2007年01月29日

アジア大会、王濛まさかの3位。インタビューでチーム批判に中国驚愕

%color(navy){}たった今、冬季アジア大会の初日の目玉、ショートトラック1500mが行われた。今大会の注目選手の一人、トリノで金銀銅の3個のメダルを取った王濛(中国)は3位に沈んだ。韓国勢がワンツーフィニッシュ。

最終周で、韓国人選手の手が、王濛の行く手を妨害するような素振りが見えた。トップに出ようとする王濛はそれに抑えられ、結局3位に沈む。結局、そのまま納得いかない表情でゴールイン。銅メダルに終わった。

そのあと、すかさずマイクを突きつけるところが、中国マスコミのすごいところ。だが、それ以上にすごいのは、当の王濛が平然と受け答えしているところだ。さらに、そのコメントがまたすごい。

「私は中国国家チームに戻りたくない。彼らは何の戦術も与えてくれない。元のチーム(恐らく省単位のチーム)に戻りたい」

いきなり飛び出たチーム批判。しかも天下の中国代表国家チームの批判コメントを中国中央テレビのインタビューでやってしまうのだから、すごい。いや、私の中国語力もあいまいだが、一緒にいた中国人がそう訳したから恐らく間違いないだろう。

中国の選手育成方法は日本と異なる。優秀なオリンピッククラスの選手は、全員が国家代表チームという形で一ヶ所に集められ、統一行動を取り、練習、合宿を行う。彼女はその国家チームの練習方法に不満を持っているらしい。

中国女性の気の強さを改めて感じた瞬間だった。

まだまだ得意の500mと1000mが残っている。王濛にはぜひ、レースの場で雪辱を果たしてほしい。チーム批判、指導者批判はそのあとだ。


posted by 朝倉浩之 |22:01 | アジア大会 | トラックバック(0)
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