2011年01月19日

中国代表が失意の帰国 監督「ノーコメント」

  ウズベキスタンに2-2で引き分け、早くもアジア杯の「一抜け」となった中国。2004年大会で日本と雌雄をかけた決勝を繰り広げたあの頃からは信じられないほどの“体たらく”となった。国内サポーターのいずれもに中国が「サッカー三流国」であることを実感させた大会であっただろう。
  
  その中国代表が18日、北京首都空港に帰還。多くの報道陣が詰めかける中、高洪波監督は「ノーコメント」を繰り返し、結局、一言も試合についてはかたらなかった。一方選手は口を開き、楊智は「チームは多くの課題を見つけた。特にピッチでいかにゲームをコントロールしていくか、支配される側でなく、支配する側に回るか・・・・自分自身には経験が足りないと実感した。W杯予選に向けての改善したい」と語った。また于海は「結果は残念だったが、若いチームが国際試合の雰囲気に初めて触れたことで、大きな収穫はあった」としつつ、「大会中は他の試合にも注目していた」と語り、日本や韓国、オーストラリアの試合から「何かを学んだ」と述べた。
 
  キャプテンの杜威は「チームは一戦一戦、成長していたし、中国らしさも出ていたと思う。」と振り返りつつ、「足りない部分がまだまだ多いが、若いチームの今後に期待してほしい」と締めくくった。

  今大会で獲得した4点はいずれもセットプレーからで、「流れ」からの得点はなく、「ゴール欠乏症」に悩んだ大会となった。ただ最終戦のウズベキスタン戦は、前2試合でたびたび見られた「ジタバタ」する場面が少なく、落ち着いて試合運びができていた。世界で戦うには戦力的にも、非常に厳しい状況の中国代表だが、元々持っている潜在的な運動能力には爆発的なものがある。この「過渡期」を間違えなく過ごして、「次世代」につなげていってほしい。

posted by asa8043 |06:11 | サッカー |
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2011年01月15日

中国代表は「背水の陣」監督更迭論も?

監督も「背水の陣」?


  アジア杯の1次リーグA組の最終戦が16日未明、ドーハで行われる。中国は勝ち点6で首位を走るウズベキスタンと対戦。予選突破のためには最終戦を勝利することが前提となる。


  中国共産党の機関紙「北京青年報」はこの一戦について「高洪波監督の進退がかかる」生死を分ける一戦と報じた。高洪波監督については、第2戦での選手起用をめぐって、内外から不満が続出。試合内容によっては監督の進退問題に発展するとの見方を示したものだ。これを前に、同紙では「高洪波監督はおそらく最終戦でもフォーメーションを変えて“最後の賭け”に出るだろう」と予測している。


  15日未明には、監督、選手らが集まってウズベキスタンの試合VTRを検討しながら、戦略会議を実施。報道によると、この席で高洪波監督は選手に対し「いかなるときにも平常心を忘れるな。検討を細かく、十分な準備を行っても試合の時にジタバタすれば、それが全て無駄になる」と語りかけ、選手たちの気持ちを抑えることに務めたという。
 

  最終戦の選手起用における目下の焦点は、中盤の要である鄧卓翔の処遇。1,2戦とも不振で、「戦犯」との声もある。場合によっては「背番号10」がスターティングに名を連ねない可能性もある。またイエロー2枚で出場停止となるDF曲波とケガの趙鵬の代わりをどうカバーするかも焦点となる。

posted by asa8043 |09:45 | サッカー |
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2011年01月14日

中国代表監督に批判続出 あの首絞め男待望論も

  サッカーアジア杯に臨む中国代表・高洪波監督に批判続出・・・
  
  13日未明に行われたアジア杯のグループリーグで中国代表はホスト国・カタールに0-2で敗れ、予選突破が非常に厳しい状況となった。これを受け、国内の専門家、サッカーファンからは高洪波監督の選手起用について批判が続出している。

  中でもあの「首絞めDF」こと李ウェイ峰の待望論が噴出。元CCTV実況アナの黄健翔氏は「李ウェイ峰を懐かしむ」と題するミニブログ(中国版ツイッター)を書き、高洪波監督の選手選びを手厳しく批判している。

