2010年07月31日

世界大学野球、中国は日本にコールド負け 監督「僕も打てそうにない」

 第5回世界大学野球選手権大会の第2日、予選ラウンド3試合が31日、神宮などで行われ、第1回大会以来久々の出場となった中国は、初戦で日本と対戦。0-15の6回コールドで敗れた。

 
 中国・先発の夏康男は初回、伊藤に中前適時打を打たれ、日本が先制。2回は三者凡退に抑えたものの、3回に伊志嶺の適時三塁打などで日本が3点を加点。四回は伊藤の2試合連続本塁打など8連打で7点を挙げて、試合が決まった。

 夏は丁寧にコーナーを突いていこうという意識は見られ、1,2回はゲームを作ったものの、打者一巡してからは、「球筋を見極められ(夏)」、甘く入ったストレートをはじき返された。夏は「惨めな結果」と振り返るものの、8連打をくらった4回は「勉強になった。今後の経験にしたい」と、甘く入ったコースを見逃してくれる中国国内の野球との違いを実感しているようだった。

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先発・夏 ピッチングになったのは初回と2回・・・



 また2番手として登板した姚望は、監督によると国際試合初登板。国内のCBLでも数試合の登板があるのみだそうで、初の大舞台となった。こちらも今後のいい経験となるだろう。


  6回には日本で中学まで育ったという董事が登板したが、ストレートが全く通用せず、4点を奪われて、コールド規定の15点目をとられた。
 
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3番手で登場した董事 


 打線はヒット1本のみ。故障で代表辞退した沢村(中大)に代わって、先発した野村が気合の入ったピッチングを展開して、とても連打が出る状況ではなかった。続く加賀美、中後もしっかり締めて、試合後、張監督は「私にも打てない球だった」と語った。
 

談話・張玉峰監督

 「この結果(コールド負け)はある程度予想していた。1,2回だけでいえばまずまずだったが、9回まで野球ができず残念。3回以降は日本の強さが見える試合で、私自身も非常に勉強になった。

 ピッチャーの夏もよく投げたが、日本の打力は非常に高かった。4回に7点を取られてからは、気持ちも切れてしまった。

 だが、収穫もあった。2番手の姚望は国際試合初登板。国内でも年間1,2試合くらいの登板だけだったが、まずまずのピッチングを見せてくれた。また捕手のハオ国臣は持ち前の強肩で、盗塁を刺す場面もあった。

 (CBL上海チームで構成される)このチームはこれだけ大きな舞台で戦うのは初めて。この試合を通じて、バッテリー、攻撃面、守備面、走塁面など非常に勉強になった。


―――日本の3投手について

 いずれも素晴らしいピッチャーだった。今回の打線には140キロ台を打てる選手はいない。きょうの試合は速球に負けたといえるだろう。最速では150キロ出ていた。私でもこの球は打てない。(笑)

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張玉峰監督 惨敗にも「収穫はあった」と笑顔も





posted by asa8043 |23:22 | 野球 |
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2010年07月29日

申雪・趙宏博「氷上挙式」チケットは100元から 録画中継も

 21日、中国アイススケート協会の記者会見上で発表されたアイススケート申雪・趙宏博ペアの氷上結婚式。

 9月4日に北京首都体育館で行われる予定で、浅田真央、プルシェンコらが出席する豪華な「アイスショー」だが、すでにチケットの発売も始まっている。

 中国のチケット販売大手「中国票務在線」によると、チケット価格は100元(約1500円)からで、180元、280元、380元、580元、680元、880元、そして最高価格は1080元となっている。

 ショーの開始は9月4日19:30。

 テレビ局、上海東方衛視が技術支援を行っており、音響等を担当する。また9月11日夜に同チャンネルで録画中継される予定。

主な出演者:プルシェンコ(ロシア)
            浅田真央(日本)
            アレクセイ・ヤグディン(ロシア)
                ステファン・ランビエール(スイス)
                ジョニー・ウィアー(米国)
                ホウ清&トウ健(中国)
                張丹&張昊(中国)

posted by asa8043 |07:27 | 氷上競技 |
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2010年07月28日

