2008年04月19日

日本シンクロが五輪出場決定!メダルへは道のり険し

北京で行われているシンクロナイズド・スイミングの五輪最終予選は19日、チームのフリールーチンが行われ、日本は技術点が伸びず、トータル96.501点で2位に終わった。トップはスペインで計97.834点。その差は1.333で、ライバル・スペインに対し、思わぬ大差がつく結果となった。3位はカナダで95.334点。ただ3位以内に与えられる五輪出場権は獲得。日本は4大会連続の五輪出場を果たした。

試合後の金子シンクロ委員長に笑顔はなかった。4度目の五輪出場ながら、「世界に日本の強さを見せたい」という今大会の目標は「失敗に終わりました(同委員長)」と認めざるを得ない“敗戦”だった。

その原因について、同氏は「経験と準備不足」を挙げた。

「これまでと同じことをやっていては世界に勝てない」・・・打倒ロシア、スペインを掲げる日本にとって、“安全な”技を繰り出してみても、最強ロシアには勝てない。そう考えた日本は、敢えて難しい技に挑戦した。だが、優勝したスペインがかなり長い間準備期間を重ねてきた演技を披露したのに対し、日本はまだ「発展途上」。しかも、国際大会が1年ぶりという久々の大舞台となったため、各選手の経験不足もあった。

日本シンクロチームの猛烈な練習量は有名だ。だが、その練習量が必ずしも試合に結びつくわけではないことが分かった・・・皮肉なことだが、それが今大会の収穫と言えるかもしれない。

「この失敗がいい薬になってくれれば」と金子委員長は言う。まだまだ進化の最中の日本シンクロ。だが、その後ろからは、井村ヘッドコーチ率いる中国代表が虎視眈々とメダルを狙って、強化を続けている。メダルは当然、問題はその“色”だった日本代表だが、そのメダルさえも安全パイではなくなってきている。

posted by 朝倉浩之 |19:47 | シンクロナイズドスイミング | トラックバック(0)
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