2010年06月30日

W杯、中国専門家「日本ファンになった」「自信なかったのが敗因」

  120分の激闘の末、引き分け。PK戦の結果、日本の初の8強への挑戦は潰えた。PK戦は、次試合に進むチームを決める”残酷な”くじ引きであり、コイントスよりましなもの・・・という程度。120分でゴールを決められなかったのは残念だが、「くじ引き」に外れた日本代表は、胸を張って帰国してほしい。

さて、北京時間夜10時に試合開始と観戦には絶好の時間帯だったため、中国サッカーファンも「アジア最後の砦」の戦いぶりを見守った。試合を見ながらチャットで語り合える「新浪ネット」の特設ページでも「よくやった」「あの精神を中国も見習うべき」などと肯定的なメッセージが並んだ。


  中国サッカー界の専門家も続々、評論を発表。


  中国を初のW杯出場に導いたミルティノビッチは「日本の選手は強く、また組織がしっかりしていた。最後は運。だが日本はすでに世界の8強」と称賛。

  一方で、元中国代表の郝海東は「日本とパラグアイの実力差はなかった。足りなかったのは“自信”。積極的にいく時間帯が遅すぎた」と評論。欧州・南米に対する「心理面での劣等感」がアジアサッカーの弱点だと述べた。
 
  同じく元中国代表の範志毅は「私はすでに日本サッカーのファンになった」と手放しの絶賛。今大会を通じて、「日本サッカーの理念や思想」「長期的な計画」が優れていることを実感したとして、「我々の学ぶべきは日本」と述べた。

posted by asa8043 |07:42 | サッカー |
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2010年06月29日

中国の「八百長」笑えない・・・日本の力士「賭博」が意味するもの

「八百長疑惑」や上層部の賄賂などに揺れる中国サッカー。だが日本もお隣の国を笑えない。

 いつもは中国スポーツを扱うこのブログだが、今回は日本の相撲界における「賭博事件」について、書いておきたい。

 私が地方局アナウンサー時代、地元高校出身の琴光喜を何度も取材する機会があった。アマ横綱として鳴り物入りで角界入りした時、初土俵での勝利、幕下での優勝・・・十両となり「関取」となった瞬間・・・私の中での琴光喜は巨漢だがシャイで控えめな「力士らしからぬ」男というイメージだ。その彼が連日、「悪玉」として報道されるのは、誤解を恐れずにいえば、「いたたまれない気持ち」だ。だが、「悪」は「悪」だから仕方ない。今や門外漢の私は、報道で流れてくること以上のことは分らないから、多くのことを評するわけにはいかない。

処分は 「除名」または「解雇」ということで、彼が土俵を永久に去ることは確実。本当ならば、「年寄」として、引退後も、相撲界に貢献していく逸材なのに、本当にもったいないし、彼をアマ時代から見守ってきた一ファンとして、やるせない気持ちでいっぱいだ。

 さて、私は7,8年前、あるモンゴル人力士に密着して取材をしたことがあり、その縁で、相撲界の状況を門外漢ながら、見る機会があった。そこである幕下力士に教えてもらったことがある。

ちゃんこを囲む席。それは「力士の日常」について取材しているとき。「相撲取り共通の趣味は「賭けごと」なのだ・・・と少し小声になっていう。

「みんな賭けごとが大好きなんですよ」・・・

 十両以上から破格の給料がもらえ、大関になれば、月給200万以上。加えて、支援者などから、様々な形で「支援」を受け取り、幕内力士になれば、「お金がありあまる状態」となるそう。

 巡業などのときは、トランクに札束を入れて、付き人に持たせて現地に入り、夜は日がな「賭けマージャン」に興じるのだそうだ。「なぜ?」という私の問いに対し、彼は「それくらいしか金の使い道がないから」と答えた。マイホームを買うではなく、車の運転は許されていない・・・株に投資するだけの知識は持ち合わせていない、というのだ。