アノ人が監督・・・世界大学野球で中国代表が会見

第5回世界大学野球選手権(30日開幕・神宮ほか)に出場する5カ国・地域の代表が28日、東京都内で記者会見した。

このうち、大会2日目に日本と対戦する中国の張玉峰監督は「日本・韓国・キューバに学ぶためにきた」としたうえで、「最大限の力で臨みたい」と語った。

今回の中国代表は中国野球リーグの上海ゴールデンイーグルスのメンバー。大会規定では、「28歳未満の大学生又は大学出身者」となっており、全員が上海にある華東政法大学の学生、もしくは出身者として登録されている。華東政法大学は27日まで上海で行われていた第6回中国大学生野球リーグの優勝チームで、中国の強豪大学の一つだ。

主な選手は以下の通り。

 夏 康男(投手)
        2009年のワールド・ベースボール・クラシック中国代表
 張 俊(投手)
        2006年のワールドベースボールクラシック中国代表
 董 春華(内野手)
        北京五輪・中国代表
 ハオ 国臣(捕手)
        2007年アジアシリーズ中国代表

なお、監督は上海ゴールデンイーグルスの選手兼任監督を務める張玉峰氏。北京五輪の国家代表でもあり、代表チームの中心選手の一人だが、今回は若い選手を連れて、指導者としての来日となった。将来の中国野球を担う人物でもあり、強豪に挑む彼の采配にも注目したい。

posted by asa8043 |22:11 | 野球 |
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2010年07月26日

思わぬ効果も・・・中国「給与未払いクラブ」の試合は?

  選手に対する給与が18カ月分未払いだったなどして、主力選手が試合をボイコットした中国甲級リーグの南京有有が26日、ホームで瀋陽と対戦。0-1で敗れたが、ベンチ入りは18人、主力選手の一部と外国人選手もピッチに立ち、一応は「正常な試合」を行った。

  すでにクラブチーム側は5日~10日以内に未払いとなっていた18カ月分の給与を支払うことを確約。選手側は、これまでの経緯から、チームに不信感を持っており、この「確約」を決して信用したわけではないようだが、これ以上の“過激行動”は、逆に選手側にとって不利になると判断し、今回の試合となった。
 

 ただ今回の「事件」により、同チームの注目度は一気にアップ。今年最多の観客動員を記録したそうだ。(といっても300人ほどだが)。


  また、球場が市街地から離れていることもあって、足が遠のいていた地元メディアも、昨日は20社が球場を訪れ、かつてないほどの「にぎわい」になったよう。


  試合は、主力が全員ピッチに立ったうえ、非常に積極的なプレーを見せたものの敗戦。ゲーム終了後は、選手たちもかなり落ち込んでいたそうだが、100人近くのサポーターが選手バスを待ち、球場から出てくる選手たちに「がんばれ」などと声をかけた。


 メディアが改めて注目し、サポーターとの絆も深まった・・・不名誉な「給与未払い」によるボイコットも多少の効果はあったということか。
    

posted by asa8043 |08:17 | サッカー |
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2010年07月25日

中国”給与未払い”クラブが今夜試合へ

“0-10”のクラブが今晩も試合に臨む・・・

先日、給与未払いによる選手ストによって、0-10という試合を演じた南京有有が今晩、沈陽と対戦。一体どんな試合になるのか・・・“別の意味で”大きな注目を集めている。中国サッカー協会はチームのメンバーに対して直々に「二度とあのような恥ずかしいゲームをしないよう」要請を行ったという。

 沈陽戦については、南京側は規定どおり18人をベンチ入りさせることで同意しており、外国人選手も出場予定。

  サポーターらは今日のゲームについて、ネット上の掲示板などで「勝ち負けは関係ない」として、「まずは今晩の試合を見に行こう。みんなで会場に足を運び、選手たちを励まそう」と呼びかけているそうだ。

 中国サッカー協会と南京サッカー協会と連絡を取り、選手たちが正常なプレーを行うよう指導することを要請。南京サッカー協会は週末にクラブハウスを訪れ、選手たちに対して、「給与未払い問題」については責任を持って協会が解決する、との約束をした。

