2010年01月31日

中国代表監督も逮捕?東ア選手権はどうなる?

激震の中国サッカー界・・・その指揮官は6日、味の素スタジアムに現れるのだろうか。

2月6日、東京では日本・中国・韓国・香港が出場する東アジアサッカー選手権が開催される。その中国代表の指揮官、高洪波が当局の任意取り調べを2月初めにも受けるのではという憶測が広まっているのだ。

問題の「八百長試合」の当事者チームの監督でもあった高洪波。現在上海の金山で代表合宿の指揮を取っているが、この件について記者団から聞かれても一切無視だという。

だが、拘束された前サッカー協会副会長の南勇とは密接な関係にあったとされる高洪波。彼を代表監督に抜擢したのも南勇の意向が強く働いているという。しかも、当時のチームのチーム代表はすでに逮捕されている。さらに高洪波氏自身も、すでに当局が2度の秘密裏の調査を受けているとの情報もある。

あるサッカー記者は、当局の任意取り調べの日を2月6日だと予測する。となると、東アジア選手権の開幕日、しかも中国対日本戦の当日である。いつもは海外遠征までついてはこない中小のスポーツメディアも今回ばかりはと続々とビザの手配をしているそうだ。高洪波が日本にたどり着けるかどうかも実際分らないが、そうだとしても、とんでもない「場外戦」が待っている可能性があるからだ。

ちなみに、一昨日、高洪波が「出国手続きができない」との理由で、来日が遅れた(元々は日本―ベネズエラの親善試合を観戦する予定)のだが、これについては、そもそもビザの手続きが間に合わなかったことによるもので、八百長事件とはかかわりがないことが分かっている。

posted by asa8043 |14:01 | サッカー |
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2010年01月31日

冬季五輪間近!中国「中年の星」ペアが金狙う

 まもなく開幕するバンクーバー冬季五輪。1月28日、中国選手団の結団式が行われた。史上最大規模の選手役員合わせて182人の選手団(選手91人)。これは前回のトリノ五輪を35人上回る数だ。

 そして、その中でも、今回の五輪にひときわ強い思い入れで臨む選手がいた。

 フィギュアスケートのペア、申雪・趙宏博組である。

 今や世界有数の層の厚さを誇るといわれる中国のフィギュアペア。申雪・趙宏博に加えて、ホウ清・トウ健、張丹・張コウ組が後を追う。
 だが、中国フィギュアを世界レベルに押し上げた申雪・趙宏博組は、あとの二組と同列に扱うことは、とてもできない。その功績は計り知れないほど大きいのだ。

実は申雪・趙宏博組は一度、一線を退いている。趙宏博は今年37歳。もちろん、中国選手団で最年長だ。

 これまで冬季五輪に3度出場。2007年の世界フィギュアで優勝を飾ったのを機に二人は結婚。そして引退した。二人は深センでアイススケート場を経営しながら、世界各地でパフォーマンスを披露するプロスケーターに転向。すでに年齢的には峠を越したものの、その卓越した演技、コンビネーションはまだまだ衰えることはなかった。

 そんな「悠々自適」の“引退後”を送っていた二人。だが決して、満足して選手生活を終えたわけではなかった。「世界ナンバーワンペア」と言われながら、3度の五輪では銅メダルが最高…。五輪での金メダルを取ることなく引退したことに「未練」をもって引退生活を送っていたのだ。

 去年5月、二人は引退を撤回。国家代表チームに復帰した。二人は「愛の巣」を離れて、また合宿生活に戻った。代表チームの宿舎は当然、男女別。「青春時代に戻った」と趙宏博は笑うが、夫婦が別れて暮らさねばならないつらさはあっただろう。また趙宏博は復帰2カ月後、体中が痛み出したこともあったという。そのときは針を打って練習に出た。37歳の趙宏博にとって、国家代表としての強烈なプレッシャーを受けながら、自らの体のモチベーションを保つことは、極限の業だったに違いない。

