2008年03月24日

アテネに集結する中国メディア・・・今日、採火式開催

北京五輪の聖火がいよいよ始動する・・・。

24日、古代五輪の舞台となったギリシャのオリンピア遺跡で採火される。

採火式は元々、24日正午(ギリシャ時間)に行われる予定だったが、この日の12時から13時の間、同地区が大雨に見舞われる可能性が高いという気象情報を受け、1時間繰り上げてギリシャ時間午前11時(日本時間午後6時)に行われることになった。時間の繰上げは五輪史上初。もしも、式典の最中、日光の光量が足りないなどの『不測の事態』が生じた場合、20日と22日の『予行練習』で採火された種火が使用されることになる。また仮に同時間帯に雨が降っている場合は、場所を室内に移し、式典の規模を縮小するなどして開催されることになる。

採火式は古式にのっとり、ヘラ神殿前でギリシャの女優ナフプリオトゥさんらが巫女となって採火し、聖火が第1走者となるアテネ五輪テコンドー男子80キロ超級銀メダリストのニコライディス選手(ギリシャ)の手に渡って、ギリシャ国内でのリレーがスタートする。

この採火式には、中国メディアの注目も過熱気味で、かつてないほどの報道合戦が繰り広げられる模様。新華社によると、今回の式典は中国中央テレビ(CCTV)を始め、中国国際放送(CRI)、中央人民ラジオ、北京テレビなど各放送局が生中継を行う予定。関係者によると、このうち中国中央テレビは、式典の1時間前となる午後4時から特別番組を組み、「総合・五輪・英語」など各チャンネルで同時放送を行う。実況席にはベテランの白岩松アナウンサーを置き、万全の布陣で臨むことになっているそうだ。式典の大部分は、国際映像を使用するが、聖火が第1走者のニコライディス選手(ギリシャ)から、第2走者の羅雪娟さん(中国・アテネ五輪水泳金メダリスト)に渡るシーンなどは、中国側が独自に中継車を出して生中継する。

また式典には世界各地から450人の記者が集まり、その様子を世界各地に伝える。このうち170人が中国人記者だということだが、この数も五輪史上最高だということだ。メディア報道のフィーバーぶりがうかがえる。

先のチベット暴動への中国当局の対応に抗議する行動も予想されるため、AFP電によると、ギリシャ警察関係者は採火式と同国内の聖火リレーに厳重な警備を敷く方針を表明している。2004年のアテネ五輪で実施した警備体制を敷き、屈強な兵士を配備すると共に、EU諸国から対テロ対策の専門家を招聘。式典の最中は、制服・私服の警察官を随所に置き、『万一』に備える。

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posted by 朝倉浩之 |12:47 | 北京五輪 |
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