 ちなみに、ある人に聞くと、「外国人力士は賭けごとをしていない」という。給料のほとんどは祖国に送金しているからだそうだ。そういえば、引退した朝青龍、白鳳といずれも横綱は外国人力士。琴光喜が「標的」になったのは、「賭けごと力士」のうち、番付最上位だったから・・・なのか。

その取材のときは野球賭博の話は聞かなかったが、私もなんだか半信半疑、何だか遠い別世界のことのような気分で、この話を聞いていた覚えがある。

 相撲取りといえば、弟子入りから、厳しい稽古の毎日。出世したあとも、稽古と取り組みに追われ、力士たちは強いストレスのもとにあるのは想像に難くない。以前、歯科医の友人が、年に一回、ラスベガスに行って、「散財」するのがストレス解消・・・なんて言っていた。毎日、極度の緊張下で、細かい手作業を患者に施すストレスは「賭けごと」でしか解消できない・・・というのだ。

 もちろん、賭博を肯定することはできないし、憎むべき犯罪行為だ。「ゲーム感覚だった」とはいえ、日常的に、しかも破格の大金を「悪の娯楽」に費やしていたことは、「国技・相撲」を担う”相撲取り”として決して許されない。

だが、このような「お金の使い方を知らない」力士たちが多くいることを「相撲界だから」と放っておいた私たちにも責任がある。相撲界のよからぬ状況は、私が知っているくらいだから、まともな記者や相撲界に縁のある人なら、公知の事実だったはずだ。ここ数カ月、大きく報道されている暴力団との関わりもしかり。

相撲を「国技」として頂く以上、これらの不祥事は、我々の社会全体の責任として捉えなければならないし、メディアはより重い責任を負わねばならない。そして何より、暴力団との関わりを「知らぬふりをして(いたに違いない)」相撲界と密接な関係を築き、その放送権や映像権利を「既得権化」していたNHKの責任は重い。

次の名古屋場所は傷だらけの状態で実施される。NHKからすれば、仮に場所が中止となれば、毎日3時間の放送枠に穴が空く。その対応は、来月初めに行われる相撲協会の理事会、評議員会の結果を見て、とのことらしい。仮に中継するとしたら・・・暴力団と関わりがあった演歌歌手を出演させなかったその「倫理観」との整合性はどうなるのか。

いやNHKだけの問題ではない。今や「相撲界だから」「芸能界だから」と反倫理的行為が許されない社会となっていることは間違いない。そのことに、ようやく相撲界が気づき、そして彼らを取り巻く我々メディアをはじめ、市民が、「これを放っておいてはいけないのだ」と気付いた・・・それが今回の一連の事件がもたらしたものといえよう。 


posted by asa8043 |22:01 | 相撲 |
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2010年06月27日

馬琳問題、不可解なカネの流れを弁護士が暴露

離婚問題が、中国スポーツを揺るがす問題に発展?
中国卓球のトップ選手、馬琳と女優・張寧益の離婚問題で、ポータルサイト新浪が妻側の弁護士との接触に成功したとの報道。それによると、両者の離婚はすでに合意に達しており、あとは財産分与の問題のみとのことだ。裁判所は、馬琳に対し、7日以内に財産の総額を明らかにするよう求めたという。
 ただ問題は「金メダル内定」発言と1200万円の高級車の行方。
特に「金メダルに内定」発言は大きな波紋を呼んでいる。

弁護士によると、問題となっているのは広東省にある豪邸。これはスポンサーが「五輪金メダルの報償品」として送られたものだという。

ところが、この豪邸の登記は2004年6月。アテネ五輪は2004年8月に行われており、馬琳が男子ダブルスで金メダルをとったのは8月23日だ。つまり、金メダルを取る2ヶ月前に、その「賞品」である豪邸の登記を済ませていたということになる。これについて、法廷で馬琳は「どのみち僕が金メダルをとるから、家は僕のものだから」と答えたという。このとき、妻側は「大会前に誰が金メダルを取るか分かるわけない。結果が決まっていたとでもいうの?」と問いかけ、馬琳は「とにかく、これは優勝者がもらうものなんだ」と強引に語った・・・そんなやりとりがあったとのこと。

