2007年08月23日

引退の潮時とは?~アルツロ・ガッティ

おなじみ、WOWOWのExcite Matchから。

今回は、8月20日放送分にて、かのアルツロ・ガッティの再起戦でした・・・が。

ガッティはものすごく荒々しいファイターとして人気のあったボクサーで、チャンピオンでない時でも人気がありました。タイトルマッチ以外でのミッキー・ウォード(上記アルツロ・ガッティの欄参照)との三試合は、語りぐさとなるくらいの名試合プラス観客動員の多い試合でした。

その後、WBCのスーパー・ライト級王者になり、2度の防衛戦はただがむしゃらに打ち合うだけではない新しいガッティの姿も垣間見せてくれていました。勿論ファイターの姿勢はいささかも変わってはいませんでしたが。

3度目の防衛戦があのフロイド・メイウェザー戦でした。実際は両者とも別々の団体の王者だったので、王者統一選でした。この時期はスーパー・ライト級にそうそうたる選手がひしめき合っている時代で、誰がそれを統一するか、注目されていた頃に組まれた試合でした。

実際に戦ってみると、ガッティのボクシングは全くと言っていいほどメイウェザーには通用しませんでした。ほとんどのパンチを当てることが出来ず、全てのパンチ(特に相手の右パンチ)を食らってしまっては試合になりません。完敗でした。これでガッティも引退かと思われたのですが、ウェルター級へ転向し、さらにタイトルを狙いにいきます。

しかし、タイトル戦まではこぎ着けたものの、カルロス・バルドミールに9回TKO負け。この試合も最後は相手のパンチをもろに何発もうけて、ダウンしていました。今度こそ引退だなぁと勝手に感慨深げにしていたところ、今回の再起戦です。しかもあの名試合を三度も行った相手、ミッキー・ウォードがトレーナーに付いていました。

しかし、しかし、ガッティの決定的な欠点はもう全ての選手に知れていたのでしょう。26歳の選手に面白いように右パンチを合わせられ、結局KO負けを喫してしまいました。さすがに今回で引退を決意したようです。

私もそれを勧めたい気持ちです。あれ以上やったら、ダメージが大きすぎてそれこそ廃人(あしたのジョーのカルロスみたい?)になってしまいそうで。とにかく引退を決意してくれたのは寂しくもあり、ホッとする気持ちありの複雑な心境です。

どこで引退を決意するか?その個人個人の歩んできた道により異なるので、何とも言えませんが・・・何度も叩きのめされた上での引退決意とは!?・・・難しいものだなぁと、改めて感じた試合でした。

  • 共通ジャンル:

posted by 朝野裕一 |19:06 | スポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月23日

歩行3:歩行再考序章

 人の動きを再考しますシリーズが13回目でストップしてましたが、歩行のことをしばらく書いていこうと思うので、前々回から通算して今回は歩行シリーズの3とし、今後は歩行再考シリーズに転じます。

 さて、歩行を走行と比較してみよう!というのが前回までの話でした。それには歩行に関する一般的なことを、もう少し説明していおいた方がいいでしょう。

 次回はまず、歩行のフェイズ(相)について説明を加えたいと思います。近日中すぐに加筆しますのでよろしくお願いします。

付記:皆さん夏ばて大丈夫でしょうか?北海道も結構今年は暑く、夏ばてならぬ、クーラー病状態です。8月前半の休みを挽回したいと思います。

  • 共通ジャンル:

posted by 朝野裕一 |18:57 | 歩行 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月07日

