2008年01月01日
新年のご挨拶・・・今年、皆さんに伝えたいこと
新年明けましておめでとうございます。 ここ北京は旧正月が本格的な正月ということで、元旦の今日は、特に正月気分もなく、淡々としたもの・・・。そんな中国の正月をすごすのは、4回目になるが、年を越して、身も心も改まる日本の正月が、やっぱり懐かしい。 さて、この本ブログ「スポーツCHINA」も間もなく1周年を迎える。自身の取材や資料収集の記録のために細々とブログを書いていたが、スポーツナビ様から声をかけていただき、ここ専門家ブログの一員に加わることができた。 現在は、数多くの日本のスポーツファンだけでなく、中国のスポーツファン、中国メディアの方にも読んでいただいているということで、ブログに記事を書き続ける励みになっている。 またこのブログを媒介として、多くの出会いがあった。また多くの方から、助言やご意見、激励の言葉も頂いた。ここで改めて、御礼を申し上げたい。 ありがとうございます。 中には、耳の痛い意見や、やや心無い書き込みなどもあったが、電子メールで頂いたものについては、出来る限り、真摯にお返事を書き、それが縁で、以後、情報交換を出来る間柄となった方もいる。 さて、今年2008年はいよいよオリンピックイヤーである。この中国でスポーツ取材をしようとやってきたときは、正直、オリンピックなどまだまだ、という気がしていたが、本当に時の経つのは速いもの。私自身にとっても勝負の年であり、気を引き締めていかねばと気持ちを新たにしている。 私は、今年いくつかの取材方針を持っている。 一つは、現在開催中のプレ五輪『グッドラック北京』の取材を続け、各競技場の設備面、運営面、そしてその問題点について、検証、レポートしたい。当初は、会場の日本人記者は「私一人」ということも多かったが、徐々に大会が注目を集めてきたのか、日本から派遣された多くの記者が会場にやってくるようになった。日本で一貫して取材を行ってきた彼らに、日本選手取材や結果記事で、敵うわけがない。 だが、この中国で、一般の団地の中で生活し、一般の中国人とともに仕事をしている『生活者』である私ならではの記事というものがあるはずだ。それを探求しながら、プレ五輪開催を通じての、北京の準備状況をお伝えしたい。 第二は、一見、スポーツとは無関係に見えるが、北京そのものの発展や変化がわかる様な記事を書いて、皆さんに提供していきたい。北京の町並みは、今年8月に向けて、ダイナミックに変化を続けている。その『変化の空気』を感じ、言葉にしていきたい。 スポーツナビのブログはスポーツ記事に限るというのは原則だが、北京五輪を控えた北京そのものの記事はことごとく“スポーツ記事"足りうると思う。その枠内で書ける北京情報をブログを通じてお送りしたい。また、今年、オリンピック期間中、もしくは開催前に、北京を訪れる方の一助となるような情報もお届けできればと思う。 第三は、オリンピック期間中の取材である。先ほども言ったように、日本から数多くやってくるスポーツ専門記者の方に対して、ここ中国で生活をしている私が、一般のスポーツ記事で勝てるわけがない。 だから、私は、大会そのものに限らず、その周囲にある『北京という街』、そして『北京の人々』にスポットを当てて、取材をしていきたい。 大会期間中は、世界中のアスリートたちが集い、ここで最高のパフォーマンスを見せてくれる。当然、試合そのものに全世界の目は集まる。だが、この大会が、私たちの隣国である中国の首都、北京で行われていることを忘れてはならない。様々な意味で、日本と複雑な関係を持ち続けている中国で、今、この大イベントが行われることの意味は何なのか・・・この『出来事』を一般の中国人はどう見ているのか・・・その素顔が見えてくるレポートが出来るようにしたい。 以上、3つの抱負が、打ち上げて終わる『ロケット花火』にならないよう頑張りたい。私はもともと、映像の世界で育ってきた人間だ。文章で伝えることの難しさは、今もずっと感じており、苦しみもがきながら、パソコンのキーを叩いている。ただ、ここから発信するニュースが、一般の日本メディアが発するものと一味違ったものとなり、皆さんの中国への理解の一助になれれば、こんな幸せなことはない。 2008年という年は、中国人にとって、間違いなく、永遠に忘れられない年となる。この数字は永遠に彼らの心に刻まれる。その一日、一日を、現地の生の空気を吸っている『伝え手』として、丁寧に、誠実に、伝えていきたい。
posted by 朝倉浩之 |08:08 |
スポーツコラム |
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