どうやら、「金メダルに内定」というのは、妻の張氏の憶測発言で、馬琳が直接証言したわけではなさそうだ。

だが、あまりにも不可解な不動産の行き来。調査によると、馬琳は5つの家と3台の車、そして2000万元(約3億円)の預金を持っているという。もちろん、トッププレイヤーである以上、一流の生活をすることに異議はないが、「不可解なカネ」はスポーツマンシップに反すると思う。

馬琳は元々、試合が思い通りいかなくなると、コートでの態度が悪くなるなど、フェアプレイ精神に欠けているとも言われていた。だが、コートの外ではもっとお行儀が悪かったということになるのだろうか・・・。

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posted by asa8043 |00:13 | 卓球 |
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2010年06月26日

中国・卓球王が仰天発言「金メダルは五輪前から私で決まっていた」

アテネ、北京で金メダルを取り、「お家芸」卓球で一時代を築いた中国・馬琳がとんでもない離婚騒動に巻き込まれている。離婚だけなら、全くのプライベートだが、離婚調停の財産分与が“泥沼化”。さらに、馬琳が法廷で「私が金メダルを取ることは内々では決まっていた」などと発言したとされ、卓球界全体を揺るがす事件に発展しそうだ。

馬琳は2004年8月、女優の張寧益と結婚。北京五輪後の2008年12月に別居状態となり、離婚調停がスタート。この際、最大の問題は、金メダリスト・馬琳の持つ多額の財産の分与問題となった。

妻側によると、馬琳は自己の財産を次々と不可解な経緯で処分したと主張。広州の別荘を格安で売却したり、高級車をコーチの妻名義に移したりという行動を取ったという。

23日に行われた離婚裁判の後、この「財産の不可解な経緯」について、張寧益が会見し、法廷でのやりとりを再現。馬琳は法廷の席で、「別荘は2004年6月にスポンサーから“金メダルの報償として”別荘を受け取った」と証言したのに対し、「アテネ五輪は2004年8月。どうしてその時点で、報償を受け取れるのか」と質問され、馬琳は「私が金メダルを取ることは内々で決まっていた」と発言したという。

ただその後、馬琳はこの法廷での発言は否定。あくまで「もし金メダルを取ったら」という条件付きの契約だったと主張したという。

また張益寧は、高級車をコーチの妻名義にしていることについて、暗に「賄賂」であったと指摘。張は「車は83万元(1200万円)で購入し、その後コーチの妻名義となっている」と語っている。

これについては、国家体育総局の役員が「車は北京五輪後、スポンサーから馬琳に“格安”で販売されたもの。馬琳は世話になったコーチに、この権利を譲ったに過ぎない。確かに。最初に金を払ったのは馬琳だが、その後、コーチは車を受け取る際に、馬琳にお金を支払っている」と複雑な経緯を弁明した。

離婚裁判は当然、非公開のため、法廷での発言の真意を確かめるすべもなく、法廷外でのこの「舌戦」はエスカレート。最初は私的な離婚問題にすぎなかったが、「金メダルは内定」発言は中国のスポーツ界を揺るがすもので、大騒動に発展している。

確かに卓球は各大会での上位を中国勢が独占しており、何らかの“密約”で結果を操作することは「全くの不可能」というわけではない。これまでも、男子卓球では、この手の八百長疑惑がよくささやかれていたし、賄賂問題も実は「暗黙の事項」として理解されていた。

ただ、今回の「内定」発言は、離婚を前に「財産隠し」のため、財産を移転・処分をしていた馬琳が、その経緯を説明するために取り繕った「苦し紛れの」発言である可能性も強い。それが逆にとんでもない騒動を巻き起こしたというわけだ。(あくまでも筆者の推測にすぎない)

注目カップルの裁判・・・今後はメディアによる徹底追及が始まりそうだ。

posted by asa8043 |08:17 | 卓球 |
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2010年06月25日