 そんな申雪・趙宏博組が「今度こそ最後」の冬季五輪を迎える。

 そして記者団がインタビューの最後にお約束のように聞く“目標”について、何度もこう言う。「目標はただ一つ。金メダル」。

 この年齢になっても、世界の頂点を争い続け、朗らかに目標を掲げられる競技者というのは本当に幸せだ。例え…万が一、バンクーバーの晴れの舞台で、思い通りの演技ができなかったとしても…いやそんな「万が一」は失礼だが、それでもあえて言おう。そうだとしても、その精神力、豊かなパフォーマンス力は本当に金メダル級だと思う。

 バンクーバー冬季五輪のフィギュアペアは2月15日と16日に開催。不死鳥のようによみがえった「中国最強ペア」の春節(2月14日)は世界が注目する舞台、バンクーバーで迎えることになる。
   
 今回の冬季五輪、中国選手団は、このほか「お騒がせスケーター」の王モウ、男女エアリアルでは「雪上のプリンセス」李ニナとトリノに続く金を狙う韓暁鵬が注目。ここ数年、成長を続ける中国のウィンタースポーツだが、さて、いったいどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。

posted by asa8043 |00:50 | 氷上競技 |
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2010年01月30日

中国卓球の女王、引退か

中国卓球の一時代を築いた選手が表舞台を去ろうとしている。

アテネ、北京といずれもシングルス金メダルをとり、中国卓球の世界最強の地位を護り続けてきた張怡寧が明日にでも引退を表明する見込みだ。

北京五輪での「任務」を見事果たし、10月18日には晴れて結婚式を挙げ、「女性としての幸せ」を手に入れた張怡寧。その後、忽然とマスコミの前に姿を見せなくなり、国際・国内大会いずれも出場はしていない。

そんな中、明日31日に国家代表のキャンプ地で急遽、記者会見が行われることになり、そこで張怡寧が自ら出席して「今後の方針」を述べるという。明日は同時に、5月のモスクワ世界選手権(団体戦)に向けた国内予選(2月1日~4日)の概要を説明する記者会見も行われる予定だが、この時期に選手個人の記者会見が行われることは異例であり、「十中八九、引退記者会見だろう(関係者)」とのことだ。

卓球の世界ランキングは規定の改定により、1年間、試合に出場していない選手は削除されることになる。張怡寧は去年、2月のクエートとドーハ、5月の横浜世界卓球選手権の3度しか出場していない。仮に5月23日からモスクワで始まる世界選手権の団体戦に出場しなければ、6月に発表される新ランキングで名前が消えることになる。

すでにモスクワ大会の国内予選には参加しないとしており、その点から、「引退間違いなし」とされているわけだ。

また、張怡寧がすでに所属期間を通じて米国行きのビザを申請したとの情報もあり、引退後は米国留学・・・の可能性も高まっている。
かつての女王も27歳。その後ろには12歳で国家代表入りした天才少女、郭躍(21歳)や現在世界ランク1位の劉詩リンが控え、年齢的にはほぼ限界にきている。常人では計り知れないプレッシャーを受けた北京五輪、全国運動会(2009年山東省・日本の国体にあたり4年に1度開催)を終えて、すでに体力的にもモチベーション的にも限界にきているのは当然だろう。

「女王の決断」が明日あるのか・・・注目の会見となりそうだ。

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posted by asa8043 |16:15 | 卓球 |
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2010年01月29日

これでもやる?中国リーグ、予定通り開幕へ

全てを洗い流して再出発してほしいのだが、果たしてこのままでいいのだろうか。

疑惑にまみれる中国のサッカー最高峰、スーパーリーグ(日本のJ1)が予定通り3月29日に開幕する見込みだ。
29日、中国サッカー協会競技部の馬成全主任が明らかにしたもの。

サッカー協会のトップが公安当局に拘束され、いくつかのチーム上層部も調査を受けている状況で、スーパーリーグの開催は延期せざるをえないと考えられていた。しかし、馬主任は「(事件は)今年のスーパーリーグに影響しない。予定通り開催する」と明言した。

今後の予定は3月20日に開会式を行ったあと、21日に第1節を開催。開会式のスタジアムについては検討中だということだ。

また広州や四川など、今回の「八百長事件」で降格などの処分が見込まれるチームについても、馬氏は「まだ処分は未確定」とし、予定通り16チームによるリーグ戦を開催するとしている。