これに対して、選手側は、「まずはピッチ上で結果を出す」として、
試合に全力で臨むことを表明。

「カネのため」だけにサッカーをするプロ選手は決して魅力的ではない。だが、きちんとした報酬を払わず、「正常なプレー」だけを求められるプロ選手も気の毒だ。今回の「未払い事件」は
もちろんオーナー企業側の問題もあるが、何よりもサッカー協会と現地の体育局の監督の問題でもある。もし、これまで与り知らぬことだったとしたら、彼らは一体何のためにあるのか?また「見て見ぬフリ」をしていたのなら、「ただ働き」を求めていた企業側と全く同罪。裏で何らかのつながりがあって「知らぬフリ」をしていたのなら、中国のプロサッカー自体を揺るがす大問題だ。
たとえ今晩、「正常な」試合が行われたとしても、これでこの問題を水に流すわけにはいかないと思う。

posted by asa8043 |17:55 | サッカー |
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2010年07月24日

中国、スメルツに逃げられる

  12日に中国スーパーリーグの山東魯能と契約したばかりのニュージーランド代表FWスメルツが失踪・・・。わずか4日間で、帰国していたことが分かった。現在も明確な理由は不明・・・。すでにチーム側はFIFAへの提訴の準備に入っている。
 

  今月12日、魯能は豪州Aリーグのゴールドコーストと30万ドルで移籍契約を締結。14日の青島戦には豪州サッカー協会の移籍許可が下りなかったとやらで出場はなし。16日の練習にも姿を見せず、17日午前に行われた新外国人の発表記者会見にも出場せず、「異変」が判明した。
 

  ニュージーランドのメディアによると、先週初めにはすでに帰国し、「ゴールドコーストのサポーターもヒーローの帰国を喜んでいる」と報道。頼みのクラブ関係者は「すでにスメルツと山東魯能との問題。我々とは関係ない」と突き放しているという。
 

  結局、ニュージーランドのヒーローに試合前から逃げられる結果となった山東魯能。その理由についてチーム関係者は「スメルツの代理人が裏で条件のいい別のクラブを見つけた可能性がある」と指摘。「スメルツの来中後、別のクラブと断続的に折衝していた」という証言もあるそうだ。
 

  その「別のクラブ」について、中国メディアからは様々な憶測が出ていて、そのうちの一つが中国スーパーリーグの「北京国安」だといううわさもある。

  その理由は、以前、中国企業がスメルツが所属していた豪ゴールドコーストの買収を企てたことがあるそうだが、その中国企業が“中信集団”傘下の企業。“中信集団”といえば、スーパーリーグの「北京国安」を所有している。その関係から、黒幕は国安では?というわけだ。
 

  これに関しては魯能の関係者も「スーパーリーグで優勝経験のある北方のクラブチームでは?」と暗に匂わしており、下手をすると、「山東」と「北京」の大クラブ同士の紛争に発展しかねない状況となってきた。 
 

  ある新聞メディアの見出しが面白い。「スメルツがプロでないのか、それとも中国サッカーがプロでないのか?」

posted by asa8043 |21:19 | サッカー |
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2010年07月23日

中国・給与未払い事件、親会社がチーム所有を放棄か

中国サッカー甲リーグの南京の選手が給与未払いでストライキしている問題で、江蘇省同チームの親会社「斯威特集団」(地元の民営ハイテク企業)はチームを手放すことを表明した。今後は南京市サッカー協会が直轄で所管することになるという。地元メディアが伝えた。

今のところ、チームは引き続き、リーグに残留し、試合日程を消化する見込み。ただ仮に週末までにチームが18人の選手を揃えられない場合は、出場資格を取り消す可能性もあるとしている。ただ「すでにチームは破たん状態にあり、速やかに“破産”させるべき」などの関係者の声も上がっている。

未払いの給与は計700万元あまり(約1億円)とされる。

地元の記者がチームのクラブハウスを訪ねたところ、選手・コーチとも「かん口令」が引かれ、まったくの無言。フロント上層部は依然として行方不明という。唯一、施設のガードマンが口を開き、「僕の月給は600元(約9000円)。でもすでに未払いが6000元もたまっている」と語り、給与未払いが選手だけでないことが分かったそうだ。
 

posted by asa8043 |07:31 | サッカー |
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2010年07月22日