W杯「枠を守った」に複雑な中国人

日本が2002年以来の決勝トーナメント進出を決めた。
ゴール前に並ぶと圧倒的に分る高さのハンディ。しかし、最高の2本のFKと気持ちでゴールまでつないだ1点で快勝した。日本で眠い目をこすりながら、観戦していたサッカーファンを十分に喜ばせ、満足させてくれる試合をしてくれたと思う。

さて一方、この日本の勝利に複雑な思いなのが中国のサッカーファン。早朝、日本の勝ち抜けが決まった後、北京の中国人ジャーナリストに電話。同じく未明の時間帯となっているにもかかわらず、日本戦を見ていた人は結構多かっただろう、とのことだ。

その心情はなかなか複雑。「日韓の“アジアサッカー”が勝利した」というグローバルな見方をする人もいないとはいえないが、日本のメディアが報道するほど、勝利そのものに喜んでいる人はいないという。それは試合後の、ネットの書き込みでも見えてくる。勝って良かった・・・という人の多くは、W杯のアジア出場枠の問題を挙げる。日韓の決勝トーナメント入りによって「枠を守った」ということへの安堵感。そして、その勝利が「枠のライバル」ともいえるアフリカ勢を下しての勝利だった点だ。一枠減れば、現時点の勢力分布図から見て、ほぼ間違いなく、中国の次回大会出場の芽はなくなる。今回の日韓の結果で、世界サッカーにおける中国の「クビ」がつながったというわけだ。

ただ同時に、中国サッカーファンの「おいてけぼり」感はますます強くなっただろう、とジャーナリストは言う。実際、前回の試合では、オランダを応援する声が強かったというし、今回もデンマークに肩入れするサッカーファンが多いという。いずれも、サッカー以前に、若い人たちが持っている日本への「嫌悪感」、そして「ライバル意識」によるもの。「日本にだけは」「韓国にだけは」負けたくない、というわけだ。そして、国内で、「八百長事件」「トップの逮捕」「協会内部の権力争い」「勝てない代表」を見せられているサッカーファンの焦燥感、一方で日韓サッカーが着実に国際的な評価を得ていく・・・それを指を加えて見ているしかないということへのイライラ・・・。

中国サッカーを抱える自分たちを客観的」にみた「枠の問題」、一方で「心情的」には「うらやましく、悔しい」という思い・・・そんな複雑な思いで中国サッカーファンはW杯を見つめている。

posted by asa8043 |07:52 | サッカー |
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2010年06月24日

サッカーファン、中国代表を訴える?

  冗談なのか、本気なのか・・・。成都に住む陳さんがサッカー中国代表を「訴えた」のだそうだ。北京の朝刊紙「京華時報」が伝えた。


  それによると、大のサッカーファンの陳さん、W杯に出場できないどころか、「賭けサッカー」「上層部の腐敗」等々、中国サッカーの相次ぐ不祥事に失望。勢い余って、裁判所に対し、「中国代表にW杯ベスト8に入らせよ」との命令を求めて、地方裁判所に訴え出たというのだ。

  中国の裁判所では、訴状を受け取ったのち、7日以内に受理・不受理を決定する。専門家によると、受理の可能性は「限りなく低い」とのことだ。


  陳さん自身もさすがにその点は分っているようで、記者の取材に対し、「たぶん受理してくれないだろう。まず中国代表そのものは法人格をもたないし、何より、私の要求は少し“無茶”だ」と意外にも冷静。

 だが、「この行動がサッカーを愛する私のやり方。この訴えを通じて世界中のサッカーファンと中国のサッカー協会に知ってほしい。我々サッカーファンは中国代表をすでに全く信用していないことを。けれども私はいつか改めて、ファンと代表チームがよりよい関係を築けることを信じている」と熱く語る。


 この「暴挙」に対して、ネットでも様々な議論が・・・。「売名行為だ」「実は訴状なんて出していない」などの声もあるが、陳さんは「それ以上に多くの支持の声が集まっている」と自身たっぷり・・・なのだそう。
 