すでにサッカー協会元トップ2の南勇氏をはじめ、チームのフロント陣がことごとく公安当局に拘束されている今、疑惑にあふれたプロリーグが開催されて、果たして「ファンに夢を売る」ことができるのだろうか・・・。サッカーというスポーツ、選手たちに、憧れを抱いていた子供たちにどんな顔をして、サッカーをするというのか・・・。

今回の問題は、拘束された役員らの「人格」や「モラル」の問題では決してない。中国サッカー全体が構造上、持っていた「闇の部分」であり、実はこの「闇の構造」は中国社会全体に根強いものでもある。ここについて細かく言及はしないが、今ファンたちが抱いている不満は、そんな中国サッカー、そして社会全体の「闇の構造」に対するものであり、非常に根深い。

せめて、「夢を売る」プロスポーツの世界だけでも、しっかりと、この「闇」を葬り去って、きれいな体で再出発をしてほしいと願うのだが・・・。それには、相応の時間が必要なはずだ。

posted by asa8043 |23:16 | サッカー |
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2010年01月28日

中国サッカーの”闇” 徐々に明らかに

 かねてから公安当局の事情聴取を受けていた中国サッカー協会の南勇前副会長ら3人の容疑が固まり、警察による本格的な取り調べが始まった。サッカー協会トップまで巻き込んだ今回の「中国サッカー八百長事件」の全貌が明らかになってきている。

 これは2006年、「中国サッカー甲リーグ」(日本のJ2に当たる)でトップリーグ入りを目指すチームの選手、役員らによって行われた八百長事件。

 これまでに明らかになった事実は次の通り。
 
 2006年9月9日、中国サッカー甲リーグの第19節。広州対浙江 省の一戦。すでにリーグ戦は終盤に入っており、両チームはトップリーグである「中国スーパーリーグ」入りを目指してしのぎを削っている最中だった。どちらかのチームがトップリーグ入りできる状況であることはほぼ確定しており、勝ち点の差は1。この試合で勝ったほうが、大きく前進するという「ヤマ場」ともいうべき試合だった。
 ここで、ホームの広州の副総経理が元ユース監督など次々と「人脈」をたどって、浙江省の選手に接触。「試合で負けるよう」依頼したとのことだ。この「人脈をたどって」という手段は中国ではよくあることで、「人から人へ」次々に“現ナマ”が動いて、最終的に「意中の人」にたどりつくまで、この連鎖が続けられる。
      
 捜査によれば、この間、それぞれ80万元~150万元(1200万円~2200万円)の現金授受があったもよう。
 
試合は結局、浙江省の攻撃陣が明らかに消極的なプレーを組織的に行い、3-2で広州が勝利。この試合の直後に現金が「山分け」されたようだ。
  
 さて一口に「連鎖的な金銭授受」といっても、その時間的に、地域的な広がりは大きく、サッカー協会、各地区チーム関係者が絡んだ、かなり大きなサッカー人脈が使われた。山東省、広東省、湖北省、天津などの警察が広域的に捜査協力を行って、事件の全容解明を急いでいるという。
 
当局は、まだ、より根深い「サッカー協会の闇」があり、事件の全容解明はされていないとみている。
 
サッカーは中国の国内では唯一といってもいいほど、興行的に「成功した」プロスポーツ。選手の年棒もほかのプロスポーツに比べれば破格で、協会役員などリーグを取り巻く人たちのスポーツ界での地位も格段に高い。そこで巨額のお金が動き、その「甘い汁」を吸い続ける役員がいる・・・というのも、実は「既知の事実」ではあった。その「利権」が結果的に、代表チームの不可解な選手選考、奇怪なリーグ・チームの運営体制などにつながり、世界最多といわれる中国サッカーファンの不信感を招いていた。それがこの2,3年、最高潮に達している・・・そんな文脈の中で、今回の事件があるのだ。
 
