2009年07月30日

【種田仁】:オールスターの思い出

皆さんこんにちは
種田です

今回のブログは
オールスターの思い出を書こうと思います

思い出と言っても
あんまりいい思い出はないんですけどね

自分が出場できたのは全部で3回

93年 04年 05年の3回に
全て監督推薦枠で出場させてもらいました

ファン投票で選ばれたことはないんです(涙)


93年のオールスターは
プロになってまだ4年目のときですわ

まだペーペーのときの出場やったんで
めっちゃ緊張しました

そうそうたるメンバーの中
広島の前田と自分が一番年下やったから

オールスターというと
違うチームの人が会話をしたり楽しい雰囲気やと
皆さん思ってるかもしれませんが
このときは何にもできませんでした

ずっと前田と一緒にいた感じです

キャッチボールも一緒にやったし


2回目、3回目は横浜に移ってからの出場でした

このときはさすがにそれほど緊張はしなかったんですが
自分は人とあまり触れ合わないタイプの人間やから
他のチームの人たちとあまり話をしませんでした

このときも同じ年の新庄とたあいもない話をしたくらいです

結構内気なタイプの人間なんですわ


オールスターでは
心残りになっていることが3つあります

心残りになっていることの1つ目は
3回も出場させてもらったのに
ヒットを1本も打てなかったことです(悲)

最初の93年のオールスターでは
ほとんど出番はなかったですが
残りの2回はそれなりに出場させてもらいました

全部で10打席くらいはチャンスを貰ったのに
ほんま情けないですわ


2つ目は
内野を守ったことがないことです

自分は内野手やし
監督推薦も内野手でしてもらってるはずなのに
なんでやーって感じですわ

確かに選出されたとき
外野用のグラブも準備してきてくれって言われたんです

でも1回くらいは本職のポジションを守ってみたかったですわ


3つ目は
地元甲子園でのオールスターが開催されたとき
出場させてもらえなかったことです

05年のオールスター開催地は
西武ドームと甲子園でした

第2戦が甲子園やったんです

オールスターが地元で開催される場合は
大体出場させてもらえるもんなんですけどね

でも自分は出場させてもらえませんでした

これにはちゃんと理由があるんですけどね

ゲーム終盤に前田のところで代打行くぞって言われてたんですわ

それに合わせて準備してたら
その前田の打席にサイクルヒット達成がかかってしまったんです

そりゃ自分なんかが代打で出るわけにはいきません

お客さんは前田のサイクルヒット達成を期待してるんやから

それで地元甲子園の出場がパーですわ


全然いい思い出やないでしょ(笑)

自分のオールスターはこんな感じです

3回も出場させてもらったことは
もちろん誇りに思っていますけどね


そー言えば
04年と05年のオールスターでは
変な気持ちになりました

当時はまだ
セ・パ交流戦がなかったんですわ

だからパリーグの選手と戦うのは
オールスターか日本シリーズしかありませんでした

当然自分のガニマタ打法を
生でパリーグの選手に見られるのもそのときだけです

なんか打席に入ったとき
見られているのを意識してしまって
恥ずかしかったんですわ(笑)

自分で作り上げたフォームなのに
やっぱり初めてあれを見られるっていうのは恥ずかしいもんです


話は変わりますが
今年のフレッシュオールスターでは
湘南の選手の道具が届かないという事件がありました

松本はあの状況でよく活躍してくれましたよね

今回は自分の不注意ではないみたいなんで大丈夫ですが
自分の不注意でやらかすと大変なんです

自分は現役時代3回ユニホームを忘れてしまったことがあります

忘れたのに気づいたときはめっちゃあせりましたわ

3回ともビジターでの試合です

2回は前日に気づいて何とか試合までには間に合ったんですが
1回は完全にアウトでした

その日は小松さんのユニホームを借りて出場です

そしたら1回にいきなり膝の横をスパイクされて
病院送りですわ

そして3、4針を縫う羽目に・・・

しかも麻酔なしで

あの時は悲惨やった

「麻酔してやー」って言っても
「ここは麻酔が効かないから」って先生に言われてそのままブスブスって

めっちゃ痛かったです(涙)

ユニホームを忘れるとろくなことないですわ


ドリームベースボールでは
オールスターシリーズを甘く見てましたわ

せっかくAクラスに上がったというのに
あっという間にBクラス逆戻りです

またプラチナリーグに戻れるよう頑張ります


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■『ドリームベースボール』とは?