 陳さんの話、本当かうそか・・・それとも、ふがいない中国代表を叱咤激励しようと、新聞社が送り出した「ジョーク」なのか。


  いやいや、真実か虚実か、そんなことは問題ではない。

  自国が蚊帳の外に置かれたW杯にぶつける彼らの「熱狂」は、そのまま中国代表への不満につながっているのだろうということは想像に難くないのだ。このニュースも、そんな“熱情”が生みだしたものなのだろう。
 

  中国サッカー協会の面々・・・笑っている場合ではない。

posted by asa8043 |00:30 | サッカー |
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2010年06月23日

W杯と同時開催?ビキニ美女のセクシー泥サッカー

ビキニ姿の女性たちが泥まみれになりながら熱き戦い・・・?

  中国・湖南経済電視台が19日から新番組「快楽美美向前衛」をスタート。ビキニ姿の女性たちがゲームと泥サッカーで競うという番組。

   第1回放送では湖北省からきた20人の女性が出場し、湖南省長沙で収録され、地元ではちょっとした話題となっている。

  彼女たちは、いずれもこういった収録に参加するのは初めて。芸能界を目指すタレントの卵たちがメインだが、地元大学生や公募したサッカー好きの女性も入っているという。ただし身長は1.68m~1.76m以内。体型は「痩せ型」と決まっている。
  
  最初は少しお上品にプレイしていた「選手」たちだったが、徐々にエキサイト。なりふりかまわず泥の中でタックルを決め、四つん這いになって必死にボールを追う姿が見られた。
ルールは、前半後半それぞれ7分。間に2分のハーフタイムがある。両チームとも選手交代は1人で、当然、最後にゴールを多く決めたほうが勝ちだ。泥まみれの彼女たちのために、ときどき放水が行われる。(彼女たちのためというより、水着姿を見たい視聴者のためかもしれないが)

  またなぜか、この泥サッカーの前に、さまざまなゲームが行われ、その得点が加算される。
 
 これがスポーツといえるかどうかわからないが?自国の代表が不出場にもかかわらず、大いに盛り上がる中国国内の様子が伝わる・・・ような気もする。

 ちなみに、この番組、毎週土曜日と日曜日の昼1時から放送。週末のファミリータイムというのだから、中国も開放的・・・。また番組では出場したい出場者を募集。80名の選手が必要とのこと。

写真等はこちら
http://hnetv.com/2010zhuanti/meimei/

posted by asa8043 |07:30 | サッカー |
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2010年06月20日

W杯無関係な中国でなぜか盛り上がってることについて

南アフリカW杯 日本代表は惜しくも強豪オランダに敗れた。
ワンチャンスをものにできたオランダと、そうでなかった日本。
だが、オランダに自分たちのサッカーをさせなかった日本の
ねちっこいディフェンスは、アジア各国のチームに
「かく戦うべし」を示せたといえるだろう。
特に2点目を許さなかった後半の粘り・・・あの場面、
中国代表なら集中力を切らせて、2点目、3点目を
許していたような気がする。

さて、試合の評論は専門家に譲るとして、
自国の代表チームは出場していないものの、W杯は北京っこたちを熱狂させている・・・という話だ。

自宅でゆっくりと観戦、という人も多いが、連日の熱帯夜・・・北京市内といえどもまだクーラーのない家も多く、外に出て「パブリックビュー」を楽しむ市民も多い。各娯楽施設もウハウハ状態だ・・・。

北京市東部の遊園地「歓楽谷」は、開幕日の11日以降、入場者数が前年同期比27.3%の伸び。そのうち、ナイト営業は前年比107%増と“倍増”となっている。というのも、今月11日から同園では、燕京ビールが協賛するイベント「サッカーの夜」を開催。伽大スクリーンで、全試合を中継し、ビール片手にサッカーを楽しむことができる。18時以降入園すれば、入場料は60元と半値以下となることから人気を集めている。(日中は160元)

また中心部にある朝陽公園もにぎわっている。同園の責任者によると、ここ数日、入園者数が2万人越え。普段は1万人ほどというからこちらも倍増となる。園内には大型ビジョンを設置し、同時に4000人が中継を見られるようになっている。
さらに、かつて北京五輪ではビーチバレーが行われたスタジアムも一般開放され、連日2000人以上が訪れ、「W杯効果」に沸いている。

