2011年01月10日
体操男子のトップチームが来日・・・
北京五輪の王者で世界選手権4連覇中の中国代表の来日が今月23日となった模様。関係者が明らかにした。
2012年ロンドン五輪で2大会ぶりの金メダルを狙う日本が世界トップのノウハウを吸収しようと実現した初の「合同合宿」。東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われる。
中国側は呂博、郭偉など国家代表10人が来日。7日間の合同合宿となる。
去年は日本代表が中国での合宿を行い、その際、日本側から“招待”を申し出たもの。中国代表からすれば、10月に東京で行われている世界選手権に向け、試合会場の下見を兼ねたものとなる。
posted by asa8043 |17:09 |
体操 |
2009年05月23日
最近、また中国スポーツが熱くなってきた。
北京五輪で活躍したアスリートたちの現況が次々と伝わってくる。実は、その中には、五輪後に引退することを明言した選手たちも含まれている。すでに、アスリート憧れの国家代表として、五輪でメダルを取り、大歓声に包まれて、自らの競技人生にピリオドを終えた・・・と思われた選手たちだ。
五輪で有終の美を飾った「お騒がせセクシーアスリート」の郭晶晶も春の海外遠征を終え、5月21日には、西安での国内大会に出場し、調子が悪いながらも優勝を飾り、女王ぶりを発揮している。
実は中国においては、五輪は「引退試合」ではない。アスリートたちは、五輪を戦い終えた後、翌年に行われる「全国運動会」に自らが所属する省・市・自治区代表選手として出場し、故郷に「恩返し」をするのが“不文律”となっているのだ。先ほどの郭晶晶が出場した国内試合も、その全国運動会の予選である。
今年10月、山東省で全国運動会が行われる。その重要性、意味合いについては、ブログ記事の前のエントリーを見ていただきたい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/asa8043/article/514
そして、中国のアスリートは、現役生活の最後を飾る場として、決して五輪ではなく、国内大会である全国運動会を選ぶ。それが、自らを幼いころから多額の費用と手間ひまをかけて育成してくれた「恩返し」となるのだ。
だが、今年、一人の金メダリストがこの「慣例」を破って、早々と“引退宣言”をした。
体操男子個人総合など五輪で3度の金メダルに輝いた楊威である。
今年29歳の楊威は2000年シドニー五輪と昨年の北京五輪で中国のエースとして、団体総合金メダルに貢献した。世界選手権でも7個のタイトルを獲得した名選手だ。
楊威が引退をほのめかしたのは2009年3月。故郷である湖北省の五輪センターの落成式で、親しい友人に引退をほのめかした。その後、これが報道され、中国では大きな論議を巻き起こした。
先ほども述べたように、中国のスポーツ界での「不文律」として、アスリートは最後に自分が所属する省・市の代表として全国運動会に出場する。そして、そこで期待通りの成績を残して、故郷の体育協会の“成績”に貢献する。これは「名誉」の部分もあるし、それ以上に、各地区の成績がそのまま予算配分等につながる以上、金銭的な貢献にもつながる。自らにつぎ込んでもらった多額の育成費用を最後に“お返し”するというのが、中国スポーツ界の掟というわけである。
楊威も今年の春節以降、全国運動会を視野に入れて、国家代表に入り、トレーニングを重ねていた。だが、各メディアの取材に対して、彼は決して「現役続行宣言」をせず、終始、あいまいな態度を続けてきた。「体育当局から(全国運動会に関する)打診が全くない」と、一見、反発にも聞こえるコメントを述べたりもしていたが、今月3日、ついに楊威は国家代表に対し、正式に引退申請を提出した。これに対して、あわてたのが湖北省の体育協会。「祖国の英雄」は省代表として、当然、金メダルをもたらしてくれるとばかり思っていたわけで、湖北省体操センターの魯主任があわてて説得に赴くなど、にわかにあわただしい動きが見られた。
結局、国家体育総局のスポーツ管理センターと省体育協会が協議を行った結果、「もしも後に続く人材がいなければ、何とか(現役)続行をさせよ。ただ年齢やケガの状況などを踏まえた上で、個別に判断すればよい」との判断が下った。
そして、当局の担当者が再三、説得工作を行おうとしたものの、楊威は携帯電話の電源を切り、完全に連絡を絶ってしまったそうだ。
