2010年08月31日

ザッケローニ監督に期待するもの



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日本代表監督がイタリアのザッケローニ氏に決まった。
いたるところで「やっと」という声が聞こえるが、9月の親善試合に間に合わなかっただけで、別にやっとということもないと思う。それだけ慎重に探したということだ。

しかも今回は、以前のように元々Jに関わっていて、交渉や話し合いがスムーズにいくというような監督ではないところで交渉を進めてきたわけで、これは評価できる。

さて。そんな新監督に望むものは何か。
ブラジルでの目標か。得点力不足解消か。世代交代か。新しいコンセプトか。欧州での経験の注入か。同氏が得意とする攻撃的サッカーの確立か。

私がとりあえず望むのは、「エンターテイナー」としての監督である。
日本において、代表監督というのは「エンターテイナー」だと私は思っている。トルシエ、ジーコ、オシムなどは、その要素を十分持っていた。つまり、キャラがはっきりしていて、日本人にとってわかりやすかった。

もちろん、強くなければならない。そんなことは監督をやる上で当たり前なので、あえて省く。日本代表を強くする大前提の上で、エンターテイナーであってほしい。

岡田監督時に、日本代表戦の観客数が減ったのは、(W杯本番前まで)ふがいない試合が多かったことと、監督が地味だったからだ。岡田さんの発言は、オシムほど食いつきがよくなく、ジーコほど自由闊達でもなく、トルシエほど新鮮味もなかった。

なので、新監督への期待として、あえて欲張ってしまおう。
記者会見になれば、メディアが食いつき、ファンが監督の言葉に酔いしれる。試合になれば、これまでの日本代表とは違った、攻撃的でスリリングな試合を見せる。

そうなれば、また、「代表戦はチケットが取れない」という悲鳴が聞こえてくるようになるかもしれない。



筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシー、マンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。


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2010年08月30日

【連載】~海を越えたピッチからの便り~014



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前回のあらすじはこちらから

理由はいたってシンプルである。
「同じ時間を共有する」

大事なことは、至ってシンプルである。
しかし、シンプル、つまり単純であるがゆえに、ないがしろにされることが多いのもまた事実である。人は単純さよりも派手さを好む。退屈よりも奇をてらったことを好む。単純さと地味は同じではない。単純さと怠惰もまた、同じではない。

着実で目立たぬがゆえに、ときにないがしろにされるのが単純さである。

指導者がここを履き違えると、大変なことになる。
率いていくべき人間が単純さの大切さを忘れ、ないがしろにすると、その組織はシンプルなことを忘れる。だが、先にも書いたように、大事なことは至ってシンプルなことである。単純さの忘却は、そのまま大事なことを忘れることにつながる。

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2010年08月27日

バルサは幸運、本田は厳しいか







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欧州CLのグループリーグ組み合わせが決定!(ニュースソースはこちらから)

バルサは同組に目立った強豪はなく、ラッキーな抽選と言える。

本田の所属するスパルタク・モスクワはチェルシー、マルセイユと同組で、グループリーグ突破も簡単ではない。

また、日本代表SB内田が所属するシャルケもリヨン、ベンフィカと同じ組で、決して楽とはいえない。

内田と本田には、CLに出場できる日本人選手ということで、ぜひ大活躍してもらいたい。特に本田は今夏の移籍が実現せず、冬の移籍市場でビッグ・クラブを狙っているだけに、なんとしてもそれを実現する素晴らしいプレーを見せて欲しい。


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2010年08月26日

関塚氏ならJクラブも納得?






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日本協会がJクラブの要求に応じる形で説明会を開き、新監督人事と9月の代表戦への選手召集への理解をJクラブに求めた。(ニュースソースはこちらから)


秘策!?は関塚氏のA代表コーチ就任だ。

J側としては、大事な選手を監督も決まっていない代表戦に取られたくはないだろう。代行監督で行うような重要度の低い代表戦で、万が一、選手に怪我でもされたら大変だからだ。

つまり9月の代表戦が、きちんと今後の代表にもつながり、有意義なものであるという継続性が必要だ。

それに答える形で出されたのが、関塚氏のA代表コーチ就任だ。同氏は2012年ロンドン五輪を目指すU‐21代表監督との兼任の形で就任する。

代行監督はあくまで一時の代行でしかないが、正式に就任したコーチがいるのならば、選手たちにもアピールの場に一応なる。もちろん、新監督がやってくればすべては新監督に一任されてしまう選手選考だが、少なくとも、協会はこれで監督もコーチも代理で、完全なる「一時の消化試合の代表戦」というような状況は避けることができると踏んだのだろう。

関塚氏は事前合宿から参加する。Jで実績を出してきた人だけに、これでJのクラブも一応、納得!?

