2008年03月17日

三角形を作るメリット (サッカー)

「トライアングル(三角形)を作る」ことはサッカーの基本だと言います。
僕も今までサッカーをやってる中で、何度か耳にしました。
ですが、今ひとつ僕自身その重要性が分かりきれていませんでした。

なので、今回はトライアングルについて自分の中で整理するとともに、僕
自身もより深い知識を持っている人に教えて頂ければと思い投稿しました
。


さて、今回苦悩しながらも考えた
三角形を作るメリットを3つほど挙げてみます。


1、パスコースを作る

芸術的なほどにも美しい三角形をピッチの至るところで作っているのは、
バルセロナのように個人的には思っています。
そのバルサでは、ボール保持者に対して近い距離に必ず2人のサポートが
待機しています。つまり、ショートパスのコースは最低でも常に2つある
ことになります。

人は選択肢が3つ以上あると迷い始めると一般的にいいますので、
例え狭いエリアだったとしても、ショートパスのコースをで2つ作り、さ
らにドリブル又はシュートもあるかもしれないと相手に警戒させると、DF
は迷い、対応に遅れが出るかもしれません。


2、判断の向上(「Look aroud.」「Think before.」)

組織的な守備が基本となる現代サッカーでは、ダイレクトや少ないタッチ
でのプレーを入れないと、ボールを前に運ぶことすら満足にできなくなっ
ています。

ところが、そのダイレクトパスを成功させるには、ダイレクトで蹴る技術
だけではなく、ボールが来る前に次のパスコースを判断する、ということ
が大切になります。

実際に例を見てみます。

a.)

A 味方A (ボールホルダー)
B 味方B (2番目の受け手)
C 自分  (1番目の受け手)

Aから自分がパスを受ける前に、Bの場所を見て確認しておく(Look 
around.)。
Bにパスを出すイメージを持つ(Think before.)
実際に、パスを受けたらそのままBにパスを出す。(Just do it!)

ダイレクトパスをする前には、必ずa.)のような手順になっています。
そのベースとなっているのは、早く質の高い判断なのです。
三角形を作ることで、現代サッカーに必要な次にどんなプレーをするのか
という早い判断をサポートしているのではないかと思います。


3.コンビネーション戦術(3人目の動き)

b.)
A 味方A (ボールホルダー)
B 味方B (1番目の受け手)
C 自分  (2番目の受け手)

今度は自分が2番目の受け手になるケースb.)を見てみます。
AからBにボールが渡り、さらにその次にBからパスをもらえる所を考えて、
自分はポジションを取ることになります。

「3人目の動き」というオシムさんが代表監督だった時にクローズアップ
されたことですね。
このb.)のケースでは、自分自身が「3人目」として動いていることになり
ますが、a.)では、味方Bが「3人目」になっています。

「3人目」が後方から走りこむと、相手DFは、ボール・1番目の受け手
・2番目の受け手と3つを同時に把握しなければいけない状況に追い込む
ことができます。
当然、相手はマークを捕まえづらくなるので、「3人目」がフリーでボー
ルをもらえることが多くります。
このように、三角形を作ることは非常に有効なコンビネーション戦術であると言えます。


1サッカーファンとして「三角形」を考えてみましたが、ちょっと自分の
勉強不足を痛感しました。
まだまだ奥が深そうなので、他にも何か知ってる方がいたら教えて下さい
。
コメントをお待ちしています~

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posted by アーセン777 |22:16 | 基礎 | コメント(10) | トラックバック(0)
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三角形を作るメリット (サッカー)

コメント投稿者ID :

NBAでも名将パット・ライリーの三角オフェンスは最高でした。

バスケもサッカーも三角形を作るのは基本ですね。(実際にやるのは難しいですが。)

posted by サッカーもバスケも好き | 2008-03-17 22:48

三角形を作るメリット (サッカー)

コメント投稿者ID :

「1、パスコースを作る」と3の「3人目の動き」の対比、真実をついてて興味深いです。

>芸術的なほどにも美しい三角形をピッチの至るところで作っているのは、バルセロナのように個人的には思っています

>「3人目の動き」というオシムさんが代表監督だった時にクローズアップされたことですね

このふたつは、三角形としては同じですが、その本質はまったく逆ですね。

バルセロナ=三角形を保つ。
オシムさん的=三角形を崩しながら新しくつくっていく。

これは混同しちゃいけない、偉大な違いです。
個人的には、前者よりも後者の方が、アグレッシブで変化に富んでいる、おもしろいと感じます。

posted by たぶん | 2008-03-17 22:55

サッカーもバスケも好きさん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

バスケは僕はあまりよく分からないのですが、サッカーはバスケ戦術の恩恵を受けてることが多いと聞きました。

ゾーンDFとか、ポストプレーも本来はバスケットボールの戦術だったそうです。
やはり手で扱う分、戦術的イマジネーションが豊かなんでしょうかね?

