2007年01月31日

人の動きを再考します~その一~

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まず本日は以前から述べていた、二軸動作に関してです。 歩行にかかわらず、人は身体を捻りながら動いていると言われています。 しかし、この動きは必ずしもある軸の周りをコマのように回っているわけではありません。もちろん片足で立っている時の回転はまた異なるかもしれませんが、両足で立っているまたは両足を交互に振りだしている時などは、一点を軸に回転しているわけではなく、両側の股関節の中心を両軸として(二軸)、重心を移動させながら回転しているのではないか、と最近は言われています。 言葉で表現してもわかりにくいので、冒頭に表した図でイメージを描いてみて下さい。 丁度ゴルフスイングをしているイメージが適当かもしれません。 左の図のように身体の中心を軸として、決して回転させてはいません。 右図のように、一旦右へ重心を移動し、丁度右の股関節を中心にして右後方へ回転し、その後に左へ重心を移動させながら、今度は左の股関節を中心にして左回りに回転させているのではないかと思います。 どうでしょうか?皆さんのご意見頂きたいと思います。 これが私なりの一軸と二軸運動のイメージです。 この時足に加わる分圧と重心の位置が、支持基底面上でどういう関係になっているか?は今後の研究課題になるかもしれません。現時点でデータはないのであくまでイメージ図で説明させてもらいました。 どなたか測定している方はいませんかぁ? この軸回転および軸の変換等々、まだ色々と動きの面白さを感ずる場面はありますが、ひとまず次回は、膝を抜く動作について述べたいと思います。 付記:今冬は本当に暖かく、旭川も零度前後でアスファルトが露出しています。普段なら一番雪の多いまた一番寒い時期なのに、楽で良いのを通り越し、不安になってきます。異常気象かな?と。


posted by 朝野裕一 |18:09 | 動作 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月30日

冬休み!?~再開宣言~

 お久しぶりでしたぁ~。実は勝手に冬休み!?取ってました。と言ってもブログ更新してなかっただけで、日常業務はしてました。今週から再開(勝手に休んで言うのも変ですが)します。
 以前から質問のあった事柄、重心の移動に関する少し詳しい話などから再開したいと思っています。具体的には、

  • 二軸動作のことについての説明
  • 膝を抜く動作による、効用
  • 重心線と足圧中心について
  • 重心と基底面の関係

などを予定しています。

ここへ来てスポーツや芸術(バレエ・舞踏など)の世界では
腰部の深部筋と股関節の使い方の重要性が共通して言われてきています。

(我々理学療法士の世界では、脳梗塞の患者さんや腰痛症の患者さんの治療に関連して腰部の深部筋の重要性は語られてきましたが)

そこの所についても、改めて言及していくつもりです。更新しない間もブログを開いて頂いた方にお礼申し上げるとともに、長い間の休みをお詫び致します。これからもよろしくお願いします。

posted by 朝野裕一 |18:28 | 動作 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月10日

人の動きを再考します~序~

今回から、人の動きについてざーっと考えてみましょう。

まず、動く前は止まっている、すなわち静止しています。当たり前の事実ですが大事なことです。止まっている=静止とは、

まず皆さん、平面上に立っている状態を考えて下さい。
この時身体は静止していると考えます。ということは重心の位置も変化していない?→実際には微妙に両足で作られる面上において、重心位置をずらしながら立っています。これは『続・素早く動くとは?』で説明したように、床面上への重心線の投影点での二次元上での説明です。

この時足で囲まれた面を、基底面といいます。この面上内に重心が落ちていて、なおかつ身体の各部分が動いていなければ静止していると考えます。まずは、この辺を確認してから、静→動、静的安定・不安定、動的安定・不安定、動→静などと、基底面と重心の関係などについて、シリーズで書いていこうと思います。

posted by 朝野裕一 |17:54 | 動作 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月07日

敗因!?