  
  去年12月末に高洪波監督が最終的な代表メンバーを発表した際、李ウェイ峰や馮瀟霆ら有力選手が含まれていないことで論議を呼んだ選手選び。ただ高洪波監督は「最も大切なのは6月のW杯予選。それまでは若手中心で行く」と語り、今回のアジア杯を「経験を積む場」と位置づけて臨んだ。

  ただそうはいっても、「格下」と見ていたカタールに完全にゲームを支配され、打つ手なく敗れたことに国内世論も我慢ならなかったようだ。確かにDFに絶対的な核となる選手がおらず、ゲーム中、「ジタバタ」する場面が多く見られた。韓国Kリーグに所属する李ウェイ峰がいれば・・・というのは多くのサッカーファンも思うところだろう。

 また2戦目で主力GKの楊智を代えて控えの曾誠を先発させたことについては多くの専門家が批判的に見ており、元国家代表のハオ海東氏は「“大切な試合”の前に正GKを代えるのはいただけない。もちろん指導者の考え方の違いはあるわけだから尊重すべきだが・・・」と“遠慮がちに”批判するコメントを出している。

  結局はアジア杯をハオ海東氏ら専門家のように「大切な試合」と見るか、高洪波監督のごとく「W杯予選に向けた若手育成の大会」と見るかの違いなのかもしれない。

  ただ残念ながら、今回のカタール戦で、高洪波監督は、やや回復の兆しを見せていた「中国サポーターの信頼」をまたまた失墜させてしまったことは事実だ。

   私は今回の中国代表はあくまで「勝利」にこだわってほしかった。

  ここ数年続く、代表チームの不振、そしてサッカー協会の汚職、八百長疑惑など、国内サッカーへの不信感が高まっている今、中国代表には何よりも「勝利」が必要だったと思うのだが違うだろうか。

 一方、例え「勝利が重要ではない」と考えても、現状で考えうる最適な布陣を組んで大会に臨み、「サポーターを納得」させなければならない。

  負けてもいいが、その負けに「理由」を見出し、それをサポーターに説明する「説明責任」がある。それがクラブチームとは異なる国家代表の任務だ。だが、今回の敗戦後、高洪波監督は最終的に10人試合になったことについて「運が悪かった」と答え、選手起用については「よくやったと思う」と答えただけ。敗戦がW杯予選に向けて、どれだけの「意味」があったのか、そのメッセージが伝わってこないのだ。


  選手起用については、あくまで最も選手のことを分かっている監督の専権事項。また一つの大会に「何を求めるか」も代表監督が決めること。これをやみくもに批判するのが的を射ないことは、去年のW杯前の日本代表に関する報道とその後の「結果」を経験した我々がよくわかっていることだ。


  次のウズベキスタン戦、予選突破のためのハードルは高いが、高洪波監督率いる中国代表が「メッセージの伝わる試合」を出来るか注目したい。

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「首絞め男」李ウェイ峰の待望論が・・・2008年東アジア選手権の日本戦で、日本代表MFの鈴木と乱闘寸前の騒ぎを起こし、大きな論議を呼んだ



posted by asa8043 |08:32 | サッカー |
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2011年01月13日

アジア杯 中国はカタールに完敗「運が悪かったとしか・・・」

サッカー・アジア杯 中国は開催国・カタールに完敗。


  日本時間1月13日1時15分、グループリーグA組の2試合がドーハで行われ、中国は地元カタールに0-2で敗れた。

 前半27分、カタールのFWアリが先制のゴール。さらに前半ロスタイムにもアリがゴールを挙げ、カタール2点リードで折り返した。

  後半、中国は3人の交代枠を使い切ったところで、趙鵬がケガにより途中退場のアクシデント。一人少なくなった中国は打つ手がなく、結局、0-2のまま試合は終了した。
 
  中国は勝ち点3で迎えたこの試合。精神的にも優位に立っているはずだったが、立ち上がりから緊張からか硬さが見られた。中盤もカタールにしっかり支配され、後半は試合をあきらめたかのような雰囲気で進んでいた。

  これによりA組はウズベキスタンが2勝で首位。中国とカタールが1勝1敗で追いかける形となる。カタールは最終戦のクウェート戦に勝利する公算は大きく、中国は予選突破のために、次のウズベキスタン戦で勝利することが前提となる。
 