『ドリームベースボール』は、米国で爆発的な人気を誇る「ファンタジーベースボール」の流れを汲むオンラインプロ野球ゲーム。ユーザーは、オーナーとして、保有する「選手カード」でチームを編成し、実際のプロ野球の試合に備える。試合での選手のパフォーマンスは独自の選手評価指数「ベースボールレイティング(BBR)」に基づいて算出される。BBRはNPB-BIS公式データをもとに選手の1試合ごとの成績はもちろんのこと記憶に残る活躍までを数値化したもの。その数値をベースに、選手カードの能力、アイテム効果などが加味されてチームの獲得ポイントが決まる。チーム登録は「無料」。

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オンラインプロ野球ゲーム『ドリームベースボール』 


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2009年07月22日

【種田仁】:横浜の後半戦の頑張りに期待

皆さんこんにちは
種田です

横浜はせっかく5連勝して
勢いに乗れてきたというのに
中日に相性が悪すぎますわ

1勝11敗ですよ

ほんまやられすぎです(涙)

やたらと吉見とチェンのローテーションが
横浜に当たるんです(涙)

この2人は防御率が1点台やから
確かにきついっちゃきついんですが

どこのチームもこの2人からは
ほとんど点が取れないってことですからね

それにしても横浜は完封されすぎです

中日との試合を見ていると
チーム全体がこの2人に
苦手意識を持ってしまっているように感じます


吉見に完封されている試合を
今シーズン球場で2試合見ましたが
チャンスがないわけではないんですよね

ランナーも出します

吉見の失投だって何回かあります

でも後1本が出ないんですわ

同じ投手に何回もやられるのは
野手としてめっちゃ悔しい思いをしているはずです

チームみんなで研究もしているんやろうけど
打ち崩せない

そういう投手を相手にしたときは
もっと揺さぶりをかけるような攻撃をしていかないと

セーフティーバントの構えをしてみたり
足を絡めた攻撃をしてみたり

中日以外の相手だと
そういう戦い方も意外とできたりするやけど・・・

巨人に勝つことができるんやから
絶対中日にだってここまで一方的にやられるはずはないんです

1回頭を真っ白にして
後半戦の中日戦に臨んで欲しいですわ


5連勝できたという事実は
横浜のチーム力がかなりまとまってきたということやと思います

田代監督の選手起用が
いい方向にチームを動かしているんですわ

ファームの選手もどんどん1軍と入替えて
いろいろな選手を使っているから
チーム全体に共通意識が生まれているんです

みんなで少しでも上に行こうという意識が

この意識によりチームが活性化され
チームに勢いがついてきてるんやと思います

若手もこれだけチャンスが広がれば
絶対嬉しいし
それだけやる気も沸いてきますから

この勢いを後半戦も維持できれば
横浜はセリーグの台風の目になれると思います

横浜に負けたところが上に行けないと言われるようじゃダメです

まだまだ最後まで
ペナントを荒らして欲しいですわ


話は変わりますが
内川は足の張りがあるからと言って
休んでる場合やないですよ(笑)

冗談はさておき
こういう選手の扱いを聞くと
時代はいい風に変わったなって思います

自分が若いときは絶対言えなかったですからね

体が痛いとか
熱があるとか

監督が恐かったというのもありますが(汗)