その後は、各メディアが個別に楊威の消息を伝えるものの、詳しい動向は伝わってこない。ただ、楊威がすでに全国運動会に出場しないことを決めたのは事実。「不文律」を破ることになったわけであり、これからしばらく、中国スポーツ界のホットな論争が起きそうだ。
posted by asa8043 |09:39 |
体操 |
2007年12月02日
先週末から北京の国家体育館で行われているプレ五輪の体操。中国女子のエース、程フェイが登場した1日は、週末ということもあって、多くの北京市民が会場に足を運んだ。チケットは、すでに週末分全て売り切れ。人気競技の体操ということもあり、オリンピックムードが高まっている中、行われる大会ということで、この大入り満員も当然、というところだろう。
いつもは、地下鉄駅と会場をつなぐ「オリンピック専用線」バスは、停留所に列ができ、一度では乗り切れないほどの人たちが待っていた。いつもはガラガラで貸切状態にもなる車内が、今日は完全に席が埋まった。これが試合開始1時間前に発車したバスだから、直前になれば、もっと混雑したことだろう。
会場行きのバス停で列を作る北京市民
そんな中、今日は来年に向けて、少し心配なことを見つけた・・。
こちらは会場の国家体育館の東側を走る「北辰西路」という道路。会場への入り口が面する割と大きな道路なのだが、この道路わきに、ずらりと自家用車が駐車されている。
夜の撮影のため、分かりにくいかもしれないが、実は歩道にも車が並ぶ。それも半端ではない数の自家用車が道路の端となる交差点のあたりから、止め処もなく停められているのだ。
これにより、付近は渋滞が起き、公共交通機関である「オリンピック専用線」バスも、この影響で、なかなか会場に近づけず、多くの市民の足に影響が出た。
北京は今、自家用車の数が急増している。これまで高級品の一つだった車が、値下げと経済力のアップから、一気に身近なものとなり、市民の多くが自家用車を足に利用している。しかし、それに伴い、昼間も途切れることのない渋滞と、深刻な排気ガス汚染が北京を取り巻く重大な問題となっているのは、ご存知のことだろう。
そして、来年の北京五輪では、それらに加えて、会場周辺の自家用車への対応が急務となりそうだ。
会場周辺には、駐車場が全く見当たらない。だから、やむをえず路上と歩道に駐車するのだろうが、これを取り締まる様子は全くない。
では、公共交通機関を利用するよう・・との呼びかけがなされたかというと、私自身は、そういったアナウンスをほとんど耳にしていない。車社会が到来してから、まだ間もない北京では、もしかすると、そこまで想定しきれなかったのかもしれないが・・・。
これまで行われたプレ五輪の中では、あまり表に出なかった問題が、人気競技の体操の開催で、ようやく表れてきたといえよう。しかし、来年は、その他の競技でもこの規模の観客が訪れることは間違いなく、その際、いかに自家用車での来場をコントロールするかが大きな問題である。
8月のプレ五輪の蔡、ナンバープレートで運転を規制するやり方が試みられたが、それによって、町全体の交通量が減少できたとしても、会場にやってくる車を規制することにはつながらない。
来年7月には、地下鉄も3本新たに開通し、公共交通機関も充実していくが、それが自家用車の利用を踏みとどまらせるかというと、今の北京市民の様子からして、疑問だ。
また来年は多くの海外からの観戦客も訪れると思うが、地理に疎い彼らはどうしてもタクシーを利用した移動となるだろう。そうすれば、地元に住む人たちは出来るだけ、車の利用を控えることが望ましくなる。
まずは「オリンピック専用戦」バスを含めた会場へのアクセスを、もっと積極的にPRして、市民に周知徹底することが必要だろう。すでに、プレ五輪が始まって4ヶ月経ったが、専用バスがどの地下鉄駅から出て、どこまでいくのか・・・着実にPRできているかどうかは疑わしい。そして「シャトルバスによるピストン輸送」を考えるなど、より適切な方策を採る必要がある。
日本も他国のことを言えたものではないが、目に余る駐車マナーは大会運営の妨げになるだけでなく、世界に向けて恥をさらすことになる。今後、この自家用車問題がどう改善されていくかを見守りたい。
posted by 朝倉浩之 |00:32 |
体操 |
2007年12月01日
体操のプレ五輪「国際招待戦」は1日、北京の国家体育館で男女の種目別決勝が行われ、男子ゆかでは、日本の沖口誠(日体大)が15.800をマークし、金メダルを獲得した。2位はオニール・ブランドン(カナダ)。
大観衆の前で金メダルを獲得した沖口(日体大)