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2010年08月25日

毅然とした態度の原技術員長を評価!





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「最終提示だけを待っている人もいる。誰でもいいから間に合わせるようなことはしない。今後の日本を任せられる人を連れてきたい。そういう思いで交渉している」(ニュース・ソースはこちらから)


こういう毅然とした態度できちんと記者会見の場で説明できる人なら、ぜひとも信じたい。

政治家の影響だろうか?記者会見で立場が弱いと、発言者はごまかしたりあいまいにしたり、いい加減な態度がどうしても頭に浮かんでしまう。

しかし、原技術員長は違う。きっちりとした言葉で、しっかりと説明。もちろん、その言動からは自分が一切の責任を負っているのだから、という責任感も読み取れる。しかし、相手に同情を求めることもない。

ぜひともじっくり探して欲しい。メディアは責任を問うだの何だの言うだろうが、そんなことは放っておけばいい。

だって、南ア前と南ア後の岡田監督に対する報道の違いが、すでに彼らのいい加減な態度を物語っているのだから。



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2010年08月24日

監督交渉の期間に予定などない




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日本代表の新監督が決まらない。
しかし、これは別に嘆くことではない。

確かに焦りはある。しかし、そもそも交渉にスケジュールなど関係ないのだ。焦ってしまうのは9月に入っている代表戦があり、そこで新監督のスタートを切りたいという思惑があるからで、そもそも、交渉事に「だいたい何日で」などという考え方はないのだ。

時間がかかることも想定していなければならない。物事がいつもこちらの思惑通りに行くことなどあいえない。

9月の代表戦は代行監督でもかまわない。
それよりも、2014年ブラジルで勝てる監督をじっくり探そう。


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2010年08月23日

【連載】~海を越えたピッチからの便り~013



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前回のあらすじはこちらから




私が取材をしたのは、そのまさに日本vsカメルーン戦が行われる日であった。夜の観戦に備えて、午後には飛行機移動が待っていた私は、朝、TFAの選手とスタッフがホテルから練習場に向かうところから合流させてもらうことにした。

上海市内のホテルを出て、指定されたホテルへ向かう。上海の郊外だけ合ってかなりの距離だ。地下鉄とタクシーを乗り継いで、やっと目的地へ到着した。少しばかり早く着いてしまったため、コンビニで朝食を買う。

朝食をとりながらホテル近くのベンチに座り、取材ノートを開きながら私は、上海のサッカー教室であるTFAが、郊外とはいえ、同じ上海市内に宿泊しながら行うことにも注目していた。その宿泊にもまた、TFAの指導方針を見る思いがしたからだ。


続く


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2010年08月20日

松井いよいよ決定の時。移籍先はリスボンか


野口大輔率いるTFAが柏レイソル・ジュニアユースの中国遠征をサポートします!
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「イタリアはスペクタクルに欠けるから嫌だ」

そう語り、セリエAへの移籍は本望ではないと語った日本代表MF松井。いよいよ移籍期限が迫り、最終決断を迫られる。

華麗なプレーや切れ味鋭いドリブルが得意の松井は、あくまで攻撃的サッカーを望む。そんな松井にW杯後、寄せられたオファーはスペインのラコルニャ、ポルトガルのスポルティング・リスボン他、ロシア、フランスなどからも来ている。

松井の志向するサッカーならスペインかポルトガルか。特にリスボンとは詳細な話し合いが行われている。果たして、最後に松井が選ぶのはどこか。

注目だ。

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2010年08月18日

移籍期限迫る~松井はどこへ?~

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松井はどこへ?
まもなく締め切られる選手の移籍市場。欧州で新しいシーズンが始まるこの時期は選手の移籍が盛んに行われる。

日本代表MFでフランス2部の松井はどうなるのだろうか。
南アW杯での活躍により、様々なクラブから触手が伸びているようだが、最終的にどこへ行くのだろう。

何も目立ったニュースがないところを見ると、交渉が難航しているのだろうか?

いずれにしろ、松井ほどの選手。やはりフランス2部では物足りない。
どうかビッグクラブ、もしくは主要リーグの1部に移ってプレーを続けて欲しい。


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2010年08月17日

批判よりも忍耐を

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前回のあらすじはこちらから




予想以上に日本代表監督選考が難航している。
ニュースはこちらから


しかしここは忍耐だ。
別に9月のパラグアイ戦に合わせて監督を選ぶわけではないからだ。あくまで4年後を目指す。そのためには時間をかけるのもありだろう。

批判よりも、今は忍耐だ。

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