  中国は直近でカタール代表に3戦3勝。国内にも楽観ムードが漂っていただけに、サッカーファンの落胆は大きい。

中国代表・高洪波監督
 「(最終的に10対11になったことについては)運が悪かったとしか言えない。ケガの退場はよくあることだが、リードされた以上、戦術を変えていくほかなく、この結果は受け入れるほかない。(先発メンバーを大幅に入れ替えたことについて)中国代表メンバーの力はほぼ横一線だ。いろいろなキーパーを試すことも厳しい戦いを勝ち抜くうえで必要。あの2ゴールはブッフォン(イタリア代表GK・ユヴェントス所属)でも守れなかった。今日のGK曾誠のプレーも十分満足だ」

posted by asa8043 |07:46 | サッカー |
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2011年01月11日

中国名門スポーツ紙が”でっちあげ”インタビュー?

  中国国内でも最も信頼の置かれているスポーツ紙の一つ「体壇週報」に“偽記事”疑惑が持ち上がっている。

  同社記者がアジアカップ予選のためカタール入りした中国代表の高洪波監督に行ったという「独占インタビュー」の記事が実は真っ赤なウソだったというのだ。中国サッカー協会は、アジア杯直前に作ったミニブログ(中国版ツイッター)の中で「我々はドーハ入りして以来、いかなるメディアの取材も受けていない」として「偽記事にだまされないよう」と呼びかけた。

  この記事の書き手は上海駐在の記者で、高洪波監督が上海のSリーグでコーチをしていたころから交流があった古株。今回のドーハ遠征でも「高洪波番」を務め、その報道はサッカーファンの関心を集めていた。

  ただその記事の内容は「独占インタビュー」と銘打つ割にはお粗末。「私は選手たちに自分を信じろと言っている」「彼らはやればできる」「すでに最悪の状況で戦う心の準備は出来ている。何も恐れることはない」「私は彼らの能力を信じている」などなど。「独占的」内容にも乏しく、監督が試合後の囲み取材や記者会見で普通に語る平凡な内容。


  他の記者によると、サッカー協会があらゆる個人取材を許可していないのは確かであり、この記者が大会中に見聞きした高洪波監督の発言をかき集めて、まるで独占取材に応じたかのように見せかけたのではないかということだ。彼が単独インタビューに成功しても、何ら不思議ではない状況であり、内容も代表チームをただ鼓舞し褒めたたえる内容だったため、「協会側もスルーするのでは?」という甘い期待があったのかもしれない。中国の記者は基本的にフリー契約のため、記事の価値が高ければ高いほど「実入り」も大きい。ガードが堅い代表チームに業を煮やして、やってしまったのかもしれない。詳細はまだ不明だが・・・。
 
  ただいずれにしても、数多くのスポーツ紙が乱立し「魑魅魍魎」な感さえ漂う中国のスポーツマスコミにおいて、「ある程度信頼のおけるメディア」というイメージを確立していた「体壇週報」が、このような事件を起こしたのはメディア界にとって痛手だろう。過去にも実は、このような「でっちあげ」があったのでは、と思われても仕方がない。

  中国スポーツ界で変わらねばならないのは、選手、フロントだけではないのかもしれない。

posted by asa8043 |07:25 | サッカー |
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2010年12月12日

