2008年01月07日

強豪ひしめく卓球五輪代表、決定は6月以降

日本の卓球代表は福原、平野で決まりそうだが、『卓球王国』中国は、話がそう簡単ではない。

1月3日、国際卓球連盟は最新の世界ランキングを発表した。規定によると、このランキングで上位20位に入った選手が自動的に五輪出場資格を得るが、その数は各国2名以下と決まっている。つまり、3名以上が上位20位に入っていても、出場資格は得られないというわけだ。

最新のランキングでは、男子がワン・ハオとマー・リンが1位、2位を占めた。また女子は、若手のグオ・ユエが初めて1位となり、“女王”ジャン・イニンに取って代わった。

ここには、かつてのトップランカー、男子のワン・リージンと女子のワン・ナンが入っていない。中国卓球陣の層の厚さを改めて感じるランキングとなった。

今のところ、男女の上位二人が直接、オリンピックに出場。そして、二人のベテラン、ワン・リージンとワン・ナンが3月6日から香港で行われる五輪アジア予選に出場して、『第3の切符』を争うという見方が強い。ここでベスト8以上に入れば(よほどのことがない限り、間違いないが・・)中国は“予定通り”3つの席を確保することになる。

ただ、当局責任者は「五輪出場者はまだ決定していないし、最終エントリー期日まで公開はしない」という方針を明確にしている。

規定によると、2008年1月最初の世界ランキングが発表されたのを受け、各国連盟は、五輪出場選手を内定しなければならない。だが、これはあくまで『仮決定』であり、6月15日の最終エントリーまでに変更することができる。

卓球の全種目を“総なめ”することを義務付けられている中国卓球陣としては、最後の最後まで、選手の確定を公表せず、与えられた3枠を、その時点での最高の布陣で臨もうというわけだ。

実際、中国のトップ選手間の差は非常に小さく、各国際大会の優勝者も、中国選手が互いに奪い合う格好となっている。誰が出ても、世界トップ3を占めることは間違いないというわけだ。

“超”卓球強国、中国ならではの贅沢な悩み・・・大会前まで誰が出てくるか分からない・・北京五輪のドラマはすでに始まっているといっていいかもしれない。

posted by 朝倉浩之 |11:05 | 卓球 | トラックバック(0)
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