どんなにいい選手でも
怪我や病気で休むということは
ライバルにチャンスを与えることになってしまいますから

あの時代にチームから休めと言ってくれることなんて
なかったですからね

一番辛かった経験は
38度前後の熱が4日間続いたときですわ

一応トレーナーの人に報告しといたんですが
絶対に誰にも言わないでとお願いしました

試合が終わったら病院へ行き点滴を打ってもらい
そのまま1泊

朝起きたら点滴を打ってもらい病院からグランドへ出勤

こんな生活を4日間続けたんです

たまたまホームでの試合が続いたからよかったですよ

遠征先やったら病院もどこにあるかわからんし
宿舎におらんのがばれたらまずいし
もっと大変なことになってたと思います

そんな時代やったんです

いい時代になったもんですわ

今の選手たちがめっちゃ羨ましいです


参戦中の『ドリームベースボール』では
今週からAクラスに上がりました

Aクラスになるとルール変わるんやね

先発なんか控えなんか考えて
選手を使わないといけないんで
ほんま難しいです

でもこっちの方がいろいろ考えるんで
やっていて面白いですわ

Aクラスのさらに上位にいけるよう
頑張ります

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posted by apachi |19:06 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2009年07月15日

【種田仁】:現役時代の気分転換

皆さんこんにちは
種田です

こないだの日曜日も
引き続きブラックバラエティーに出ていました

今回の放送分では
自分がモノマネに挑戦してきました

子供のころから
今までモノマネなんかやったことなかったから
実はちょっとだけ
前の晩に練習していったんです

家の鏡の前に立って1人で
楽天の山崎さん
中日の立浪さん
ロッテの里崎
横浜の木塚
とりあえず自分の中で特徴があると思った4人を

自分の初モノマネ
皆さんどーでしたか?

スタジオでは結局種田やんって言われたり
まだまだ練習せなあかんなと思わされました

モノマネ野球のレギュラーを勝ち取るためには
もっと精度を上げないといかんですわ(笑)


でも皆さんほんまに野球が好きなんやなと思いました

野球関係者としてはめっちゃ嬉しいことです

自分が選手でやってると
なかなかあそこまでじっくりと
選手のフォームを観察する機会なんてないですから

試合中は相手を倒すために必死でやっているから
そんなこと考えて相手を見てないし

自分の場合はテレビで野球を見ることなんて
ほとんどなかったですから


特に自分は
遠征に行った先ではほとんど外出していました

自分がホテルで食事をしていると
「何でこんなとこにいるんですか!
 らしくないですよ!」
とかみんなに言われてほんま驚かれるんです

それくらいホテルで食事をすることが
ほとんどありませんでしたね

地方の球場に行ったら
その土地のご飯を食べることが
自分の楽しみやったんです

せっかく地方に行ってるのに
ホテルの食事じゃもったいないじゃないですか(笑)


でも試合の後に外に出かけるのって
結構大変なんですよ

自分がお世話になった球団には
1時という門限がありましたから

1時というと普通の人の感覚では遅いと思うかもしれませんが
プロ野球の世界では厳しいんですわ

21時に試合が終わって
ホテルに戻るのは22時ごろ
なんやかんや言って外出の準備ができるのは23時ごろ
そうすると2時間しか外に出る時間がないんですわ

めっちゃ短いでしょ

こんな時間じゃ帰ってこれるわけがないですよ

現役時代
門限は結構破っているほうやったかもしれません

今やから言えるんですけどね(笑)


遠征先では
他の選手やスタッフの人と
マージャンもよーやりましたわ

ドラゴンズにいた最後の方は
自分は左の投手のときだけ先発する傾向がありましたから
次の日の相手の先発投手を予想するんです

次の日が右の投手やと
「今日は朝までいけますわー!」とか言って
明るくなるまでやることもありましたね

「ふぁー今日も明るいなー」みたいな感じで

これも今だから言えるんですけどね(笑)

もう昔のことやし


どんな仕事をしていても
しっかりと集中するために大事なのは
メリハリをつけることやと思います

プロ野球選手といったって
やっぱり野球のことばかりを考えていたら
どこかで壁にぶち当たってしまうんです

遊ぶときは遊ぶ

そしてやらなければいかんときにやればいいんです!

