2008年03月26日

W杯予選、中国は豪に“痛恨”の引き分け

26日、W杯アジア第3次予選の中国代表対オーストラリア代表が行われ、0-0の引き分け。中国は試合終了直前に得たPKをモノに出来ず、貴重な1勝をフイにした。

2010年W杯南アフリカ大会に向け、中国にとっては正念場となったこの試合。あえて、試合会場を標高1900mの雲南省・昆明に置き、20日以上前に現地入りして、体を作ってきた。海外組(鄭智、シャオ・ジアイー、孫継海)も直前に合流して、現時点でのベストメンバーで臨む大会となった。

だが試合は予想通り、序盤は身体能力、戦術に勝るオーストラリアがゲームをコントロールする展開。中国はパスカットからロングボール、サイド攻撃を仕掛けようとするが、オーストラリアの守りに阻まれる。中盤をオーストラリアが支配し、中国は目指す「早いパス回し」ができない。

前半30分過ぎに、中国はいくつかチャンスを作ったが得点ならず。またオーストラリアも決定的チャンスがあったものの、中国キーパーが守りきり、前半は0-0で折り返した。前半はどちらかというと両チームとも慎重なサッカー。特にオーストラリアは1900mの高地で後半にスタミナを持たせるため、『温存』ムードが漂った。

後半、中国はFW韓鵬に当てて、サイドからの攻撃で何度かゴールを伺うが、フィニッシュが決まらない。その後は、両チームとも疲れが見え、チャンスにつながらない。

決定的な機会は後半42分、中国に訪れた。ゴール前にドリブルで曲波が持ちこみ、相手キーパーと交錯。これがキーパーの反則をとられ、中国がPKのチャンスを得た。だが、シャオ・ジアイーが正面に蹴ったボールは、読みの外れて左に飛んだ相手キーパーの足に当たり、ゴールならず。決定的なチャンスを物にできず、試合は結局このまま終わり、中国の『金星』はならなかった。

オーストラリアの後半の動きが目に見えて落ち、結果的には、試合地を昆明に選んだのは正解となった。だが、試合終了直前のPKで、誰もが中国の勝利を予感したにも関わらず、勝ちきれなかったことは大きい。シャオ・ジアイーの痛恨のキックは中国のW杯への道において「決定的」になりかねない。

だが、これもまたサッカー・・・である。中国はこれで強豪のイラク、オーストラリアを相手に2試合連続で引き分け。次は6月2日のカタール戦となる。


 

posted by 朝倉浩之 |16:54 | サッカー | トラックバック(0)
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