中国プロサッカー「0-10」の試合に驚きの理由

  昨日、広州で行われた中国サッカー甲リーグ(日本のJ2)の広州-南京の試合。南京は0-10で敗れ、中国プロサッカー史上最多点差での敗戦となった。この“珍事”について、一時、「八百長」疑惑がメディアやサポーターから湧き出たが、どうやら違うことが判明・・・実は選手たちの「ストライキ」が原因だったというのだ。
 

  実はこの試合にベンチ入りしたのはわずか12名。サブは控えのGKだけという状況だった。そしていずれも、ほとんど試合出場経験のない若い選手たち。さすがに甲リーグといえども、これでは大量失点のゲームとなるのはやむを得ない。そして、主力の選手たちはというと、地元・南京に残って、給与支払いの交渉中だったというから驚きだ。主力の一人、崔光浩によると「すでに18カ月分の給与、3年分のボーナスが払われていない」ため、ストライキを決行したという。
 

  ただ、このチームの給与をめぐるイザコザはすでにかなり前から始まっていた。今年5月、給与未払いを続けていたチームの上層部が「失踪」して連絡がとれなくなり、選手たちが南京市体育局に仲裁を求めて「直談判」を求めるという事件があった。そのとき、上層部の役員は6月30日までには支払うと約束。しかしその日に結局、給与は支払われず、「今後は試合・練習とも参加しない」との声明を発表していた。
 

  また2004年にも長期の給与未払いにより選手がストライキするという事態が発生している。
 

  さて、問題の「0-10」の試合後、クラブの上層部は全く連絡をとれず。いまだに選手側との話し合いには応じていないという。選手側も態度は頑なで、「この問題が解決しない限り、今後の試合には出場しない」と表明。


  だが、それにしても1年以上も給与未払いを続けるような「危険な」クラブを放っておいたサッカー協会も不可思議だ。経済状態がここまで悪化しているクラブをリーグに残していたは、クラブ上層部や南京市スポーツ当局との何らかの利益関係があったのでは・・・と疑われても仕方がない。


  単なる「消極的な試合」では終わらない今回の「0-10」。今後も尾を引きそうだ。

posted by asa8043 |22:58 | サッカー |
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2010年07月21日

羅雪娟が米留学へ それぞれの「引退後」

  先日、北京大学で学生の米国留学に向けた壮行会が行われた。

  そのメンバーはそうそうたるもの。アテネ五輪女子平泳ぎ100mの羅雪娟、シドニー・アテネを制した女子テコンドー67キロ超級の陳中、アテネ女子レスリング72キロ級の王旭などなど・・・。

  いずれも五輪の金メダル級アスリートとコーチ20人で構成される同大学のいわゆる「金メダルクラス」の会である。

  羅雪娟など9人が留学するのは米国最大級の規模を誇るウィスコンシン州立大学。ここでコーチングやイベント管理、そしてもちろん英語の勉強を12月15日まで行うことになる。

  この「留学プログラム」は北京体育大学院と国の留学基金が協力して行ったもの。これだけ大規模な送り出しは史上初ということだ。

  彼らは今後、毎月1100米ドルの奨学金を受けながら、キャンパス生活を送ることになる。
 
  
 これは今年4月、国務院が定めた「運動員の文化教育と職業保障を強化するための指導意見」に基づくもの。

  中国スポーツ当局はここ数年、アスリートの教育水準の向上と職業指導を強化する方針を示している。児童期から選抜され、体育学校などでスポーツに特化したエリート教育を受けてきたため、競技人生が終わった後の「つぶし」が効かないアスリートが多く生まれている。世界選手権レベルの大会で優勝していながら、スポーツとは全く無関係なアルバイトで生計を立てる元選手については、数年前、大きく報道された。

  国家がアスリートを育てているにもかかわらず、競技人生が終わったらポイというのは無責任・・・というわけだ。
 
  今回の留学は、元アスリートに国際感覚とより科学的なスポーツ知識を身につけ、その後の人生に役立ててもらおうというもの。これまでは卓球の鄧亜ビンなどごく一部の“超一流”アスリートにだけ許されていた「ご褒美」だが、ちょっとだけハードルが下がったことになる。
 