一方、「北京の六本木」三里屯も久々の活況だ。世界不況による外国人の減少、他に娯楽スポットが増えたことにより、ここ最近、衰退している三里屯。だが、ここ数日は50軒あまりのバーが大盛況。多くの観戦客が詰め掛け、パニックが起きないよう、公安当局は、各店に「最大収容人数と現在の人数」を表示するように指導している。ビールは一本30元~40元(450円~600円)。ただ多くの人が車で来場しているらしく、通りの脇の「工体北路」は慢性の渋滞となり、違法駐車も続出している。最近は、新娯楽スポットの「シーシャハイ」に主役の座を奪われ、閑古鳥が鳴く日が多い三里屯だが、「W杯効果」で久々の活況に沸いている。
     
アジア最大のサッカーファン人口を抱えながら、
W杯には自国代表が出場せず、「祭典のカヤの外」におかれた
中国・・・。だが自国のサッカーとは全く無関係に
中国サッカーファンは「お祭り」をたっぷりと堪能。

その盛り上がりが生み出す経済効果も相当なもの、というわけだ。

posted by asa8043 |00:19 | サッカー |
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2010年06月19日

フィーゴvs中国紙

  ポルトガル かつての名将・フィーゴが中国のスポーツ紙「体壇週報」を名誉棄損で訴え・・・。16日、ポルトガルの通信社が同氏のマネージャーの意向として伝えた。

  それによると、スポーツ紙「体壇週報」は15日に行われたポルトガル対コートジボワール戦が0-0の引き分けに終わったのを受け、フィーゴの発言として「もしブラジル戦で同じやり方をとれば、勝ち点は絶対に取れない」との評論を報道した。しかし、同氏のマネージャーは「フィーゴは一切の海外メディアにこのような発言をしたことはない」として、近く裁判所に名誉棄損で訴える意向を示した。

  フィーゴはポルトガルサッカー協会のHPを通じて、「W杯初戦について発言したことはない」と報道を否定。「私が祖国の代表に否定的な評価をするはずはない。ポルトガル代表にはまだ熱い期待を持っているし、彼らが第1目標であるベスト16に入ると信じている」との声明を出している。

 「体壇週報」は毎週水曜日発行で発行部数500万部。本社は湖南省にあり、1988年創刊時は湖南省体育委員会の機関紙だったが、1993年に「総合スポーツ紙」として生まれ変わり、現在は中国最大の発行部数を誇る。

posted by asa8043 |10:58 | サッカー |
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2010年06月18日

「中国サッカー育ての親」が中澤ほめる 国内ファンは総スカン

2002年日韓共催W杯の本戦に中国を導いた名将ミルティノビッチが自らのブログに今回W杯の「初戦を終えた時点」でのベストイレブンを発表。

その中で、日本からは中澤佑二、韓国から朴智星と、アジア勢二人を入れた。

中澤については、カメルーン戦での日本勝利の「立役者」として、“日本代表にとって、彼の高さは非常に重要」と評論。
 
韓国の朴智星は「優秀な右サイド。韓国の羅針盤的存在」としている。

ただこの書き込みに対し、中国サッカーファンのコメントは
なぜか「お祭り状態」。

「ミルさん、どういう身分でこんなこと書き込むの?」
「あなたに言われたくない」
「中国人とミルは関係あったっけ」などなど、

中国の「英雄」と崇められた以前の「崇拝ムード」は見る影もない。
中国がW杯の盛り上がりの「蚊帳の外」となっていることへの不満や
ヒガミもあると思うが、今の中国代表の衰退は、実はミルティノビッチから始まったとの評価もあり、「過去の英雄」に中国サッカーファンは厳しい見方をしているということか。
 

posted by asa8043 |00:38 | サッカー |
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2010年06月17日