NBAでは最近、セルティック・ボストンが好調らしいですね。
この前、アイルランド人から色々と面白いことを聞いたので、今度投稿してみようと思います!

posted by 筆者 | 2008-03-17 22:58

Re:三角形を作るメリット (サッカー)

コメント投稿者ID :

ほかにも三角形(三人)に限らず三角形は作れると思います。それは試合でよく見られる壁パス、ワンツーです。これで相手DF陣を崩す形がよく見られるのでそれの最終形態が三人での三角形なのでしょうね。受け売りですがいつかのTVでも言ってました、アルゼンチンでは攻めてに困ったらまず、ワンツー。だとのことです。なにせその形が美しい且つ有効なんでしょうね。日本人にも合ってると思いますがどうでしょうか。

posted by サッカー知らず | 2008-03-17 23:10

たぶんさん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

>このふたつは、三角形としては同じですが、その本質はまったく逆ですね。
バルセロナ=三角形を保つ。
オシムさん的=三角形を崩しながら新しくつくっていく。
これは混同しちゃいけない、偉大な違いです。

いやぁ、そうですね。たぶんさんの言う通りです。たぶんじゃなく、確かに。
書く方は必死で、そんな対比は意識してなかったです(汗)

オシムさん的=
バランスを一度崩して、後方から三人目が走り込む
ということですね。

アグレッシブな分、バランスを自ら崩すわけだからリスクもありますね。
かつ後方からの走りこみは体力を消耗するので、オシムさんは1試合を通しての試合運びに緻密な計算を立てて戦術を練っていたと思います。
体力を保つために、ボールをキープするという静的な時間帯もありました。

静と動。
僕はそういう所も含めて、オシムサッカーは好きでしたね。
(岡田監督に対しても、値は下がっても期待はしています。)

たぶんさん、教えて頂いてありがとうございます。

posted by 筆者 | 2008-03-17 23:16

サッカー知らずさん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

>受け売りですがいつかのTVでも言ってました、アルゼンチンでは攻めてに困ったらまず、ワンツー。だとのことです。

僕もその言葉聴きました。う~ん、この前のTBSで中継した日本代表戦かなんかですかね?解説の金田さんは以前、アルゼンチンリーグの解説もしてたので、そうだったかもしれません。

壁パスのボールの軌跡をみると、三角形ができあがりますね。言われて気づきました。サッカー知らずさん、ありがとうございます。

>なにせその形が美しい且つ有効なんでしょうね。日本人にも合ってると思いますがどうでしょうか。

壁パスは、pass&goという要素を含むサッカーの基本中の基本プレーです。ですが、日本人は1人で突破する能力が低い反面、連携プレーが得意なので、日本人向けだと僕も思いますね!そしてまだまだ突き詰めていく余地のある部分だとも思います。

posted by 筆者 | 2008-03-17 23:44

三角形を作るメリット (サッカー)

コメント投稿者ID :

>やはり手で扱う分、戦術的イマジネーションが豊かなんでしょうかね?

バスケで一番大きいことは、コートに対する人の割合だと思います。
バスケはコートも小さく5人しかいないので、一つのプレーに対する個人の役割が大きいため、コート上全ての人が有機的に動かないとすぐに手詰まりになります。
そこで、人をフリーにしたりする動きが洗練されていったのではないかと思います。

バスケのエントリー楽しみにしてます。

posted by tg | 2008-03-17 23:57

tgさん、またまたありがとうございます!

コメント投稿者ID :

>バスケで一番大きいことは、コートに対する人の割合だと思います。

なるほど、フットサルと同じですかね。
フットサルも戦術が非常に複雑みたいですから。

足を使う分だけ不確定要素が高いサッカーと、手を使うのでミスの少ないバスケットボールとの違いからバスケの戦術的優位性が生じたものだと僕は考えてましたが、それだけでは全然なさそうですね。

>バスケのエントリー楽しみにしてます。

tgさん、ごめんなさいっ!
バスケというよりも、アイルランド文化のエントリーです(泣)
(バスケが出てくるのは一文でしょう、おそらく


しかも、そのエントリーは、入魂の一作(??)として先々週末に書きあげアップしたはずが、なぜかエントリーできてなく、その後やる気を完全に失い、先週の「空白の5日間」の一因となったといわれる、いわくつきのものです(泣)

posted by 筆者 | 2008-03-18 00:27

三角形を作るメリット (サッカー)

コメント投稿者ID :

三角形のメリットを線で捉えた場合には、より具体的なイメージを連想できますね。
実際に、人とボールの動くコースとなる訳ですから...。

私は古典的な考えを持っていますので、トライアングル=面と考えています。つまり、面を形成する最少単位が3となる考え方です。
サッカーと謂う競技は、陣取り合戦の要素を含みますよね。三角形の形成とそのリンクがスムーズである事。また、チームとしての創造力とコンセンサス。面を造り支配する俯瞰能力。
攻守の厚みは、其れによって造られるのでは?

勿論、壁パスでの三角形も3と数えます。
逆に4人で幾つの三角形を創れるか?も同義です。

posted by 8beat | 2008-03-18 10:00

8beatさん、ありがとうございます

コメント投稿者ID :

8beatさんは、僕よりも深い知識を持ってますね!嬉しいです!

>サッカーと謂う競技は、陣取り合戦の要素を含みますよね。
その通りだと思います。

三角形のメリットその2という新しいエントリーとして、ご紹介させて頂きますね。

引き続き、皆さんのコメントを募集しています!

posted by 筆者 | 2008-03-18 16:28

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