いろいろな選手を見てきましたけど
ほんまにすごい選手ほど
この切り替えが上手なんですよね

息抜きをした次の日は
めっちゃ集中してるなと感じさせられるもんなんです

そして結果をしっかりと残すんですわ

その日に結果が残せないと
遊びのせいにされてしまいますから
みんな必死になるんです(笑)

やらないといかんときにしっかりと結果を残しとけば
誰も文句は言えませんから


おそらく
サラリーマンの世界とプロ野球の世界は
共通するんやないでしょうか

人生仕事ばっかりやったら
ストレスが溜まって
うまく回らなくなってしまうでしょ

プロ野球選手やって
気分転換をして仕事のうさを晴らさなければ
やっていけないんですわ(笑)

いい選手になるためには
そのあたりの精神のセルフコントロールも
しっかりできることが条件やと自分は思います

今回はかなりの裏話やったんで
これ以上は詳しく書けません


ドリームベースボールでは
先週は上位50%で昇格できるということで
チャンスやと思ってましたが
逆に下位50%に入ってしまい
リストバンド使ってしまいました

今週はなんとしてでも上位に食い込み
Aクラスに行けるよう頑張りますわ

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posted by apachi |19:53 | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年07月07日

【種田仁】:種田のモノマネがうまい種田です

皆さんこんにちは
種田のモノマネがうまい種田です

日曜日のブラックバラエティー
見てくれたでしょうか

種田のモノマネのコーチとして
登場してきました(笑)

番組の収録はめっちゃおもろかったですわ

出演者の方たちは
ほんまに自分がいることを知らなかったんです

登場までの間は
中居さんの種田のモノマネをモニターで見て
裏で爆笑してました(笑)

出番が来て
ドッキリみたいに出て行ったもんやから
台本なんて一切なかったんです

それなのに皆さんプロですわ

種田のモノマネがうまい芸人の登場という設定を
瞬時に作り出し
その設定でトークがどんどん進んでいってしまうんやから

打ち合わせは一切ないですからね

ほんま驚かされました

あんな風に解説ができるようになりたいです


番組の中で
空振りしてこけてしまったのは
めっちゃ恥ずかしかったです

あれマジごけなんです

本気で打ってというリクエストがあったんで
カラーバットをフルスイングしたら
軽すぎてマジごけしちゃいました(笑)

その後木製バットに持ち替えて打ったら
ちゃんとジャストミートできたんでよかったです

テレビやとあまりよくわからなかったと思いますが
あの打球は神無月さんの顔のすぐ横に飛んでいったんです

神無月さん驚きすぎて
原監督のモノマネをしているのを忘れて
素に戻っちゃってましたわ


一番種田のモノマネがしっくりきたのは
アンタッチャブルの山崎さんですかね

自分の次に似ていたと思います


中居さんのモノマネはどーなんでしょう

種田はバットを引くときに口がタコになることはあるけど
あんなにアゴは出してないでしょ

あれじゃー内川ですわ


番組の中でちょっと触れましたが
種田のガニ股打法には実は2種類あるんです

ピッチャーが振りかぶって投げるときと
セットポジションで投げるときで使い分けているんです

普段の種田のフォームは
テイクバックでバットを大きく後ろに引くんです

それだとセットポジションで投げられたとき
構え遅れてしまうんです

それを防ぐために
相手がセットポジションのときは
予めバットを引いた体勢で構えるんです

その時の構えが少し前傾姿勢になるんですわ

中居さんの種田のモノマネは
どちらかというと
相手がセットポジションのときの打ち方に近いんです

それでもあんなにアゴは出しませんけどね(笑)


