2007年11月17日

偶然か?必然か?エイズ感染の多い男子フィギュア

私がエイズによって亡くなったスポーツ選手といってすぐに思い浮かぶのは、テニスのアーサー・アッシュだ。
1968年全米オープン、1970年全豪オープン、1975年ウィンブルドンで優勝した実績を持ち、アフリカ系アメリカ人として唯一4大大会シングルに優勝した選手だ。
1988年に心臓手術を受け、その際に施された輸血の影響でエイズウイルスに感染した。
1992年にエイズ感染を公表、1993年2月6日に49歳で亡くなった。
エイズ公表の際に、たまたまアメリカにいてテレビで会見を見ていた。
人柄のよいアッシュが終始うつむいていたのが印象に残る。

ほかにも何人か著名なスポーツ選手がエイズによって亡くなっているのだが、ことのほかフィギュアスケートの男子の選手が多い。
これは偶然か、あるいは必然か。

ジャネット・リンに沸いた1972年の札幌五輪、男子シングルに金メダルを獲ったオンドレイ・ネペラ(当時チェコスロバキア)を始め、3人の五輪メダリストがエイズにより亡くなり、1人の金メダリストがHIV感染を公表している。

また、HIV感染を公表しているサラエボ五輪金メダルのスコット・ハミルトンはゲイであることも公表している。
詳しい統計がある訳ではないが、他の競技に比べてやはり多いような気がする。

●エイズで亡くなった(存命中含む)フィギュア選手
オンドレイ・ネペラ(チェコスロバキア=当時)1972年五輪金メダル 1989年没
ジョン・カリー(英国)1976年五輪金メダル 1994年没
ロバートワーゲンホッファー(米国)1982年全米選手権2位 1999年没
スコット・ハミルトン(米国)1984年五輪金メダル HIV感染を公表
ロバート・マッコール(カナダ)1988年五輪アイスダンス銅メダリスト 1991年没
ルディ・ガリンド(米国)1996年世界フィギュア銅メダル K・ヤマグチのペア時代の相手 存命中
ブライアン・ライト(米国フィギュアスケートの名振付師)2003年没

●他の競技の選手
アーサー・アッシュ(米国)テニス 1993年没
Glenn Burke(米国)MLB 1995年没
Esteban De Jesus(プエルトリコ)ボクシング世界チャンピオン 1989年没
Bill Goldsworthy(カナダ)NHL 1996年没
マジック・ジョンソン(米国)NBA 存命中
Jerry Smith(米国)NFL 1987年没
Alan Wiggins(米国)MLB 1991年没

  • 共通ジャンル:

posted by aolinpike |18:11 | ウィンタースポーツ |
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加