2008年01月25日
世界が見えた・・・車椅子バスケット、女子日本代表
「世界が見えた・・・」 中国との3位決定戦を終えた高林美香(Brilliant cats)ゲームキャプテンは興奮気味にこう語った。 最高で167センチ、主力選手のほとんどが150センチ~160センチという小型チーム。大型の選手が並ぶ他国とは体格面で圧倒的な差があった。だからこそ、「激しいディフェンス」と「スピード攻撃」をチームの最大テーマとして強化を続けてきた。そして『全員バスケ』をモットーに、どの選手を起用してもレベルが一定になるようなチーム作りをし、高い壁のような世界の選手と戦うことを目指してきた。 その結果が出たのが、今回のテスト大会。初戦の中国戦を皮切りに、2戦目は世界トップレベルのカナダに見事勝利した。同じく世界トップチームが相手となったドイツ戦は、前半から押し気味に試合を進め、相手を『ヒヤリ』とさせた。準決勝で再度戦ったカナダ戦も敗れはしたものの、自分たちなりの『走るバスケ』が出来た。(高林) この大会の最大の収穫は『世界のトップが見えた』こと・・・高林ゲームキャプテンは、自信を持ってこう語る。 「ちびっこ軍団(岩佐代表監督)」に何が出来るのか・・・自分たちの目指すものが本当に正しいのか、不安になったこともあった。だが、今大会を通じて、世界でもやれることが十分に分かったと高林は言う。 またこの大会、試合を追うごとにベンチからの声が大きくなってきたような気がする。コートにいる選手だけでなく、ベンチに座る選手、監督、スタッフがともに声を出し、一緒に戦う・・・普段の試合で常にやってきたことを今年の本大会の会場で、のびのびとやれたことが何よりの収穫だろう。 課題は『相手の流れを出来るだけ早く変られる力をつけること』。岩佐監督はベンチワークで、高林キャプテンはプレーの中で、ともに同じ課題を挙げる。 日本代表は来月半ば、大阪での大会を経て、最終の12人のメンバーを決定する。そしていよいよ9月のパラリンピックへ本格始動。すでに組み合わせも決まり、予選の組み分けは「最高のくじ運(岩佐監督)」でトップ通過も可能なところに入った。 シドニーで銅メダルを獲得して以来、低迷している日本女子の車椅子バスケットボール。目標の最低ラインであるメダル獲得、あるいはそれ以上を目指して・・・いよいよ彼女たちの大詰めの戦いが始まる。パラリンピックの華「車椅子バスケ」
posted by asa8043 |19:18 |
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