何か、K-1 Dynamite桜庭ー秋山戦、ネット上ではすごい物議モンのようですね。その後の両者および主催者の動向を見守りたいと思います。コメントもいただいたので、返信コメント載せておきました。

さて、そんな新年の騒がしい中、もうかなり昔のような感じがするが、まだ半年前の昨年6月、ドイツサッカーワールドカップ(W杯)の話題です。

今回のブログタイトルから日本の敗因について→私が語るのではなく関連の本が出版されたのでご紹介します。題名は
『敗因と』(金子達仁、戸塚啓、木崎伸也共著、光文社刊)です。

~~~98年のフランスW杯の時でした。日本サッカー協会(JFA)はその大会の報告書をまとめていて、当時の世界のサッカー技術・戦術動向から日本のこれからの課題までをJFAテクニカルレポートとして作成していたということを初めて知り、感心した自分を思い出します・・・

金子氏の本は以前から読んでいて好きなライターの一人でしたので、ドイツW杯の日本敗因の総括的な書籍を待っていた私としては、「待ってましたっ!」の一冊です。

内容は、日本代表内の内部崩壊的選手間のコミュニケーション不全・不和の存在を改めてはっきり記しているのと、ジーコ監督の采配を含めたマネージメント力への疑問、フィジカル面の準備不足、などなどが要素として絡み合ったことが敗因だと一旦は結論づけています。しかし、納得のいかない筆者は最終的に日本チームが戦う状態になかった、それは目標とそれに対する負荷の不在とし、今後の世代への期待で最終章を終えています。

このこと自体は実はどの国にもある問題だなと感じます。しかし、私がこの本を読んで一番ビックリしたのは、実はJFAテクニカルレポートに関する抜粋の文章を~フランスの時感心し、本当のところ読んだことは一度もなかったそのレポートの一部とはいえ、日本の敗因分析として書かれた文章を~読んだ時でした。

金子氏も書いていますが、あのオーストラリア戦の敗戦を『悲劇としかいいようのない』という情緒的言葉で片づけ、これがいったい分析なのかぁ!この文を読んで、じゃぁいったいこれからどうすれば昨年のような敗戦を防げるのだろうか、と疑問に感じない人はいないと思います。勝手に素晴らしい取り組みと思っていたレポートの、中身がこれじゃぁあまりにもひどいなと、素人でもはっきり分かってしまいました。一種、大袈裟ではなく、悪寒を憶えました。このままの協会ではやばいのでは?とは別の方も過去におっしゃっていましたが、このレポートとその後の協会の様々な(川渕会長残留からオシム招聘に至る一連の)行動から見ても不安は残ります。

もう一つの大きな疑問点:ジーコは結局どのようなサッカーを目指していたのか?に関してもこの本で言及されています。一言で言うとブラジル人の、しかもトッププレイヤーだった、ジーコの感性の中でしか分からないものだったのかもしれません。

先のレポート(JFAテクニカルレポート、ドイツW杯版)が手に入れば是非読んでみたいと思いました。

本題の、運動に関してですが、体軸に関しての二軸の話、またご質問を受けている膝を軽く曲げてその勢いを利用する身体の使い方云々、については連休明けから取り組みたいと思ってます

posted by 朝野裕一 |14:27 | 書評未満 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年01月06日

美しい国!?の美しくない格闘技?!

新年明けましておめでとうございます。
正月休み明け第一弾は、年末恒例の格闘技についてです。

K-1 Dynamiteご覧になりましたか?

本題は、瞬間視聴率25%(ビデオリサーチ関東地区調べより)に達した、
桜庭vs.秋山戦です。
新聞・雑誌紙上でどう書かれていたか、またどう書かれるか、は知りませんが、どう見ても不可解な試合でした。昨年夏から秋のライトヘビー級王者決定トーナメント決定戦に途中欠場した桜庭選手が満を持して(かどうかは分かりませんが)、現チャンピオンの秋山選手と対戦する試合。非常に期待を持って見ていました。しかし、結果後味の悪い試合となってしまいました。