 
  一方、北京五輪で中国体操の一時代を築いた楊威、李小鵬、黄旭の3人の「その後の人生」も情報が入ってきた。いずれも引退後は国家代表がコーチとして残ってほしいと慰留をしたということだが、3人とも、それを固辞。
 
  黄旭は故郷の江蘇省に帰って省体操センターの副主任として「官」の道へ。楊威は「子供と一緒に過ごす時間を」と家庭優先の生活に戻り、「改めて自分の行く先を考えたい」としている。また李小鵬は1年間、米国に渡って英語を学ぶそうだ。
 

  以前は、アスリートが引退後は即、「コーチ就任」もしくはスポーツ官僚への道を歩んでいくことが多かった。だが、その「枠」は決して多くはなく、人間関係や「時の運」がなければ、まともな進路を得られないこともままあった。

  だが、激烈な競争社会の中国で、学歴を持たない元アスリートに対する扱いは厳しく、ごく一部のスター選手以外は、厳しい「その後」を強いられた。

  だから、少しずつではあるが、楊威のように「充電期間」を置いたり、留学でさらに自分を磨く機会を与えられるようになってきたのは、中国スポーツ界の大きな変化でもある。
 

  ただもちろん現状で、その恩恵に預かれるのは、運と実力を兼ね備えた、ごく一部の一流アスリートだけ。アスリート全般の“その後”に関してはまだまだ解決しなければならない問題も多い。

  競技者としてはトップレベルまでいけなかったが、指導者として、また管理者として、優れた才能を秘めた元アスリートは多い。またスポーツとは無関係でも、その過程で養った力が企業や地域の活力となることは誰もが認めることだ。だが中国におけるアスリートの「使い捨て」の現状では、彼らを拾い上げて、国全体の発展に生かしていくことは非常に難しい。
 
 今回の「金メダルクラス」の“ご褒美”留学にとどまっていては、中国スポーツの改革は進まないだろう。

posted by asa8043 |07:29 | 北京五輪 |
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2010年07月19日

飛び込み女王が現役続行宣言

 常にスポーツ界、芸能界に話題を振りまき続けている飛込みの「お騒がせアスリート」郭晶晶が現役続行宣言した。

 きのう西安で行われた企業のイベントに出席。相変わらずスポーツ記者と芸能記者が入り混じる取材のなかで、まずは「結婚観」を語った。

「私は幸福な結婚と過程を夢見ています。自分の家を水のように心地いいものにしたいなって。でも今はまだ結婚を考えてはいません」

 郭晶晶といえば、香港の大富豪との“結婚間近”が伝えられて久しい。北京五輪後はようやく結婚か・・・と思われていたが、まだ先のようだ。

 五輪後は、ほとんど「休眠」状態に入っていた郭晶晶。その一方で、CM出演など芸能活動はどんどんと増え、その芸能分野での活躍は、かつての「飛び込み王子」田亮を思わせる。

 それに対し、郭晶晶は「いつまで現役を続けられるか分からないし、それは私だけが決める問題じゃない。デモ今は引退も芸能界入りも考えていない」ときっぱり。

なら、一体どうするつもりなんだ・・・と、最近の郭晶晶の宙ぶらりん状態を見ていると、本当に結婚するのかも分からなくなってくるのだが・・・そんな「外野」の雑音など気にせず、今後も「女王」はマイペースに世間を煙に巻いていくのだろう・・・。
  

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posted by asa8043 |16:42 | 飛び込み |
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2010年07月19日

中国サッカー「韋迪改革」の全貌

中国サッカーの「韋迪改革」の具体的方針が示された・・・。

17日、秦皇島足球学校で開催された国家体育総局の会議で韋迪主任(会長)が3つの改革方針を示した。要旨は次の通り。

①	中国スーパーリーグ(日本のJ1)の運営組織を完全に民営化する

②	「プロリーグ偏重」の志向を変え、「頂点となる国家代表」と「青少年の育成」を強化の中心とする

③	毎年100名以上のジュニア世代を海外に派遣する


(1)プロリーグ運営の完全民営化

  中国サッカーの現状を打破するきわめて重要な改革の一つといえる。現在、中国スーパーリーグの運営会社は“半官半民”であり、役員もサッカー協会や体育総局の官僚が兼任している。

