2007年10月26日
さて、前回前々回をまとめると、以下のようになります。
踵で接地し、踏み込んで足裏全部が接地、その後踵からまた離れていく、それにともない足は前方に進んでいく(大雑把に言うと)。
これを回転運動のようになぞらえると、真ん中のタイヤ図に相当するのではないかと考えます。
そして、この性質を足裏の機能にはめ込むと一番下のような船底用の足裏(足底)になります。事実この様な形状に靴裏を作ると、踏み込みやすくかつ足がスムースに前方に行くのを助けます。
以前、HONDAのASIMOを開発したエンジニアの方に聞いたところ、足の踏み込みから振り出しへの動きをスムースにするために、足の形状をどうするかに苦労し、結局先程の船底タイプの靴を参考にして、作製したということでした。
実際の人の足は、より複雑な床からの反力を受け止めながら、大まかな機能としては、踏み込みやすくそして振り出しやすいように(決して蹴り出しではない)機能していることが想像されます。
次回は、踏み込みと振り出しの機能の話を受け継いで、走りと歩きを比較しながら、さらにこの機能の重要性を考えてみます。
posted by 朝野裕一 |17:32 |
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2007年10月22日
今回は、この間の続きで、足の裏全体が接地してから踵が離れるところまでです。上図のようになり、今度はふくらはぎの筋肉(赤線部分)の働きが重要となります。
さて、次回はこの一連の足の動きをもう一度つなげて見てみましょう。
そうすると、前々回で言ったような、車輪の動きに近くなってきますので。
posted by 朝野裕一 |20:00 |
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2007年10月19日
先週予告した手前、本日はまず足の接地を復習します。
前半は下図の通りです。赤い線は筋肉(前脛骨筋)を示しています。
踵が接地すると、足の部分はゆっくり前脛骨筋に調節されながら、地面に降りていきます。この時の前脛骨筋の働きは重要です。これが上手く調節されないと、パタンパタンと足が地面に速く接してしまい、しっかりと踏み込む時間がなくなってしまします。次回はここから踵が離れていくところ、から話します。
posted by 朝野裕一 |19:44 |
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2007年10月12日
歩き始めの重心と足圧中心のことは以前のブログに書いた通りです。
さて、歩き出してからの現象を解釈する上で、以前から抱いていた疑問とは?実は6月1日のブログにも書いていました。
『床を蹴って推進し、足を踏み込んでブレーキをかける』特にこの床を蹴るという感覚が、大いに疑問な訳です。
そんな話を先日友人としていたら、車のタイヤと同じような考えで下肢の動きを捉えている文献があったとか。是非それを見せて欲しい、と現在友人に頼んで探してもらっているところです。
皆さん、マンガでよく走っている状態の下肢をぐるぐる回っているように省略して描く絵を見たことがあると思います。それを想像しながらでも、次の図をご覧下さい。
これを見ると後方の足を前方へ蹴るというよりは、前方の足の踏み込みに合わせて、踵を離し足を前に持っていく準備が始まる、と解釈しても良いのではないかと思います。
勿論タイヤのままでは身体は前に倒れてしまうので、身体を起こす力も組み合わさっています。
さて次回は足自体の接地時の動きもタイヤに似ているのかな?
をみてみます。今思いついた感あり。
posted by 朝野裕一 |18:32 |
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2007年10月12日
昨日の世界タイトル戦:WBC世界フライ級選手権のことです。
色々あるけど、また色々な意味も込めたいが・・・
結局一言 『ボクシングを(が)見たかった!』につきます。
どうか皆さんあれがボクシングだとはくれぐれも思わず、
もっと色々な試合を機会があれば是非見て下さい。
付記:あれもボクシングという意見もあるかも知れませんが、プロかつタイトル戦として、私は否定・拒否します。
posted by 朝野裕一 |18:22 |
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2007年10月11日
本日は久し振りの人の動き再考シリーズです。
歩行再考は明日掲載します。そちらのシリーズとリンクしますが一応別立てでいきます。
さて、今回はまず、走ったりする時、色々な部位が痛みを生じたりつらくなったりすることの原因を、原理的に考えてみます。
- 走る動作は当然下肢全体で体重を受けて前に進むものです。もう少し詳しく書くと、体重は地面からの反力を生じそれを下肢全体で受け止めているわけです。
- 下肢の役割は何か考えてみましょう。
a. それは、下肢より上位の身体全体の重みを受け支えています。
b. さらに、駆動力いわば車でいうところのタイヤ(足回りといいますよね)の役目を果たします。
c. そして、地面からの衝撃を受け止め緩衝します。
d. 特別な場合、ボールや相手(夫婦げんかの場合もあるかもしれません)を蹴る・物や人の足(!?;これはお勧めできませんが)を踏んづけるという動作の主体となる場合があります。
- さて、下肢には大まかに3つの関節が存在します(実際は足にはもっと多くの関節が存在しますが)。
a. 股関節
b. 膝関節
c. 足関節
a. 股関節は→体幹(=骨盤から脊柱・胸郭を含む身体の中心部)と下肢の連結部で、重心の位置を変化させたり、逆に移動した重心に対応してそれを安定させる役割をもつ。
b. 膝関節→股関節と足関節の間で様々な調節(煩雑になるのでここでは省略します)をする、いわば中間管理職的役割をもつ。
c. 足関節→立っている場合、地面と接する唯一の部分で体重を受け止める面を作ります。
- そして、上に(二番目の項目)挙げた役割を動作時に果たすとき、どこかの関節が正常な働きを逸脱すると物理的には同じ仕事を果たすために、他の関節が余分な働きを強いられると考えられます。
本日はまずこの原則を理解してください。次回に続きます。
posted by 朝野裕一 |18:24 |
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2007年10月04日
すっかりご無沙汰してしまい、申し訳ありませんでした。
もう閉鎖されてしまうかとビクビクしながらも、筆が進まない1ヶ月でした。
何を書くか構想は頭にあるのだけれど、組み立てや実際に文章を書くことに抵抗が生じていました、時々あるのですが・・・まずは再開と言うことでお許し下さい。
さて、歩行は走行とどう異なるか。つまり歩くことと走ることはどう違うの?
と言うことから始めましょう。これって「当たり前!」ということから始めます。
どちらも移動する方法として目的は共通ですが、速度が明らかに違いますね。
そして、両側の下肢を使っていることも同じです。
違うのは?もう一度速度(これとて調節によっては同じになりますが)、それ以外は?→そうです、歩く時は必ずどちらかの足が地面に接していますが、走る時は両方の足が空中に浮いている瞬間があります。さらに、歩く時は両方の足が共に地面に接する時間も存在しています。
上記絵図注:上肢は省略して描いています
さて、次回から今更ながら、歩くことの何が不思議・疑問なのかを話していきましょう。
今回こそは毎週アップしますよ~。よろしく。
posted by 朝野裕一 |19:30 |
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