あの桜庭選手、まさしく字の通りPrideを捨て、K-1のリングに参戦してきたわけで、昨年夏の対戦後の体調不良と試合自体の問題(レフェリーの判断が遅く、結果桜庭は逆転勝利したが、一時意識朦朧となっていた彼はその後体調の不良を訴える結果となった)、ここのところの不調な試合内容などなど、を払拭すべく今回の対戦に望んでいたはずで、今回の敗戦は恐らく本人にも痛手だったと思います。
桜庭ファンとしては、絶好調時(グレイシー狩りを行っていた当時)に比べて最近の試合は物足りなく、寂しさも含めて衰え?さえ脳裏に浮かんでしまうのが正直なところでした。

一方、秋山はこのクラスの日本人として最強かもしれないなと思わせる、最近の試合振りでした。それらを考え合わせると、結果自体は妥当だったのかしれません。

しかし、明らかにルール上は認められていないと思われる試合中の「タイム」まで主張をしていた桜庭には、何か秋山選手の下肢の掴みづらさがおかしい!という確信があったに違いないと思います。百戦錬磨かつファンを楽しませることを常に考えている彼としては、劣勢挽回の言い訳であのような行動を取るとは到底思えません。

試合後普通に行われる両者および両サイドの交流は不思議なほど全く行われず(少なくともテレビの画面には映っていない)、淡々と秋山のマイクパフォーマンスが行われ、美しい格闘技を好む私としては、白けた気持ちになったことを思い出します。

結局これは昨年夏の結果の帳尻あわせで、桜庭自体を負かせる意図があったのでは?と勘ぐってしまいます。主催者側としてはこれからも秋山をスター選手として温存し、桜庭はかませ犬的存在に獲っておくということなのでしょうか。

その他、金子賢vs.アンディ・オロゴン(ボビー・オロゴンの弟)は、はっきり言って素人同士の格闘技ごっこで、やるのは自由ですが金を払って見る、もしくは公共電波で見る様な試合ではありませんでした。
また、ボビー・オロゴンvs.チェ・ホンマンも試合にならないのは目に見えており、マッチメーク自体が失敗でした。そして、もう言うまでもない曙です。彼はプロレスでのパフォーマンスをもっと学び、そちら専門に徹するべきです。中途半端に総合格闘技に出てはいけません。

以上のように、Dynamite自体が美しくない格闘技をいくつか見せてしまったと思います。いろいろ問題が背景にあるので仕方ありませんが、Prideのテレビ放送がなくなったのは、格闘技ファンとしては寂しかったです。

転じてアメリカのUFC66は面白かったです。やっぱりチャック・リデルは現時点でのこのクラス(ライトヘビー級)最強かもしれません。はやく、バンダレイ・シウバもしくはミルコ・クロコップとの対戦が見たいものです。

長くなりましたがもう一つ、正月3日のボクシング国別対抗戦として企画された、二つの世界タイトルマッチも良かったです。亀田兄弟ブームに翻弄された感のあるボクシング界でしたが、まだまだ強い選手、期待できる選手は多くいて、このような企画ものでテレビで見ることができるのは、嬉しい限りです。今後とも期待したいと思ってます。川島は残念だったけど・・・

以上、新年長々格闘技言いっぱなしでした。では今年も良い年でありますように。

※ここで言う「美しい格闘技」とは、言葉では表現しづらいのですが、憎しみや恨みなどを前面に出さず(プロとしてのパフォーマンスに織り込むのは良いと思います)、お互いの技術と闘争本能を出し合い、試合終了後は格闘技の同士としての敬意を表現する、そういうものを指します。これは試合前から試合中、そして試合終了直後からその後まで含めた期間に、以上の観点・評価に耐えうるものでなければなりません(格闘技ファンの勝手な希望)。

posted by 朝野裕一 |14:30 | スポーツ | コメント(3) | トラックバック(0)
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