中国五輪代表の略歴

中国オリンピック代表 ミロスラブ・ブラジェビッチ新監督の略歴は以下の通り。


生年月日:1937年2月10日
国籍:クロアチア
学歴:クロアチア ザグレブ大学体育専攻 体育学学士 

 1957年からNKディナモ・ザグレブ、サラエヴォ、HNKリエカなどのクラブチームに所属。1958年、ディナモ・ザグレブでユーゴスラビアリーグ優勝を経験。旧ユーゴスラビア代表経験もある。1969年~77年までスイスのクラブチームで監督を務め、UEFAチャンピオンズカップに2度出場。1977年~79年までスイス代表でコーチ。
その後、HNKリエカの監督に就任。1981‐1982年シーズン、ディナモ・ザグレブの監督として、ユーゴスラビア・プルヴァリーグで優勝。1994年、クロアチア代表監督に就任した。1996年、欧州選手権8強。1998年のフランスW杯では初出場で3位に導き、世界を驚かせた。同年、欧州サッカー連盟の最優秀監督に選ばれる。著書「サッカートレーニング」はドイツ語、スペイン語、イタリア語、フランス語、オランダ語に訳された。
 2001年にはイラン代表監督に就任。しかしプレーオフでアイルランドに敗れ、日韓W杯への出場はならず。2002年から再度、クラブチームの監督に復帰。2010年南アW杯にはボスニア・ヘルツェゴビナを率いて臨んだが、欧州予選のプレーオフで敗れた。
 2009年12月、中国スーパーリーグの上海申花に招かれ、年棒100万ユーロで監督就任。このときは、日本、トルコなど各クラブチームから誘いを受けていたという。2010年、上海を率いて3位に入り、2011年AFCチャンピオンリーグへの出場果たす。
  
1979年~1981年 HNKリエカ監督
1981年~1984年 ディナモ・ザグレブ監督 
1984年~1986年 スイスへ
1986年~1988年 ディナモ・ザグレブ監督
1988年~1991年 FCナント(フランス)監督
1991年~1992年 サロニカ(ギリシャ)監督
1992年~1994年 ディナモ・ザグレブ監督
1994年~2000年 クロアチア代表監督 1996年には欧州選手権でベスト8
         1998年フランスW杯で3位
2000年~2001年 イラン代表監督 国際試合18試合で12勝2分4敗
         FIFAランキングを53位から29位に引き上げる
2002年~2007年 クロアチアのクラブチームで指導
2008年~2009年 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督
2010年     中国スーパーリーグ・上海申花監督
 前期1位 通期3位となる
2010年12月   中国五輪代表監督に就任
  

posted by asa8043 |23:20 | サッカー |
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2010年12月03日

2022年W杯はカタール、中国の反応は?

 2018年、22年のサッカーW杯の開催国がそれぞれロシア、カタールに決定。

 アジアの一つ、カタールでの開催が決まったことで、中国のサッカーファンを“失望”させている。1日には中国体育総局のサッカー担当、韋迪主任が「仮にアジアの国が開催権を獲得しなければ、2026年W杯には立候補すべき」との“個人的意見”を発表していた。この発言は、国内で大きな波紋を呼び、今回のFIFA理事会では中国が無関係にもかかわらず、各メディアは大きく取り上げ、結果に注目。「何とか米国に決まってほしい」と願う声が強かった。

 そして、今回の発表・・・これにより、「直近2大会の開催大陸は立候補できない」という原則から、中国の2026年のW杯開催は困難となった。

 W杯開催国の選定は「FIFAの収益にとって」どこがふさわしいか、という基準となりつつあるのは周知の通り。巨大なサッカー市場と資金力を抱える中国でW杯を開催させるために、今回はアジア諸国を外して米国に開催権を与えるのでは・・・という見方もあったが、これにより、原則上、FIFAは「中国」という駒を当分の間、放置することを選択したことになる。早くとも2034年まで立候補の機会は伸びたことになるからだ。(ただ、これまでの経緯からFIFAはこの原則を変えてしまう可能性は大いにある)


 国内のサッカーファンは「カタールの夏の気温は40度以上。こんなところでサッカーが出来るのか?」「領土が小さすぎる」??「カタールはFIFAランキング100位以下。これでも開催できるのか」「あと20年待てってこと?」などなど失望の声が続々。ただ中国サッカー界は八百長事件等、さまざまな「黒い問題」を抱えており、これらが”正常”になるには、あと「50年は必要」とは関係者の声。W杯開催とサッカーの実力とはこの際切り離すべきだが、国内のサッカー運営の在り方は開催と大きく関わってくるものであり、「まずはそこから」ということだろう。

 ちなみに、中国は来年1月6日に改選されるFIFA理事に現在アジアサッカー連盟の副会長を務める張吉竜氏を擁立。仮に張氏が理事に選ばれることになれば、将来のW杯招致に大きな影響を及ぼすことになる。

posted by asa8043 |08:08 | サッカー |
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2010年08月22日

