2007年10月26日
歩行再考:5
さて、前回前々回をまとめると、以下のようになります。踵で接地し、踏み込んで足裏全部が接地、その後踵からまた離れていく、それにともない足は前方に進んでいく(大雑把に言うと)。 これを回転運動のようになぞらえると、真ん中のタイヤ図に相当するのではないかと考えます。 そして、この性質を足裏の機能にはめ込むと一番下のような船底用の足裏(足底)になります。事実この様な形状に靴裏を作ると、踏み込みやすくかつ足がスムースに前方に行くのを助けます。 以前、HONDAのASIMOを開発したエンジニアの方に聞いたところ、足の踏み込みから振り出しへの動きをスムースにするために、足の形状をどうするかに苦労し、結局先程の船底タイプの靴を参考にして、作製したということでした。 実際の人の足は、より複雑な床からの反力を受け止めながら、大まかな機能としては、踏み込みやすくそして振り出しやすいように(決して蹴り出しではない)機能していることが想像されます。 次回は、踏み込みと振り出しの機能の話を受け継いで、走りと歩きを比較しながら、さらにこの機能の重要性を考えてみます。
posted by 朝野裕一 |17:32 |
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