 韋迪氏は、来年をめどに、これを完全に民営化し、「政企分離」を目指すことを改めて強調した。新会社について、“委員会形式”を取り、会長は外部から招へいするとした。

 また幹部は体育総局やサッカー協会の役員を兼ねることができないとし、仮にそういった官僚が就任することになっても、総局や協会とは「一切の関係を断つこと」を要求するとした。

 そしてその他の各部署の責任者も外部から招へいし、「現代企業制度にのっとった管理」を行うとしている。


   
(2)「プロリーグ偏重主義」の改革

 韋迪氏は国家体育総局のサッカー管理中心(サッカーの統括機関)の職務があまりにもプロリーグの運営に偏っていることを指摘。国家代表や青少年の育成に十分な人材が振り分けられていないとの現状認識を示した。

 国家代表については、ドイツ代表の技術スタッフは30人いるのに対し、中国はわずか1人。設備も十分でなく、韋迪氏は「その他の競技に比べて20年以上遅れている」とした。例えば、対戦チームの録画さえも撮影できず、「CCTV(中央電視台)からVTRを借用している現状」だという。

 今後は国家代表について、以下の10点を掲げた。
①総合的な“サッカー集団”の形成 
②充実したスタッフ(情報・技術・医療・評価)の形成 
③国家代表の5年計画策定 
④各年代の代表チームの到達すべき技術レベルを明確化 
⑤指導者の研修制度の充実 
⑥外国人コーチのスカウティング 
⑦各地域の体育部門との協力 
⑧各年代の代表チーム同士の風通しを良くする 
⑨練習方法の質向上 
⑩国家代表の新しいイメージの確立


(3)青少年の留学計画

 ユース世代は「学校(中学・大学等)サッカー」「専門サッカー」「職業サッカー」に分けて考える。今後は「大学リーグ」の設立をはじめ、アマチュアが参加する「サッカー協会杯」、企業のクラブチームが中心の「企業リーグ」、青少年年代の「ユースリーグ」などを実施。「サッカーは都市のスポーツ」と位置づけ、重点を「都市部」と「学校」に置く。

 「学校サッカー」については「健康増進」を主な目的としつつ、その中から「才能ある選手を見つけ出す」とのやり方を進める。韋迪氏は、「6歳から13歳の子供は心身の健康こそが目的であり、クラスごと、学年ごと、学校ごとの活動の中にサッカーを置く」としたうえで、その「発展形」として地域、全国レベルの試合へと進んでいく・・・という形を理想とした。

 また全国運動会(日本の国体で4年に1度開かれる)、地域運動会(その地域版)といった国内主要大会にU20,U18など年代別を導入する。また年間20試合から30試合の年代別の代表試合を実施。現在の体育学校やサッカー学校も活用し、各年代に適したトレーニングを行っていく方針を示した。

 そして韋迪氏の「目玉政策」といわれる「100人留学計画」については「今年中に必ず実施する」と断言。現在、各企業の協賛も集まっていると自信を示した。

これらの「韋迪改革」が本当に実現するのか・・・中国サッカー再生に向けた「本気の取り組み」がなされることを期待したい。

posted by asa8043 |00:23 | サッカー |
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2010年07月18日

蒼井優似?中国・金メダリストがタレントオーディション番組出演へ

  「飛び込み」のアスリートといえば、女王・郭晶晶が有名。だが、同じ飛び込みの金メダリストがタレントオーディション番組に出演することが分かり、波紋を呼んでいる。

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オーディション番組に挑戦・・・桑雪さん


  アイドルのオーディション番組「非同凡響」に出演するのは、シドニー五輪の10mシンクロナイズド高飛び込みの金メダリスト、桑雪。同番組は浙江衛星テレビが今月23日からスタートするスカウト番組で、湖南テレビの「超級女声」の「二足目のわらじ」を狙ったもの。