中国サッカー疑惑、捜査はかつての名審判へ

  中国サッカー界の重鎮らが次々と逮捕された八百長事件。その代表格ともいえる南勇容疑者(中国体育総局サッカー管理中心の元主任)の裁判を控え、司直の手は、すでに引退した審判員にも及んでいることが分かった。北京青年報が伝えた。


  捜査当局は、引き続き、各スーパーリーグと甲リーグ(それぞれ日本のJ1とJ2)を対象に、会計書類の押収などの捜査を行っている。今のところ、これは、すでに拘束されているクラブ幹部らが当時、審判員に行った贈賄行為についての証拠収集であるとの見方がされている。
 

  この際、捜査員はクラブの経理関係者に対して、一つ一つの会計処理について、「いつ、誰が誰に対して」支払ったものであるかを明確にするよう要求。以前からすでに「公然の秘密」とされていたクラブチームによる審判員の買収について、ようやく具体的な捜査が入るもので、今後、捜査範囲は広がってくるものと思われる

  またクラブチームへの捜査に加えて、引退した審判員にも捜査の手は及んでいる。その中には、リーグを代表する、かつての「名審判」も含まれているという。
 
 これにより、今回の「八百長事件」はさらに複雑化することになる。
 

 ここ数日のリーグ戦では、スタジアムでのサポーターの暴動騒ぎが頻発し、一方ではクラブチームの給与未払いもいくつか起きている。
 

 あらゆるところに“きしみ”が出ている中国サッカープロリーグ。新体制が目指す「根本的な改革」がどこまで出来るのか、見守りたい。

posted by asa8043 |07:20 | サッカー |
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2010年08月08日

メッシは出る?きょう鳥の巣でバルセロナ戦

 きょう8月8日は中国スポーツにとって大切な「体育の日」、北京五輪の記念日だ。開会式が行われた20時(日本時間19時)のキックオフで、地元ファン待望のカードが行われる。

 中国スーパーリーグ(日本のJ1)の地元チーム・北京国安とサッカー、スペイン・リーガエスパニョーラ1部のFCバルセロナの一戦。バルセロナにとっては韓国に続く、アジアツアーの一環だ。

 ここで大きな話題になっているのが、中国人サポーターの間でもファンの多いメッシの出場。4日に行われた韓国Kリーグ選抜との親善試合では、違約金覚悟で「顔見せ程度」の出場しかなかったが、もし同じことをすれば、「鳥の巣」のファンは黙っていないだろう・・・。

 これについて、中国の新華社は「メッシは出場決定 ゴールに期待」との見出しで報じた。5日、現地で記者会見を行ったジュゼップ・グアルディオラ監督が出場を「確約」したというものだ。

 またメッシ自身も「かつてアルゼンチン代表として北京五輪を戦った場所。一人のサッカー選手として再度ピッチに立ち、最高のプレーをみせ、できればゴールを決めて、職責を果たしたい」と述べた。
 
 主催者との契約では、メッシは30分以上の出場が必須となっている。
  
  FCバルセロナ広報によると、ここ3、4年で中国のバルセロナサポーターは6倍以上に増えているという。その巨大アジア市場の更なる開拓のために企画されるアジアツアー。「興行」である以上は、中国のファンが心待ちにしている世界最高のストライカーのプレーを見せない・・というわけにはいかないだろう。

  ただ一方で、選手サイドにとっては、時差ぼけと過密スケジュールによる疲労であまり評判がよくない。特に今年の夏はW杯明けということもあり、オフが短く、猛暑が厳しいアジアへのツアーはコンディション調整も難しくなる。


  中国人にとって永久に語り継がれる8.8の五輪記念日。その日にふさわしいゲームが展開されるのか・・・選手のコンディションを心配しつつ、楽しみにしたい。
  

posted by asa8043 |10:21 | サッカー |
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2010年07月26日

思わぬ効果も・・・中国「給与未払いクラブ」の試合は?