雑感~戦慄のパンチ~

昨日のWOWOW Excite Matchにはビックリ!でした。改めてボクシングの恐ろしさ・面白さ・難しさを感じさせられました。

対戦はIBFフライ級タイトルマッチ、チャンピオンのビック・ダルチニャン対ノニト・ドネア。解説の浜田剛史さんが、現在のフライ級ボクサーでは最強でしょう、と言われたビック・ダルチニャン。超攻撃的でフライ級としては高いKO率(確か80%位だったかと)を誇り、ガンガン打ちまくるボクサーです。一方のノニト・ドネアは、フィリピンの若手ボクサーで、兄がビック・ダルチニャンの2戦前のタイトルマッチの相手で敗北を喫しています。兄のリベンジをしたいところ。しかし、試合前の予想は圧倒的にダルチニャン有利で掛け率は15:1の大差でした。
以前からダルチニャンが強いことは分かっていたのですが、ぶんぶん振り回している時のガードが甘く、なぜその隙を打ち返せないのかなと思いながらも、それが出来ないほどの圧力・圧倒的な攻撃なのでしょう。それで勝利を得てきた選手です。今回も圧倒的な攻撃で相手をねじ伏せるかと思いきや、ドネア陣営は良く研究していたようです。ダルチニャンが踏み込んで打ってくる際に必ず左フックを打ち込んで、結構それが当たっていました。今までの相手と違いやりにくそうになりながら、多少焦りもあったと思いますが、左のアッパーを踏み込んで打とうとするダルチニャンに見事な左フック炸裂!!こんなにきれいな・恐ろしいタイミングのカウンターは久しぶりです。恐ろしさを感じた瞬間でした。
その後のリッキー・八ットン対ホセ・ルイス・カスティージョも圧倒的なハットンの攻撃力にビックリしました。どうも年末、ハットン対メイウェザー戦が予定されているようで、今年の年末も超ビッグマッチ、楽しみになりました。

  • 共通ジャンル:

posted by 朝野裕一 |18:15 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月01日

アジアのサッカーは進化している!

 つい先日、アジアカップ2007が終了しました。日本は残念ながら4位となり次回のアジアカップ無条件参加は今の所逃しました。
 何と言っても同じ東アジアの宿敵韓国のしかも一人少ないにも関わらず、(PK戦とはいえ)敗北した事は日本の不足点を浮き彫りにした感があります。
 しかし、今はまだ進化の過程であり、オシムの去就を云々するのは早いと思います。サウジ戦では、守備の不備を指摘されていましたが、一方得点力は上がってきており、結果として最後はサウジの個人技にやられた試合でした。オシムの狙うあくまで「エレガント」なサッカーを今後とも追求していって欲しいと思います。

 さて、今回感じたアジアサッカーの進化とは?以下のごとくです。

  • 東南アジア勢の活躍:地元とはいえ、東南アジアからベトナムがベスト8に入る活躍をした。その他タイやインドネシアも勝ち点を得るなど、楽に勝てる相手はいない事を実感した。
  • 大会前の予想とは異なる結果:オーストラリア、日本、イラン、サウジなどが優勝候補としてまず挙げられるはずだが、結果はサウジの2位、日本の4位、ほかはベスト8止まりで敗退であった。
  • 選手個人の技術とチーム全体の戦術共に進化している:東南アジア、特にベトナムの活躍は前述したが、チームの戦術などが徹底しており、進化の結果が出ていた。また、優勝したイラクはご存じの通り内戦状態下である。選手はいずれも国外でプレーしており、全員が揃う練習は大会前ほとんど出来ていなかったにも関わらず、個人のしっかりとした技術・チーム全体の勝つ意識・それを裏付ける強靱な体力と、いわば心・技・体が優れている事を証明した。また相手のサウジも非常に個人のレベルが高いことにあらためて驚いた。

 以上、私の認識不足でしたが、アジアのサッカーは確実に進化しているなぁと感じました。その中でオシム体制の日本も確実に進化はしていますが、不足しているとしたら、決勝戦でも明らかなように(また昔からいわれているが)一対一の場面でのしかけが少ないことです。決勝戦のイラクもサウジも一対一の場面では必ずしかけて行ってますし、それを決してためらってはいませんでした。それに比べて日本はまだまだ弱いし消極的だなと感じます。フォワードを生かすためにも、サイドの選手は特に失敗しても、回りがカバーできるようにしながら、トライをして欲しいと思います。これがないとワールドカップ(にたとえ出場はしても)での活躍は期待できないと思います。そしてこのことは、監督の方針以前に選手個人の問題だと思っています。
 ともかく、今後のオシムジャパンのより進化したサッカーを期待しましょう!

  • 共通ジャンル:

posted by 朝野裕一 |18:19 | スポーツ | コメント(1) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加