一方、同じくゆかに出場した内村航平(日体大)は、難度点を狙いにいった前半で大きく乱れ、15.000で7位。あん馬に出場した星洋輔(順天堂大)は14.725で6位に終わった。
今日の国家体育館はチケット売り切れの満員御礼。ほとんどは、中国女子のエース、程フェイ目当ての観客だったが、日本の沖口が来年につながる安定した演技を中国の観客に見せつけた。「あえてヒネリを少なくした」という演技は、技術点狙いではなく、安定した技を展開して”勝ちに“行った結果。沖口は、「着地がしっかり決まったのが勝因」と試合後、笑顔で分析した。着地をしっかり決めれば勝てる、というのが、前回の世界選手権で学んだこと。来年の舞台で「勝ち方」をしっかりと確認できたことは大きい。「一回やったことで、来年はやりやすくなった」という沖口の目は、もうすでに来年を見つめているようだった。
試合後の記者会見に臨む沖口
沖口の試合後のコメント(全文)
「優勝できてうれしい。(“ゆか”コートについて)いつもやっているところより、少しハネル感じがした。蹴った分だけ、返ってくるという感じ。日本より硬くて、蹴りやすい。」
「今日は着地を固めて、スコアを取ることを目指した。そのために、ひねりを少なくした。ケガをして間に合わなかったのも理由だが、着地をしっかり決めれば、技術点が低くても、大丈夫だということは世界選手権で学んだ。これまでは技にこだわり過ぎたから、そこが今回の成長した点。」
「来年の会場ということで、一回やれれば、来年やりやすいと思う。」
「今後は、まずゆかと跳馬で、6-3-3の団体戦で安心して使ってもらえるように、そして最低でも15点とれる安定感を目指したい。あん馬も失敗しないようにしたい。」
「(北京に来年持ってきたいものは)コーヒー・・缶コーヒー。食事は現地の料理が結構、体に合うので、日本食をそれほど持ってこなくても大丈夫だと分かった。」
posted by 朝倉浩之 |23:34 |
体操 |
2007年11月30日
日本男子は若手中心の中国に破れる・・・
プレ五輪「グッドラック北京」シリーズの一つ、体操の国際招待戦は29日、大会二日目を迎え、男子団体総合決勝が行われた。日本は272.875点で2位だった。1位は中国で275.925。中国は国家代表チームの2軍を中心にメンバーを構成してきたが、同じく若手で臨んだ日本は前半のミスが響いた。
中国はつり輪で2人が16点前後、一人が15点後半。日本は最終ラウンドとなった鉄棒で中国に2点差以上をつけて追い上げたものの、最終的には3点差近くの差をつけられての2位だった。
男子団体戦は日本、中国、韓国、ドイツ、ロシア、ルーマニア、フランス、アメリカの8カ国が出場。
会場の国家体育館は、来年の北京五輪の会場の一つで、体操に加え、ハンドボール、車椅子バスケットボール(パラリンピック)が行われる。
この日は中国人気の競技である体操の男子団体ということで、18000人収容の観客席はメインスタンドを中心に6,7分の入りとなった。
団体戦では、日本の「あん馬」の出場メンバーについて、日本チームと大会側との認識のズレが生じるなどのトラブルがあった。
大会は30日は休養日。12月1日から種目別に入る。
posted by asa8043 |11:54 |
体操 |
2007年11月28日
11月中旬から、しばらくの間、仕事の打ち合わせと帰郷を兼ねて、帰国していたため、ブログ記事の更新ができなかった。その間にボクシングのプレ五輪が行われていたが、泣く泣く会場に足を運ぶことを諦めた。
まもなく12月。寒さが日ごとに厳しくなる北京だが、気持ちを改めて、中国のスポーツ事情を伝えていきたい。
さて、プレ五輪「体操国際招待戦」が28日開幕する。来年の体操会場となる国家体育館が舞台だ。21の国と地域から104人が出場し、男子団体、女子個人総合、そして10の種目別が行われる。日本からは男子が、星陽輔(順天堂大学)、小林 研也(KONAMI),沖口誠(日体大)、上田和也(KONAMI)、内村航平(日体大)が出場。また女子は椋本啓子(大体大)、上村美揮(朝日生命)が来年の舞台で腕試しをする。
また中国も、今年から代表チームのキャプテンを務める程ヒを始め、一流選手をそろえた。
大会は28日が予選で、29日には女子個人総合と男子団体の決勝。来月1日から3日まで、種目別が行われる。
この1週間は、体操、そしてその後行われるトランポリンと新体操の模様と会場の様子等を詳細に伝えていく。
posted by 朝倉浩之 |16:56 |
体操 |