  選手に対する給与が18カ月分未払いだったなどして、主力選手が試合をボイコットした中国甲級リーグの南京有有が26日、ホームで瀋陽と対戦。0-1で敗れたが、ベンチ入りは18人、主力選手の一部と外国人選手もピッチに立ち、一応は「正常な試合」を行った。

  すでにクラブチーム側は5日~10日以内に未払いとなっていた18カ月分の給与を支払うことを確約。選手側は、これまでの経緯から、チームに不信感を持っており、この「確約」を決して信用したわけではないようだが、これ以上の“過激行動”は、逆に選手側にとって不利になると判断し、今回の試合となった。
 

 ただ今回の「事件」により、同チームの注目度は一気にアップ。今年最多の観客動員を記録したそうだ。(といっても300人ほどだが)。


  また、球場が市街地から離れていることもあって、足が遠のいていた地元メディアも、昨日は20社が球場を訪れ、かつてないほどの「にぎわい」になったよう。


  試合は、主力が全員ピッチに立ったうえ、非常に積極的なプレーを見せたものの敗戦。ゲーム終了後は、選手たちもかなり落ち込んでいたそうだが、100人近くのサポーターが選手バスを待ち、球場から出てくる選手たちに「がんばれ」などと声をかけた。


 メディアが改めて注目し、サポーターとの絆も深まった・・・不名誉な「給与未払い」によるボイコットも多少の効果はあったということか。
    

posted by asa8043 |08:17 | サッカー |
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2010年07月25日

中国”給与未払い”クラブが今夜試合へ

“0-10”のクラブが今晩も試合に臨む・・・

先日、給与未払いによる選手ストによって、0-10という試合を演じた南京有有が今晩、沈陽と対戦。一体どんな試合になるのか・・・“別の意味で”大きな注目を集めている。中国サッカー協会はチームのメンバーに対して直々に「二度とあのような恥ずかしいゲームをしないよう」要請を行ったという。

 沈陽戦については、南京側は規定どおり18人をベンチ入りさせることで同意しており、外国人選手も出場予定。

  サポーターらは今日のゲームについて、ネット上の掲示板などで「勝ち負けは関係ない」として、「まずは今晩の試合を見に行こう。みんなで会場に足を運び、選手たちを励まそう」と呼びかけているそうだ。

 中国サッカー協会と南京サッカー協会と連絡を取り、選手たちが正常なプレーを行うよう指導することを要請。南京サッカー協会は週末にクラブハウスを訪れ、選手たちに対して、「給与未払い問題」については責任を持って協会が解決する、との約束をした。

これに対して、選手側は、「まずはピッチ上で結果を出す」として、
試合に全力で臨むことを表明。

「カネのため」だけにサッカーをするプロ選手は決して魅力的ではない。だが、きちんとした報酬を払わず、「正常なプレー」だけを求められるプロ選手も気の毒だ。今回の「未払い事件」は
もちろんオーナー企業側の問題もあるが、何よりもサッカー協会と現地の体育局の監督の問題でもある。もし、これまで与り知らぬことだったとしたら、彼らは一体何のためにあるのか?また「見て見ぬフリ」をしていたのなら、「ただ働き」を求めていた企業側と全く同罪。裏で何らかのつながりがあって「知らぬフリ」をしていたのなら、中国のプロサッカー自体を揺るがす大問題だ。
たとえ今晩、「正常な」試合が行われたとしても、これでこの問題を水に流すわけにはいかないと思う。

posted by asa8043 |17:55 | サッカー |
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2010年07月24日

中国、スメルツに逃げられる

  12日に中国スーパーリーグの山東魯能と契約したばかりのニュージーランド代表FWスメルツが失踪・・・。わずか4日間で、帰国していたことが分かった。現在も明確な理由は不明・・・。すでにチーム側はFIFAへの提訴の準備に入っている。
 

  今月12日、魯能は豪州Aリーグのゴールドコーストと30万ドルで移籍契約を締結。14日の青島戦には豪州サッカー協会の移籍許可が下りなかったとやらで出場はなし。16日の練習にも姿を見せず、17日午前に行われた新外国人の発表記者会見にも出場せず、「異変」が判明した。
 

  ニュージーランドのメディアによると、先週初めにはすでに帰国し、「ゴールドコーストのサポーターもヒーローの帰国を喜んでいる」と報道。頼みのクラブ関係者は「すでにスメルツと山東魯能との問題。我々とは関係ない」と突き放しているという。
 