「北朝鮮を見習え」中国サッカーの焦り

サッカーのW杯・南アフリカ大会。健闘が続くアジア勢だが、今度は「神秘の国」北朝鮮がやってのけた。15日、44年ぶりのW杯初戦でサッカー王国ブラジルに挑み、敗れたものの、1点奪い、王者をひやっとさせたのだ。


この“快挙”、中国でも大きく報道され、「日本・韓国に続くのは、中国ではなく北朝鮮なのか」「中国選手の数十分の1の給料であの見事なサッカー」「北朝鮮の精神力を見習え」「中国選手は北朝鮮に留学を」など、各サッカー専門家が思い思いの評論をしている。


さて、「東方体育日報」によると、北朝鮮の選手の月収は、なんと有名選手でも12元(180円)。仮に選手生命が10年間としても、選手としての生涯年収は20000円ちょっとという驚くべき額となる。だが、それでも一般の庶民に比べれば、生活レベルは中の上くらい・・・そんな状況の中で、選手たちは「国家のため」サッカーに励んでいるというわけだ。


一方の中国ではサッカーが「唯一」市場化に成功したスポーツであり、高年棒を得た選手たちは高級外車を乗り回し、いいマンションに住んで、「最上位」の生活を堪能している。いや、プロである以上、成功すれば収入が増え、生活が豊かになるのは当然であり、それが悪いわけではない。ただ、本当に優れた選手は、その「高収入」ごときに満足せず、更なる向上を目指して、自分を磨く。

以前、日本の男子テニスのトップを走っていた松岡修造氏は、日本で得た賞金のほとんどを一流のコーチを雇い、海外に遠征する費用に使っていた。国内でやっている限り、大会のスポンサーや賞金で十分、贅沢な生活ができるわけだが、あえて「茨の道」を選んだというわけだ。その結果、当時国内ランキング2位の選手とは圧倒的な差で、唯一「世界で戦えるテニス選手」に成長した。

結局、一国のスポーツを引っ張っていくのは、そんな「変わり者」ともいえるストイックなアスリートであることが多い。日本のサッカーしかり、野球しかり、思い浮かぶ超一流プレーヤーもあるだろう。

中国サッカー界には残念ながら、そういう選手がいない。もちろん、すべての選手がそうであれとはいわない。「市場化」の進んだプロサッカーを通じて大金を掴み、人の羨む生活を送ることは悪いことではない。ただ、いつか、そんな「ストイック」で「奇特」な選手が現れ、中国サッカーの尻を叩かなければ、これ以上の発展はないのではないか。

posted by asa8043 |23:31 | サッカー |
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2010年06月16日

国家スポーツの限界・・・W杯日韓の勝利に議論沸騰

 サッカーW杯での日本と韓国の勝利は中国サッカーの閉鎖性に大きな風穴を開けそうだ。

 にわかに論議の的となっているのが、サッカー選手の「海外移籍」の困難さ。日本・韓国とも、欧州のサッカーリーグに移籍し、厳しい環境にもまれながら育った「海外組」がチームを引っ張っていることに対し、中国サッカーがいまだに「鎖国状態」であることを問題視するものだ。
もちろん、これまで決して「海外移籍」がなかったわけではない。

 大連の孫継海、北京のハオ佳一ら、機会に恵まれた選手もいる。ただ、総じて中国サッカーリーグはきわめて「閉鎖的」。というよりも、中国スポーツ界全体が選手の海外流出には強い危機感を持っている。まずはクラブは選手を出したがらない。さらに当の選手でさえも、国内リーグにいるだけで莫大な年棒がもらえる「厚待遇」を捨てたがらず、ぬくぬくと国内にとどまる。

 “アジア一”の実力を誇るといわれるバスケットボールもその例だ。サッカーと同じく「金になる」バスケットは、協会側の金銭面やスケジュール上の拘束が非常に強い。あのヤオミンは米国移籍の際、「代表召集」には100パーセント応じることを確約してのものだし、金銭面でも、年棒の多くが「育成費」として、国家に渡っている。過去には、この代表参加と金銭面でもめたことで、国、メディアから総スカンを喰らい、類まれな才能を米国で生かせなかった選手もいる。