この構えをちょっと変えたことにより
実はかなり成績を伸ばすことに成功したんです

横浜に行ってから気づいたんですけどね

構えを変えるようになる前と後では
打率にして3分ほど成績が上がりました

そしてランナーがいる状態での打率は
3割を超すことができました

スイングの中でバットを引くのと
予め引いて構えるのでは
時間にするとほんまに僅かな違いでしかないのかもしれませんが
野球の世界ではめっちゃ大きいことなんですわ

このことに気づけなかったら
自分の野球人生はもっと短かったんやないかな


なにはともあれ
モノマネWBC日本代表メンバーに種田が選出されています

種田のモノマネがうまい種田の出番がもしまたあるのなら
これからも頑張らせて頂きたいと思います

是非また呼んで欲しいですわ

と言っても来週の日曜日も出ているので
皆さん見てくださいね


先週末はナゴヤドームで
落合さんとドリームベースボールについて語ってきました

落合さんは本気でチャンピオンズリーグ目指してますわ

「チャンピオンズリーグ目指してるけど、
 まったく無理だ。
 ダイヤモンドリーグからレベルが全然違うよ!」って
めっちゃ気合入って言ってました

「自分なんかAクラスも無理ですわ。」って言ったら
いろいろアドバイスをくれました

ノーマルカードをゴールドカードやブラックカードにせなあかんとか
カードのレベルをちゃんと上げなあかんとか

今週と来週は上位50%が上にいけるみたいですね

落合さんのアドバイスを活かして
このチャンスを何とかものにしたい

でも50%が落ちるんやから
今週プラチナリーグに行っても
来週結局またゴールデンリーグに戻ってくるんやろうけど

とにかく
まずは橋本さんに追いつけるように頑張ります


■『ドリームベースボール』とは?

『ドリームベースボール』は、米国で爆発的な人気を誇る「ファンタジーベースボール」の流れを汲むオンラインプロ野球ゲーム。ユーザーは、オーナーとして、保有する「選手カード」でチームを編成し、実際のプロ野球の試合に備える。試合での選手のパフォーマンスは独自の選手評価指数「ベースボールレイティング(BBR)」に基づいて算出される。BBRはNPB-BIS公式データをもとに選手の1試合ごとの成績はもちろんのこと記憶に残る活躍までを数値化したもの。その数値をベースに、選手カードの能力、アイテム効果などが加味されてチームの獲得ポイントが決まる。チーム登録は「無料」。

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オンラインプロ野球ゲーム『ドリームベースボール』 


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2009年07月02日

【種田仁】:上宮高校とのめぐり合わせ

皆さんこんにちは
種田です

もうすぐ夏です

高校野球の夏の大会が各地で始まるこの季節になると
毎年高校3年間のことを思い出します

上宮高校での3年間を


本当は公立高校に進んで
野球をやろうと思ってたんです

有名な学校から野球推薦の話を貰っていたわけでもないし

たまたま知り合いに上宮高校の関係者がいて
中学3年の夏過ぎに
「野球するなら上宮ですれば」と言われ
上宮に行くことになったんです


上宮に入ったら
そこにはスターがいました

元木大介ですわ

中学のときから関西のボーイズリーグでは
有名やったらしいですが
正直自分は全然知りませんでした(笑)

でも自分たちの学年の中では
飛びぬけた存在でした

1年生はみんなグランドの中になんか
入れさせてさえもらえず
基礎体力作りばかりさせられていました

入学したばかりのときは
1年生だけで50人くらいおったから
ふるいにかけるためのイジメのような練習ですわ

でも元木だけは最初からグラウンドに入っていました

しかもレギュラーですわ


自分も1年生から試合に出させてもらうようになりましたが
スタートは元木と全然ちゃいます

同じポジションの3年生と2年生の先輩が怪我したりして
たまたま出してもらった試合で
たまたま結果を残すことができたんです

そしたらそのままずっと使ってもらえるようになったんですわ

当時のコーチからは
「ほんまにタネが1番の誤算だったわ」って言われています

自分に対する期待はほぼ0やったらしいですわ(笑)