  結局、ニュージーランドのヒーローに試合前から逃げられる結果となった山東魯能。その理由についてチーム関係者は「スメルツの代理人が裏で条件のいい別のクラブを見つけた可能性がある」と指摘。「スメルツの来中後、別のクラブと断続的に折衝していた」という証言もあるそうだ。
 

  その「別のクラブ」について、中国メディアからは様々な憶測が出ていて、そのうちの一つが中国スーパーリーグの「北京国安」だといううわさもある。

  その理由は、以前、中国企業がスメルツが所属していた豪ゴールドコーストの買収を企てたことがあるそうだが、その中国企業が“中信集団”傘下の企業。“中信集団”といえば、スーパーリーグの「北京国安」を所有している。その関係から、黒幕は国安では?というわけだ。
 

  これに関しては魯能の関係者も「スーパーリーグで優勝経験のある北方のクラブチームでは?」と暗に匂わしており、下手をすると、「山東」と「北京」の大クラブ同士の紛争に発展しかねない状況となってきた。 
 

  ある新聞メディアの見出しが面白い。「スメルツがプロでないのか、それとも中国サッカーがプロでないのか?」

posted by asa8043 |21:19 | サッカー |
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2010年07月23日

中国・給与未払い事件、親会社がチーム所有を放棄か

中国サッカー甲リーグの南京の選手が給与未払いでストライキしている問題で、江蘇省同チームの親会社「斯威特集団」(地元の民営ハイテク企業)はチームを手放すことを表明した。今後は南京市サッカー協会が直轄で所管することになるという。地元メディアが伝えた。

今のところ、チームは引き続き、リーグに残留し、試合日程を消化する見込み。ただ仮に週末までにチームが18人の選手を揃えられない場合は、出場資格を取り消す可能性もあるとしている。ただ「すでにチームは破たん状態にあり、速やかに“破産”させるべき」などの関係者の声も上がっている。

未払いの給与は計700万元あまり(約1億円)とされる。

地元の記者がチームのクラブハウスを訪ねたところ、選手・コーチとも「かん口令」が引かれ、まったくの無言。フロント上層部は依然として行方不明という。唯一、施設のガードマンが口を開き、「僕の月給は600元(約9000円)。でもすでに未払いが6000元もたまっている」と語り、給与未払いが選手だけでないことが分かったそうだ。
 

posted by asa8043 |07:31 | サッカー |
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2010年07月22日

中国プロサッカー「0-10」の試合に驚きの理由

  昨日、広州で行われた中国サッカー甲リーグ(日本のJ2)の広州-南京の試合。南京は0-10で敗れ、中国プロサッカー史上最多点差での敗戦となった。この“珍事”について、一時、「八百長」疑惑がメディアやサポーターから湧き出たが、どうやら違うことが判明・・・実は選手たちの「ストライキ」が原因だったというのだ。
 

  実はこの試合にベンチ入りしたのはわずか12名。サブは控えのGKだけという状況だった。そしていずれも、ほとんど試合出場経験のない若い選手たち。さすがに甲リーグといえども、これでは大量失点のゲームとなるのはやむを得ない。そして、主力の選手たちはというと、地元・南京に残って、給与支払いの交渉中だったというから驚きだ。主力の一人、崔光浩によると「すでに18カ月分の給与、3年分のボーナスが払われていない」ため、ストライキを決行したという。
 

  ただ、このチームの給与をめぐるイザコザはすでにかなり前から始まっていた。今年5月、給与未払いを続けていたチームの上層部が「失踪」して連絡がとれなくなり、選手たちが南京市体育局に仲裁を求めて「直談判」を求めるという事件があった。そのとき、上層部の役員は6月30日までには支払うと約束。しかしその日に結局、給与は支払われず、「今後は試合・練習とも参加しない」との声明を発表していた。
 

  また2004年にも長期の給与未払いにより選手がストライキするという事態が発生している。
 

  さて、問題の「0-10」の試合後、クラブの上層部は全く連絡をとれず。いまだに選手側との話し合いには応じていないという。選手側も態度は頑なで、「この問題が解決しない限り、今後の試合には出場しない」と表明。


  だが、それにしても1年以上も給与未払いを続けるような「危険な」クラブを放っておいたサッカー協会も不可思議だ。経済状態がここまで悪化しているクラブをリーグに残していたは、クラブ上層部や南京市スポーツ当局との何らかの利益関係があったのでは・・・と疑われても仕方がない。


