2008年02月23日
飛び込みW杯、郭晶晶が準決勝に登場
国家水泳センター(水立方)で行われている第16回飛び込みW杯もいよいよ大詰め。ここ数日、他の取材等が重なり、なかなか会場に足を運べなかったが、今日は何と言っても真打の登場。しっかり準決勝からこの目に収めようと朝から会場にやってきた。 “真打”とはもちろん、中国の元祖セクシーアスリート、郭晶晶(グオ・ジンジン)。2年ほど前に国内大会で一度、彼女の演技を目にして以来の取材である。 中国人アスリートとしては、NBAのヤオミン、陸上の劉翔に次ぐ、『世界で最も成功したアスリート』といえる郭晶晶。今年の北京五輪では間違いなく、ヒロインの一人となる彼女の、一足早い五輪会場でのお目見えを見逃すわけにはいかない。 会場周辺も午前中だというのに、すでに雰囲気がここ数日と異なる。公安のパトカーも門の前に集結し、物々しい雰囲気だ。昼間のチケットも昨日時点で全て売り切れとの公告が出た。私はいつものようにタクシーは使わず、会場近くの駅まで地下鉄を乗り継ぎ、バスに乗り換えて、会場に向かう。バス停からの道のりは、会場へ向かう人たちがずらりと列のようになって向かっていて、いつものテスト大会とはまた一味違う雰囲気だ。 会場は、売りに出されている座席は満員。チケットを求めて、昨日も長い列が出来ていたが、この会場の熱気こそ、『ドリームチーム』を抱える中国ならでは、だろう。満員となった国家水泳センター
女子3m板飛び込みの準決勝が始まった。 18選手中、17番目に登場した郭晶晶。彼女が飛び込み台に姿を現した瞬間、会場は大歓声に包まれた。化粧品メーカーのイメージキャラクターも務め、アスリートであると同時に自らの『美』を追求し続ける郭晶晶は確かに『美しい』。踏み切り台に立つ郭晶晶
だが、演技前に彼女が見せる前方をじっと凝視する凍ったような表情はまた独特だ。そして飛び板の先で直立不動となるときに良く分かる抜群のプロポーション、整った体のひねりと折りたたみからのダイナミックな落水、にもかかわらず入水したあとは、小石が勢いよく投げ込まれたように穏やかな波紋だけが残る・・・。 ルックスだけで、女性アスリートをチヤホヤする妙なブームが日本では起きているようだが、少なくとも中国の『セクシーアスリート』は実力もきちんと併せもっているし、しかも、それは世界レベルである。 その話はともかくとして・・・ 郭晶晶の準決勝は、1回目は76.50で、2位のハートリー・ミヒャエラ(カナダ)に4.50ポイント差をつけてトップに立った。さらに2回目は5人のジャッジが9.0をつけ、81.00と後続を突き放した。だが、3回目は失敗して68.20で一時4位に沈む。だが、その後はきちっと演技をまとめて、トータル372.70点でしっかり2位につけて、準決勝を終えた。一方、同じく中国のウー・ミンシアは3回目でトップに立ち、そのままリードを保って、計377.85で予選1位。予想通り、中国コンビがワン・ツーで決勝を迎えることになる。 決勝は今晩。この国家水泳センターの盛り上がりも、最高潮を迎えることになる。中国13億の期待を一身に受ける郭晶晶が、北京五輪の会場で見せる“プレ演技”に注目したい。
posted by asa8043 |15:47 |
水泳 |
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