 中国において、スポーツ選手は「国・地域」が育てるもの。潤沢な育成資金と設備が用意される点では羨むべき体制だが(日本のスポーツ行政の貧弱さと比べるならば・・・)それはあくまで「育成過程」までのこと。「アジアレベル」を超える恵まれた才能を持つアスリートにとっては、自由にコーチや練習場所を選べないなど、世界の壁を打ち破るだけの環境が与えられず、それが「限界」となる。卓球やバドミントンなど、国内で十分に世界レベルの育成が可能ならばいいが、そうでない種目との“差”がますます広がっていく構図になっている。
それこそが「国家スポーツ」の限界といえるのだが、一方で進めるべき

 「スポーツの自由化」は、中国では単なる「市場化(金儲け)」の方向にしか向かっていない。強いアスリートを育てるためには、「国」の関与も必要だが、それ以上に「個」の強さがなくてはならない。自らの意思と経済力で社会スポーツやクラブに参加し、「自己実現」「発表の場」としてスポーツの場を楽しむ環境・・・そこに適切なスポーツ行政が加わって、初めて強いアスリートが生まれると思う。


 「国」が強すぎる中国・・・すでにグローバルな「選手市場」が展開されているスポーツ界で、中国のかたくなな「鎖国体制」が中国スポーツ将来に何をもたらすのか・・・。今回のW杯を指をくわえてみるほかない中国サッカーファンはもう黙っていないだろう。

posted by asa8043 |07:05 | サッカー |
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2010年06月15日

日本勝利に中国サッカーファンの反応は?

 南アフリカで行われているサッカーW杯。日本のW杯参加史上、「海外」初となる勝利から一夜明け、中国メディアも「アジアの快挙」などと好意的な報道が各テレビ・紙面に踊った。

このうち現代快報は、中国サッカーの最高責任者、韋迪主任の談話を紹介。
 取材の電話の中で、韋迪主任は「(日本の)技術の進歩は大きい」と日本代表を絶賛。一方で、かつてない低迷期にある中国代表に話が及ぶのを恐れてか、「試合の評価はしたくない。今は何を言っても意味がないだろう」とコメント。ただ、日本・韓国とも「欧州組」がチームを引っ張っている現状認識を新たにし、「今後は積極的に欧州に選手を送り出していかねばならない」と語ったそうだ。

一方で、一般のサッカーファンは・・・日本代表の歴史的勝利に対して羨み・やっかみあり、中国代表に対する怒りがぶつけられたりと心境は複雑のようだ。

ネットの書き込みには
「アジアのサッカー万歳」
「日本サッカーの発展はアジアの誇り」
というような好意的な書き込みの一方、
「なんで日本にできて中国代表にできないのだ」
「中国サッカーの未来はどうなるのか・・・」
「腐った中国代表」
「もう中国代表はW杯に挑戦すべきでない。恥ずかしいだけだ」
「我々の税金を使ってこのレベル・・・。我々に返ってくるものがないならば、もうやめたほうがいい」などと、日本サッカーへの評価を離れて、
中国代表に対して、悲観的なコメントがずらりと並ぶ。
実際、日本サッカーの頑張りは「アジアの誇り」なんて、誰も思ってはいないだろう・・・。他国の勝利など二の次で、とにかく、真っ暗闇の中にある中国サッカーを何とかしてほしいというのが中国サッカーファン共通の願いだ。

それには「国家体育局とサッカー協会の分離」という大仕事が何よりも大前提。先ほどと同じ掲示板にこんな書き込みがあった。
「昨日の日本の勝利。サッカー協会の人たちはどんな気持ちで見たんだろう。興奮したのか?それとも寂しくなった?いやいや、彼らは高級ホテルで会議中だろう。スナックで未来を語り、サウナでスポンサーの件を話し合う・・・。とにかく皆さん、健康には気をつけて。中国サッカーの未来はあんたたちにかかってるんだから」

posted by asa8043 |22:40 | サッカー |
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