  この第一回の出場者15名が7月17日に発表され、その中に、桑雪の名前が入っていたというわけだ。桑雪はすでに2006年に歌手としてデビューしているが、マネージャーとの金銭トラブルや借金問題などが表ざたになり、またタレントとしてもぱっとしない。


  桑雪はこの出演について、「母親が心臓病を患い、その治療費を稼ぐため」と説明。引退後、芸能活動がうまくいっていない彼女は、この番組を機に、「もうひと旗」挙げたいというわけだ。

 
 桑雪は1984年天津生まれの26歳。10歳から飛び込みを始め、1998年3月に国家代表に選ばれた。16歳で出場した2000年のシドニー五輪では10mシンクロナイズド高飛び込みで金メダルを獲得。これは天津市勢初の金メダルでもあった。2004年に大学に進学した後、2006年にレコード会社と契約。同年12月と翌年4月に新曲を相次いで発表した。


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posted by asa8043 |12:19 | 水泳 |
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2010年07月17日

中国サッカー首脳「W杯開催国立候補すべき」に思う・・・

 中国サッカーのトップが2026年サッカーW杯開催への挑戦を明言・・・。南アフリカW杯の視察を終えた韋迪氏が記者団の質問に答えた。共産党系の北京青年報が伝えた。

 韋迪氏は「南アフリカで国家の団結力と自信を深める姿を見た」として、「中国が開催国に立候補しない理由はない」と語り、「今がその時だ」と付け加えた。

 また「中国はすでにインフラ面で、開催の条件を満たしており、加えてソフト面の充実、国民の期待感も十分だ」との認識を示し、中国サッカー協会として、国家体育総局に対し、近日中に「ゴーサイン」の報告書を提出すると述べた。
 
 さらに、立候補する大会について「2014年のブラジルのあと、2018年は英国かロシアでの開催が有力。さらに2022年は米国だろうから、中国は2026年大会が最適」と分析。ただ同じアジア地区の日本や韓国が2022年立候補を表明している。
 


  さて、確かに北京五輪で都市部のスポーツインフラは飛躍的に向上し、W杯クラスになったことは間違いない。北京市内のみならず、全国各地で大型スタジアムの建築が相次ぎ、中国経済が成長を続けるとともに、今後もまだまだ施設の充実が進むだろう。
 
 またサポーターたちの「サッカーを見る目」も非常に肥えている。「ファンの成熟度」を数字などで比較することは難しく、そう安易に分析できないが、私の感覚として、サッカーに十分な知識と愛情を持って観戦している人の数は、日本に劣らず・・・いや日本よりも密度が濃い気がする。
 
 ただ国内サッカーの抱える様々な問題点や不正についても、このブログ記事で伝えてきたとおり。サッカー汚職事件の主犯とされる南勇の初公判は8月に予定されており、どれだけの「真実」が明らかになるか注目されるが、いずれにしても、サッカーが官僚たちの「利権の温床」になっている現状、そして国内プロリーグがあまりにも「未成熟」な状況で、中国にW杯を開催する資格があるとは思えない。

 いやもちろん、欧州や南米の強豪国で、サッカーがどれだけクリーンかといえば、そうは言い切れない側面もある。ただ、彼らには長年培ってきたサッカー文化と土台があり、中国のゴタゴタとは明らかに異なる。

 「W杯待望論」が熱心なサポーターの中に生まれることは当然だし、豊富なスポーツインフラを逆に持てあますスポーツ当局としては、「北京五輪の次」という花火を打ち上げて、国民に新しい目標を示さなければならないのは分かる。

 ただ、今この状況のなかで、開催国に名乗りをあげることには疑問を感じる。
 
 まずは「未成熟」な中国サッカー界が、その内面から「まともな」体質へと生まれ変わらなければならない。それにはまだあと少しの時間を要する。

 そしてアジアサッカーを日韓とともに作り上げていく立場を担ってほしい。そこから自然とW杯開催国への道が開ける。その期間が16年では短すぎると思う。


 
  

続きを読む...

posted by asa8043 |07:37 | サッカー |
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2010年07月16日

卓球選手育成でスポーツ局と大学が連携へ

四川省体育局は15日、西華大学とアスリート育成について協定を結ぶことになった。新華社が報じた。

協定には主に3つの内容がある。
①	四川省と西華大学が男女ラグビーの合同チームを作ること
②	西華大学に男女テコンドーの選手育成を委託すること
③	西華大学を卓球の若手育成拠点とすること

となっており、要はラグビー、テコンドー、卓球で人材発掘を共同しておこなっていこうというものである。

 西華大学はここ数年、国内外の卓球、テコンドー、チアリーディングの各大会で上位の成績を挙げており、すでに「省代表」の育成機関となっているが、その連携を更に強めようというもの。


 体育当局が進める「スポーツを学校へ返そう」という動きの一環でもある。このような個別競技における「省スポーツ」と大学との連携は各地で進んでおり、大きな流れにもなっている。
 
 西華大学は2003年に四川工業学院と成都師範高等専科学校が合併してできた重点大学。今月18日には大学生卓球選手権、29日にはテコンドー全国大会が同大学で開かれるなど、スポーツの盛んな大学でもある。
        

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  • 卓球

posted by asa8043 |08:18 | スポーツ行政 |
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2010年07月15日

知られざる中国スポーツ(3)

(2)国家スポーツへの傾倒

  1952年、中国は建国後初めての五輪に出場した。このヘルシンキ五輪は日本が第2次大戦後、久々に参加したものであり、またソ連が初めて参加し、米国に次ぐ2位となる71個のメダルを獲得した大会としても知られている。


  この華々しい国際スポーツの舞台で、当時すでにアスリートを国家が育てる体制を敷いていたソ連が次々とメダルを獲得し、国際社会の称賛を浴びているのを横目にみた中国は国家宣伝としてのオリンピックの有用性に気付いた。そして、これを機に、ソ連のアスリート育成システムに習い、中国の「エリートスポーツ」の仕組みがスタートするのだ。
 

  そのために参考にされたのは当時のソ連の「ステートアマ」育成システムだった。「ステートアマ」とはプロとして報酬を受けないものの、国家から報酬や身分保障をしてもらい、競技に専念できる環境を整えられたスポーツ選手を指す。


  政府はヘルシンキ以降、国家機関として中央体育運動委員会(のちの国家体育総局の前身)を設立した。これまでの“スポーツの分権化”路線を転換する出来事といえる。これ以降、スポーツと国家が大きく接近していくことになる。


  ただここで、興味深い点が指摘できる。

  
  たしかに強力な国家機関が出来上がったが、なぜか建国当初に設立された「中華全国体育総会」は廃止されなかった。


  これは次のような事情がある。ヘルシンキ五輪後、政府はスポーツが単なる宣伝道具というだけでなく、外交の道具としても重要だということを認識していた。西洋諸国はすでにこのころから「非政府」のスポーツ協会が“スポーツ外交”の中心となっており、中国も「非政府」的な窓口を残しておく必要があった。そのため、実質的な管理は国家機関が担うにしても、名義だけでも「中華全国体育総会」を残しておく必要があったというわけだ。


  これは地方組織も同様だ。競技別に作られたスポーツ協会の役割も「中央体育運動委員会」を頂点とする行政組織に取って代わられたのだが、やはり名目上は「協会」が残される結果となったのだ。現在も、「中華全国体育総会」のもとに67のスポーツ協会が活動を続けている。


  この“二重構造”は中国独特であり、実に半世紀以上たった今でも残っているのは興味深い。たとえばサッカーは「国家体育総局」のサッカー部門と「中国サッカー協会」の二重管理体制となっている。いずれも実質的なトップは同一人物であり、(現在は韋迪氏)上層部のメンバーはほぼ似通っている。限りなく同一組織に近いのだが、スポーツという“民”の分野に“政”が介入する不都合な現象がたびたび起きる。代表チームの選手選考や監督について、スポーツ官僚が自らの出世や評価のために、きわめて短期的な視点で人材探しをするということが、現実的に起きているのだ。これが中国スポーツの発展を阻害している要因にもなっているのは事実だろう。

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posted by asa8043 |15:35 | 論文 |
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