1年生の夏の大阪府大会4回戦
あのときPL学園と戦った試合が
3年間の中で1番野球を楽しめた試合です

立浪さんや橋本さんが3年生にいたPL学園ですわ

純粋に野球を楽しめたのは
まだ1年生で気楽やったということもあるかもしれません

あのときのPLはほんま強かったです

8対5で負けたんですけど
甲子園での試合も含め
あの夏にあのPLをあそこまで苦しめたんは
自分たち上宮くらいやったと思います

結局負けてはいるんやけど
それだけは今でも誇りに思います


2年生の春
このとき初めて甲子園への出場を手にしました

初めてグラウンドに立ったとき
めっちゃ感動しましたわ

「うわぁー甲子園やー」って

リトルリーグの大会で
開会式だけ甲子園でやったことがあったんで
グラウンドに入ったことはあったんですが
やっぱりそこで試合ができるっていうのはまた別格でしたね

甲子園での初めての試合は
緊張でめっちゃ浮き足立ってたと思います


元木の人気に火がついたのもこのあたりくらいですわ

3年生の夏の大会までに
10数試合甲子園でやらせてもらいましたが
3試合目くらいからは全部超満員のお客さんの中
試合をさせてもらいました

甲子園は上宮にとって地元やから
元木フィーバーと重なって
あれだけ人が集まったんかもしれないですね

それにしてもあの雰囲気はほんまにすごかったですわ


今でもそうなのかもしれませんが
当時の甲子園大会の外野席は無料で開放されていました

自分達の試合では
あまりにお客さんが入りすぎて
立ち見禁止になったんです

通路に立ち止まることが許されないんです

席が取れなかったお客さんは
入ってきて歩きながら自分たちの試合を見て
そして去っていくんです

動物園のパンダみたいなもんですわ

プロに入ってからも
あれだけすごい雰囲気の中で野球ができたのは
無かったですね

ほんまに異様な空間でした


そして忘れられない試合は
やっぱり3年生の春のセンバツの決勝戦ですわ

自分のセカンドへの悪送球のせいで負けた試合です

あの送球さえちゃんとしていれば
優勝できたのに

自分の暴投に対しカバーに入ってくれたライトの前で
ボールが弾んだんです

だから後ろにそらしたのはしょうがなかった

でもあの決勝でのサヨナラ負けを
ライトにも責任があるように言われることが
ほんま申しわけない気持ちでいっぱいです

悪いのはあの球を投げてしまった自分なのに

毎年のようにあのシーンが
大会中のプレイバックで放送されます

僕のあの忌まわしい過去が
毎年全国放送で流されるんです

最初はめっちゃ嫌でしたね

「何で毎年毎年あの過去を引き出されなあかんねん!」
って感じでした

でも今は自分たちの試合が
甲子園の長い歴史の中でも目立ってるんやなって思えて
誇らしいですわ

これからもずっとプレイバックで使われ続け
あのシーンが皆さんの記憶に焼きついてくれればと思います

決勝戦で逆転サヨナラタイムリーエラーなんて
滅多に起こらないことなんで
そー簡単にははずされんやろうけど(笑)


上宮に入ったことは
自分の野球人生の転機やったと思います

もし公立の学校に行っていたら
もし先輩が怪我しなかったら
もし先輩の代わりに出た試合で結果を残せなかったら
期待0のままの男やったと思います

そして絶対プロ野球選手なんかになれなかったと思います

上宮での出来事は
本当に自分の人生を大きく変えてくれました

今思えば
ほんますごいめぐり合わせですわ

人生何が起こるかわかりませんね


ドリームベースボールでも
1年生の夏に敗れた橋本さんに今のところ負けっぱなしですわ

いつか大阪府大会のお返しを
ドリームベースボールで果たしたいと思います


■『ドリームベースボール』とは?

『ドリームベースボール』は、米国で爆発的な人気を誇る「ファンタジーベースボール」の流れを汲むオンラインプロ野球ゲーム。ユーザーは、オーナーとして、保有する「選手カード」でチームを編成し、実際のプロ野球の試合に備える。試合での選手のパフォーマンスは独自の選手評価指数「ベースボールレイティング(BBR)」に基づいて算出される。BBRはNPB-BIS公式データをもとに選手の1試合ごとの成績はもちろんのこと記憶に残る活躍までを数値化したもの。その数値をベースに、選手カードの能力、アイテム効果などが加味されてチームの獲得ポイントが決まる。チーム登録は「無料」。

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