2010年08月12日

フィギュア趙宏博「結婚式で金儲け」に反論

  フィギュアスケートペアのバンクーバー五輪の覇者、申雪・趙宏博(中国)が来月4日、北京首都体育館で開く「氷上結婚式」。一般公開もされ、チケットの最高価格は1080元(約15000円)と高額。プライベートな「結婚式」と「興行」が一体化しているのは事実であり、一部には「結婚式の名を借りた金儲けではないか」との批判が起きている。
 
  これに対して、北京の夕刊紙「法制晩報」が趙宏博の声を伝えている。そういった声は「誤解」だというものだ。

  趙宏博の説明によると、9月4日に行われるのは、あくまでも国際大会レベルのフィギュアの大会であり、「氷上結婚式」はあくまでも、大会の中の一部のプログラムに過ぎないという。時間も15分程度であり、チケットはあくまでも大会の観戦のためであり、結婚式の「列席券」ではないというわけだ。

  フィギュアスケートは、中国ペアの活躍により、少しずつ国内での認知度が高まってきたが、それでも日本・韓国に比べるとまだまだ。五輪など競技としてはともかく、「ショー」としてのスケートは認知度が格別低い。これに対して、「引退後、何かできないかと思っていた」という趙宏博は国際フィギュアショーに何度も出演した経験を生かして、自分たちで大会のブランドを作り上げ、より多くの人に注目してもらうことによって、フィギュア文化を根付かせたい・・・そのために、自分たちの結婚式を大会中に行うことで、多くの人たちに関心をもってもらいたい・・・これが「氷上結婚式」を企画した意図だと説明する。
 

  また今回のチケットからは一枚当たり10元(150円ほど)の寄付が行われる。将来的にフィギュアのジュニア年代育成を目指す“「氷天使夢想」育成計画”を設立するためのもの。これによって、奨学金やスケート場を開設し、次世代の選手を育てるのが目的だという。
  

  そもそもは申雪・趙宏博がプロデュースして実施する「アイスショー」が主であり、「氷上結婚式」はあくまで演出の一つであったにもかかわらず、そちらがメディアで大きく取り上げられ、まるで「結婚式」がメインであるかのような、主従逆転のイメージを与えたことが今回の批判につながったのだろう。あるスポーツ記者によると、メインのスポンサーは決まっているものの、それだけでは足りず、プロデューサーである趙宏博もスポンサー探しに奔走しているという。 


  中国では、五輪や世界選手権など、競技レベルの大会ならばフィギュアも大きな関心が払われるが、フィギュアの「興行」はあまり一般的でなく、成功させることはそう簡単ではないだろう。ただフィギュアの本当の発展のためには、他のスポーツと同様、「間口」を広げて、より多くの人に関心を持ってもらい、「すそ野」を広げていくことであることはいうまでもない。

  申雪・趙宏博は現在、すでに自らの主宰するフィギュア教室を開き、ジュニア年代が誰でも門をたたけるような環境を作ろうとしている。

  「不毛」と言われた中国フィギュアでさまざまな困難を克服し、世界に挑戦を続け、ついに頂点を極めた二人・・・次に挑戦するのは、フィギュアの「市場拡大」と「ファン層の開拓」であり、今回の「氷上結婚式兼アイスショー」は、その“第一歩”なのだ。
  

posted by asa8043 |07:43 | 氷上競技 |
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「結婚式で金儲け」に反論 【なんて普通な毎日】

りらっくまさんとこで記事があがっていたので知りました。 申雪・趙宏博さんのアイスショーが思わぬ批判をうけているとのことです。 いつも中国から現地のスポーツなどの情報を伝えてくださるSportsNavi+スポーツCHINAさんから記事をお借りいたします。 スポーツCHINAhttp:/

2010-08-12 22:00 | 続きを読む