の観戦のためであり、結婚式の「列席券」ではないというわけだ。

  フィギュアスケートは、中国ペアの活躍により、少しずつ国内での認知度が高まってきたが、それでも日本・韓国に比べるとまだまだ。五輪など競技としてはともかく、「ショー」としてのスケートは認知度が格別低い。これに対して、「引退後、何かできないかと思っていた」という趙宏博は国際フィギュアショーに何度も出演した経験を生かして、自分たちで大会のブランドを作り上げ、より多くの人に注目してもらうことによって、フィギュア文化を根付かせたい・・・そのために、自分たちの結婚式を大会中に行うことで、多くの人たちに関心をもってもらいたい・・・これが「氷上結婚式」を企画した意図だと説明する。
 

  また今回のチケットからは一枚当たり10元(150円ほど)の寄付が行われる。将来的にフィギュアのジュニア年代育成を目指す“「氷天使夢想」育成計画”を設立するためのもの。これによって、奨学金やスケート場を開設し、次世代の選手を育てるのが目的だという。
  

  そもそもは申雪・趙宏博がプロデュースして実施する「アイスショー」が主であり、「氷上結婚式」はあくまで演出の一つであったにもかかわらず、そちらがメディアで大きく取り上げられ、まるで「結婚式」がメインであるかのような、主従逆転のイメージを与えたことが今回の批判につながったのだろう。あるスポーツ記者によると、メインのスポンサーは決まっているものの、それだけでは足りず、プロデューサーである趙宏博もスポンサー探しに奔走しているという。 


  中国では、五輪や世界選手権など、競技レベルの大会ならばフィギュアも大きな関心が払われるが、フィギュアの「興行」はあまり一般的でなく、成功させることはそう簡単ではないだろう。ただフィギュアの本当の発展のためには、他のスポーツと同様、「間口」を広げて、より多くの人に関心を持ってもらい、「すそ野」を広げていくことであることはいうまでもない。

  申雪・趙宏博は現在、すでに自らの主宰するフィギュア教室を開き、ジュニア年代が誰でも門をたたけるような環境を作ろうとしている。

  「不毛」と言われた中国フィギュアでさまざまな困難を克服し、世界に挑戦を続け、ついに頂点を極めた二人・・・次に挑戦するのは、フィギュアの「市場拡大」と「ファン層の開拓」であり、今回の「氷上結婚式兼アイスショー」は、その“第一歩”なのだ。
  

posted by asa8043 |07:43 | 氷上競技 |
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2010年08月08日

メッシは出る?きょう鳥の巣でバルセロナ戦

 きょう8月8日は中国スポーツにとって大切な「体育の日」、北京五輪の記念日だ。開会式が行われた20時(日本時間19時)のキックオフで、地元ファン待望のカードが行われる。

 中国スーパーリーグ(日本のJ1)の地元チーム・北京国安とサッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナの一戦。バルセロナにとっては韓国に続く、アジアツアーの一環だ。

 ここで大きな話題になっているのが、中国人サポーターの間でもファンの多いメッシの出場。4日に行われた韓国Kリーグ選抜との親善試合では、違約金覚悟で「顔見せ程度」の出場しかなかったが、もし同じことをすれば、「鳥の巣」のファンは黙っていないだろう・・・。

 これについて、中国の新華社は「メッシは出場決定 ゴールに期待」との見出しで報じた。5日、現地で記者会見を行ったジュゼップ・グアルディオラ監督が出場を「確約」したというものだ。

 またメッシ自身も「かつてアルゼンチン代表として北京五輪を戦った場所。一人のサッカー選手として再度ピッチに立ち、最高のプレーをみせ、できればゴールを決めて、職責を果たしたい」と述べた。
 
 主催者との契約では、メッシは30分以上の出場が必須となっている。
  
  FCバルセロナ広報によると、ここ3、4年で中国のバルセロナサポーターは6倍以上に増えているという。その巨大アジア市場の更なる開拓のために企画されるアジアツアー。「興行」である以上は、中国のファンが心待ちにしている世界最高のストライカーのプレーを見せない・・というわけにはいかないだろう。

  ただ一方で、選手サイドにとっては、時差ぼけと過密スケジュールによる疲労であまり評判がよくない。特に今年の夏はW杯明けということもあり、オフが短く、猛暑が厳しいアジアへのツアーはコンディション調整も難しくなる。