今回の出来事が中国サッカーの再生につながるのか・・・。奥に眠る「最後の闇」まで余すところなく、徹底的に追及してほしいと思う。

posted by asa8043 |07:42 | サッカー |
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2010年01月25日

逮捕者はまだ出る?協会が役員に「外出禁止令」

プロリーグの八百長疑惑に揺れる中国サッカー界。

先日は、協会のトップ3である南勇ら役員が当局に拘束され、衝撃が走った。

関係者によると、そのXデー当日、サッカー協会の役員は緊急会議を開き、今後しばらくは緊急の用件を除き、「北京を離れてはならない」とする“外出禁止令”を発動したようだ。

今後、さらに役員の中から事情聴取を受ける者が現れるといわれ、それに向けた措置。

全く予断を許さない状況となっている。

posted by asa8043 |22:05 | サッカー |
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2010年01月23日

中国の再生?凋落? サッカー界の「ドン」取り調べ

これで中国サッカーの「ウミ」が全て出し切れたとしたら・・・
その再生の日は近づいてきたといえるだろう。

今月15日、サッカー界にはびこる「ヤミ賭博」「八百長」を取り締まるための特捜本部が中国サッカー界の大物3人を連行した。

中国サッカー協会の南勇副主席、楊一民副主席、そして審判員をとりまとめていた張健強氏である。

中国のスポーツを統括する体育総局のサッカー部門で最高責任者でもあった南勇氏はすでに解任され、後任には国家体育総局で水上スポーツ部門を管轄していた“改革派”の人物がついた。
これにより、ここ数カ月間続いた中国サッカーの「激震」はひと段落ついたといえよう。

以前、中国サッカー協会の会議を取材したときの南勇氏の威風堂々とした姿は今でも印象に残っている。決して大柄な印象ではないのだが、中国を代表するスポーツの実質的な頂点に君臨するスポーツ官僚・・・プロリーグの運営、国家代表などの編成権などを握り、長年、サッカー界を完全に牛耳っていた南勇氏がまさかこういう形で、表舞台を去るとは多くの人は想像していなかっただろう。

だが、中国サッカーの「黒い影」は実はかなり前から、メディアやサッカー関係者の中では「周知の事実」であったし、いつしか司直の手が伸びるのでは、という予感は誰もが抱いていた。だが、南勇・楊一民といったトップにまで、捜査の手が及ぶというのは、特捜部の並々ならぬ意気込みがうかがえる。

すでに中国サッカー協会と公安当局は、サッカー界に蔓延する「ヤミ」を一掃しようと、クラブの上層部、コーチ、選手などに捜査を広げており、「中国プロスポーツ史上」最大の捕りもの劇となることは間違いないだろう。

私は、この事件に対し、まず「安堵感」を抱いている。

長年、中国サッカー協会の「不可解な運営」に対して、「声にならない声」が数多くあった。W杯予選、北京五輪で惨敗し、中国サッカーに対するファンの不満は頂点に達し、それは「あきらめ」となって、みんながソッポを向くような状態となっていた。

奇しくも今回の事件が、彼らの関心を再びサッカー界に向けることになったのだが、ここからは、ぜひ徹底的な捜査によって、その「不可解な部分」を徹底的に洗い出し、ウミを全て取り除いてほしいと思う。それが、今後の中国サッカー再生に向けた「前提」となると思う。

ただ一方で私はちょっとした「危機感」も感じる。

中国でこういった「大捜査」が行われるときというのは、得てして、「それよりもっと巨大な何か」を守るためであることが多い。私は南勇氏こそが中国サッカーの諸悪の根源だと思っていたが、その向こうにもっと巨大な力があるのかもしれないと思うと、逆に中国サッカーの行く末が心配になってくる。

今年はワールドカップイヤー。だが、中国サッカーファンは指をくわえて、他国の晴れの舞台を見守るしかできない。アジアを席巻する巨大なサッカー市場を持ち、また選手個々も類まれな潜在能力がある中国がこういった状況では大きな損失だといえよう。

この「大捜査」が中国サッカーの“再生元年”のスタートとなるのか。改めて、この様子を見守っていきたいと思う。

posted by asa8043 |22:16 | サッカー |
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