2009年03月11日

運動科学(楽)の旅:第1章~物性としての身体の動き(6)~重心の移動②

 先週の問題の答えを、お示しします。


asa20-75538.jpg


上図の時、体重計はどの様な動きを示すでしょうか?が問題でした。
答えは、
asa20-75540.jpg


です。
一瞬重心を移動するのと反対側の体重計が増加し、その後重心移動側の体重計が最終的に増加します。
すなわち、重心の移動と体重のかかり方は必ずしも一致しない→ある場面では、重心の移動≠体重の移動というわけです。
皆さんもお家の体重計を使って(2つ無いと出来ませんが・・・)やってみて下さい。
例えば先程の例だと『右には絶対体重をかけないで左に重心を移すぞ!』と頑張れば頑張るほど、無情にも右の体重計の値が増えます。もしどうしても右の体重計の値を増やさないようにするのなら、太極拳のごとくゆっくり、しかも左の腕を外に挙げるなどして重心の移動を補助する動きを混ぜていけば、もしかしたら増えないかもしれません。

さて、なぜこの様な現象が起こるかは、既に歩き出しの時に説明していますが、次回もう一度ふり返って考えてみましょう。


posted by asa20 |18:42 | 運動科楽 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月07日

運動科学(楽)の旅:第1章~物性としての身体の動き(5)~重心の移動①

 物性としての身体の動きからもう一度考えますと、人の身体が動くということは→慣性の法則からすると、何らかの力が加わらなければなりません。

 もちろん地球に住んでいるいじょう、重力は鉛直方向に常に受けています。それ以外の方向への動きに関しては、重力方向以外の力が加わらなければなりません。

 さて、ここで皆さんに質問です!
今、一人の人が立っています。両側の足にほぼ均等に体重をかけています。そこから重心の位置を(両足で立っている範囲で)左へ移動してみます。

asa20-74408.jpg


上から見ると、こうなります。


asa20-74414.jpg


※正確に言いますと、は重心からの垂線(鉛直線)と床との交点、です。

 さて、この時両側に体重計を置きその上に乗って同じ動きをしたとします。
問題:重心を左へ移動する時に体重計の目盛りはどの様な動きを示すでしょうか?
何、当たり前のことを聞いているの?質問の意味がわからん!
という方がおられますでしょうか?あまり詳しく説明すると答えになってしまいますので、もう少しだけ書きますと、左へ重心が移動する瞬間に体重計の針はどの様な動きをするでしょうか?と書き換えても良いと思います。
※今時アナログ体重計か?とおっしゃらずに、デジタル目盛りの動き、と言い換えても構いません。
 ヒントは、以前お話しした、歩き出しの時の現象の項を思い出してみて下さい。

◎問題の答えは来週早々にも、掲載致します。その間少しお考え下さい。ではまた来週。


posted by asa20 |13:33 | 運動科楽 | コメント(0) | トラックバック(0)
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