  中国人にとって永久に語り継がれる8.8の五輪記念日。その日にふさわしいゲームが展開されるのか・・・選手のコンディションを心配しつつ、楽しみにしたい。
  

posted by asa8043 |10:21 | サッカー |
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2010年08月07日

知られざる中国スポーツ(4)

(3)「挙国体制」の完成

 国家機関「中国体育運動委員会」の設立後、地方組織の整備も進み、中央と地方の役割分担が明確化していく。

  1953年、中央体育委は共産党主導のもと、スポーツ行政の今後の方針を示した文書を発表した。「報告」と呼ばれるこの文書には中央機関は国家のためのエリートスポーツ教育、一方、地方機関は人民の健康のためのスポーツ普及を担うとの方針を示された。さらに細かくいえば、国家機関はオリンピックを狙うエリートアスリート、各国営企業の労働組合は労働者、教育機関は学生、軍事部門は軍人のスポーツ活動をそれぞれ管轄するというもの。この「階層別」の管理体制もまた中国独特のものだ。それぞれの機構は全て横並びで、共産党と国務院の指揮管轄下に入るという「中央集権体制」が採られた。

  
 この「分担」は60年代にかけて、さらに強化されていく。中央機関は徹底的にスポーツエリートの教育に特化し、いわゆる“挙国体制”とよばれるシステムを作り上げていく。一方で、地方組織には中国独特の特徴、すなわち社会の「各階層」別に、スポーツ普及の組織が異なっていく。これによって、労働者の「職工体育」、学生の「学校体育」、軍人の「軍隊体育」という概念がそれぞれの職域で発展していくことになる。それぞれ「職工体育」は労働組合の福利や健康づくりのため、「学校体育」は教育の一環として、「軍隊体育」は軍事訓練の内容として、スポーツ活動が推進されていくというわけだ。実は、この名残として「階層別スポーツ」の名残も残っている。

  4年に1度行われる全国運動会(日本の国体に相当)では各省の代表に加えて、人民解放軍が参加するし、「金融体育協会」「林業体育協会」「航空体育協会」など各業界もチームを作って出場しているのがその表れだ。
 

  さて、一方で取り残されていたのは農村だった。1956年には国家体育委が「全国農村体育工作経験交流会」を実施。農村スポーツの在り方が議論された。そして1958年からは毛沢東国家主席の指導のもと、大躍進運動と生産手段の「公社所有制」に基づく分配制度が始まる。いわゆる「人民公社」と呼ばれる地区組織を母体にした生産制度である。この「人民公社」を基礎にしたスポーツは民兵の訓練と結びついて、青年・壮年層の積極的な参加を促し、「農村スポーツ」の基礎となる。
 

  1960年代後半から文化大革命の嵐が中国大陸に巻き起こる。この時期は、中国スポーツに歴史にとって、「空白」の時間となった。特にスポーツのエリート教育は「人民大衆から離脱した資本主義的教育」であるとして批判の対象となり、中央・地方のスポーツ機関が“打倒”の対象となった。

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posted by asa8043 |08:39 |
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2010年08月02日

米大リーグが中国・体育学校で直接指導 

米大リーグが中国の青少年を指導・・・

  米大リーグによる中国青少年野球クリニックが1日、無錫にある東北塘中学(無錫市業余体育学校)でスタートした。新華社が伝えた。
クリニックには13歳前後の60人が参加。米国から派遣された5人のコーチの下、3週間の合宿生活を送る。


  そのうち16人は同校の生徒で、44人は全国から選抜されて集められた。このクリニックを通じて、選ばれた20人前後が東北塘中学に入学することができるということで、実質的な「入学試験」となっている。
  

  東北塘中学は1948年創立。2008年8月に野球とソフトボールの強化校に指定され、同地区の体育学校と“合併”し、中国が推し進める「教体結合」のモデル校となった。生徒数は1055人で、ほとんどは日本でいう中学生だが、一部に小学生・高校生も入っている。生徒たちは週3回の全体練習をこなしながら、全日制の学校教育も受け、大学入試「高考」も目指す。

posted by asa8043 |07:24 | 野球 |
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