  単なる「消極的な試合」では終わらない今回の「0-10」。今後も尾を引きそうだ。

posted by asa8043 |22:58 | サッカー |
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2010年07月19日

中国サッカー「韋迪改革」の全貌

中国サッカーの「韋迪改革」の具体的方針が示された・・・。

17日、秦皇島足球学校で開催された国家体育総局の会議で韋迪主任(会長)が3つの改革方針を示した。要旨は次の通り。

①	中国スーパーリーグ(日本のJ1)の運営組織を完全に民営化する

②	「プロリーグ偏重」の志向を変え、「頂点となる国家代表」と「青少年の育成」を強化の中心とする

③	毎年100名以上のジュニア世代を海外に派遣する


(1)プロリーグ運営の完全民営化

  中国サッカーの現状を打破するきわめて重要な改革の一つといえる。現在、中国スーパーリーグの運営会社は“半官半民”であり、役員もサッカー協会や体育総局の官僚が兼任している。

 韋迪氏は、来年をめどに、これを完全に民営化し、「政企分離」を目指すことを改めて強調した。新会社について、“委員会形式”を取り、会長は外部から招へいするとした。

 また幹部は体育総局やサッカー協会の役員を兼ねることができないとし、仮にそういった官僚が就任することになっても、総局や協会とは「一切の関係を断つこと」を要求するとした。

 そしてその他の各部署の責任者も外部から招へいし、「現代企業制度にのっとった管理」を行うとしている。


   
(2)「プロリーグ偏重主義」の改革

 韋迪氏は国家体育総局のサッカー管理中心(サッカーの統括機関)の職務があまりにもプロリーグの運営に偏っていることを指摘。国家代表や青少年の育成に十分な人材が振り分けられていないとの現状認識を示した。

 国家代表については、ドイツ代表の技術スタッフは30人いるのに対し、中国はわずか1人。設備も十分でなく、韋迪氏は「その他の競技に比べて20年以上遅れている」とした。例えば、対戦チームの録画さえも撮影できず、「CCTV(中央電視台)からVTRを借用している現状」だという。

 今後は国家代表について、以下の10点を掲げた。
①総合的な“サッカー集団”の形成 
②充実したスタッフ(情報・技術・医療・評価)の形成 
③国家代表の5年計画策定 
④各年代の代表チームの到達すべき技術レベルを明確化 
⑤指導者の研修制度の充実 
⑥外国人コーチのスカウティング 
⑦各地域の体育部門との協力 
⑧各年代の代表チーム同士の風通しを良くする 
⑨練習方法の質向上 
⑩国家代表の新しいイメージの確立


(3)青少年の留学計画

 ユース世代は「学校(中学・大学等)サッカー」「専門サッカー」「職業サッカー」に分けて考える。今後は「大学リーグ」の設立をはじめ、アマチュアが参加する「サッカー協会杯」、企業のクラブチームが中心の「企業リーグ」、青少年年代の「ユースリーグ」などを実施。「サッカーは都市のスポーツ」と位置づけ、重点を「都市部」と「学校」に置く。

 「学校サッカー」については「健康増進」を主な目的としつつ、その中から「才能ある選手を見つけ出す」とのやり方を進める。韋迪氏は、「6歳から13歳の子供は心身の健康こそが目的であり、クラスごと、学年ごと、学校ごとの活動の中にサッカーを置く」としたうえで、その「発展形」として地域、全国レベルの試合へと進んでいく・・・という形を理想とした。

 また全国運動会(日本の国体で4年に1度開かれる)、地域運動会(その地域版)といった国内主要大会にU20,U18など年代別を導入する。また年間20試合から30試合の年代別の代表試合を実施。現在の体育学校やサッカー学校も活用し、各年代に適したトレーニングを行っていく方針を示した。

 そして韋迪氏の「目玉政策」といわれる「100人留学計画」については「今年中に必ず実施する」と断言。現在、各企業の協賛も集まっていると自信を示した。

これらの「韋迪改革」が本当に実現するのか・・・中国サッカー再生に向けた「本気の取り組み」がなされることを期待したい。

posted by asa8043 |00:23 | サッカー |
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