2007年10月13日

プレ五輪・テニス、女子Sは日本の飯島が16歳に完敗!

テニスのプレ五輪として開催されるITFサーキットツアーは13日、女子シングルスの決勝が行われ、今大会第1シードの飯島久美子(北日本物産・JTAランク10位)が中国の16歳、周エキ妙と対戦。飯島は、周の若さあふれるパワフルでショットの前に、その勢いをとめられず、セットカウント0-2(1-6、2-6)で完敗した。

飯島久美子(北日本物産) 2-0 周エキ妙(中国)

今日の北京は朝から肌寒く、小雨まじりの天気。11時(現地時間)開始予定の決勝戦だったが、朝からの雨の処理のため、試合開始が若干、遅延。11時15分にコートの水はけ作業が始まり、13時にようやくスタートした。会場は、開始時間が遅れたせいか、中国人選手の決勝には付き物の「動員」応援団がない。これは飯島にとっては、好材料ではあった。

試合開始直前から、太陽が顔を覗き、青空が見えた。

16歳の周は、さすがに緊張しているのか、足を小刻みに動かして、緊張を取ろうとする動作が見られる。だがパワフルなストロークはこの試合も健在。はつらつとしたフォームが非常に印象的な好選手だ。だが、飯島も負けてはいない。周のハードヒットをうまく交わして、浮いた球をきちっと決める経験豊富な飯島らしい展開。互いに力のあるストロークの応酬で緊張感のある序盤戦となった。だが、第1セット後半から、若い周が押し気味にゲームを進める。周のストロークは力があるだけでなく、非常に正確だ。それに飯島のほうが、ラケットが対応できず、コントロールし切れなくなる場面が多くなった。第1セットは、第4ゲーム、6ゲームで飯島がブレークされ、結局6-1で周が先取した。

第2セットに入っても、周の勢いは止まらない。第3ゲームをブレークされたときは、会場中に響き渡る大きな声を上げた。飯島は、思い通りのショットが打てないのか、しきりにスイングを確認したり、首をかしげたりという動作が目立つ。平凡な浮き球のスマッシュをネットにかけたり、相手のセカンドサービスのリターンを返しきれなかったりという場面が何度か見られる。一方、周のショットの安定感は、試合を追うごとに増していく。ここぞというときのラストショットも安心してみていられる。また飯島が自信を持って打った決め球を粘り強く返し続けたことで、飯島の焦りも誘ったようにみえる。第2セットも6-2で周がとり、ワイルドカードで勝ち上がった16歳の新星がシード1位を破って、見事優勝を果たした。

posted by 朝倉浩之 |15:22 | テニス | トラックバック(0)
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