スポーツCHINA

郭晶晶を超えた!中国飛び込みのレジェンド

このエントリーをはてなブックマークに追加

飛び込みのワールドシリーズ第1戦(中国・北京 3月14日~16日)の主役はやはり呉敏霞(28歳・上海)だった。

女子3mシンクロナイズド板飛び込みで若手の施廷懋と組んで優勝。呉敏霞にとってはワールドシリーズ23個目の金メダルとなった。

この優勝は単なる1勝ではない。呉にとって〝金字塔“ともいえよう。

これまで中国代表の国際大会での最年長優勝は、あの「飛び込み女王」郭晶晶が2009年12月に果たした「28歳2か月」でのもの。(ちなみに、ペアの相手は呉敏霞)今回、呉敏霞は「28歳4か月(1985年11月10日生まれ)」でシリーズを制し、“最年長記録”で「飛び込み女王」を超えたことになる。

郭晶晶が2009年に引退してからは、エースとして、何姿、施廷懋と組み、ワールドシリーズは21度参戦。2010年の中国・青島大会で4位となった以外はすべて制した。さらにオリンピックはアテネ、北京、ロンドンと3大会連続金メダル。3度の三冠(世界選手権・W杯・五輪)を達成するなど、栄光の軌跡に枚挙のいとまがない。

そんな呉だが、去年の全国運動会(2013年8月13日~・中国遼寧省)のあと、引退のうわさが流れていた。

しかし今月14日、試合後の囲み会見で今後の進退を聞かれ「リオ五輪の会場にいられるよう努力したい」とあっけないほどの“現役続行宣言”。比較的、若い選手が中心となる中国の飛び込みだが、2016年リオ五輪では31歳の呉敏霞。30代での五輪代表は中国では異例となる。

もちろん、それまでに激烈なライバル争いが待っていて、若手選手から“引導”を渡される可能性もある。裾野の広い中国飛び込みの中で、実に10年以上、トップレベルの座を守り続けることは容易ではない。

飛び込み界のレジェンドが中国から生まれるのか・・・。2年後のリオに向けて、呉敏霞が新たな一歩を踏み出した。



1ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
飛び込み
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

2018年平昌パラリンピックに向けて――「参加国」としての韓国【韓国スポーツ考察(旧「データから見る韓国野球(2013年度版)」)】

バスケットボールの2020年 その2【ぶんきち日記】

欧州サッカーの走行距離とお金のお話【らもすいずむ~伊達と酔狂で~】

バスケットボールの2020年 その1【ぶんきち日記】

‘もう1人のレジェンド’岡部孝信が引退【スポーツ えっせい】

無免許事故の孫楊 練習解禁へ【スポーツCHINA】

大人のスイム検定!~速くの前に正しく泳ぐ!【青山剛のKeep on Running!】

2014テレビ信州杯レポート③ いい顔がいっぱい!【新体操研究所】

ブロガープロフィール

profile-iconasa8043

筆者略歴
 大学卒業後、民放テレビ局のディレクターとしてスポーツドキュメンタリーの制作・取材に関わる。2003年から中国にわたり、中国国内スポーツの取材、執筆活動を始める。日本の新聞、雑誌で中国スポーツを紹介する記事を書きつつ、ラジオ・テレビで情報を発信。日本に帰国後、現在も中国スポーツ・文化のウォッチを続けている。


筆者への意見、感想等は下記のメールへどうぞ
↓↓
yuya.misa2020@gmail.com

ご注意:当ブログへのリンクは自由ですが、写真の転用はしないでください。当ブログの写真は、報道を目的としたものであり、著作権は撮影者、または写真を提供する個人・組織・団体にあります。
  • 昨日のページビュー:19
  • 累計のページビュー:1772166

(10月22日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 卓球・丁寧「あの審判は一生忘れない」
  2. 劉翔ロンドン入りも不調 原因は?
  3. “中国最速男”が10秒08 「10秒切りは日本人より早く」
  4. バレーWグランプリ 朱テイ欠場で中国は準V 
  5. 中国競泳、躍進の秘密は?
  6. 李娜ダブルス問題「事前に知らせたに決まってる」当局主任が反論
  7. 「やっぱり郎平」絶賛される出戻り監督
  8. 中国の新エース 朱テイとは
  9. 競泳・韓国のパクが失格? 中国審判が通報か
  10. 知られざる中国スポーツ(1)

月別アーカイブ

2016
09
2015
08
01
2014
04
03
02
2013
09
08
03
01
2012
12
10
08
07
06
2011
02
01
2010
12
11
08
07
06
05
03
02
01
2009
10
09
07
05
04
2008
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2007
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年10月22日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss